ゼロ除算発生時にデフォルトの値を返すようにしたら、深刻な問題が発生する? 199
除算 部門より
話としては、ゼロ除算のチェックに疲れ果てたベテランプログラマーが、ゼロ除算発生時に「0」を返すなどの処理をシステム全体のデフォルトとして設定することを夢見るというもの。0以外ではどのような値がゼロ除算の結果として適切か、とも尋ねている。皆さんのご意見はいかがだろうか。
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開発者の皆さんの中には統合開発環境(IDE)を使用している人もいれば、テキストエディターでコードを書き、コンパイルにはコマンドラインツールを使用する人もいるだろう。Diceが複数の開発者の意見を聞き、目的に適したIDEを選択するためのチェックポイントにまとめて解説している(Dice Insights、 Slashdot)。
記事で取り上げられているチェックポイントは以下の通り。
- 複数言語でコードを書く必要があるか
- 構文強調は必要か
- ツール内でコンパイルできる必要があるか
- 拡張性は必要か
- ビルトインのデバッグ機能は必要か
- ドラッグ&ドロップでGUIをレイアウトできる機能は必要か
- クラスブラウザーは必要か
- オートコンプリート機能は必要か
皆さんはIDEの選択に当たってどのような点を重視するだろうか。それともIDEは不要と考えるだろうか。
最近FacebookやTwitterで、「セキュリティ強化」を目的に電話番号の登録を求められるようになっている(ITmediaの記事:Twitter、登録時の電話番号認証を「テスト中」、ITmediaの別記事:Facebook、ユーザーに携帯電話番号の登録を要請)。しかし、これは本当にセキュリティ強化につながるのだろうか?
SMSなどを使った2段階認証が毎回必要になる、などなら話は別だが、たとえば電話番号+パスワードでのログインが可能になるというレベルであれば、逆にセキュリティが低下するのではと思ってしまうのだが。
皆様のご意見はいかがだだろうか。
IT系技術職の中途採用の要件として、応募者の経歴に「オープンソースプロジェクトへの関与」を求める企業・団体がそれなりにみられる。企業によっては、Linuxのカーネルコードのコミッターであることを求めることすらある。
だが、この「関与」とはどの程度のものを指すのか。バグレポートのメールを送ったことがあればいいのか、ソースコードを寄贈したことがあればよいのか、果てはソースのコミット権をもっていなければいけないのか。その割合は未知数であるが、エンジニアの総数からみてもそれほど高くはないだろう。足切り条件として厳しいものとなるのではないだろうか。
「オープンソースプロジェクトへの関与」を中途採用の要件とする場合、応募者に何を求めているのか。実際にオープンソースプロジェクトへの関与によって転職に成功した方、オープンソースプロジェクトへの関与をしている応募者を採用した経験のある方の意見も含めて伺ってみたい。
本家/.「Ask Slashdot: What Are the Most Stable Smartphones These Days?」より。
かつてiPhoneは「ちゃんと動く」スマートフォンだった。しかし、4Sの頃から世代が進むにつれ、この言葉はだんだんと事実ではなくなってきている。妻のiPhone 6はインターネット検索や通話などを正常に機能させるため、週に数回は再起動する必要がある。私が使っている5SはApple TVへのストリーミングが安定して動作せず、曲のタイトルはApple TVやサードパーティーの周辺機器で正常に表示されない。
簡単に言えば、機能が向上するにつれてiPhoneの安定性は低下しているといえる。現在、機能面で妥協することなく「ちゃんと動く」のは、どのブランドのスマートフォンだろう。皆さんのご意見はいかがだろうか。
Slashdot「Ask Slashdot: What Features Would You Like In a Search Engine?」より。
今日の世界では、いくつか代替になるサービスがあるものの、1つのサーチエンジンが支配的な位置を占めている。私はこのサーチエンジンについて、大多数の人々が実現可能な最高のサービスだと考えているような印象を受ける。しかし、私たちはもっと優れたサーチエンジンを手に入れることができるはずだ。
私は余暇を使ってオンラインサーチエンジン「Trokam」を開発している。私はこのサービスを、自分が欲しいと思う特徴(ユーザーの権利を尊重する、広告なし、オープンソース、監査可能な結果)を備えたサービスとして構築している。もちろん、私が欲しいと思う特徴は皆さんの要望とは違うかもしれない。皆さんがサーチエンジンに備わっていてほしいと思う特徴はどのようなものだろう。
九州がんセンターが、「国立がんセンターあるいは九州がんセンターの名称をかたった書籍タイトルの監修本についてというお知らせを掲示している。
このお知らせによると、「元国立がんセンター医師」を名乗る著者が 「元国立がんセンター医師が実証!ガンを攻略するフコイダンの威力」や 「元がんセンター医師が実証!!ガンを直接攻撃する!このフコイダンの凄い力」 といった書籍を出しているが、この著者は過去に九州がんセンターで1年間整形外科の非常勤職員として勤務していたものの、同センターで研究などは行っていないとして、本の内容や著者に対し「当センターとはいっさい関係がない」としている。
確かに「元国立がんセンター(に勤務していた)医師」という肩書きは間違ってはいないのだが、確かにこれは誤解を招くタイトルであろう。しかし、医療業界だけでなく、色々な業界で「元○○」を名乗りながら、実際にはそこでは大したことはしていなかった、という例は少なくない。こういった「盛った経歴」を見破るにはどうすれば良いのだろうか。
Slashdot「Ask Slashdot: Best Medium For Storing Data To Survive a Fire (or Other Disaster)」より。
私は税金の申告時に毎年、最も重要な財務データ(数GB分のデータ)を複製して耐火金庫に保存している。この習慣により、耐火金庫に保存する場合に最も信頼できるメディアは何かについて考えさせられている。
CD/DVD/テープは簡単に融けてしまったり、曲がってしまったりして使い物にならなくなるため、できるだけ使いたくないと思っている。デジタルデータを紙に印刷しておき、後で必要になったらスキャンして取り込むという少し変わった方法も考えたが、この方法は手間がかかりすぎるし、汚れたり焦げたりすれば読み取りエラーが発生しやすくなる。
その結果、残された一番良い方法はハードディスクや何らかのソリッドステートストレージ、SDカードやUSBフラッシュドライブ、小さなSSDなどになってしまう。しかし家が焼けてしまった場合、非常な高温にさらされることや水をかぶることに耐えられるのはどれかという点が問題だ。
ほとんどの人はクラウドに保存すればいいと言うが、それは誰か他の人がデータを管理することであり、ハッカーの攻撃やサービスの終了などによってデータを失うことにもなるため、個人的には当然避けたいところだ。データがいったん手元から離れてしまえば、完全にコントロールできなくなるので受け入れがたい。
私の考えは、「物理的にアクセスできなければハックしたり盗んだりすることはできない」というものだ。スラッシュドットの皆さんは、最も重要なデータ(5GB程度として)を自宅の耐火金庫に保存するとしたら、どのメディアを使用するだろうか。
英語との置き換えに耐える新しい人工言語を作りたいという、本家/.erの質問が話題になっている。
具体的な質問は、新しい言語をどのような言語的バックグラウンドを持つ人でも学習しやすくするにはどうすればよいか、その言語に対する興味をより多くの人に持ってもらうにはどうすればよいかといった点から、どのような種類の文法を選ぶか、単語の構築方法と意味の割り当て方法、音や文字、書体の選択などに及ぶ。
単純さや簡潔さ、美しさはどの程度重要だろうか。言語を美しいものにするのは何だろう。実際に英語を置き換えるのは困難であることは間違いないと思われるが、皆さんが新しい言語を作るとしたら、どのような特徴や機能を持った言語にしたいだろうか。
我々はソーシャルネットワーキングサイトを軽蔑するようなコメントをスラッシュドットでたびたび書いている。我々はFacebookと、自分たちの生活を公開して企業に利益を上げさせることが結びつけられたプライバシーへの影響を攻撃する。中にはFacebookのプロフィールを削除することを勧める人もいる。6か月前に私は実際に削除した。しかし時が経つにつれ、現代の世界におけるソーシャルメディアの暗黙の重要性を痛感することになる。とりわけキャリアを向上させようと努力しており、そのために適切なコネクションを築こうとしているときには。雇用主はLinkedInでプロフィールを確認できることを期待しており、出会う人々はFacebookアカウントを期待する。Facebookアカウントを持っていない人は怪しい人だと思われるという話もあった。私を雇うことを(「心地悪い」という言葉を使って)ちゅうちょする雇用主もおり、大学院の面接では通常ソーシャルメディアの個人ページに書いてあるような立ち入った質問をされることもあった。Facebookアカウントを持たないという考えに対し、文字通り引いてしまう人もいる。私はソーシャルメディアなしで(つまらないことであっても)社会活動から遅れないようにし、適切な社会生活を維持するのはとても難しいことだと気が付いた。2015年にソーシャルメディアなしで生きていくことは可能だろうか。ソーシャルメディアでの大きなプライバシーの問題には目をつぶり、サインアップして通常の社会生活を保つしかないのだろうか。我々はFacebookなしで暮らしていく方法を忘れてしまったのだろうか。
何がソースコードを特に「良い」ものとするのかについて開発者が話すとき、一握りの特徴が繰り返し言及される傾向がある(動作する、読みやすい、テストできる)。皆さんなら何をリストに加えるだろうか。
元記事のITworldでは良質なコードの特徴として、以下の8つを挙げている。
Slashdot「Hacking Weight Loss: What I Learned Losing 30 Pounds」より。
CDC(米疾病予防管理センター)のレポートによれば、米国の成人の69%が体重超過または肥満だという。我々のようにIT系の仕事をしていると、座っていることの多いライフスタイルによるリスクが高くなっている。皆さんの中には、米国人が1日わずか11時間しか画面の前で過ごしていないというニールセンの調査結果を見て、大したことはないと思った人もいるだろう。この9か月間で私は流行のダイエットや歩数計、ランニング、原始人食などを利用せずに体重を30ポンド(約13.6キログラム)減らし、体重のハックについて多くのことを学んだ。
本家/.タレこみ人のJeff Reifman氏は膝のけがで2年近く走ることができない状態が続き、2014年7月には体重が200.1ポンド(約90.8キログラム)まで増えていたそうだ。Reifman氏は何年も前からベジタリアンであり、健康的な食事をとっていたものの、必要以上のカロリーを摂取していたという。そのため、カロリーを制限するとともに1日100グラムを目標にタンパク質を摂取し、ジムで30分前後の運動を週に4~6回実行したとのこと。
摂取カロリーは当初の1,850キロカロリーから1,500キロカロリーまで徐々に減らし、運動時間も最終的には45分~1時間程度まで増加させた。その結果、2015年3月半ばには体重が169ポンド(76.6キログラム)となり、体脂肪率も21%から12.5%まで減少したとのことだ。Reifman氏はiOSアプリのMyFitnessPalで摂取カロリーを記録していたが、もっと食べてもよいと感じてしまうことを防ぐために運動による消費カロリーは記録しなかったそうだ。
「The Hacker's Diet」というものもあるが、みなさんは体重をハックしているだろうか。
私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson