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最後の部分だけの反応になってしまいますが。MS は使いやすい製品を作れないと一言で言ってしまうのは、やや違うように感じられます。
複雑なものを複雑なまま使いやすくする事に関して長けているのが Microsoft で、複雑なものを簡単にして使いやすくする事に長けているのが Apple という感じではないでしょうか。
言い換えると、いいものをそこらで拾ってきて (当初は消化不良のまま) 出すという感じになるのですが。消化されると非常に使いやすい製品を出してくる、という感じがあります。
例えば、Microsoft の開発製品群 (というか Visual Studio
Visual Studio の使いやすさはリファクタ機能だけじゃないですよ。
ヘイルスバーグが移籍する前でも RAD 回りなどは VB で培われたものはありましたが (これは当然 Delphi 前な訳ですが)、これらを Visual Studio がサポートしている言語全部まで広げて対応できるようになったとか、エディットコンティニュなんかもデバッグ作業を考えると見逃せないポイントです。
またデフォルトで用意されているプロジェクト/ウィザードの種類や数も重要なポイントです。他言語経験者が Java やってみよう、なにやら Eclipse がいいらしいと Eclipse を拾ってきて使おうとしても最初にそこで「何をやったらいいんだろう」と壁にぶち当たります。Visual Studio はその辺りは上手。
この手の話をすると「プラグインを入れればいい」とか良く言われますが、プラグインなしでの単体ソフトウェアとしてみた場合に、その部分が弱いのは否めない点でしょう。そもそもプラグインを入れての評価をしていいなら、Visual Studio もプラグインを入れればさらなる強化もできる点は一緒です。
それと IntelliSence も非常に賢く、また高速。C++ Builder なんかがこれを真似て自動補完機能を搭載したときは、あまりの重さに (作動すると数秒待たされる) すぐに off か基本的に作動させない設定にしてしまう程で使い物になりませんでした。ただし、VS2005 の C++ に対する IntelliSence はかなり使いづらいので微妙ですが。(C# が楽すぎるという気もしますけど)
リファクタ機能は言うに及ばず。ないとかなりだるかったりする面は多いですね。
良いと思った機能を実装するというのはどこもやってる訳ですからそこは置いておくとして、その実装技術に関しては、やはりかなりレベルが高いというのが実感です。
このトピックの流れ上、「機能は劣っていても利便性が高ければ市場で逆転できる」という点から考えると、こと開発ツールは機能の高さと利便性の面を両立しているため、Microsoft は侮れないプレイヤーかと思われます。
# しかし、VS2005 で一番嬉しいのは Visual Studio 2005 添付の再配布可能なビットマップイメージや XP デザインアイコンかもしれません。:)
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
Apple? (スコア:3, 興味深い)
I'm out of my mind, but feel free to leave a comment.
Re:Apple? (スコア:1, 興味深い)
Appleが成功した理由はお手軽なパソコンを作った会社だから
当時は大型はあったがパソコンはなかった。
途中の段階でソフトの供給量からMSが凌駕したわけだが
機能は劣っていても利便性で増す場合は市場が逆転するのはよくある事です。
キヤノンのコピー機の問題もゼロクスが市場を席巻していた所に小型機器で狙いで市場を取ったのと同じ。
全てに於いて手軽であったり使いやすさでサクット抜かれているんですよ。
これが破壊的イノベ−ションの仕組み
下手にやじる気持ちがわかるがその部分がキーなんだよ。
自己分析ですがMSは使いやすい製品を作れませんから
使えるソフトが増えると沈む可能性がります。
複雑なソフトよりわかりやすく即使えるようなソフトや製品を作る事ですね。
iPodの売れた理由もこれにあてはまりませんか?
Re:Apple? (スコア:4, 興味深い)
最後の部分だけの反応になってしまいますが。MS は使いやすい製品を作れないと一言で言ってしまうのは、やや違うように感じられます。
複雑なものを複雑なまま使いやすくする事に関して長けているのが Microsoft で、複雑なものを簡単にして使いやすくする事に長けているのが Apple という感じではないでしょうか。
言い換えると、いいものをそこらで拾ってきて (当初は消化不良のまま) 出すという感じになるのですが。消化されると非常に使いやすい製品を出してくる、という感じがあります。
例えば、Microsoft の開発製品群 (というか Visual Studio
Re:Apple? (スコア:2, 興味深い)
あと、卑怯と言われても必要な手は打っているとも思う。自社に無ければ買ってくる(Visioとか)し、時と場合によっては人材も引き抜く(アンダース・ヘイルスバーグ:Delphiの生みの親で、今は.NETをつくってる)訳です。
実際、VisualStudioが使い易くなったのはヘイルスバーグが移籍したからだと言われてますよね?
確かにパクリが多い会社なので、アレゲな人種は馬鹿にしがちだし、イノベーションという印象は無いんですけど世界一豊富なリソースで何とかしちゃうパワーがあるので本当に侮れないですよ。
Re:Apple? (スコア:0)
Eclipse のリファクタリング機能を模倣しただけという意見を良く聞きますけど?
元ネタが無いと何も出来ない企業なのは歴史が証明しているでしょう。
Re:Apple? (スコア:1)
Visual Studio の使いやすさはリファクタ機能だけじゃないですよ。
ヘイルスバーグが移籍する前でも RAD 回りなどは VB で培われたものはありましたが (これは当然 Delphi 前な訳ですが)、これらを Visual Studio がサポートしている言語全部まで広げて対応できるようになったとか、エディットコンティニュなんかもデバッグ作業を考えると見逃せないポイントです。
またデフォルトで用意されているプロジェクト/ウィザードの種類や数も重要なポイントです。他言語経験者が Java やってみよう、なにやら Eclipse がいいらしいと Eclipse を拾ってきて使おうとしても最初にそこで「何をやったらいいんだろう」と壁にぶち当たります。Visual Studio はその辺りは上手。
この手の話をすると「プラグインを入れればいい」とか良く言われますが、プラグインなしでの単体ソフトウェアとしてみた場合に、その部分が弱いのは否めない点でしょう。そもそもプラグインを入れての評価をしていいなら、Visual Studio もプラグインを入れればさらなる強化もできる点は一緒です。
それと IntelliSence も非常に賢く、また高速。C++ Builder なんかがこれを真似て自動補完機能を搭載したときは、あまりの重さに (作動すると数秒待たされる) すぐに off か基本的に作動させない設定にしてしまう程で使い物になりませんでした。ただし、VS2005 の C++ に対する IntelliSence はかなり使いづらいので微妙ですが。(C# が楽すぎるという気もしますけど)
リファクタ機能は言うに及ばず。ないとかなりだるかったりする面は多いですね。
良いと思った機能を実装するというのはどこもやってる訳ですからそこは置いておくとして、その実装技術に関しては、やはりかなりレベルが高いというのが実感です。
このトピックの流れ上、「機能は劣っていても利便性が高ければ市場で逆転できる」という点から考えると、こと開発ツールは機能の高さと利便性の面を両立しているため、Microsoft は侮れないプレイヤーかと思われます。
# しかし、VS2005 で一番嬉しいのは Visual Studio 2005 添付の再配布可能なビットマップイメージや XP デザインアイコンかもしれません。:)
Re:Apple? (スコア:0)
VS2005のリファクタリング機能が使いやすいと感じたなら、
その元となったEclipseのリファクタリング機能をまず利用してみましょう。
きっと使いやすいと思いますよ。
さらに、Eclipseにはコード記述時に文法エラーを指摘するだけでなく、修正候補を示してくれる機能もあります。
フリーでも素晴らしいソフトウェアは沢山ありますし、これらのソフトウェアを利用してみることで新たな知見を得られると思いますよ。