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>Top500の1位をとにかく狙うのではなく、実用面を追求するという方針を評価する向きもあるようだが、出荷開始から2年も完成までかかっては、半導体プロセスは一昔前のものとなり、競争力は格段に落ちてしまうだろう。
要するに、1年前の仕分けの時点でも1位を取れないことはほぼ分かっていて、にもかかわらず「世界1位を目指す」と言って始めたのだから1位を目指して続けるのだという論理を変えない担当者に対して「世界1位でなくても役に立つなら正々堂々とそう言って予算を要求しろ」というのが、あまりにも有名な発言までの流れですよね。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
このタイミングで「二番じゃダメなんですか?」の意味を考えてみる (スコア:5, すばらしい洞察)
>Top500の1位をとにかく狙うのではなく、実用面を追求するという方針を評価する向きもあるようだが、出荷開始から2年も完成までかかっては、半導体プロセスは一昔前のものとなり、競争力は格段に落ちてしまうだろう。
要するに、1年前の仕分けの時点でも1位を取れないことはほぼ分かっていて、にもかかわらず「世界1位を目指す」と言って始めたのだから1位を目指して続けるのだという論理を変えない担当者に対して「世界1位でなくても役に立つなら正々堂々とそう言って予算を要求しろ」というのが、あまりにも有名な発言までの流れですよね。
Re: (スコア:0)
だから続けているので、そっとしておいて(完成しても見向きもしないで)欲しいのが実情。
Re: (スコア:0)
もし「京」が複数年契約なら、あの時点の事業仕分けでGO/NOGOで蒸し返されたりは、しなかったんですよ。
単年度契約によって、その時々の気分で見直しが入ることは、メーカー側の負担が大きいことは、防衛省vs富士重工のAH-64Dの件でも明らかでしょう。(防衛省は60機調達する予定で、そのための準備を富士重工がしたものの、50機をキャンセルし10機のみの調達になったため、富士重工がAH-64Dの案件で大赤字になったという話)
Re: (スコア:0)
そもそも地球シミュレータの運用維持費が高すぎる問題が出てきて、
いっそのこと新しく作り直せば安くなるんじゃないかと計画が始まり、
どうせ作るなら世界一を目指そうと考えて計画を修正、さらに追加、
あれもこれも、と雪だるま式に膨らんで当初計画の予算を大きくオーバー。
結局「京」の運用コストは地球シミュレータより高くなるという本末転倒の
オチまで付いた。
膨らませ過ぎた計画は典型的な失敗プロジェクトの香りを醸し出し、
日立とNECが先に逃げ出す。
そこを事業仕分け人たちに目を付けられてこの騒動。
と私は認識してました。
こんな壮大になってしまった事業を単年度契約でやってるとは思えない。
単年度契約でやっていたなら、NECが途中で抜けるのも、単に再契約を
見送るだけで済んだはずなので、訴訟にまで発展してる理由が不明。
Re:このタイミングで「二番じゃダメなんですか?」の意味を考えてみる (スコア:1, 興味深い)
NECは再契約というか、製造の契約を結ばなかったのです。
設計しておきながら製造しないなんてナンセンスでしょうが、
設計・製造・保守までセットにした契約にせず、
工程ごとにバラバラにした契約にしているのは、
NECが逃げるような不義理はしないだろうが、
国は気分次第で途中で打ち切ったり、値切ったり、内容を変更したりするよ、
っていう酷い話なんです。
事実、事業仕分けなんて話があったでしょ?
ぜんぶセットの契約なら、事業仕分けの対象になるわけがない。