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フレームを承知であえて書きます。文句あるならIDで来い!
その前に、私は定額給付金をどう使うか。個人としてはこの政策に反対ですから、期待されない使い方をしようと考えます。・金、プラチナなどの貴金属商品を買う。・国債、公社債などの債券を買う。・貯蓄する。この政策を失敗に終わらせるために、周囲にも可能な限り消費に回さないことを強く推奨したいと考えています。
さて、この批判の多い定額給付金。消費喚起効果がほとんどないことは、あの「地域振興券」を見るに明らかですが、なぜか与党は異常なまでの執念で実施を強行しようとしています。はっきり言ってこの政策のお
文句はないですが頭が悪い(主に想像力の欠如)です。
> その前に、私は定額給付金をどう使うか。> 個人としてはこの政策に反対ですから、期待されない使い方をしようと考えます。
> ・金、プラチナなどの貴金属商品を買う。商品を扱っている業者の収益になります。ありがとうございます。
> ・国債、公社債などの債券を買う。国債の引受にご協力していただきありがとうございます。
> ・貯蓄する。銀行の資金になります。まことにありがとうございます。
> この政策を失敗に終わらせるために、周囲にも可能な限り消費に回さないことを> 強く推奨したいと考えています。
政府の期待通りの政策の実施にご協力いただきましてまことにありがとうございます。
どんな形にせよ2兆円のお金が市中に出回るのですからGDPの押し上げか銀行の手助けになります。不況時の政策としては普通ですよ?僕はもっと規模を大きくしたほうがいいと思う点で全面的な賛成ではないのですが。
なお創価学会は嫌いですがお金には色がないので使ってくれればGDPの押し上げにはなります。経済学的にはそうです。
コメント返ししておきましょう。
>> ・金、プラチナなどの貴金属商品を買う。>商品を扱っている業者の収益になります。ありがとうございます。
これらの商品の価格構成要素は基本的に原価+ほぼ一定額の手数料収入ですから、総売買高よりも、売買回数が増えない限り収入増加にはあまりつながりません。それに、原価の構成要素である貴金属は国内産出がほとんどありませんから、結果的に外貨として海外に流出していくことになりますので、国内の消費を拡大する効果は限られます。
>> ・国債、公社債などの債券を買う。>国債の引受にご協力していただきありがとうございます。債券には利払いがありますから、最終的には国家財政に影響を与えます。今回の給付金は埋蔵金を活用するということのようですが、お金には色はありませんから結果的に将来使える財源を使いこむことでは国債発行と同じです。したがって、国債を買うことは、消費のループを最小限にすることになりますから、給付金の効果を相当引き下げることが可能です。
>> ・貯蓄する。>銀行の資金になります。まことにありがとうございます。
結局銀行の資金は、貸付けに回るとともに、国債などで運用されますからこれもまた消費のループを最小限化する行為です。
銀行に退蔵されると自己資本比率が上がりますんで、貸し剥がしの抑制やリスクを伴った貸し出しが可能になります。また、ファンダメンタルが悪くても最悪日本国債に流れますので、ドイツのように長期の起債に失敗する、なんてことも起きにくくなります。国債ってのは入札で償還金額が決まりますので、引き受け手がいないと国債の発行そのものができなくなります。今の日本国債の利回りは30年物でも1.8%(額面2.4%)程度なのですが、30年物の起債ができない=その間にデフォルトするだろうと市場が予想するということなのですね。現に韓国なんかは短期の1年物すら起債できなくなってます。
今回の給付金は消費喚起と合わせ、銀行の信用創造機能の回復と市場流動現金の不胎化によるハイパーインフレーションを抑える手札を作るという「即効性があり、リスクが少ない」手段の両方を見据えていますので、景気対策としては効果が低くても、銀行システムに相応の効果がありますから財政赤字の拡大という副作用はあれど、信用創造システム回復後のインフレーションでリスクは限定的になります。
#今回は世界中の中央銀行が金融緩和政策を採っていますので、希釈化の手段を持っておくのは非常に重要なことです。
マクロ経済の理屈をマスメディアがきちんと解説していないのが問題なのですが、いわゆる「ヘリコプターマネー」は最新の経済理論から見ると非常に理にかなった政策といえます。加えてキャリー取引消滅によるデレバレッジ、リワインド状態で、国債の引き受け手は元々日本国内に限定されていたものが、通貨逃避による外国人投資家の日本国債買いにより過度に円高に振れている状態です。国債の発行により通貨を希釈させ、かつ日本の銀行がこれを引き受けることにより為替相場を適正水準に保つこともできます。
そこんところを踏まえていないか知らない振りをしている糞新聞糞テレビが雁首そろえて報道しない自由を行使してるので、このように至極まっとうな政策にもかかわらずネガティブキャンペーンが起きる原因になっているのです。このような緊急事態にもかかわらずろくな政策も提示できずに政権交代政権交代と念仏のように唱えてる政党は如何なものかと思います。彼らが選択すべきはまずは大連立による危機打開でした。政界再編はその後の話です。異論はあるでしょうが、オバマ政権が機能し始める6-8月まで、唯一まともなハードカレンシーであるわが国の財政金融当局を脳死状態に置くのは世界に対する大いなる犯罪行為といっても過言ではないでしょう。ちなみに、USドル、ユーロ、UKポンド、スイス・フラン、円、カナダドル、デンマーク・クローネ、スウェーデン・クローナ、ノルウェー・クローネ、オーストラリア・ドルのうちまともに機能しているのは円とノルウェークローネで、決済シェアを考慮すれば円のみです。公共事業だとか福祉とか言ってますが、1-2年程度のずれが発生する上、報酬は後払いになりますから、倒産リスクが高く資金の借り入れが難しい建設業は受注するにしてもその間資産を維持するための短期資金を高金利で借り入れるしかないため、実際に家計セクターに回る真水分はかなり減ることになります。今は信用危機なんですからこの手の伝統的な手法は信用リスクが回復した後になります。
ついでに言えば、たった二兆円では不十分で、個人的には6-8兆円程度の「ばら撒き」が必要だと思っております。公的資金を突っ込んで官製不況を作り出すよりは家計セクターへの配分がなされ、信用収縮を回避するだけましだと思っております。
ネタだとおもうのですがマジレス。
> 銀行に退蔵されると自己資本比率が上がりますんで、
BIS規制上の自己資本比率は、リスク量に対する自己資本の割合なので、増加した預金量で、国債等の非リスク資産を購入したとしてもリスクは減らないですし、リスクを伴った投資を行えば、自己資本比率の低下につながります。
まぁ、増加した預金量ですべて国債を購入して、金利差分が銀行の収益になって、それが自己資本比率の上昇につながることはつながるんでしょうが、そんな微々たるものではなんともならない経済情勢なわけで。
マクロ経済学は忘却の彼方だけど。
ヘリコプターマネーってのはもとの文脈だと、貨幣供給を増やすときに金融機関を経由せずに直接家計に渡そうって話ではなかったっけ?
今回の給付金の話では財源をどうするつもりなのかよくわかっていないのだけど、少なくとも国債を日銀に引き受けさせるという話にはなっていないよね。ということは、給付するための現金をどこかから調達しなければならないわけで、それこそ埋蔵金でも使うのでなければ税金か市中で調達するかのどちらかしかない。ということは古典的な(≠古典派)有効需要管理政策に近いのではないのかなぁ。
最悪日本国債に回ってもいいとか書いてあるけど、伊吹なんかは政府短期証券で調達とか言っていたりして、そこまでして配った現金が日本国債の消化に回るなんてほとんどナンセンスジョークの世界に思える。
陰謀論を唱える暇があったらマクロ経済の入門書を少しでも読んだほうが頭が良くなります。
基本的に市中のお金には保存則が適用されますから、一旦放出したら無駄ということはないのですよ。
金に投資しても手数料が発生するので経済効果。国外に流出すれば円安誘導。銀行に預ければ資本増強。国債を引き受ければ金利低下をもたらし政府が公共部門の支出を増大させられる。
どこかで出ているように自宅で燃やさない限り経済効果がありますね。
ちなみに経済格差の解消は別の話題なので経済効果とごっちゃにしてはいけませんね。というかマクロ経済が理解できないので話題そらしですか?
> 基本的に市中のお金には保存則が適用されますから、一旦放出したら無駄ということはないのですよ。ならバンバン赤字国債発行してどんどん紙幣を刷ったほうがよさそうに思いますが。なぜそうしないのでしょうか?インフレで資産の価値が目減りするという要素を無視していませんか?
> ならバンバン赤字国債発行してどんどん紙幣を刷ったほうがよさそうに思いますが。なぜそうしないのでしょうか?米国はやりますね。日本も見習うべきでしょうけど財政再建論者の声が大きいのでなかなか…。財政再建は好況のときに取り組むべきで、不況で需要が低下してデフレ傾向、利率も低下しているときには国債を発行しやすい状況なんですけどね。
> インフレで資産の価値が目減りするという要素を無視していませんか?インフレのことは無視してませんよ。明示的にインフレターゲットを唱えるかどうかはあるでしょうが、「インフレで資産の価値が目減り」することを前提として経済は運営されています。
政府が2兆円を直接使うことによって得られたはずの経済効果はどこに行ったんですか?何を買おうと銀行に預けようと同じなら、政府が直接何か買ったり金融機関を支援したりしても同じことですよね。経済学的には。なんでそれではダメなんですか?
> 政府が2兆円を直接使うことによって得られたはずの経済効果はどこに行ったんですか?> 何を買おうと銀行に預けようと同じなら、政府が直接何か買ったり金融機関を支援したりしても同じことですよね。経済学的には。なんでそれではダメなんですか?
短期で効果を狙うか長期で狙うかが違うんだよ。公共事業のほうが本質的には乗数係数が高いのは確か。でもな、例えば工事やって実際にお金が動くまで時間かかるのは想像できるだろ?金融機関の財政支援も似たような話だ。だけど金配ったら即座に回りだす。
頭が悪くてマクロ経済学の入門書も読めないのも仕方がないが、せめて他のコメントも読んだら?もう同じ説明は出てる。それすら難しいのか?基礎知識もねーのに頭のいいことは言えないからあきらめろ。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090205k0000m010152000c.html [mainichi.jp]
総理自ら「もらわない」んだってさ結局、経済対策なんて後付けの方便だったってわけだ
経済効果なんてないんだよ末端で小金が回っても「経済効果」に入るかっての他人を無知呼ばわりしてるお前のほうがよっぽど分かってないよ
> 経済効果なんてないんだよ> 末端で小金が回っても「経済効果」に入るかっての> 他人を無知呼ばわりしてるお前のほうがよっぽど分かってないよ
おやおや、君はかけ算もできないのかな。末端で1万円でもそれが 1億倍になったらいくらかな。ちょっと難しいのかな?それとも日本の何百兆円のGDPには末端の小金の積み重ねは入ってないのかな〜?
> 総理自ら「もらわない」んだってさ> 結局、経済対策なんて後付けの方便だったってわけだ
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009020500327 [jiji.com] という話もあるけどねえ〜。まあ、変節だとか言う人もいるけど信じたいものを信じればいいからね。
君はベクトルという言葉から勉強し直してきな方向がそろってなけりゃ打ち消し合って消えるんだよ
反対側の方向って何ですか〜?そもそもベクトル値なのかな?スカラー値かもしれないよ?
無理して難しいこと言わなくてもいいからさ。
手数料収入といったものはそりゃ当然少ないでしょうけど、どれも市場で変動相場で取引されるものですから、値段が上がるなどして、市場の活性化等で支払った額以上の効果が期待できるのでは?
いや、素人考えなんですが、金融工学を駆使して投入された額以上の投資をしたりするらしいので、市場活性化効果に働くとすれば効果はあるような気がするのですが……。まぁ、それに頼りすぎたせいでサブプライムローン問題とか色々問題がでたわけではあるけれど。
当然無視できるほどの少額しかそういった用途に使われなかったとすると効果は誤差の範囲にとどまるかも知れないが、そもそも効果がない使い道に使われても無視できる規模なわけだし。
#このツリーは全体的に興味深いというか問題点が洗い出されていて参考になる。#だけどログインできる環境にないのでACで失礼します。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
なぜ定額給付金なのか。 (スコア:3, 興味深い)
フレームを承知であえて書きます。
文句あるならIDで来い!
その前に、私は定額給付金をどう使うか。
個人としてはこの政策に反対ですから、期待されない使い方をしようと考えます。
・金、プラチナなどの貴金属商品を買う。
・国債、公社債などの債券を買う。
・貯蓄する。
この政策を失敗に終わらせるために、周囲にも可能な限り消費に回さないことを
強く推奨したいと考えています。
さて、この批判の多い定額給付金。
消費喚起効果がほとんどないことは、あの「地域振興券」を見るに明らかですが、
なぜか与党は異常なまでの執念で実施を強行しようとしています。はっきり言って
この政策のお
Re:なぜ定額給付金なのか。 (スコア:3, すばらしい洞察)
文句はないですが頭が悪い(主に想像力の欠如)です。
> その前に、私は定額給付金をどう使うか。
> 個人としてはこの政策に反対ですから、期待されない使い方をしようと考えます。
> ・金、プラチナなどの貴金属商品を買う。
商品を扱っている業者の収益になります。ありがとうございます。
> ・国債、公社債などの債券を買う。
国債の引受にご協力していただきありがとうございます。
> ・貯蓄する。
銀行の資金になります。まことにありがとうございます。
> この政策を失敗に終わらせるために、周囲にも可能な限り消費に回さないことを
> 強く推奨したいと考えています。
政府の期待通りの政策の実施にご協力いただきましてまことにありがとうございます。
どんな形にせよ2兆円のお金が市中に出回るのですからGDPの押し上げか銀行の手助けになります。不況時の政策としては普通ですよ?僕はもっと規模を大きくしたほうがいいと思う点で全面的な賛成ではないのですが。
なお創価学会は嫌いですがお金には色がないので使ってくれればGDPの押し上げにはなります。経済学的にはそうです。
Re:なぜ定額給付金なのか。 (スコア:1)
コメント返ししておきましょう。
>> ・金、プラチナなどの貴金属商品を買う。
>商品を扱っている業者の収益になります。ありがとうございます。
これらの商品の価格構成要素は基本的に原価+ほぼ一定額の手数料収入ですから、
総売買高よりも、売買回数が増えない限り収入増加にはあまりつながりません。
それに、原価の構成要素である貴金属は国内産出がほとんどありませんから、
結果的に外貨として海外に流出していくことになりますので、国内の消費を拡大
する効果は限られます。
>> ・国債、公社債などの債券を買う。
>国債の引受にご協力していただきありがとうございます。
債券には利払いがありますから、最終的には国家財政に影響を与えます。今回の
給付金は埋蔵金を活用するということのようですが、お金には色はありませんから
結果的に将来使える財源を使いこむことでは国債発行と同じです。したがって、
国債を買うことは、消費のループを最小限にすることになりますから、給付金の
効果を相当引き下げることが可能です。
>> ・貯蓄する。
>銀行の資金になります。まことにありがとうございます。
結局銀行の資金は、貸付けに回るとともに、国債などで運用されますからこれもまた
消費のループを最小限化する行為です。
マクロ経済と信用と金融と貨幣の危機 (スコア:2, 参考になる)
銀行に退蔵されると自己資本比率が上がりますんで、貸し剥がしの抑制やリスクを伴った貸し出しが可能になります。
また、ファンダメンタルが悪くても最悪日本国債に流れますので、ドイツのように長期の起債に失敗する、なんてことも起きにくくなります。
国債ってのは入札で償還金額が決まりますので、引き受け手がいないと国債の発行そのものができなくなります。
今の日本国債の利回りは30年物でも1.8%(額面2.4%)程度なのですが、30年物の起債ができない=その間にデフォルトするだろうと市場が予想するということなのですね。
現に韓国なんかは短期の1年物すら起債できなくなってます。
今回の給付金は消費喚起と合わせ、銀行の信用創造機能の回復と市場流動現金の不胎化によるハイパーインフレーションを抑える手札を作るという「即効性があり、リスクが少ない」手段の両方を見据えていますので、景気対策としては効果が低くても、銀行システムに相応の効果がありますから財政赤字の拡大という副作用はあれど、信用創造システム回復後のインフレーションでリスクは限定的になります。
#今回は世界中の中央銀行が金融緩和政策を採っていますので、希釈化の手段を持っておくのは非常に重要なことです。
マクロ経済の理屈をマスメディアがきちんと解説していないのが問題なのですが、いわゆる「ヘリコプターマネー」は最新の経済理論から見ると非常に理にかなった政策といえます。
加えてキャリー取引消滅によるデレバレッジ、リワインド状態で、国債の引き受け手は元々日本国内に限定されていたものが、通貨逃避による外国人投資家の日本国債買いにより過度に円高に振れている状態です。
国債の発行により通貨を希釈させ、かつ日本の銀行がこれを引き受けることにより為替相場を適正水準に保つこともできます。
そこんところを踏まえていないか知らない振りをしている糞新聞糞テレビが雁首そろえて報道しない自由を行使してるので、このように至極まっとうな政策にもかかわらずネガティブキャンペーンが起きる原因になっているのです。
このような緊急事態にもかかわらずろくな政策も提示できずに政権交代政権交代と念仏のように唱えてる政党は如何なものかと思います。
彼らが選択すべきはまずは大連立による危機打開でした。政界再編はその後の話です。
異論はあるでしょうが、オバマ政権が機能し始める6-8月まで、唯一まともなハードカレンシーであるわが国の財政金融当局を脳死状態に置くのは世界に対する大いなる犯罪行為といっても過言ではないでしょう。
ちなみに、USドル、ユーロ、UKポンド、スイス・フラン、円、カナダドル、デンマーク・クローネ、スウェーデン・クローナ、ノルウェー・クローネ、オーストラリア・ドルのうちまともに機能しているのは円とノルウェークローネで、決済シェアを考慮すれば円のみです。
公共事業だとか福祉とか言ってますが、1-2年程度のずれが発生する上、報酬は後払いになりますから、倒産リスクが高く資金の借り入れが難しい建設業は受注するにしてもその間資産を維持するための短期資金を高金利で借り入れるしかないため、実際に家計セクターに回る真水分はかなり減ることになります。
今は信用危機なんですからこの手の伝統的な手法は信用リスクが回復した後になります。
ついでに言えば、たった二兆円では不十分で、個人的には6-8兆円程度の「ばら撒き」が必要だと思っております。
公的資金を突っ込んで官製不況を作り出すよりは家計セクターへの配分がなされ、信用収縮を回避するだけましだと思っております。
Re:マクロ経済と信用と金融と貨幣の危機 (スコア:1)
ネタだとおもうのですがマジレス。
> 銀行に退蔵されると自己資本比率が上がりますんで、
BIS規制上の自己資本比率は、リスク量に対する自己資本の割合なので、
増加した預金量で、国債等の非リスク資産を購入したとしてもリスクは減らないですし、
リスクを伴った投資を行えば、自己資本比率の低下につながります。
まぁ、増加した預金量ですべて国債を購入して、金利差分が銀行の収益になって、
それが自己資本比率の上昇につながることはつながるんでしょうが、
そんな微々たるものではなんともならない経済情勢なわけで。
Re:マクロ経済と信用と金融と貨幣の危機 (スコア:1)
マクロ経済学は忘却の彼方だけど。
ヘリコプターマネーってのはもとの文脈だと、貨幣供給を増やすときに金融機関を経由せずに直接家計に渡そうって話ではなかったっけ?
今回の給付金の話では財源をどうするつもりなのかよくわかっていないのだけど、少なくとも国債を日銀に引き受けさせるという話にはなっていないよね。ということは、給付するための現金をどこかから調達しなければならないわけで、それこそ埋蔵金でも使うのでなければ税金か市中で調達するかのどちらかしかない。ということは古典的な(≠古典派)有効需要管理政策に近いのではないのかなぁ。
最悪日本国債に回ってもいいとか書いてあるけど、伊吹なんかは政府短期証券で調達とか言っていたりして、そこまでして配った現金が日本国債の消化に回るなんてほとんどナンセンスジョークの世界に思える。
Re:なぜ定額給付金なのか。 (スコア:2, 参考になる)
陰謀論を唱える暇があったらマクロ経済の入門書を少しでも読んだほうが頭が良くなります。
基本的に市中のお金には保存則が適用されますから、一旦放出したら無駄ということはないのですよ。
金に投資しても手数料が発生するので経済効果。
国外に流出すれば円安誘導。
銀行に預ければ資本増強。
国債を引き受ければ金利低下をもたらし
政府が公共部門の支出を増大させられる。
どこかで出ているように自宅で燃やさない限り経済効果がありますね。
ちなみに経済格差の解消は別の話題なので経済効果とごっちゃにしてはいけませんね。
というかマクロ経済が理解できないので話題そらしですか?
Re: (スコア:0)
> 基本的に市中のお金には保存則が適用されますから、一旦放出したら無駄ということはないのですよ。
ならバンバン赤字国債発行してどんどん紙幣を刷ったほうがよさそうに思いますが。なぜそうしないのでしょうか?
インフレで資産の価値が目減りするという要素を無視していませんか?
Re: (スコア:0)
> ならバンバン赤字国債発行してどんどん紙幣を刷ったほうがよさそうに思いますが。なぜそうしないのでしょうか?
米国はやりますね。日本も見習うべきでしょうけど財政再建論者の声が大きいのでなかなか…。
財政再建は好況のときに取り組むべきで、不況で需要が低下してデフレ傾向、利率も低下しているときには国債を発行しやすい状況なんですけどね。
> インフレで資産の価値が目減りするという要素を無視していませんか?
インフレのことは無視してませんよ。
明示的にインフレターゲットを唱えるかどうかはあるでしょうが、
「インフレで資産の価値が目減り」することを前提として経済は運営されています。
Re: (スコア:0)
政府が2兆円を直接使うことによって得られたはずの経済効果はどこに行ったんですか?
何を買おうと銀行に預けようと同じなら、政府が直接何か買ったり金融機関を支援したりしても同じことですよね。経済学的には。なんでそれではダメなんですか?
Re: (スコア:0)
> 政府が2兆円を直接使うことによって得られたはずの経済効果はどこに行ったんですか?
> 何を買おうと銀行に預けようと同じなら、政府が直接何か買ったり金融機関を支援したりしても同じことですよね。経済学的には。なんでそれではダメなんですか?
短期で効果を狙うか長期で狙うかが違うんだよ。
公共事業のほうが本質的には乗数係数が高いのは確か。でもな、例えば工事やって実際にお金が動くまで時間かかるのは想像できるだろ?
金融機関の財政支援も似たような話だ。
だけど金配ったら即座に回りだす。
頭が悪くてマクロ経済学の入門書も読めないのも仕方がないが、せめて他のコメントも読んだら?
もう同じ説明は出てる。
それすら難しいのか?基礎知識もねーのに頭のいいことは言えないからあきらめろ。
Re: (スコア:0)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090205k0000m010152000c.html [mainichi.jp]
総理自ら「もらわない」んだってさ
結局、経済対策なんて後付けの方便だったってわけだ
経済効果なんてないんだよ
末端で小金が回っても「経済効果」に入るかっての
他人を無知呼ばわりしてるお前のほうがよっぽど分かってないよ
Re: (スコア:0)
> 経済効果なんてないんだよ
> 末端で小金が回っても「経済効果」に入るかっての
> 他人を無知呼ばわりしてるお前のほうがよっぽど分かってないよ
おやおや、君はかけ算もできないのかな。
末端で1万円でもそれが 1億倍になったらいくらかな。ちょっと難しいのかな?
それとも日本の何百兆円のGDPには末端の小金の積み重ねは入ってないのかな〜?
> 総理自ら「もらわない」んだってさ
> 結局、経済対策なんて後付けの方便だったってわけだ
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009020500327 [jiji.com] という話もあるけどねえ〜。
まあ、変節だとか言う人もいるけど信じたいものを信じればいいからね。
Re: (スコア:0)
君はベクトルという言葉から勉強し直してきな
方向がそろってなけりゃ打ち消し合って消えるんだよ
Re: (スコア:0)
反対側の方向って何ですか〜?
そもそもベクトル値なのかな?
スカラー値かもしれないよ?
無理して難しいこと言わなくてもいいからさ。
Re: (スコア:0)
手数料収入といったものはそりゃ当然少ないでしょうけど、どれも市場で変動相場で取引されるものですから、値段が上がるなどして、市場の活性化等で支払った額以上の効果が期待できるのでは?
いや、素人考えなんですが、金融工学を駆使して投入された額以上の投資をしたりするらしいので、市場活性化効果に働くとすれば効果はあるような気がするのですが……。まぁ、それに頼りすぎたせいでサブプライムローン問題とか色々問題がでたわけではあるけれど。
当然無視できるほどの少額しかそういった用途に使われなかったとすると効果は誤差の範囲にとどまるかも知れないが、そもそも効果がない使い道に使われても無視できる規模なわけだし。
#このツリーは全体的に興味深いというか問題点が洗い出されていて参考になる。
#だけどログインできる環境にないのでACで失礼します。
Re: (スコア:0)
一番非効率的な使用方法かと思います。
Re: (スコア:0)
反対するなら、タンス預金ですよねー。
> なお創価学会は嫌いですがお金には色がないので使ってくれればGDPの押し上げにはなります。
> 経済学的にはそうです。
経済学的には良くても、社会的に迷惑な布教活動や宗教活動、個人崇拝の強化
などに使われるようでは、甚だ迷惑でもあります。
今回のように信者の票の力を使っての政治力により、税金からの還流を狙った
としたら、そしてそれを認めたとしたら、加速度的に個人崇拝の宗教が
この国の政治を完全に牛耳るのは難しくないといえます。
もちろん、これまでは宗教ではなく、自民党と官僚が税金の流れを利用して
権力を作り上げてきたわけではありますが、1個人を崇拝する宗教が同じ
ことをやるのは恐怖ですね。