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ドクター取得後の就職にはどんな支援が必要?」記事へのコメント

  • こちらも参考にすると、より悲観的になります。
    http://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html
    • by Anonymous Coward on 2005年05月22日 22時25分 (#738677)
      8%のはくしのひとがゆくえふめいか
      じさつしているだなんてげんなりです。
      親コメント
      • by 306m5 (11617) on 2005年05月22日 22時56分 (#738703)
        「行方不明」じゃなくて、ただ「よくわからない」だけでしょう。
        大学出るときに「卒業・修了後の進路」なるものを書かされましたが、
        卒業・中退の時点で確定していなくて提出しなかったとか未回答とか、
        そういうのが多数いるってことじゃないかと。

        ぎりぎりまで就職先がきまらない/オープンにできないってのが多いのは事実だと思いますが。

        「博士が100人いるむら」のオチはマジなのか? [hatena.ne.jp]
        親コメント
      • 8%の行方 (スコア:2, 参考になる)

        by libitina (23445) on 2005年05月23日 1時56分 (#738841)
        多分中退者がいるからだと思います。
        私も博士中退組です。

        中退理由としては以下が考えられます。
        1、経済的に博士はきつい。
        (金払って研究して、成果は?学術振興会の助成金がもらえないと生活が成り立たない。国立でも毎年200万の借金が追加。)
        2、博士を取るよりも中退した方が就職しやすい。
        (修士の間の研究実績があるため、修士就職組よりも就職活動時に成果等を提示しやすい。)
        3、就職時のマッチング。
        (自分の研究内容が、企業のやりたい内容とマッチしないと雇ってもらえない。先端系の研究の場合応用事例が無いため悲惨。)
        4、海外と違って博士の需要が低い。
        (募集企業が少ない上に、採用人数も少ない。)
        5、教授との相性。
        (雑用押し付けられて研究できなかったり、性格的に合わなかったり、研究方針が違って対立したり)
        6、飛び級制度がないので博士取得時の年齢が・・・
        (浪人・留年無しで27歳。一般企業でも未経験者採用が厳しい。博士取得の平均期間が4年というのも問題?)

        #博士をとるメリットってなんだろう?
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2005年05月23日 3時08分 (#738880)
          日本では大抵のところの院生は相当の苦労を強いられています。
          ほとんど例外を聞きません。
          研修医を「最後の奴隷制度」という人がいますが、
          院生もその仲間に入れて欲しいくらい。

          文化的に日本の学生は無償の労働力だと考えられているようです。
          おまけに成績を握られているから逆らえません。
          逆らうと、研究をホサれて修論とか書けないので卒業できません。

          学生が教授の替わりに論文を書くなんてのは日常茶飯事です。
          単調な実験を行うのは学生、いい結果が出て手に入る名声は教授のものだったりします。
          論文に問題があって、卒業後に呼びつけられて訂正した先輩もいます。
          発表者は教授なのに、教授は研究を理解していないから直せないのです。

          徹夜は当たり前、さんざんコキ使われて給料はもらえず、
          それどころか授業料まで支払っています。
          アメリカの院生と比べてずいぶん待遇は悪いと思います。

          愚痴ついでに、これだけ苦労して学生って馬鹿にされがちなのも悲しいです。
          一般に学生は遊んでいると思われるらしく、特に院生は年の割に学生ですから
          就職もしないで遊んでいて、みたいな非難を受けることがあります。
          自分の魅力の乏しさを棚上げするようですけど、
          大学院に進学してからは同年代の女性の視線が冷たい(端的に言うと彼女が出来にくくなった)。
          前述の通り、これほど酷い労働条件のところは滅多にないと思いますが。

          いいところに内定を取るのは、性格が明るく、人付き合いがうまく、
          場合によっては授業にはろくにでないけど、ノートのコピーをもらうのが上手い
          文科系の学部卒業くらいだという話を聞くとやり切れなくなります。
          親コメント
          • > 日本では大抵のところの院生は相当の苦労を強いられています。
            > ほとんど例外を聞きません。
            > 研修医を「最後の奴隷制度」という人がいますが、
            > 院生もその仲間に入れて欲しいくらい。
            >
            > 文化的に日本の学生は無償の労働力だと考えられているようです。
            > おまけに成績を握られているから逆らえません。
            > 逆らうと、研究をホサれて修論とか書けないので卒業できません。
            >
            > 学生が教授の替わりに論文を書くなんてのは日常茶飯事です。
            > 単調な実験を行うのは学生、いい結果が出て手に入る名声は教授のものだったりします。
            > 論文に問題があって、卒業後に呼びつけられて訂正した先輩もいます。
            > 発表者は教授なのに、教授は研究を理解していないから直せないのです。

            当方、国立大理学部の物理~化学のあたりにいましたが、こんな
            漫画的なものはなかったと思いますが・・・
            #4年の卒論を2個1して教官が論文書いてたけど、どうせ彼ら進学しなかったし

            なので、こーゆーことってどの辺でおきてることなのか興味があります
            --
            「それがどうした、おれたちには関係ない」
            親コメント
            • 同じく,国立大の物や化関連でしたが,まったくなかったですね.
              いろいろ見ても,理学系では少ない気がするのですがどうでしょう.
              親コメント
              • 国立の数学でしたが、聞いたことのない種類の話です。
                数学は大教室制で個人プレイなところだったので、指導とか雑用とかもあまりありませんでしたけど。
            • >なので、こーゆーことって
              >どの辺でおきてることなのか興味があります
              わたしは工学系ですが、
              いたるところこーゆーことがありますな。
              • >>なので、こーゆーことって
                >>どの辺でおきてることなのか興味があります
                >わたしは工学系ですが、
                >いたるところこーゆーことがありますな。

                比較的新しい公立大学に在籍してましたが、
                このコメントを支持します。
          • >学生が教授の替わりに論文を書くなんてのは日常茶飯事です。

             逆のケースの方が目に付くわけだが。
            教授が手取り足取りしないと動かない博士課程の院生急増中。当然論文も、一応本人が書いた体裁は整えるが実態は……ねえ。
          • >日本では大抵のところの院生は相当の苦労を強いられています。

            あなたが世間知らずだという事が良くわかりました。
            あなたが書いた糞長ったらしい自己憐憫の駄文における「院生」を「サラリーマン」とか「プログラマ」とかに置き換えても、全く問題無く話が通じます。
            (一部「教授」を「上司」に置き換えるなどの操作は必要ですが)

            • > 「院生」を「サラリーマン」とか「プログラマ」とかに置き換えても、全く問題無く話が通じます。
              つまり、大学院時代で既に世間様一般と変わらない逆風で過ごしてるということですな。
              院生だからなにかしら一般企業より楽だというわけではないと。
              • >つまり、大学院時代で既に世間様一般と変わらない逆風で過ごしてるということですな。

                いえいえ、世間様一般ではさらに

                「無理難題を言う取引先」
                「容赦なき競合他社」
                「命令系統を無視する上級
              • 給料もらってるわけじゃないという要素が大変に重要かと思いますが。

                朝9時から夜0時まで週6日にわたって仕事し続ける博士課程の先輩とか見てたら研究室に残る気にはとてもなれませんでした。
                (なので修士でて就職
                #企業入ってからのほうが楽だとOBの多くがいうような研究室にいたのでAC
              • 意見には概ね同意ですが、これには一言。

                「無理難題を言う取引先」

                院生には、『無理難題を言う共同研究者』がいます。
                ~そりゃお前のところの分担だったろー!

                「容赦なき競合他社」

                『容赦なき競合研究者』
                これも、一般社会人と同じだと思うけど、欧米の競争相手は概ね資金的にも環境的にも恵まれています。
                ~新しい雑誌を手に取る時のトキメキ。あなたにも分けてあげたい。

                「命令系統を無視する上級役職者」

                『命令系統を無視する助手、先輩院生』

            • なるほど。
              あなたの脳内世界では、「サラリーマン」や「プログラマ」は
              組織に所属するためにお金を納めて、一銭も貰わずに雑用を
              しているわけですね。

              金の流れが正反対なのですが。
              • >金の流れが正反対なのですが。

                あなたの財布に入らないだけで、あなたの知的欲求を満たすために必要な金額と、実際にあなたが払い込んだ授業料との差額は税金で支払われています。(私学でも助成金出てるしね)
                「サラリーマン」や「プログラマ」は財布に入

          • 当方国立大学工学系学部機械系でしたが、上記のまんまみたいな環境でした(Tд⊂

            >おまけに成績を握られているから逆らえません。
            あからさまに言ってはこないけど、言葉の裏に脅迫を感じますよね。
            >逆らうと、研究をホサれて修論とか書けないので卒業できません。
            対立しまくってましたけど、さすがにこれはなかった。
            研究しなくても卒業はできるという、卒業するだけなら天国のような環境でしたよ。
            まともに研究しようとすると大変でしたけど。
            教授自体が研究内容を理解してないという特殊な環境のせいもありましたが。論文書いてるの私だけだったし。
            研究室内が教
        • by saitoh (10803) on 2005年05月23日 8時11分 (#738945)
          >学生が教授の替わりに論文を書くなんてのは日常茶飯事です

          僕が知っている事例(情報系ですが)だと, 第1著者はちゃんと学生にしていますがねぇ.
          文系の方では,教授が引き受けた非常勤とか翻訳とかの仕事を院生にやらせるという事例を聞きかじったことがありますが.

          親コメント
          • by bldbrrrw (20638) on 2005年05月23日 12時11分 (#739077) 日記
            個々の事例を出されても反例として不十分では?

            あなたの知らない情報系では日常茶飯事で起きている事かもしれません。

            #全てはシマのオヤブン次第かと...
            親コメント
          • by Anonymous Coward
            >学生が教授の替わりに論文を書くなんてのは日常茶飯事です
            >僕が知っている事例(情報系ですが)だと,第1著者はちゃんと学生にしていますがねぇ.
            >文系の方では,教授が引き受けた非常勤とか翻訳とかの仕事を院生にやらせるという事例を聞きかじったことがありますが.

            その文系の教授をやっているのですが、自分が書いていない論文を自分の名前で発表したり、共同研究者として名を連ねることは考えられないですね。
            院生が翻訳したら院生の名前で出すのが当然でしょう。たとえ教員が翻訳指導をしていたとしても…。
            むしろ、そうやって院生の業績を一本で
            • Re:8%の行方 (スコア:1, 参考になる)

              by Anonymous Coward on 2005年05月23日 12時50分 (#739111)
              > 院生に雑用をやらせるというコメントもあったが (#738841)、イメージが
              > つかない。どんな雑用だろう。(TAとして雇用し、その分の給与を払う場合は
              > 別だが、これは雑用ではない。)
              > たしかに院生に論文の校正等を頼むことはあるが、その場合はバイト代を払うのが
              > 当然。私も院生時代に指導教授の本の校正をしたときはバイト代をもらったし、
              > 私が院生に頼む場合もそうしている。

              当方、元理系院生。以下、私の周辺での事例です。
              雑用としては、
              ・教授のパソコンの購入手配、設定。一度なら喜んでやりますが、同じトラブルで何度も呼びつけるのはやめてほしい。
              ・教授に来た査読の代理。勉強になるからと言って読ませて、代わりに査読させる。
              ・外国人研究員を空港まで迎えにいかされた。
              ・花見の席とり。研究室の伝統だとか言う理由で。
              ・ホームページ作成。
              ・Word文章をTeX打ちさせた。
              ・研究会後の懇親会の準備。

              論文の著者名ですが、研究を一緒にやっているか否かに関わらず、
              研究室の長である教授の名前は必ずのせる。
              研究所の所長の名前を必ず最後に入れるところもある。
              ちょっと話をしただけの人も入れる。

              その分野で有名な人とコンタクトを取って、研究について意見をもらう。
              その意見を反映したことにして、共著者に取り込む。
              親コメント
              • by primavera (9253) on 2005年05月23日 14時45分 (#739180)
                雑用に関することに限って書きます。

                もし、あなた(及びあなたと同等の地位の人)がこれらの雑用(とあなたが称している仕事)をやらなかった場合、代わりにこの仕事をやるのは誰でしょうか?
                教授本人? ゼミ生? そもそもやらせるべき人なんていない?

                ある仕事の担当者を決める場合、通常はその仕事への「適任度」が高い人に決めます。
                それでは適任度の高い人がいない場合にはどうしましょう?
                そんな場合には、「不適任度」の低い人を選ぶんですよ。

                その雑用とやらの担当者に決められた人は、きっと適任度が高いか不適任度が低いかしたんでしょう。
                不適任度の低さで仕事を振られることなんざ、院内に限らず企業の中でも日常茶飯事ですよ。
                そんなに都合よく適任者なんて出てこないって。

                #もちろん、その仕事がそもそも院内の人間で済ませるべき仕事であるかどうかの議論はあるかと思います。
                親コメント
              • by SenXanKou (27299) on 2005年05月23日 20時52分 (#739360)
                人のお願いをこなして、自分のお願いを聞いてもらう。
                大学ではこれを社会性と呼んだりはしませんか?

                #id取ったのでid
                親コメント
              • by Anonymous Coward
                人の嫌がる雑用を自ら率先してうけるぐらいになれ。雑用すら嫌がるような学生はこっちからお断りです。それじゃ社会に出ても通用しないのは当たり前。
              • by Anonymous Coward
                雑用といえば、私は工学部でしたが
                コンピュータとネットワークの管理は学生の仕事でしたね。

                ちょっとコンピュータに詳しいってことでその役に任ぜられましたが、
                B4~M2の3年間で、UNIXとネットワークにずいぶん詳しくなれました。
                今仕事にあるつけてるのはそのおかげかも。
              • by Anonymous Coward
                その雑用と書いている事をそつなくこなせる人の方が
                中途半端に研究できる人より余程立派だと思います.
                世界で12を争う研究者とかならそんな雑用をしなくても通用するのかもしれませんが
                平凡な研究者は大抵雑用で飯を喰っているものではないかと
              • by locate (5848) on 2005年05月23日 21時03分 (#739363) 日記
                > もし、あなた(及びあなたと同等の地位の人)がこれらの雑用(とあなたが称している
                > 仕事)をやらなかった場合、代わりにこの仕事をやるのは誰でしょうか?
                > 教授本人? ゼミ生? そもそもやらせるべき人なんていない?

                なんで、大学院生がやらないといけないの?
                雑用係として助手とか秘書とかを雇ってるんでしょ? 
                給料ももらっていない上に、研究をやらないと先の無い大学院生が、
                雑用をやらないといけない意味が分からない。
                研究室運営上の仕事ならともかく、教授の個人的な雑用を肩代わりする必要はないのでは?
                親コメント
              • by Anonymous Coward
                金と人手が足りないからでは?
                第一、教授ににらまれたらおしまいだし。
              • by Anonymous Coward

                > なんで、大学院生がやらないといけないの?

                だーかーらー、その答えが親コメント(#739180 [srad.jp])の言う「不適任度の低さ」なんだよ!

                つまり、
                > 雑用係として助手とか秘書とかを雇ってるんでしょ?
                それをする金(予算)がないってこった

              • by Anonymous Coward
                > > 雑用係として助手とか秘書とかを雇ってるんでしょ?
                > それをする金(予算)がないってこった

                助手と秘書は最低でも一人ずつ雇えますけど。
                この人は、教授が自分の金で助手を雇っているとでも思ってるんだろうか。。。
            • by Anonymous Coward
              理系では、教授の仕事はカネを集めること、学生の仕事は研究すること、という感じだと思います。

              助教授・助手はその中間。

              なので、学生の研究が教授の経歴に加わるのは、べつに普通だと思います。それがいやなら、自力で研究費を取ってきて何百万も何千万もする装置を自分で買って

        • 「博士をとるメリット」と言ったらやっぱり...

          • 助手(cv金田朋子):博士~今度は何を作ったのですか?
          • 博士(cv神谷明):よくぞ聞いてくれた○○君。これさえあれば世界から餓えや貧困はなくなり、全人類の幸福が約束される素晴しい発明なんだよ。
          • 助手:すごいですね~、博士。
          • 博士:ふっふっふっ。とりあえず、君に実験台になってもらおう。
          • 助手:えっ、私ですか?
          • Re:博士をとるメリット (スコア:2, おもしろおかしい)

            by Shidho (5649) on 2005年05月23日 11時43分 (#739064) 日記
            助手: 博士~今度は何を作ったのですか?
            博士: よくぞ聞いてくれた○○君。これはタイムマシンなんだよ。
            助手: すごいですね~、博士。完成を祝して乾杯しましょう!
            博士・助手: かんぱーい(グラスを飲み干す)
            博士: さて、早速試運転だ。君も乗りたまえ。
            助手: どこに行きましょうか。
            博士: まずは5分前に戻ってみよう。
            博士・助手: たーいむ・すりっぷ!!
            (最初に戻る)

            なら、博士号がなくても宴会芸でなんとかなります。
            親コメント
          • そのときの「博士」の振り仮名は「はかせ」になっていますので、
            こんかいの「はくし」の話題とは無関係です。

            #茶々なのでAC.
        • by Anonymous Coward
          > 6、飛び級制度がないので博士取得時の年齢が・・・

          今は飛び級もどきの制度はあったかと。
          私は修士ですが、学部には同期の入学で、私が修士をとるのと同じ年に博士をとった者が居ました。
          #同じ年に学士になったのも居たけど…

          うろ覚えですが、
          ・学部を3年で退学して修士課程へ
          ・修士を1年で退学
          • by Anonymous Coward
            いや、高校を中退して学部に行く道があるから・・
            ・高校を2年で退学して学部へ
            ・学部を3年で退学して修士課程へ
            ・修士を1年で退学して博士課程へ
            ・博士を2年で単位取得退学+論文博士で博士号取得
            と、最短ではさらに1年短縮できますよ~
            博士号をとり損ねると、
      • 感覚的に8%は少なすぎると思う…

        20%ぐらいだと思うが、自分の周りだけかな?

アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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