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能登沖で発生した今回の地震では、地震の初期微動(P波)を観測し、その後の大きな揺れ(S波)が到達するのを事前に知らせる気象庁の「緊急地震速報」が、大部分の地域では機能したものの、震源に近い石川県輪島市などでは間に合わなかったことが、明らかになった
気象庁によると、第1報が出たのは、震源に近い羽咋(はくい)市の地震計でP波を確認してから3・6秒後。 内容は、<1>震源の深さは10キロ<2>マグニチュードは7・0<3>石川県能登で推定震度5弱以上の地震が発生――など、ほぼ正確なものだった。 実際に大きな揺れが到達するまでに、能登町(震度6弱)では約5秒、珠洲市(震度5強)では約7秒、富山市(震度5弱)では約12秒の時間があった。 ただ、震度6強を観測した輪島市や七尾市、穴水町、震度6弱の志賀町などの震源から近い地域では、速報が出る前に大きな揺れに見舞われていた。
地震の大きな揺れ(主要動)が到達する前に予測震度を伝える気象庁の「緊急地震速報」が、今回最大震度6強を観測した石川県輪島市、七尾市、穴水町の3地点で間に合わなかったことが分かった。この速報は、主要動の前に地震の発生を知らせることで、電車の緊急停止や迅速な避難などを可能にし、被害の軽減を図るのが狙い。だが、震源地が近い場合、最も揺れが大きい地域に速報が間に合わず、この弱点を露呈した。
同庁によると、震度6弱の能登町では主要動の約5秒前、同5強の珠洲市では約7秒前に情報発信できたという。最大震度の地点で間に合わなかったことについて、同庁は「震源に近かったため」としている。
大きな揺れ(S波)の直前に予想震度を出す気象庁の緊急地震速報が、能登半島沖地震で震度6強を観測した石川県輪島市などで実際の揺れに間に合わなかった。 第一報が出たのは初期微動を観測した3.6秒後。「震源の深さ約10キロ、マグニチュード7・0」と予測、観測値とほぼ同じ内容だった。
気象庁は今秋から「緊急地震速報」を一般向けに発表する。揺れが始まる直前に警報を発信するシステムだ。 今回の地震でも機能が確認された。速やかな実用導入を求めたい。
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
報道各社の扱い (スコア:4, 参考になる)
災害があったらとりあえず悪者を作って誰かを非難すれば楽になれる、ということか?(邪推
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:報道各社の扱い (スコア:1)
そのへんも多少影響してるんでしょうか?
Re:報道各社の扱い (スコア:1)
原理上の限界とかは関係ないのです。
「80% の地域で有効だから十分実用的」なんてないのです。
はやぶさみたいに、複数のミッションの内の 1個でも失敗すると、
はやぶさ計画全て失敗とみなされるようなものです。
TomOne
Re:報道各社の扱い (スコア:0)
Re:報道各社の扱い (スコア:0)
とはいえ機密事項でもない既知の弱点が再確認されたくらいで露呈はないよな。
物を知らな過ぎる連中にとっては初耳だったのかもしれないが。