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いきなり身内の恥をさらすようだが、私の親父は痔であった。幸いなことに今ではすっかり完治したのだが、そこへいたるまでの道のりは決して平坦ではなかった。痔に関する書物を読みあさり、正しい食生活を送り、「痔と上手に付き合う」ようになるのに数年を要し、さらに痔の道を究めるべく精進した挙げ句に出会ったのがヒ○○○○堂であったのはまさに歴史の必然だった。 痔疾の黄金郷ヒ○○○○堂。痔で彩られたいや血塗られたその歴史は、いまや夕闇に浮かぶ真っ赤な一文字「ぢ」の看板に結実している。 さて、痔疾には多少の蘊蓄のあった親父ではあったが、そこは痔の道。やはり漢方薬に対する畏敬の念もあったのか、チューブ2本とヘラ1本という小包が届くまでにそう時間はかからなかった。赤茶色のチューブから絞り出される内容物はまさに黄金色。それをヘラでガーゼに塗布し患部にあてがう。そう、ただひたすら塗ってあてがう日々。やがて2本のチューブがヤドカリのように丸まった頃に変化は訪れた。 悪化したのである。 最初の頃は嬉々として黄金色を塗りたくっていた親父の手の動きが日を追って鈍くなり、子供だった私が親父の肛門に漂うただならぬ雰囲気を察知した時には、すでに肛門科専門病院に入院したあとであった。 のちに親父が語ったところによれば、病室内の患者達には「人に言えない病気を共有している」という奇妙な連帯感があったという。しかも特筆すべきなのは、患者達は皆人一倍痔の勉強をし悩んだ末に必ず黄金色の洗礼を受け、そして親父と同様の顛末を経てこの病院に駆け込んだということである。それだけに彼らが抱く「ヒ○○○○堂は敵だ!」という共通認識には絶対のものがあった。これが患者達の連帯感を一層強固にするものであったことは言うまでもない。 さてそんなわけで、親父は手術と専門治療を受けて無事家庭に凱旋し、今では快適な排泄ライフを送っている。
その昔、大黒堂の近くの計算センターに勤めておりました。赤いアクリル板で作られた「ぢ」という巨大な文字が夜になると光るのでよく目立ちます。その光源がネオン管をぐにゃぐにゃと曲げたものでして、まるで文字の中がうごめく幼虫で埋め尽くされたように見え、夢に出そうなほど強烈に感覚を刺激する看板でした。狙ってやっているのならあれ以上出来のいい看板は見たことはありません。
後年にはフラットな感じになって昔ほどのインパクトはなくなってしまい、今はもうその建物自体が建て替えられてしまったようで残念です。
その薬は使っていないのでわかりませんが、肛門部の激痛に耐えかねて病院に行き、疣痔として薬をもらいましたが、数千円もせずに痛みは治りました。とりあえず手術せずに様子を見るということで数ヶ月分の薬を出してもらいましたが、山盛りでもかなり安かったと思います。やはり数千円程度。もっと安かったかな。塗り薬で下着が汚れやすく、白系のズボンだと染みて見えるのが難点です。
私は親戚が大腸がんになっているので、渋々ながらも診察をうけましたが、やはり病院は行った方がよいかと。
値段差は保険の有無じゃないかと。って事で、そういうのは病院で判断を仰ぐのが一番安上がり。
あと、素人判断は間違っている事も多々有るんで専門家にちゃんと見て貰った方が良いと思われます。自分も痔ではなくて水虫で、足が酷くなって市販薬を使ったら、更に悪化。そして医者に行くと「コレ、水虫と違います。強い薬だと悪化しますよ」と言われて愕然と。#薬出すけど切れたら水虫薬はNGでメンタームでも塗れって。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
ヒサヤ大黒堂 (スコア:1, 興味深い)
(トイレ時の出血が止まる気配がない)
思い切り高かったけどヒサヤ大黒堂の薬を使ってみました。
漢方系の薬の特徴として、患部を直接攻撃するというものではなく、
体の持つ治癒力を高めるというものだから効果は緩いですが、
とりあえず数万円程度10万円以下の出費で出血から回避できる位には直りましたね。
使ったのは学生時代のその期間だけ。後は普通に生活していれば切れることは
無かったので以降は市販薬だけで何とか今のところまで数十年やってきてます。
(ものすごくずぼらです)
え~とヒサヤさんの薬は漢方系だから思い切り高いです。
また使えば直るという万能薬ではなく、生活内容の改善とセットで効くものですから
生活態度を変える気が無いならたぶん高いだけで終わる薬だと思います。
それに結構使い方が厄介ですから万人向きではありません。(下着が汚れやすいです)
あと、昔の話ですから現在の評判は知りません。
ただし、合えばそれなりに効果は有ったね、という例がひとつだけ、が上記の話。
#もっとも、上記素人療法はあまりお薦めいたしません。医者に掛かることをお薦めします。
#症状は人それぞれですから。
某所から転載 (スコア:5, おもしろおかしい)
いきなり身内の恥をさらすようだが、私の親父は痔であった。幸いなことに今ではすっかり完治したのだが、そこへいたるまでの道のりは決して平坦ではなかった。痔に関する書物を読みあさり、正しい食生活を送り、「痔と上手に付き合う」ようになるのに数年を要し、さらに痔の道を究めるべく精進した挙げ句に出会ったのがヒ○○○○堂であったのはまさに歴史の必然だった。
痔疾の黄金郷ヒ○○○○堂。痔で彩られたいや血塗られたその歴史は、いまや夕闇に浮かぶ真っ赤な一文字「ぢ」の看板に結実している。
さて、痔疾には多少の蘊蓄のあった親父ではあったが、そこは痔の道。やはり漢方薬に対する畏敬の念もあったのか、チューブ2本とヘラ1本という小包が届くまでにそう時間はかからなかった。赤茶色のチューブから絞り出される内容物はまさに黄金色。それをヘラでガーゼに塗布し患部にあてがう。そう、ただひたすら塗ってあてがう日々。やがて2本のチューブがヤドカリのように丸まった頃に変化は訪れた。
悪化したのである。
最初の頃は嬉々として黄金色を塗りたくっていた親父の手の動きが日を追って鈍くなり、子供だった私が親父の肛門に漂うただならぬ雰囲気を察知した時には、すでに肛門科専門病院に入院したあとであった。
のちに親父が語ったところによれば、病室内の患者達には「人に言えない病気を共有している」という奇妙な連帯感があったという。しかも特筆すべきなのは、患者達は皆人一倍痔の勉強をし悩んだ末に必ず黄金色の洗礼を受け、そして親父と同様の顛末を経てこの病院に駆け込んだということである。それだけに彼らが抱く「ヒ○○○○堂は敵だ!」という共通認識には絶対のものがあった。これが患者達の連帯感を一層強固にするものであったことは言うまでもない。
さてそんなわけで、親父は手術と専門治療を受けて無事家庭に凱旋し、今では快適な排泄ライフを送っている。
Re:ヒサヤ大黒堂 (スコア:2, おもしろおかしい)
なぜか看板には「大食堂」ってかいてあったんですよ
いや、だからどうというわけじゃないですがね
Re:ヒサヤ大黒堂 (スコア:1)
その昔、大黒堂の近くの計算センターに勤めておりました。
赤いアクリル板で作られた「ぢ」という巨大な文字が夜になると光るのでよく目立ちます。
その光源がネオン管をぐにゃぐにゃと曲げたものでして、まるで文字の中がうごめく幼虫で
埋め尽くされたように見え、夢に出そうなほど強烈に感覚を刺激する看板でした。
狙ってやっているのならあれ以上出来のいい看板は見たことはありません。
後年にはフラットな感じになって昔ほどのインパクトはなくなってしまい、今はもうその
建物自体が建て替えられてしまったようで残念です。
〜◍
Re: (スコア:0)
その薬は使っていないのでわかりませんが、
肛門部の激痛に耐えかねて病院に行き、疣痔として薬をもらいましたが、
数千円もせずに痛みは治りました。
とりあえず手術せずに様子を見るということで数ヶ月分の薬を出してもらいましたが、山盛りでもかなり安かったと思います。
やはり数千円程度。もっと安かったかな。
塗り薬で下着が汚れやすく、白系のズボンだと染みて見えるのが難点です。
私は親戚が大腸がんになっているので、渋々ながらも診察をうけましたが、やはり病院は行った方がよいかと。
Re: (スコア:0)
値段差は保険の有無じゃないかと。
って事で、そういうのは病院で判断を仰ぐのが一番安上がり。
あと、素人判断は間違っている事も多々有るんで専門家にちゃんと見て貰った方が良いと思われます。
自分も痔ではなくて水虫で、足が酷くなって市販薬を使ったら、更に悪化。
そして医者に行くと「コレ、水虫と違います。強い薬だと悪化しますよ」と言われて愕然と。
#薬出すけど切れたら水虫薬はNGでメンタームでも塗れって。
Re: (スコア:0)
既出の実際掛かった医者での費用とかの話を、保険抜きで考えると大差無いっぽいし。
ただし素人判断か専門家の判断かの違いは大きいですが。
#でも、病気が風邪でも医者に行きたくないって人が多いのと、反応は五十歩百歩やね。(苦笑