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私が最初に参加した、比較的有名な世界的といえるプロジェクトはsnes9xだと思っていますが、当時は本当になーんもわかってなかったんで、 こんな結果 [twitter.com]になっちゃったりして、 結構散々でした。まあおかげで吹っ切れたんですが。
その後色々なプロジェクトに様々な細かいパッチとか送りつつ、lame [sourceforge.net]では一時期「リーダー」と (少なくともIRC上では)呼んでもらえるぐらいの状態まで頑張りましたが、とはいえ、そちらもそれまでの間に takehiro.c [srad.jp]なんていうのをやっちゃったり。 ほかにも余りにうざい奴がいたので「もう少し基礎を学んだほうがよいぞ。落ち着いたら?」 と書いたつもりがかなりきつい&独特の英語になってしまったのか一部できめぜりふっぽくコピペされて使われてしまったりとか。
他にも忘れてしまってるのもかなりあると思われますし、英語については色々恥ずかしいことがたくさんありますね。 コミュニケーション能力のなさに悲しくなったことはもう何度も。 まあ昔書いた作文を見てイタイと感じるのと同じようなモノで、今は全部笑うことにしてます。でなきゃやってられません。
15年ぶりに会った高校時代の英語教師にかけられた最初の言葉が「おお冨永やんか。お前の英語はひどかったなー」だった私ですが、 様々な試練と努力のおかげで英語はだいぶマシになったと思っています。また、TOEICとかの点数も順調に高くなってます。
が、結局あの手のテストは極端に言えば「ファストフード店でどういうメニューを頼むか」とかいうことのための英語であって、 残念ながら実際のオープンソース的な活動には"余り"役に立たないです(もちろんTOEIC的な英語が全くできないのではそれ以前の問題でしょうが…)。 抽象的な概念や思想、ポリシーといったものを説明し、相手を理解し、議論し、より良いものを作り出すための手段としての英語の実力はああいうのでは 測れないかと思います。というか、そもそもそういった能力を発揮するのは母国語(日本語)でも難しかったりするわけですが。
結局そういうのを学ぶには同じようなことをやるしかなくて、じゃあそれを模擬的な形で教えてくれる学校みたいなものがあるかというとあんまりないわけでして。 ビジネス英会話ともまた違うと思っています。
なので、やっぱりここは「習うよりなれろ」じゃないでしょうか。 若いみなさんは是非ばりばりとチャレンジしてみてほしいです。私が参加した当時と違って周りに国際プロジェクトに参加したことのある経験者も多いでしょうから、 色々聞ける相手も多いでしょうし。ググれば各種メーリングリストのアーカイブとかも簡単に見つかるし、 つらつら読んでたら似たようなシチュエーションの人が出したメールとかも見けられるでしょうし。
ちゅーことで以上、おっさんの自分語りでした。自慢ぽく聞こえたらすまん。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
下手な英語の生兵法は命取り (スコア:2, 興味深い)
送った時は全く気付かず、相手が怒り出して周りからも激しく批判されてから、自分のメールを辞書片手に読み直してようやく気付いたんですけどね。
慌てて誤解だと弁解したものの、もう何を言っても聞き入れてもらえませんでした。
最近よくある「下手な英語でいいから堂々と発信しろ」みたいな主張は全くの嘘っぱちだと思ってます。下手な英語は時に議論の流れも、和やかな雰囲気も、自分の立場すらも破壊することを身に染みてますから。
正しい英語を完璧に使えない人間は、安易に英語で発信すべきではないですよ。相手にとっても失礼や迷惑になりかねないので。
Re:下手な英語の生兵法は命取り (スコア:5, 参考になる)
私が最初に参加した、比較的有名な世界的といえるプロジェクトはsnes9xだと思っていますが、当時は本当になーんもわかってなかったんで、 こんな結果 [twitter.com]になっちゃったりして、 結構散々でした。まあおかげで吹っ切れたんですが。
その後色々なプロジェクトに様々な細かいパッチとか送りつつ、lame [sourceforge.net]では一時期「リーダー」と (少なくともIRC上では)呼んでもらえるぐらいの状態まで頑張りましたが、とはいえ、そちらもそれまでの間に takehiro.c [srad.jp]なんていうのをやっちゃったり。 ほかにも余りにうざい奴がいたので「もう少し基礎を学んだほうがよいぞ。落ち着いたら?」 と書いたつもりがかなりきつい&独特の英語になってしまったのか一部できめぜりふっぽくコピペされて使われてしまったりとか。
他にも忘れてしまってるのもかなりあると思われますし、英語については色々恥ずかしいことがたくさんありますね。 コミュニケーション能力のなさに悲しくなったことはもう何度も。 まあ昔書いた作文を見てイタイと感じるのと同じようなモノで、今は全部笑うことにしてます。でなきゃやってられません。
15年ぶりに会った高校時代の英語教師にかけられた最初の言葉が「おお冨永やんか。お前の英語はひどかったなー」だった私ですが、 様々な試練と努力のおかげで英語はだいぶマシになったと思っています。また、TOEICとかの点数も順調に高くなってます。
が、結局あの手のテストは極端に言えば「ファストフード店でどういうメニューを頼むか」とかいうことのための英語であって、 残念ながら実際のオープンソース的な活動には"余り"役に立たないです(もちろんTOEIC的な英語が全くできないのではそれ以前の問題でしょうが…)。 抽象的な概念や思想、ポリシーといったものを説明し、相手を理解し、議論し、より良いものを作り出すための手段としての英語の実力はああいうのでは 測れないかと思います。というか、そもそもそういった能力を発揮するのは母国語(日本語)でも難しかったりするわけですが。
結局そういうのを学ぶには同じようなことをやるしかなくて、じゃあそれを模擬的な形で教えてくれる学校みたいなものがあるかというとあんまりないわけでして。 ビジネス英会話ともまた違うと思っています。
なので、やっぱりここは「習うよりなれろ」じゃないでしょうか。 若いみなさんは是非ばりばりとチャレンジしてみてほしいです。私が参加した当時と違って周りに国際プロジェクトに参加したことのある経験者も多いでしょうから、 色々聞ける相手も多いでしょうし。ググれば各種メーリングリストのアーカイブとかも簡単に見つかるし、 つらつら読んでたら似たようなシチュエーションの人が出したメールとかも見けられるでしょうし。
ちゅーことで以上、おっさんの自分語りでした。自慢ぽく聞こえたらすまん。
-- Takehiro TOMINAGA // may the source be with you!