アカウント名:
パスワード:
実際日本の産業界では、それが必要な大企業は自社でお手頃なスパコンを買うなりしちゃってますからねえ。幾らパワーが有っても使えないスパコンよりも手ごろな自前スパコンってのも有ると思う。HPCがそれの閾値をどんどん下げて行っていますし。
いまだって、家庭用の市販のパソコンでクラスタを組むよりも、スパコン向けに作られた高密度サーバでクラスタを組んだほうが安いですよ、たぶん。スパコンはいつも経済性で有利だから、使われていると思うんですけどね。
それ言えば、それこそ1番には意味は無かったって事に成るのがな。商品として展開されている物を買った方が占有できる上に1位を狙う極端な設計の奴なんかよりずーっとコストパフォーマンスが高いじゃないか。それに、昔のスパコンとワークステーションの差より今のパソコンとHPCの差の方が少ないしな。
既存のプロセッサを使ったスパコンってのは、安くて大量に出回るパソコンに技術流用できるから安いのであり安くて大量に出回るコンピュータの需要と、ハイパフォーマンスなコンピュータの需要が一致しなくなったときに既存のプロセッサ技術を使ったスパコンというのは終焉を迎えるのでは?
例えば、パソコンは今の性能で十分。もうこれ以上の性能は必要ないとなれば、ハイパフォーマンスなCPUの技術がパソコンに生かせなくなります。
GPGPUとか、そうなりつつありますし(GPGPU向けのグラボは、本来のグラボとしての用途としては無駄スペックで無駄に高い)。
そうなれば、専用チップの復興もあると思います。そんな時代が、いつ来るのかはまだわかりませんが、そのうちには来るのではないでしょうか?
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
スパコンはもはやスーパーじゃない (スコア:1, 興味深い)
しかし,現在は「スパコン」に代わってHPC(High Performance Computing)の言葉が使われるようになり,コスト・パフォーマンスが重要視されるようになった
極論するならば既存のプロセッサを積んだ既存のマシンのクラスタでスケーラブルに演算能力を増やすことが簡単に出来るようになり,スパコンが特殊なコンピュータだった時代は終わってコモディティ化したということ
だから今は高性能のスパコンを作るよりも,それでどのような成果が得られるか・得られたかの結果が問われるようになっているんじゃないか?
日本では高性能のスパコンが利用できることがビジネス拡大につながるような薬学・遺伝子工学系の産業が育っているのだろうか?
また,そのような産業創出・支援に「京」は役立つだろうか?
Re: (スコア:0)
それはあなたですね (スコア:0)
Re: (スコア:0)
実際日本の産業界では、それが必要な大企業は自社でお手頃なスパコンを買うなりしちゃってますからねえ。
幾らパワーが有っても使えないスパコンよりも手ごろな自前スパコンってのも有ると思う。
HPCがそれの閾値をどんどん下げて行っていますし。
Re: (スコア:0)
そうでもないよ。
スパコンは元々、コストパフォーマンスが高かったんだよ。
パソコンやUnixワークステーションを一ヶ月まるごと占有する場合のコストより、
共同利用のスパコンを順番待ちして時間貸しを受けた場合のコストのほうが安かった。
だから、スパコンは売れたんだよ。
いまだって、家庭用の市販のパソコンでクラスタを組むよりも、スパコン向けに作られた高密度サーバでクラスタを組んだほうが安いですよ、たぶん。スパコンはいつも経済性で有利だから、使われていると思うんですけどね。
Re: (スコア:0)
それ言えば、それこそ1番には意味は無かったって事に成るのがな。
商品として展開されている物を買った方が占有できる上に1位を狙う極端な設計の奴なんかよりずーっとコストパフォーマンスが高いじゃないか。
それに、昔のスパコンとワークステーションの差より今のパソコンとHPCの差の方が少ないしな。
Re: (スコア:0)
半年天下でも1番を取らないといけない理由は、
1番を取った日の丸スパコンの小型版を日本全国各地に導入する
っていう目論見があるからですよ。
だからフラッグシップ案件ではメーカーに持ち出しを求めているんですよ。「京」は原価割れの大特価安売りなんですよ。
日本全国各地の導入案件で利益を出して取り返せるから、フラッグシップ案件は赤字でよろしくという話なので、
たとえ「京」にベクトル部を納品しても、その後の全国展開でベクトル部抜きになることをNECが予想して離脱するのは自然でしょう。
よく総事業費1100億円を見て高いと言われますが、それには建物や冷却設備どころか研究者の入居する建物まで含んでるんですよ。
1100億円と比較しているHPCの価格には、設置個所の家賃や空調設備のコスト、それを使う人が居を構えている研究室の家賃は入ってないでしょ。
既存のプロセッサ流用の終焉 (スコア:0)
既存のプロセッサを使ったスパコンってのは、安くて大量に出回るパソコンに技術流用できるから安いのであり
安くて大量に出回るコンピュータの需要と、ハイパフォーマンスなコンピュータの需要が一致しなくなったときに
既存のプロセッサ技術を使ったスパコンというのは終焉を迎えるのでは?
例えば、パソコンは今の性能で十分。もうこれ以上の性能は必要ないとなれば、ハイパフォーマンスなCPUの技術がパソコンに生かせなくなります。
GPGPUとか、そうなりつつありますし(GPGPU向けのグラボは、本来のグラボとしての用途としては無駄スペックで無駄に高い)。
そうなれば、専用チップの復興もあると思います。そんな時代が、いつ来るのかはまだわかりませんが、そのうちには来るのではないでしょうか?