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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
incentiveの分解 (スコア:4, おもしろおかしい)
不正を行う正のincentiveとしては、
(A) 経済:金銭的欲求
(B) 制度:不正が発覚しにくいシステムになっていたこと
不正を行う負のincentiveとしては
(a) 道徳:不正はよくないという内なる理性
(b) 罰則:万一発覚した場合のペナルティ
が考えられる。
では、順番に検討していこう。
(A)については、アカポスの要職であれば十分に金銭を与えられているはずであり、
その上で、もっと欲しい、もっともっと欲しい、と
際限なくエスカレートしていくのは人間の弱さとしてはしょうがない面もあるが。
残念ながらこの果て無き欲求を満た
Re:incentiveの分解 (スコア:2, 参考になる)
>> 「不正を防ぐためのコスト」>「不正によって失われる損失」であれば、対策をする意味がないのだ。
…と本気で考えるのが米国のシステムです.だから,不正防止の制度なんてのは最低限しか存在しない.その代わり,悪いことしたら,めちゃめちゃ罰せられる.もう実刑判決くらって刑務所とか入れられちゃうレベルで.
逆に,日本のお役所的発想ってのは,上記の不等式がモロに成立する状況であっても「対策をすること自体が大事」って考え方ですね.しかも,それでも悪いことしちゃうヤツがいたような場合でも,予算の返納+ショボい罰則で許しちゃう.ま,それが日本の国民性ってことなんでしょう.
こういうことを書くとフレームの元になるかもしれないけど,上記の違いは,BSE対策に関する考え方(「統計的に合理的だ」という米国の主張と,「全頭検査をするべきだ」という日本の主張)でも明らかですね.
注:別にどちらの考え方が正しいとかいう話じゃなくて,「考え方が違うね」ってだけのヨタ話っす.
Re:incentiveの分解 (スコア:1)
ある程度まで(30ヶ月くらい?)低年齢の牛の危険部位の除去を行っていれば、これまでの輸入量を続けたとしても、日本全国でのvCJDによる死者は、肉食が原因の大腸ガンを上回ることはないと思います。