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以前より適用しやすくなったとしても、サービス業向けに考えて作られた規格ではないので
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
管理責任者からひとこと (スコア:3, 参考になる)
「ISO9000」って規格は「品質マネジメントシステム - 基本及び用語」。
「ISO9001」が「品質マネジメントシステム - 要求事項」。
記事に書くならせめて「ISO9000ファミリー(2000年版)」か、
「ISO9000シリーズ(1994年版)」って言ってくれないと。
ちなみに環境マネジメントシステムは1996年版が最新で、
「ISO14000シリーズ」って総称するのがお約束です。
それと、
> 最近では「品質」を「顧客満足」に読み替えて、
> 製造業以外のサービス業などにも適用できるようになった。
って微妙に違います。
一点目は、「顧客満足」は1994年版の頃からありました。
ただ、2000年版のように独立した要求事項としてあげられていないだけです。
二点目は、1994年版では「品質保証」に重点が置かれていたのが、
2000年版では「品質マネジメント」となり、
規格が要求する範囲が大きくなったんです。
また、規格の改訂に伴い、1994年版が製造業向けの表現で書かれていたのを、
より一般的な表現に置換えたので、サービス業などでも適用しやすくなりました。
(JIS Q 9001の和訳にはツッコミどころが多いけど)
決して「「品質」を「顧客満足」に読み替え」たわけじゃないし、
1994年版だってサービス業への適用は可能でしたよ。
たとえば医療機関でも人間ドックの検査内容の企画をするって意味で、
設計を含めたフルスペックで認証取得してるくらいでしたし。
品質にしても環境にしても、
マネジメントシステムを構築し、効果的な運用を行うためには、
事前に規格要求事項の本質を捉え、
自分の所属する組織のワークフローを分析し、
現状で規格要求事項を満たせるものと、
現状では足りない部分を明らかにしないと、
無駄な部分がたくさん出てきてしまいます。
マネジメントシステム(仕事のやり方・ルール)を変えるなんて、
そうそうめったにできないことなんですから(うざいでしょ?)、
抜本的に業務の改善を行う気持ちで、
最初の認証取得活動を行って欲しいですね。
不幸にも中途半端なシステムで走り出しちゃったところは、
もう一度規格要求事項を読込んで、
現在のシステムの問題点を洗い出し、
継続的改善に取り組んでいく必要があると思います。
認証取得より、その後の運用・維持の方がはるかに大変ですから、
認証取得時に充分な自社分析をせずに楽した分、
これから努力する必要があると思います。
ま、考えようによっちゃそういう組織って延びしろが大きいですから、
継続的改善のネタには困らないと思うんで、
ゆっくり着実にスパイラルアップしていくのがよいと思います。
長文でハズカシイのでAC
Re:管理責任者からひとこと (スコア:0)
以前より適用しやすくなったとしても、サービス業向けに考えて作られた規格ではないので