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デスマーチは終わらないからデスマーチって言うんですよ
ちがいますね。
(デスマーチを世に知らしめたと思われる)エドワード・ヨードンの「デスマーチ」によれば、デスマーチ・プロジェクトとは
といった要件を満たすプロジェクトのことをいいます。うろ覚えの部分もありますが「終わらない」という条件はなかったはずです。
>必要なリソース(ヒト、カネ)が本来の半分
半分だったかどうかはちょっと忘れましたし、たぶん本質ではないので構わないんですが、(あと時間もリソースのうちだと数えると数式がシンプルになりますよ)
問題はその裏に裏テーマが隠れてるという点ですね。
つまり「必要なリソースをキッチリ見積もる手間を手抜いた」「リソース見積もりがどんぶり勘定だった」「リソース見積もりが楽観的すぎた」
とかが裏テーマでしょう。
現象として後から観測可能(=DOCが残ってる)なのは、しばしば「リソースが半分だった」という点だけで、その更に原因が何だったか?のDOCが作られていず残っていない、というケースは恐らく多いのだろうと思います。というのは「これだけドンブリだったら、そりゃ記録残したらエライことになるわな」と思ってしまうようなプロジェクトが多かったからです。
>「終わらない」
そうですね。だらだら続くという点は現象的に観測されそうですが、それは別に永遠を意味しはしません。
「さんざん何年も引っ張って全員疲弊した挙句、プロジェクトが取り潰しになった」なんてケースも見ました。これなら一応終わってはいます。一応。
早めに諦めて撃墜していれば、失敗プロジェクトではあっても、デスマーチではなかったと言えると思います。「デス」(死)ではあっても「マーチ」(行進)ではないぞと。その場合、金額的損失がどうなるかは当事者間の後始末次第で何とも言えませんが、早めに諦めたほうが少なくとも疲弊は少なくて済んだはず。顧客にとっても「立ち直る暇は有るに越したことがない」ですし。
>もっとも有名なヨードンの定義を採用すべきです。
ヨードンは「定義」したのだったろうか?
一緒にならんかもしらんが例えばUnitTestはあれをTestと呼ぶから誤解されるんだよねと「後から」訂正した(そして振る舞い駆動開発とか言い出した)のだったかと。
あと、ヨードン読んでないので想像ですが、デスマーチという言葉を選ぶことで喩えたかったものは、あのネズミの行進のように、
「はたから見てると何こいつら自殺してんだ?と首をかしげる状況なんだが、奴らは元気一杯に死地に向かって突き進んでる」
という、悲劇ないしは喜劇的な面も有るはず。
催眠術にかかっているかのように、というか、単に視野が狭くて、というか、とにかく「周りが見えてない」状態を指すのでしょう。
#前向きであればいいというものではないんです。自分の道を常に省みることは必要。
やる人が変わるだけです。
開発している連中から、保守している連中へ。そしてデスマーチを4年くらい保守チームがやっていると、リプレース担当から、さらに開発へと....
シーシュポスの神話って話に人間が罰として大岩を頂上まで上げるんだけど、あと一歩の所で下まで落とされちゃうんだ。
その繰り返し、仏教で言うところの無間地獄。
それでも救いの道は用意されていたはずだからそれを参考にして脱出マニュアルでも作れないかな。
経験者に会ったことがないのであくまで噂だけど、頸動脈ザックリ切ったり、中央線に飛び込んで派手に人身事故を起こせばリセットされるらしいぞ。年間3万人くらいがそうやって脱出してるらしい。
それで終わるのはマーチそのものではなく、単に構成歯車のひとつでしかないです。交換されるだけ。
死んだのが仮に顧客の社長でも、終わらないかもね。
いや待てよ?大手ITゼネコンの社長会長どもがクタバッってくれたら、まぢ終わるかもしれないなあ?
彼らが死ぬべきかどうかは結論付けられないにせよ、少なくともITゼネコンの首脳部たちが命じた「やらせかた」が不味いからこそ、これだけプロジェクトの焦げ付きが頻繁に発生するんだ、と想像しています。その責任、彼らは何時とってくれるんでしょうかね?
行軍が「deadly」なんじゃなくて、「death」へと向かう行軍なのだと教わりました。ああ、あのお方は今何処へ...?
結果的になんとか終わったデスマーチは、実はデスマーチではなかったのですね。
絶賛デスマ中ですが、まだほとんどが終電までに帰れてるからうちはマシです。きっと何とか終わるので、たぶんデスマではないのでしょう。
そして、労組委員としての後始末(超過労働協議)が残って俺だけさらに超過労働orz
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
終わらないから (スコア:0, おもしろおかしい)
デスマーチは終わらないからデスマーチって言うんですよ
Re:終わらないから (スコア:3, 参考になる)
ちがいますね。
(デスマーチを世に知らしめたと思われる)エドワード・ヨードンの「デスマーチ」によれば、デスマーチ・プロジェクトとは
といった要件を満たすプロジェクトのことをいいます。うろ覚えの部分もありますが「終わらない」という条件はなかったはずです。
Re:終わらないから (スコア:1, 興味深い)
>必要なリソース(ヒト、カネ)が本来の半分
半分だったかどうかはちょっと忘れましたし、
たぶん本質ではないので構わないんですが、
(あと時間もリソースのうちだと数えると数式がシンプルになりますよ)
問題はその裏に裏テーマが隠れてるという点ですね。
つまり
「必要なリソースをキッチリ見積もる手間を手抜いた」
「リソース見積もりがどんぶり勘定だった」
「リソース見積もりが楽観的すぎた」
とかが裏テーマでしょう。
現象として後から観測可能(=DOCが残ってる)なのは、しばしば「リソースが半分だった」という点だけで、その更に原因が何だったか?のDOCが作られていず残っていない、というケースは恐らく多いのだろうと思います。
というのは「これだけドンブリだったら、そりゃ記録残したらエライことになるわな」と思ってしまうようなプロジェクトが多かったからです。
>「終わらない」
そうですね。
だらだら続くという点は現象的に観測されそうですが、
それは別に永遠を意味しはしません。
「さんざん何年も引っ張って全員疲弊した挙句、プロジェクトが取り潰しになった」
なんてケースも見ました。これなら一応終わってはいます。一応。
早めに諦めて撃墜していれば、失敗プロジェクトではあっても、デスマーチではなかったと言えると思います。
「デス」(死)ではあっても「マーチ」(行進)ではないぞと。
その場合、金額的損失がどうなるかは当事者間の後始末次第で何とも言えませんが、
早めに諦めたほうが少なくとも疲弊は少なくて済んだはず。
顧客にとっても「立ち直る暇は有るに越したことがない」ですし。
Re: (スコア:0)
デスマーチというのは俗語であり、ある程度の共通の概念をはらみながら、その場その場で意味が定まる言葉です。
あなたならデスマーチをどのように定義しますか?
Re: (スコア:0)
言葉を好き勝手に定義してもらっては会話になりません。
もっとも有名なヨードンの定義を採用すべきです。
雑談であれば、その定義を踏まえた上で、多少の拡大解釈は許されるでしょう。
Re: (スコア:0)
>もっとも有名なヨードンの定義を採用すべきです。
ヨードンは「定義」したのだったろうか?
一緒にならんかもしらんが例えばUnitTestは
あれをTestと呼ぶから誤解されるんだよねと
「後から」訂正した(そして振る舞い駆動開発とか言い出した)のだったかと。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
あと、ヨードン読んでないので想像ですが、デスマーチという言葉を選ぶことで喩えたかったものは、あのネズミの行進のように、
「はたから見てると何こいつら自殺してんだ?と首をかしげる状況なんだが、奴らは元気一杯に死地に向かって突き進んでる」
という、悲劇ないしは喜劇的な面も有るはず。
催眠術にかかっているかのように、というか、単に視野が狭くて、というか、とにかく「周りが見えてない」状態を指すのでしょう。
#前向きであればいいというものではないんです。自分の道を常に省みることは必要。
一プロジェクト完全燃焼 (スコア:0)
せめて野球は9人でしようや
Re:終わらないから (スコア:1)
やる人が変わるだけです。
開発している連中から、保守している連中へ。
そしてデスマーチを4年くらい保守チームがやっていると、リプレース担当から、さらに開発へと....
Re:終わらないから (スコア:1)
シーシュポスの神話って話に人間が罰として大岩を頂上まで上げるんだけど、あと一歩の所で下まで落とされちゃうんだ。
その繰り返し、仏教で言うところの無間地獄。
それでも救いの道は用意されていたはずだからそれを参考にして脱出マニュアルでも作れないかな。
Re: (スコア:0)
経験者に会ったことがないのであくまで噂だけど、
頸動脈ザックリ切ったり、中央線に飛び込んで派手に人身事故を起こせば
リセットされるらしいぞ。年間3万人くらいがそうやって脱出してるらしい。
Re: (スコア:0)
それで終わるのはマーチそのものではなく、単に構成歯車のひとつでしかないです。交換されるだけ。
死んだのが仮に顧客の社長でも、終わらないかもね。
いや待てよ?
大手ITゼネコンの社長会長どもがクタバッってくれたら、まぢ終わるかもしれないなあ?
彼らが死ぬべきかどうかは結論付けられないにせよ、
少なくともITゼネコンの首脳部たちが命じた「やらせかた」が不味いからこそ、
これだけプロジェクトの焦げ付きが頻繁に発生するんだ、と想像しています。
その責任、彼らは何時とってくれるんでしょうかね?
行き着く先が「デス」だから (スコア:0)
行軍が「deadly」なんじゃなくて、「death」へと向かう行軍なのだと教わりました。
ああ、あのお方は今何処へ...?
Re: (スコア:0)
結果的になんとか終わったデスマーチは、実はデスマーチではなかったのですね。
絶賛デスマ中ですが、まだほとんどが終電までに帰れてるからうちはマシです。
きっと何とか終わるので、たぶんデスマではないのでしょう。
そして、労組委員としての後始末(超過労働協議)が残って俺だけさらに超過労働orz