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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
何に怯えて、引き受けるのでしょうか。 (スコア:4, すばらしい洞察)
気分が悪くなりました。
徹夜・残業は悪しき伝統だと思っており、少しも明るくありません。
atmarkit>「裏技術はなし」「徹夜・残業で間に合わせる」と答えた人が
atmarkit>28人いたこともあり、少しは明るい
そういう現状を"あっけらかん"として認めることは
「無理な納期」「サービス残業」等の問題に対して
一石を投じることを放棄しているにも等しいでしょう。
従って、以下の文面とは矛盾しています。
atmarkit>スタート地点から納期達成は難しいということだ。
atmarkit>それなら、こうした無理のある計画こそ問題視すべきではないか。
自分の仕事に誇りを持っているので、サービス残業の強要は
引き受けませんし、休日出勤も徹夜もしません。
何に怯えて、引き受けるのでしょうか。
本当に「プライドに賭けて」無償でやっているのですか?
目を覚ませと言いたいですね。
Re:何に怯えて、引き受けるのでしょうか。 (スコア:1)
少なくとも勤怠はきちんとつけて提出すべきだし、その分の手当は貰うべきですな。
サービス残業は、絶対に避けるべきなのは同感。
それが通らない会社なら、即座に労働基準監督署に行きましょう。
ま、相手の都合もありますから、徹夜や休日出勤が必要なこともあるでしょう。
そのときは、身体と精神を壊さない程度に、付き合ってあげるべきだとも思います。
Re:何に怯えて、引き受けるのでしょうか。 (スコア:5, すばらしい洞察)
能力によって同じ仕事でも作業時間に差が出ます。
大量の仕事をこなしているのに、定時や少しの残業で帰って
いる社員よりも、少ない仕事を毎日終電まで残業し、終電を
逃したからといってタイムカード押さずに会社に泊まって
いたりする社員のほうが手取りが多かったりすることが…。
その結果、会社は労働基準監督署から残業させすぎと指導が
入り、残業規制を取り入れる。
あまり残業しない優秀な者がたまに残業をする必要が発生しても、
その残業規制のせいでサービス残業に。
もともと怠けて残業するヤツは残業規制ピッタシで帰る。
そういう悪循環があるんですよね。
残業する必要は無いのに、能力の無いやつ、生活残業をしている
他の社員に気を使って付き合いで仕方なく残業してる人も
けっこういるんじゃないでしょうか。
#部下が帰りにくいので、上司の人は早く帰りましょう。
Re:何に怯えて、引き受けるのでしょうか。 (スコア:1)
そういう事をどこまで容認しているかが、会社の評価ポイントでありましょう。
で、個人としてできることは、不味いと感じたら、とっとと会社を替えることだけですね。
そういう効率の悪いのと付き合っても、しんどいだけですし。
自分の居るべき場所、自分の居たい場所を常に考えなければならないご時世です。
Re:何に怯えて、引き受けるのでしょうか。 (スコア:1)
ソフトウェアの生産性は、個人差が10倍は有ると感じています。
| 大量の仕事をこなしているのに、定時や少しの残業で帰って
| いる社員よりも、少ない仕事を毎日終電まで残業し、終電を
| 逃したからといってタイムカード押さずに会社に泊まって
| いたりする社員のほうが手取りが多かったりすることが…。
でこの改善に、巷で(ちょっと前に)流行りの「能力主義・成果主義」考課がまるで役に立たないのが現実です。本当に10倍の生産性を持つ人には給料も10倍払ってちゃんと10倍働いてもらうのが本来在るべき姿なのですが、次のような要因で数10%程度しか給料に差がでません。
1 従前の年功序列・横並びの考えから抜け切らない。そもそも平均的な扶養家族やローンを持っている人が多数である以上、会社もかなりの「生活」分の給料を払わないと転職されちゃうので、源資(売上)が劇的に増えない限り「能力・成果」分を増やせず、結果大した差を付けられない。
2 「能力」は客観(数値)化が難しいので実質「成果」だけが評価されるが、それが公正(実質的に能力が反映される)になる前提としての適材適所が為されず、結果上司や業務(や顧客)等の運(当たり外れ)に依存した恣意的な評価しかできない。そもそも従業員のキャリアを組織的に掌握(管理)していないので、マクロ的にも適材適所は不可能。
他人(又は平均)と比べて数倍以上の生産性を挙げ得る人は、恐らくちゃんとそのことを自覚しているし、他人(又は平均)と比べて高々数10%しか評価されていないことも知っているでしょう。瞬間風速的にはその数倍の能力を(こっそりと)出したとしても、均して数10%増し(給料分)を越える成果を出しても無駄(馬鹿らしい)なので、多分常に能力全開で働くことはないと思います。
| #部下が帰りにくいので、上司の人は早く帰りましょう。
# 周りに気兼ねして帰れないようでは、恐らく自己管理もままならず、新人の域内の半人前でしょう。
Re:何に怯えて、引き受けるのでしょうか。 (スコア:1, 興味深い)
原因と結果を取り違えて、騙されています。
富士通や松下で大失敗している「能力主義・成果主義」とは 給与を下げるためのモノであって、能力を持つ人間を公正に評価しようというものとはまったく違います。
「制度が役に立たない」 すなわち、能力や成果に応じた賃金を払わないコトそのものが、導入の目的なのです。
これまでは 年功序列という(実はこれも虚構の)制度で、若年層の成果・能力を安く使い、高齢層については「出世コースから外す」という形での抑制を行っていたのです。
つまり、年功序列とは年齢が上がれば賃金が上がるという虚構をもとに、多数の若年層を安く使い、比較的少数にのみ、微々たる割り増しをつかませて、競争を煽る制度だったのです。
バブル崩壊後、微々たる割増すら値切りたい側が、実現不可能な公正さをうたって、新たな幻想を植え付けるために導入したのが 能力・成果主義です。
もし、経営側にマトモな倫理があった上で成果主義をうたうなら、「過去に上げた成果の報酬を受け取っていない高齢層」についての補填から始まるべきですが、虚構の成果主義での賃金抑制が目的ですから、そんなことは未来永劫ありえません。
能力や成果にしても、その基準が曖昧かつ、企業ごとに(場合によっては 部署ごとに)違うことから、報酬の妥当性を比較することすら不可能になっています。
#これも 経営側には有利に働く。他社比較、業界間比較を不可能にして、フリーハンドでの賃下げ手段を持てる。
ソフト業界に限らず、財界全体が「近視眼的な短期利益のみの追求」を行って、長期利益を損なっているのは、前世紀の60年代の公害頻発のころからのならいです。
彼らがそうした事例から 何も学んでいないのではありません。確実に学び、より巧妙に短期利益の集約を行っているのです。反省などがないのは長期利益が失われた損失を企業や その経営中枢が負うことがありえないからです。
耐震偽装にしてもしかり。フューザーの社長や経営中枢が得た短期利益は 彼らを潤し、その一部(大半)は彼らに有形・無形の恩恵をもたらした後です。
今後 予想されている被害者補償や 建築物への対策コストについて 彼らには到底支払う能力がない以上、税金での支出となり、長期不利益の責任を負わずに済むのです。
Re:何に怯えて、引き受けるのでしょうか。 (スコア:0)
会社の中枢に 人事とか総務とか経理、営業など技術の現場を知らない人間が巣食っているせいです。
彼らには 技術的な能力を測ることができません。
彼らが持ち出すのは「やる気」とか「責任感」といった オカルトな精神論で、その実証形態は「会社への忠誠心の発露」です。残業であれ、サービス残業であれ、会社に時間や精神を費やす行動でのみ測るのです。
最近、ちょっと小賢しい人事関係者はこうしたオカルト精神論では突っ込まれてしまうので、スキルの顕在化などと称して、社内でしか通用しない資格や研修を並べ立て、それら