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鼻アレルギー診療ガイドライン [google.co.jp]によると、ほとんどの場合、第一選択薬は抗ヒスタミン剤であって、吸入ステロイドは、重症の場合に選択されるんですね。
喘息の場合、週1回未満程度の軽症間欠型でも吸入ステロイドが第一選択薬となっており、喘息からアレルギー治療に入門した者にとっては、鼻炎業界の選択にいま改めて考え方の相違に驚きました。
子供のころは、夜間・未明の発作は重くつらいものながら確率事象であるが、運動誘発喘息はほぼ確実に発症し、運動を忌避しつつ、気管支拡張剤で対応していた。平成のころからか、吸入ステロイドが重用され、前世紀末に「喘息予防・管理ガイドライン」で推奨されるようになったらしく(詳細不勉強で不明)、今のガイドラインでは上述のように軽症でも吸入ステロイドが第一選択薬。喘息の場合、吸入ステロイドは即効性は全くないが、確実に発症する運動誘発喘息を完全にコントロールできるようになったのは個人の感想として非常に大きい。そして併せて確率的な夜間・未明の発作もコントロールできた。
私個人の場合、あとから思うと実はアレルギー性鼻炎の方が重かったのだが、生命への危機感としては喘息に軍配が上がる。鼻炎は、常時鼻が詰まって口で息して、匂いから隔絶された生活を続けていても、生命への危機感は全くなかった。そんなわけで、喘息の治療を最優先にしていたわけだが、吸入ステロイドを使うようになり喘息がコントロールできると、次に鼻炎が顕在化してきたわけである。喘息のコントロールの流れで、鼻炎にも喘息用吸入ステロイドを適用したところ、効果はてきめんで(私の場合)、鼻で息をして、匂い香りを楽しめる世界が再来した(匂い香りの世界が再来すると、幼いころに嗅いだ身の回りの匂いが想い出の世界においても再認識されるようになった)。
鼻炎が重かったようだが、二の次だったので、喘息のアプローチから鼻炎においても吸入ステロイドの選択が先に来たという個人のお話し。
補足吸入ステロイドは、H1受容体ブロッカーではないので、眠くなりません。
第二世代抗ヒスタミン剤が眠く「なりにくい」のは、脳関門を通過しにくくなったからであって、脳のH1受容体への作用はなくなっていません。脳のH1受容体に作用すれば眠くなります。もし、第二世代抗ヒスタミン剤でも眠くなる場合は、吸入ステロイドを検討してみてはどうでしょう。
昔、眠くなりにくいとしてもらった薬を飲んで、でかける準備してたらいつのまにか寝てた・・・そのまま8時間ぐらい寝てた。出かける前でよかったけど、予定がつぶれた。医者に文句いったらそんなわけないって信じてくれなくて、それからそこにはいかない。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
ガイドラインでは、 (スコア:3)
鼻アレルギー診療ガイドライン [google.co.jp]によると、
ほとんどの場合、第一選択薬は抗ヒスタミン剤であって、
吸入ステロイドは、重症の場合に選択されるんですね。
喘息の場合、週1回未満程度の軽症間欠型でも吸入ステロイドが第一選択薬となっており、喘息からアレルギー治療に入門した者にとっては、鼻炎業界の選択にいま改めて考え方の相違に驚きました。
子供のころは、夜間・未明の発作は重くつらいものながら確率事象であるが、運動誘発喘息はほぼ確実に発症し、運動を忌避しつつ、気管支拡張剤で対応していた。
平成のころからか、吸入ステロイドが重用され、前世紀末に「喘息予防・管理ガイドライン」で推奨されるようになったらしく(詳細不勉強で不明)、今のガイドラインでは上述のように軽症でも吸入ステロイドが第一選択薬。
喘息の場合、吸入ステロイドは即効性は全くないが、確実に発症する運動誘発喘息を完全にコントロールできるようになったのは個人の感想として非常に大きい。
そして併せて確率的な夜間・未明の発作もコントロールできた。
私個人の場合、あとから思うと実はアレルギー性鼻炎の方が重かったのだが、生命への危機感としては喘息に軍配が上がる。鼻炎は、常時鼻が詰まって口で息して、匂いから隔絶された生活を続けていても、生命への危機感は全くなかった。そんなわけで、喘息の治療を最優先にしていたわけだが、吸入ステロイドを使うようになり喘息がコントロールできると、次に鼻炎が顕在化してきたわけである。喘息のコントロールの流れで、鼻炎にも喘息用吸入ステロイドを適用したところ、効果はてきめんで(私の場合)、鼻で息をして、匂い香りを楽しめる世界が再来した(匂い香りの世界が再来すると、幼いころに嗅いだ身の回りの匂いが想い出の世界においても再認識されるようになった)。
鼻炎が重かったようだが、二の次だったので、喘息のアプローチから鼻炎においても吸入ステロイドの選択が先に来たという個人のお話し。
Re:ガイドラインでは、 (スコア:2)
補足
吸入ステロイドは、H1受容体ブロッカーではないので、眠くなりません。
第二世代抗ヒスタミン剤が眠く「なりにくい」のは、脳関門を通過しにくくなったからであって、脳のH1受容体への作用はなくなっていません。脳のH1受容体に作用すれば眠くなります。
もし、第二世代抗ヒスタミン剤でも眠くなる場合は、吸入ステロイドを検討してみてはどうでしょう。
Re: (スコア:0)
昔、眠くなりにくいとしてもらった薬を飲んで、でかける準備してたらいつのまにか寝てた・・・そのまま8時間ぐらい寝てた。
出かける前でよかったけど、予定がつぶれた。
医者に文句いったらそんなわけないって信じてくれなくて、それからそこにはいかない。