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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
横組み・縦組みについて (スコア:3, 参考になる)
純粋に縦組み・横組みの「機能的」な部分に絞っていくつか列挙すると、以下のようになる。
●横組みの利点
・和欧混植*のなじみやすさに優れる。
・図表・キャプションなど、細切れのテキストを配置することが容易。
・データなど、数字が多く出るもののレイアウトが容易。
・そもそもPCは横組み用に設計されている。
*和欧混植=かな漢字と英数字を一緒に組むこと
●縦組みの利点
・1行の文字数が多くても可読性が良好。
・かな、とくにひらがなは縦書きのストロークを残しているので、組み上がりが美しい。
・かなの左右の余白の影響を受けず、詰め組み*をする必要がない。美しく組める。
・1行文字数が一定になるため、原稿文字数の把握が容易。
・約物*の処理が容易。
*詰め組み=文字の余白を詰めて組むこと。MS書体ならMSゴシックに対するMS P ゴシック
*約物(やくもの)=句読点や括弧などのこと
上記の点からも、横組み・縦組みの機能上の理由から、横組みが技術文書や帳票に、縦組みが小説などの読み物に向いていることがわかる。もちろん実際のレイアウトもこれに準じているので、読み手が横組みの文章を「論理的」に読み、縦組みの文章を「感覚的」に読む可能性は、否定できないと思う。電通あたりが統計でもとらないかな(笑)