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日本人情報技術者のレベルは世界最低?」記事へのコメント

  • 日本では「技術者」と呼ばれるためのハードルも低いし、 「技術者」の社会的な地位も非常に低く、一般的なブルーカラーの下と見なされている。 そして本来は技術者に任せられるべき仕事の多くを素人が担っている。
    日本では「経営者」にも素人が多いのと関係あるのか?
    • 日本では「総合職」ってのの方により優秀な人材が流れている構造なんでしょ?

      総合職という人とちゃんとした仕事をしたことが無いのでピンと来ませんが。

      プロダクトデザイナーの人なんかも
      「海外に行くとすごく待遇が良くて驚く」
      とか言ってたのを聞いたことがあります
      • > 日本では「総合職」ってのの方により優秀な人材が流れている構造なんでしょ?

        「より優秀」かどうかはわかりませんが、『マネジメント』がスキルとして認識されていないということが問題なのかもしれませんね。
        だから、技術者も偉くなるとマネージャーが上がり、ってこ
        • 出世のルートとして管理職しか用意されていないことにより、現場からは優秀な技術者が(昇進して)いなくなる、でもその人に管理職がちゃんとできるとは限らない、本人もそんな仕事したくないかも知れない。
          そういう問題は、十数年前にいた会社で既に問題になってましたが、今でも解決したという気はしませんねえ。
          • 主任のままにさせておいてくれていた田中さんが羨ましかった人は手をあげるように。
            • by Anonymous Coward on 2003年07月17日 15時09分 (#360795)

              正直羨ましい限りですね。田中耕一さんの場合は研究成果もさることながら、企業側がきちんと研究を続行できる場(地位、設備環境等)を持続し続けてくれたことにも要因があると思います。

              私自身もその昔研究開発を行なっていたのでよくわかるのですが、非生産部門であるがゆえに「その研究やったら儲かるの?」とか「その開発をすれば何か製品が作れるの?」とか、日本では何よりも先に利益に直結する研究を最優先する傾向がやたらと強いです。

              そのくせそれら研究内容そのものに経営陣は全く興味を示さないので、利益を上げればOKで利益を上げなければ何をしてもNGという本物の研究者にはものすごく生きにくい場になってしまっています。

              利益に結びつくかどうか確信は持てないけど、朧気ながら「できるんじゃないのかなぁ」って思うから「研究」や「開発」なのであって、最初から儲かるかどうか判っているのならそれはただの「生産」でしかないことに気づいていない経営者が多すぎます。

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              • by Anonymous Coward on 2003年07月17日 16時47分 (#360866)
                どこが素晴らしい洞察なんだか。

                田中耕一氏の研究は、事業としての製品化の一過程で
                生まれたもので、それが出来れば売れるという視点に立った
                "採算性を求められる事業"な筈なのですが。

                そもそも、それをやったら、どんな製品が出来上がり、
                どういう人に対して売れるか(ニーズがあるか)という観点で、
                満足な説明を会社に対して示せないような研究開発者なんて
                最近は、どこの会社でも迷惑ですよ。

                #島津製作所の良いところは、広く長い観点で
                 事業採算性の評価が出来る制度を持っている点であって、
                 決して利益が二の次であったわけではない。
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              • by Anonymous Coward on 2003年07月17日 19時36分 (#360985)
                私の会社では「研究部門は、万にひとつの実用化で良い」ということを社長自ら言っていました。良い会社だなぁと思うかもしれませんが、こんなことを言っていたのは景気が良かったときだけで、業績が悪くなると社長は交替、リストラと共に研究部門は廃止になりました。経営者の資質というものありますが、外的環境も大きいかなと。

                ただ企業も経済活動しているのですから、全く金にならない事は、景気が良くたってそうそうしないでしょう。ですから研究者はその研究が長期的にみて会社にどれだけ貢献できるかを説得する能力は必要ですよね。それなりの経営者は、企業における研究なんてものは大なり小なり「ばくち」だってことは分かっていると思いますから。

                単純に研究が好きなだけの研究者は大学とかにしかいないかも。
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              • 営利企業で研究するの止めれば?

                利益を出していない間、他の利益を出してる人間に養ってもらってることに気付いていない研究者が多すぎますとでも言おうか?
              • でも、国立大学も独立法人にさせられて、短期的な収益をあからさまに求められるようになりますよね。
                相当物好きな大学や研究機関以外は基本的に全て短期的な経済利益で動くようになってしまう

                …長期的な利益や公益を追求した研究の出来る場が日本にはほとんどないではないか。

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