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つまりNerdにとっての「入門書」」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2004年04月12日 7時50分 (#530206)
    WordとExcel?
    あれ、業務SEや現場の業務屋が、
    VBAでスクリプト書いてAccessやSQLserverと連携させて、
    仕事を自動化するツールだよ。おまぃら、そーゆー仕事がやりたいのですか?

    じゃ、なくてぇ~。

    Wordつうと、Xerox Alto PC上のBravoEditer が元ネタでしょ。
     WYSIWYG (あんたの見てるもんが印刷されるよ)系エディターの元祖で、なんかいろいろハイパーな機能が付いてるらしい(文献忘れた,なんか年間最優秀ソフト賞みたいなのを取ってる筈)。
    ある意味Emacsの最有力対抗馬。
     M$は、そのBravoのコア開発者を雇ってWordを開発し、他のワープロ・ソフトを市場から駆逐した、つうのはつい10年程前の出来事だし、あれも結局、由緒正しいハッカー文化の功績なんだよね。

    Excelつうと、ダンブルックリンのVisiCalcが元ネタでしょ。
    MITのマック・プロジェクトで学生時代を過ごし、DECに入社後、
    経営学修士取得のためにハーバードのビジネス・スクールに通っていた彼が、生産管理や会計学、財政学の計算をPCのスクリーン上で実現できないか、と考えて作ったのが、VisiCalc。
     VisiCalcは初期の8ビットPCやIBM PC上でヒットし、たくさんの中小フォロワーを生み、Lotus 1-2-3 vs Multiplanの時代を切り開いた。
     オープンソースの世界に古くからある、ゴスリングの SCとか、GNU Oleo も、この時代の製品をモチーフにしている筈。
     その次のイベントは、MacのGUI上で行われた、Lotus Jazz vs MS Excel の次世代スプレッドシート決戦。この時の勝者は、当然Excelで、このあたりからM$の独占指向が問題になり始めた。
     オープンソースの世界で、スタートアップメニューに所在なげに配置されている、OOo、SiamOffice、KDEやGNOMEのスプレッド・シートは、この時代の製品をモチーフにしている筈。
    あと、NeXTSTEP上のWingzもなかなか印象に残る製品だったね。

    ってな訳で、おまぃら、WordやExcelなんて素人向けのクズだと思ってるみたいですが、これらは由緒正しいハッカー文化の成果なんですよw
    あなどるなかれw
    • by Anonymous Coward on 2004年04月12日 9時25分 (#530241)
      どっちかというと、OneNoteやInfoPathの元ネタの方が気になる。どこなんだ?
      親コメント
    • >MacのGUI上で行われた、Lotus Jazz vs MS Excel の次世代スプレッドシート決戦

      ここだけにつっこませてください。
      決戦?ってな印象はないんですが。つうかLotus Jazzを知っている日本のMacユーザーってどの程度いるんだろ?
      個人的にはアスキーが大々的にリリースした「WingZ」の方が印象に残っているのだが(英語バージョンでも日本語が入力できたのも当時のExcelに対するアドバンテージだった)。
      NeXTバージョンより、Macバージョンのリリースの方が早かったと記憶している(MacII上で動いていた記憶があるし)。
      親コメント
    • > ってな訳で、おまぃら、WordやExcelなんて素人向けのクズだと
      > 思ってるみたいですが、これらは由緒正しいハッカー文化の成果な
      > んですよw

      行末の「w」の意味がわからんので外しているかもしれんが、元がハッ
      カー文化だからって、末裔もそうだとは限らない。

      だいたいにして、WordやExcelは素人が扱えるの?扱えないから山ほど
      初心者向けの入門書が出ているんじゃないの?

      # わたしゃFram

人生unstable -- あるハッカー

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