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日本人情報技術者のレベルは世界最低?」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2003年07月17日 12時03分 (#360618)
    日本では「技術者」と呼ばれるためのハードルも低いし、 「技術者」の社会的な地位も非常に低く、一般的なブルーカラーの下と見なされている。 そして本来は技術者に任せられるべき仕事の多くを素人が担っている。
    日本では「経営者」にも素人が多いのと関係あるのか?
    • by Anonymous Coward on 2003年07月17日 12時13分 (#360625)
      > 日本では「経営者」にも素人が多い

      個人的には、これが大きな原因になっているのではないかと感じる。

      使えない技術者でも給料は立派だったりするので、コストも併せて考えた日本人技術者全体平均パフォーマンスは超最低といえる。
      技術力なくても生活できるし、経営力なくても(IT分野ではなぜか)生活できちゃう。怠け者の巣窟ジャパーン。

      こういうときこそ言いたい。すなわち「ばかばっか。」

      以上、匿名の臆病者より。
      親コメント
    • 日本では「総合職」ってのの方により優秀な人材が流れている構造なんでしょ?

      総合職という人とちゃんとした仕事をしたことが無いのでピンと来ませんが。

      プロダクトデザイナーの人なんかも
      「海外に行くとすごく待遇が良くて驚く」
      とか言ってたのを聞いたことがあります
      親コメント
      • by lunatic_sparc (15416) on 2003年07月17日 12時34分 (#360644)
        > 日本では「総合職」ってのの方により優秀な人材が流れている構造なんでしょ?

        「より優秀」かどうかはわかりませんが、『マネジメント』がスキルとして認識されていないということが問題なのかもしれませんね。
        だから、技術者も偉くなるとマネージャーが上がり、ってことになって、技術はあってもマネジメント能力のない人がマネージャーになって行くってこと、技術系の会社じゃよくありませんか?。

        技術の技能、マネジメントの技能、経営の技能ってのがそれぞれに評価されていけば少しはましになるのかなぁ。
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        • 出世のルートとして管理職しか用意されていないことにより、現場からは優秀な技術者が(昇進して)いなくなる、でもその人に管理職がちゃんとできるとは限らない、本人もそんな仕事したくないかも知れない。
          そういう問題は、十数年前にいた会社で既に問題になってましたが、今でも解決したという気はしませんねえ。
          • 主任のままにさせておいてくれていた田中さんが羨ましかった人は手をあげるように。
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            • by Anonymous Coward on 2003年07月17日 15時09分 (#360795)

              正直羨ましい限りですね。田中耕一さんの場合は研究成果もさることながら、企業側がきちんと研究を続行できる場(地位、設備環境等)を持続し続けてくれたことにも要因があると思います。

              私自身もその昔研究開発を行なっていたのでよくわかるのですが、非生産部門であるがゆえに「その研究やったら儲かるの?」とか「その開発をすれば何か製品が作れるの?」とか、日本では何よりも先に利益に直結する研究を最優先する傾向がやたらと強いです。

              そのくせそれら研究内容そのものに経営陣は全く興味を示さないので、利益を上げればOKで利益を上げなければ何をしてもNGという本物の研究者にはものすごく生きにくい場になってしまっています。

              利益に結びつくかどうか確信は持てないけど、朧気ながら「できるんじゃないのかなぁ」って思うから「研究」や「開発」なのであって、最初から儲かるかどうか判っているのならそれはただの「生産」でしかないことに気づいていない経営者が多すぎます。

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              • by Anonymous Coward on 2003年07月17日 16時47分 (#360866)
                どこが素晴らしい洞察なんだか。

                田中耕一氏の研究は、事業としての製品化の一過程で
                生まれたもので、それが出来れば売れるという視点に立った
                "採算性を求められる事業"な筈なのですが。

                そもそも、それをやったら、どんな製品が出来上がり、
                どういう人に対して売れるか(ニーズがあるか)という観点で、
                満足な説明を会社に対して示せないような研究開発者なんて
                最近は、どこの会社でも迷惑ですよ。

                #島津製作所の良いところは、広く長い観点で
                 事業採算性の評価が出来る制度を持っている点であって、
                 決して利益が二の次であったわけではない。
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              • by Anonymous Coward on 2003年07月17日 19時36分 (#360985)
                私の会社では「研究部門は、万にひとつの実用化で良い」ということを社長自ら言っていました。良い会社だなぁと思うかもしれませんが、こんなことを言っていたのは景気が良かったときだけで、業績が悪くなると社長は交替、リストラと共に研究部門は廃止になりました。経営者の資質というものありますが、外的環境も大きいかなと。

                ただ企業も経済活動しているのですから、全く金にならない事は、景気が良くたってそうそうしないでしょう。ですから研究者はその研究が長期的にみて会社にどれだけ貢献できるかを説得する能力は必要ですよね。それなりの経営者は、企業における研究なんてものは大なり小なり「ばくち」だってことは分かっていると思いますから。

                単純に研究が好きなだけの研究者は大学とかにしかいないかも。
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              • 営利企業で研究するの止めれば?

                利益を出していない間、他の利益を出してる人間に養ってもらってることに気付いていない研究者が多すぎますとでも言おうか?
              • でも、国立大学も独立法人にさせられて、短期的な収益をあからさまに求められるようになりますよね。
                相当物好きな大学や研究機関以外は基本的に全て短期的な経済利益で動くようになってしまう

                …長期的な利益や公益を追求した研究の出来る場が日本にはほとんどないではないか。

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            • by schroedinger (11547) on 2003年07月17日 16時12分 (#360841)

              ノーベル賞をとるまでは、その業績に対する正当な評価をされていなかっただけではないかと思う。

              で、ノーベル賞を受賞したら昇進させられそうになったって事でしょ?

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            • | _-)/ デモシュニンニスラナナレナイ
        • 技術で食っていけないから仕方なくマネージャになってたりする人も
      • by Anonymous Coward on 2003年07月17日 16時39分 (#360858)
        技術者をあまくみているのはコンサルでしょう。

        たしかにコンサルになると大きな仕事を広い視点でみる立場には
        いるでしょうが、実際に企画する段階で、ある程度細部まで見通しが
        つけていないといけないはず。

        しかし、最近のコンサルは座学のおべんきょうもいいけげんなうえに、
        下にいるものでもお見通しの一般論で奇麗事のみな雑な議論しか
        出来ていない。

        けど、職歴上は「大規模プロジェクトを企画しまわした!」となる。
        しかも、それが失敗しようとなんの責任もとることはない。

        いいかげんプロジェクトのどの段階でミスがあったのかを追求し、
        場合によっては企画したコンサルにも責任をとらせるような仕組みが
        欲しいです。もちろんその氏名はブラックリストとして裏で流す。

        責任のとりかた以外にも、給料の面でも不満がありますね。
        とくに業務系になると、ただのデータの集計をしているだけの
        新卒コンサルにまで「いい給料」を払っているおかげで、
        下の技術者の給料は人月にごまかされて低く押さえられる。

        知恵を売るのがコンサルの仕事らしいですが、
        ほんとに知恵を与えてくれるコンサルと仕事をしてみたいです(涙
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        • コンサルタントだって技術者同様、玉石混淆。
          予算をケチれば、ハズレが来る。
          かといって、金を出せば当たりとは限らない。
          親コメント
          • つまり、錬金術師…と似た様なものか。>コンサルタント

            当たれば、金銀パールプレゼント~♪

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          • そりゃそうだけど、コンサルの立場は技術者と違って
            やばくなったら、責任を振って逃げやすいからなぁ…
            • >コンサルの立場は技術者と違ってやばくなったら、責任を振って逃げやすい

              そりゃ当然。技術者が最下層なんだから泥は全部そちらに流れるよ。
              嫌なら辞めるか、泥が来ても何とかできる力をつけるか。
              どちらも選べないなら、そのまま埋もれるしかないね。
              • >技術者が最下層なんだから
                実は金を払っているクライアントのほうが最下層でわ。
                結局は必要無かったシステムなんてのもあったし、だけど金は払わにゃならんし。
                技術者もコンサルタントも、クライアントが何を欲しがっているかを吸い上げる技術というものが無いという気がしてます。
                コンサルタントの描く壮大な計画に乗って、バブル後は屍が累々と
          • 日本では昔から管理職はエラク、給料が高いもの、だと刷り込まれてきました。
            おうちのとなりの方は部長さんだわよ!とかいわれてね。

            たしかに年功序列の時代はそれが正しいとされてきましたし、
            今でも必ずしも全否定するものでもないでしょう。
            ただ、田中さんのように個々で選択する自由もあるでしょうし、
            選択できる環境も整ってきたと思います。

            しかし、それは管理職へのハードルが低くなったわけでなく、
            その逆で、「真の管理職」に求める能力への選別が厳しくなって
            当然だと思います。

            その意味で、プロジェクトの企画、遂行の管理職であるコンサルに
            求められる責任は重いわけで、見
        • 現在のプロジェクトにはコンサルという名目で参加していますが、
          実際のところは「横から開発に口をはさむ係」です。

          ところが、運用中に出たバグについてコメントするとたまに
          開発発注先から「解決策が分かりませんどうすればいいでしょう?」
          と返ってくることがあり、コーディング概略を渡すのですが
          考えてみると私の請け負った
          • あなたが何のコンサルかによるでしょう。
            業務スペシャリストとしてのコンサル?
            開発プロジェクト自体のコンサル?
            • 元コメントに書いたように、「開発に口をはさむ係」であって、
              会社の名刺上はSE。作業上の名目はどうやら開発プロジェクト
              のコンサルなのですが、職種として自分がコンサルタントとは
              思えません。因みに名目なので、当然ながら単価は開発発注先の
              方の方が高い
    • 「技術士」は定義も法律もあるけど、IT関連の技術者にとって意味があるのかなぁ。なんちゅーか、土木やさんのための資格みたいな感じもするし。

      「技術者」の社会的な地位向上を目指す、と言う点では技術士とか PE ってのはまさにその通りだと思うんだけど。

      はっ!。そうすると「者」の問題ではなく分野の問題なのか?
      親コメント

私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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