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私が比較的おすすめできると思う貯蓄商品、投機商品を整理します。
・ネット銀行の定期預金(元本保証) ネット銀行の定期預金は一般の銀行の定期預金よりも金利が少し高いです。 ほぼノーリスクなので、普通預金を大量に持っているならば検討に値します。
金利は変動しますのでここに書いても不正確な情報になりますから 各ネット銀行でチェックしてください。 計算方法としては、たとえば金利0.2%で100万円を1年運用すると 1000000*0.002*0.8=1600 (最後の*0.8は税引きを考慮しています) というように、100万円を1年間で手取りの金利収入は1600円となります。
ネット銀行はインターネットで取引できるゆえにセキュリティの不安が 多少ありますが、預金保険の対象(上限1000万円)にはなりますから 銀行としての信用面には不安はありません。
ネット銀行ならば夜でも休日でも自宅からアクセスできますから、 定期預金が満期になったときの取り扱い(継続/解約)を 手軽に変更することができます。 →だいたい満期になる前日までは変更可能です。
そこで、1ヵ月、3ヶ月、6ヶ月などの短期間の定期預金が 実用的になってきます。 1ヵ月ならば急にクルマや家を買いたくなるとしても、 こういう大きい買い物のときはカタログなどを見て検討する期間が必要でしょうから、 実質的には待ち時間は無いようなものでしょう。
使い方としては、満期時の取り扱いを「元利自動継続」にしてほうっておいて、 お金が必要になったら満期時の取り扱いを「解約」に変更すればよいです。
この方法で、1ヵ月以内に現金化できる元本保証(預金保険の対象) という安全性の高い貯蓄が可能です。 (多少技術的なことにふれると、10年定期預金などは額面上は元本保証であっても、 途中で物価上昇がはじまると実質的な価値は目減りする可能性があります。 その点、1ヵ月定期ならば継続の都度金利が見直されますから、 一概に金利が低いので損だとは言い切れません)
・国内株式投資(投機的) そもそも株式というのは変動が激しくハイリスクなものなのですが、 その中でも何とかリスクを小さめにしたいという考えならば、 ETF(上場投信)は検討に値します。 正確な情報は検索なりして調べていただくとして、 誤解を恐れずに簡単に言うと、日経平均やTOPIXなどの 指数に連動する投資ができるのが利点です。
個別の企業には多かれ少なかれ倒産のリスクがありますし、 思いもよらぬ経営上の問題が発生することもあります(エンロン、西武鉄道など)。 その点、日経平均株価が倒産するということはありませんので、 いくらか安全性が高いといえるでしょう。 ETFは個別の株式に比べて安全性が高い分、期待されるリターンも少ない というのであれば別段魅力はないのですが、おそらく期待される リターンは変わらないのではないでしょうか。
非上場の投資信託(○△成長ファンドとか)の中にも 商品としての特性がETFと似たものがありますが、 ETFとは比べ物にならないほどに手数料が高いのはいかがなものかと思ってしまいます。 (ETFがなかった頃ならそれで我慢するんでしょうけど)
・MRF / MMF(ほぼ貯蓄型) 元本割れはめったにしませんが、金利もそんなに高くはありません。 最近の分配金はネット銀行の短期の定期預金と同じくらいです。 MRF/MMFはすぐに現金化できる利点はありますが、 私は預金保険がついているネット銀行の定期預金の方が いいのではないかと思います。
・債権投資(投機的) 数年前はグローバルソブリンという債権投資ファンドが人気になりましたね。 (基準価額が上がり続けていて分配金もいいというので人気がでましたが、 大半が円安効果によるものだったので、円高になってからは そうはいかなくなっています。)
個人が直接買えるのは国債ぐらいだと思いますので、 それ以外の債権(主に外国債)への投資は投資信託を通じて行うのが 一般的だと思います。 株式に比べれば値動きは安定していますが、わずかな収益に対して 投資信託の手数料が高いこと、外国債は為替レートの影響を受けることが ウィークポイントではないかと思います。 (日本沈没に備えて貯蓄しておく人にとっては為替レートの影響を 受けるのは悪いことではないかもしれませんが。)
1年未満の投資だと、主に為替レートで利益が出たり損したりしそうですが、 手数料を考えると多くの場合でやらないほうがいい感じではないかと思います。 やるならば、為替リスクや各国の信用リスクを承知の上で 数年以上の長期で取り組むということになりそうです。
・商品投資(投機的) 実際にやったことはありませんが・・・ ETFに「WTI原油価格連動型上場投信」や「国内金先価格連動型上場投信」 その他、さまざまな商品先物に連動するものがあります。 これらのETFを通じて投資(投機)するのが手軽だと思われます。 (ただし為替相場の影響を受けるものが多いようです。 為替の影響を取り除くには途逆方向のFX取引をしておく、でしょうか。)
ETFで商品投資をする利点としては、一般的な商品先物取引よりも 手数料が安い場合が多いと思いますし、何かと営業がうっとうしい 先物業者とかかわることなく、一般的なネット証券会社から 取引できる利点もあるものと思います。
けっこー勉強してると思うんだけど、商品チョイスがマニアックな方向に細かいのが気にかかる。その割に基本的な商品や投資手法への言及がないので、インデックス投資や効率的市場仮説なんかをもう一度おさらいしてみると幸せになれるかも。あと、手数料や税制、信託報酬的な有利不利とか。
オススメの貯蓄商品、投機商品の整理を書き込んだACです。
基本的な商品や投資手法について説明できていないというのはご指摘の通りです。(自分のマニアックな視点で書いていました。)
私の考える投資のスタンスとしては、実質的な価値を減らさずに将来へお金を持ち越せれば一応の成功ではないかと考えています。ここで言う将来とは、20年とか40年とか、それくらいの期間です。
今は物価上昇も金利も非常に低いので、1年とか2年なら普通預金でもいいと思いますし、それでも株をやるならギャンブルとしてたしなむという方向性だと思います。
今までの経済史では、おおよそ預金金利よりも物価上昇
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
オススメの貯蓄商品、投機商品の整理 (スコア:1, 参考になる)
私が比較的おすすめできると思う貯蓄商品、投機商品を整理します。
・ネット銀行の定期預金(元本保証)
ネット銀行の定期預金は一般の銀行の定期預金よりも金利が少し高いです。
ほぼノーリスクなので、普通預金を大量に持っているならば検討に値します。
金利は変動しますのでここに書いても不正確な情報になりますから
各ネット銀行でチェックしてください。
計算方法としては、たとえば金利0.2%で100万円を1年運用すると
1000000*0.002*0.8=1600
(最後の*0.8は税引きを考慮しています)
というように、100万円を1年間で手取りの金利収入は1600円となります。
ネット銀行はインターネットで取引できるゆえにセキュリティの不安が
多少ありますが、預金保険の対象(上限1000万円)にはなりますから
銀行としての信用面には不安はありません。
ネット銀行ならば夜でも休日でも自宅からアクセスできますから、
定期預金が満期になったときの取り扱い(継続/解約)を
手軽に変更することができます。
→だいたい満期になる前日までは変更可能です。
そこで、1ヵ月、3ヶ月、6ヶ月などの短期間の定期預金が
実用的になってきます。
1ヵ月ならば急にクルマや家を買いたくなるとしても、
こういう大きい買い物のときはカタログなどを見て検討する期間が必要でしょうから、
実質的には待ち時間は無いようなものでしょう。
使い方としては、満期時の取り扱いを「元利自動継続」にしてほうっておいて、
お金が必要になったら満期時の取り扱いを「解約」に変更すればよいです。
この方法で、1ヵ月以内に現金化できる元本保証(預金保険の対象)
という安全性の高い貯蓄が可能です。
(多少技術的なことにふれると、10年定期預金などは額面上は元本保証であっても、
途中で物価上昇がはじまると実質的な価値は目減りする可能性があります。
その点、1ヵ月定期ならば継続の都度金利が見直されますから、
一概に金利が低いので損だとは言い切れません)
・国内株式投資(投機的)
そもそも株式というのは変動が激しくハイリスクなものなのですが、
その中でも何とかリスクを小さめにしたいという考えならば、
ETF(上場投信)は検討に値します。
正確な情報は検索なりして調べていただくとして、
誤解を恐れずに簡単に言うと、日経平均やTOPIXなどの
指数に連動する投資ができるのが利点です。
個別の企業には多かれ少なかれ倒産のリスクがありますし、
思いもよらぬ経営上の問題が発生することもあります(エンロン、西武鉄道など)。
その点、日経平均株価が倒産するということはありませんので、
いくらか安全性が高いといえるでしょう。
ETFは個別の株式に比べて安全性が高い分、期待されるリターンも少ない
というのであれば別段魅力はないのですが、おそらく期待される
リターンは変わらないのではないでしょうか。
非上場の投資信託(○△成長ファンドとか)の中にも
商品としての特性がETFと似たものがありますが、
ETFとは比べ物にならないほどに手数料が高いのはいかがなものかと思ってしまいます。
(ETFがなかった頃ならそれで我慢するんでしょうけど)
・MRF / MMF(ほぼ貯蓄型)
元本割れはめったにしませんが、金利もそんなに高くはありません。
最近の分配金はネット銀行の短期の定期預金と同じくらいです。
MRF/MMFはすぐに現金化できる利点はありますが、
私は預金保険がついているネット銀行の定期預金の方が
いいのではないかと思います。
・債権投資(投機的)
数年前はグローバルソブリンという債権投資ファンドが人気になりましたね。
(基準価額が上がり続けていて分配金もいいというので人気がでましたが、
大半が円安効果によるものだったので、円高になってからは
そうはいかなくなっています。)
個人が直接買えるのは国債ぐらいだと思いますので、
それ以外の債権(主に外国債)への投資は投資信託を通じて行うのが
一般的だと思います。
株式に比べれば値動きは安定していますが、わずかな収益に対して
投資信託の手数料が高いこと、外国債は為替レートの影響を受けることが
ウィークポイントではないかと思います。
(日本沈没に備えて貯蓄しておく人にとっては為替レートの影響を
受けるのは悪いことではないかもしれませんが。)
1年未満の投資だと、主に為替レートで利益が出たり損したりしそうですが、
手数料を考えると多くの場合でやらないほうがいい感じではないかと思います。
やるならば、為替リスクや各国の信用リスクを承知の上で
数年以上の長期で取り組むということになりそうです。
・商品投資(投機的)
実際にやったことはありませんが・・・
ETFに「WTI原油価格連動型上場投信」や「国内金先価格連動型上場投信」
その他、さまざまな商品先物に連動するものがあります。
これらのETFを通じて投資(投機)するのが手軽だと思われます。
(ただし為替相場の影響を受けるものが多いようです。
為替の影響を取り除くには途逆方向のFX取引をしておく、でしょうか。)
ETFで商品投資をする利点としては、一般的な商品先物取引よりも
手数料が安い場合が多いと思いますし、何かと営業がうっとうしい
先物業者とかかわることなく、一般的なネット証券会社から
取引できる利点もあるものと思います。
Re: (スコア:0)
けっこー勉強してると思うんだけど、商品チョイスがマニアックな方向に細かいのが気にかかる。
その割に基本的な商品や投資手法への言及がないので、インデックス投資や効率的市場仮説なんかを
もう一度おさらいしてみると幸せになれるかも。
あと、手数料や税制、信託報酬的な有利不利とか。
Re: (スコア:0)
オススメの貯蓄商品、投機商品の整理を書き込んだACです。
基本的な商品や投資手法について説明できていないというのは
ご指摘の通りです。
(自分のマニアックな視点で書いていました。)
私の考える投資のスタンスとしては、実質的な価値を減らさずに
将来へお金を持ち越せれば一応の成功ではないかと考えています。
ここで言う将来とは、20年とか40年とか、それくらいの期間です。
今は物価上昇も金利も非常に低いので、1年とか2年なら
普通預金でもいいと思いますし、それでも株をやるなら
ギャンブルとしてたしなむという方向性だと思います。
今までの経済史では、おおよそ預金金利よりも物価上昇