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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
みんなのユレダス (スコア:2, 興味深い)
家屋が倒壊するような深刻な被害を受ける地域で、有効に活用できれば良いのでしょうが、
そんな場所は震源域直上だったりするので、間に合わない。
その他の地域の一般市民に伝えても、「アラーム鳴ったけど、それ程じゃなかった」という経験が
数度続けば、結果的に無意味な通報になる可能性が大きい。
また、無用なパニックを将来する可能性も高い。
情報を受け取って、「なんでそう曲解するかなぁ?」と疑問を感じる人は決して無くならないと思うので。
(そういう人に限って「アラーム鳴ったけど、それ程じゃなかった」みたいな発言をしてしまう印象がある)
まあ、私自身"もしも"の時、どれだけ冷静でいられるか、あまり自信ありませんけど。
無用なパニックを考えたら (スコア:1, すばらしい洞察)
そもそも、揺れるまでの十数秒で出来ることを考えると、
この情報を必要としている場所は限られていると思います。
執刀中の手術室や、高所・閉所の工事現場、鉄道や高速道路なら、
緊急地震速報の有無が命の分かれ目になる可能性が高いです。
逆に、家のテレビで速報を見てる人にできることは少ないですね。
このシステムのメリットは、地震の規模を把握して速報が出せます。
速報を出す地域ごとに予想震度を出せば、有用な情報なのでしょうが、
現在のコンピューターの計算速度的に難しいと思います。
震源地とマグニチュ
Re:無用なパニックを考えたら (スコア:5, 参考になる)
>速報を出す地域ごとに予想震度を出せば、有用な情報なのでしょうが、
>現在のコンピューターの計算速度的に難しいと思います。
システムについて誤解されていると思われるので説明します。
最初に数点の観測点でP波と思われる波形を観測したら、そこから瞬時におおよその
震源位置とP波の初動から予想されるM値をはじき出し、一般的にはUDPで
各クライアントに流します。クライアントソフトウェアでは、
受信したデータを元に、設置場所で予想される計測震度をはじき出します。
そのためにクライアントには最低限、座標情報が必要です。
(ソフトによっては地殻の速度データなどもあればさらに精度の高い情報が
得られるようです)
つまり、たとえ自分の住んでいる場所で予想震度が1未満だったとしても、
緊急地震速報のパケット自体は受けているのでクライアントソフトの設定によって
表示させることは可能です。逆に、予想震度が4以下なら表示させないという
設定も可能です。
ただしこれはあくまで直接緊急地震速報を受けるクライアントの話ですので、
アナログテレビなどのように緊急地震速報を加工した二次的情報については
そういうフィルタリングは難しいと思いますし、精度もせいぜい市町村単位ですから
実際と違うことも多いでしょう。
ネットワークの遅延も考えると、いまのところ緊急地震速報のパケットを
インターネットに流して不特定多数の人が受信できるようにするのは
まだ難しいかもしれません。
デジタルテレビで、なおかつデータ放送をパソコンなみの処理が
出来るような製品が出てくれば、地上波デジタル放送で流れてきた緊急地震速報を
テレビが計算処理して適切な予測を表示する、なんてこともできるように
なるかもしれません。