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> そんなものは言い訳にしか過ぎません。
管理業務自体にインセンティブが発生する場合に限り同意です。
ネットワーク管理者もフルタイムから片手間までいろいろあるわけで。ドキュメンテーションが無給、あるいは時間の無駄と言われるような組織なら、極端な話ドキュメンテーションしないのが最善です。ドキュメンテーションをすることで本業にかけるべき時間が(おそらく組織に無断で)削られているわけですから。逆に無給・合間で何かやるのを求めるのは、「本人のパフォーマンスと引き替えでもかまわないし、トラブルの責任は正式な仕事として割り当てなかった組織が負う」という組織の選択です。
以下雑談。
誰が何をどこまでやって誰が報告するのか、というのが明らかにならないと、きちんと動けるチームにはなりません。自主的に何かするのは素晴らしいことかもしれませんが、やるならきちんと宣言してもらわないと結局チーム全体としてはおかしなことになります。例えば、初代は勝手にドキュメンテーションして2代目に引き継ぐ→成功→他のメンバーは「引き継ぎ準備は明示的に仕事にしなくても問題ない」と安心、しかし2代目にとっては引き継ぎ準備は明示的な仕事でないのでやらない→引き継ぎ時に破綻、とか。
文面からの憶測に過ぎませんが、元コメ氏が上記の初代になるパターンをやりそうな気がします。
補足。何を残せばいいのか分かり難いという人には、ここの記事(ネットワーク運用管理入門) [atmarkit.co.jp]が参考になるかな?
つまり管理には、構成管理、障害管理、性能管理、設備管理、セキュリティ管理、の5分野の情報が必要です。
ところで、この手の文書は引継ぎだけに有効な訳ではありません。「昨日の自分は他人」。そんな言葉を体験した人も多いでしょう。
ネットワークの要素などが多くなるに従い、分からなくなってくる部分も多くなり、かつ、「ネットワーク系の変更作業」という仕事が必要になった時にこの手の資料がきちんとできてないと調べ直してから作業に取り掛かるというおおわらわな事態にも発展しかねません。でもって、そんな時に限って仕事が忙しかったりする。(笑)
要は「楽したかったら普段が大事」というだけの話なんだよね。
#他人に説明する時に「これ、見ておいて」というパターンで済ませられることも多々。#そんな日常の楽を実現する為の道具としての情報、は大事です。
少なくとも日記形式の管理記録くらい付けておけば後から何かと役には立ちます。
ネットワーク管理に限らず、これをやる人が少ない。いつなにをやったか、簡単でいいから作業した内容などを手書きでいいのでメモし続けることで、かなり重要な情報源ができあがるのですが、面倒がる人が多いです。
で、後から「あれってどこのどれだっけ?」「どれになに入れたっけ?」。
やらない人は「手書きノートは検索出来ない」とか言いますが、有限時間内に探し出せる情報が「ある」のと、「なにも無い」のでは断然前者が有利でしょうに。特に仮想環境が蔓延しつつある開発環境などだと、仮想的な配置や内容物を簡単な図で書いておくだけで全然作業効率が違うのですが、それをやらずに、「このサーバーって仮想だっけ?」しらんて。
入ってきた新人たちにこのことを教えてあげたいのですが、直接の教育担当者がどっちかというと「メモなど不要。出来るヤツは記憶するはず」派っぽいので残念なことになりそうです。
>「メモなど不要。出来るヤツは記憶するはず」
教育担当者がいなくなったあとで、「いいか、人の記憶ほど当てにならないものはないぞ」と言ってあげるのがよいかと思います。
#「本当に出来るヤツは影でノートにまとめてる」
マギシステムの中のように、裏コマンドのポストイットがいっぱい貼付けてあるんですね。わかりますw
冗談はともかく、まとめる時間がないなら、最悪はああいった形で残しておいてくれた方が、多少はありがたい。
結局これだよね〜。ネットワークに限らず、引き継ぎの予想される業務はみんな同じ。
トラブルが解決したらチョコチョコッとメモをしています。ワードでも何でも良いので、書いたり画像はったり、リンクさせたり色つけたり大文字にしたり。。
これが一年もすると結構な量になったりするのだけど、引き継ぐ時にまとめるだけで済みます。
愚痴は結構重要。意味不明な業務をどういう経緯(○○の思いつきで...とか)でやる羽目になったのかも残しておくと、後任も納得してくれやすいです。(涙
無駄だと思う。
結局は整理された資料が作られる事は無いので、後任は1から読むことになります。そんな暇があるなら、今動いている脇で新しくて査定必要だと思われるものだけ作って、機能が足りないと言われようが切り替えた方が安くて早いて被害が少ないです。
根本的な設計思想や管理情報は、引き継ごうと思っても引き継げるほど定型化できないと思う。# 自分の思考形態を文書化できますか?
>結局は整理された資料が作られる事は無いので、後任は1から読むことになります。
不意の交通事故死による強制的引き継ぎの場合にはそんな物でもあるとないとではだいぶ違います
上司にいくら「ラベリングしろ」「時系列でいいからドキュメントかけ」「あんたが急死したら引き継ぎさせらえて困るのは俺なんだ」といっても「そんなの現物と設定情報見ればわかるだろ」といって書かない…その機材に振られてるIPアドレスとログイン情報すらわからねえっつーの上司の上司は上司に一任しててレビューすらしねえし
# 自分の思考形態を文書化できますか?
それがシステム設計書であり、導入手順書であり、環境定義書であり、試験成績書だろ? 「資料」ってものに対して何か大きな勘違いしてないか?
「ある時一回上司にこう言われた」というだけの理由で当然やるべき仕事を全部投げ出してしまう人って、いつも何かサボる理由を探してる人なんですよね。
結局全部人のせいにしてやりたく無い仕事はやらず、後で責められて「前にあの人がこう言ったから...」と言い訳しても誰も認めてくれずにおさらば。
変な理由をつけて「一切文書は作ってませんw」なんて言ってる人がこの先プラスに評価される可能性は髪の毛ほども無いでしょうね。
というか、そういう指摘をしちゃう上司が自分を正当に(プラスに)評価してくれるか激しく疑問かもしれず。それ以前に「それは後回しでいいから」と云い放っちゃって後日フォローもしない上司は、ちと管理職として失格くさいですぜ…。
大丈夫ですよ。ちゃんとフォローしてくれます。「その続きは明日と明後日やればいいから」と金曜に言われるとか。
昔引き継いだネットワークは、前任者が「自分の痕跡を会社に残したくない」というアホだったんで、ほとんど資料が残っていませんでした。
そこで、社内で古文書のようになった導入時の書類を探し出して解読し、当時のことを知っている社員から「配線が通ってるからこの机は動かすなって聞いてるよ…」というように口頭伝承を集め、さらにOAフロアー発掘して、実際の配線を確認。その結果を資料にまとめる…
…まさに考古学ですな。
今はきちんとした管理記録を作ってる暇がない位、忙しいときは、日付入りの簡単なメモ程度なものでも残しています。とにかく「いつ、どこで、何をしたか?」を残しておけば、後の世の人が発掘調査するときの手がかりになりますから。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
時間が無い (スコア:1, すばらしい洞察)
昔、ネットワークの構築・管理をしてましたが、ちょっとした合間にコツコツ文書を作成して
何時でも引き継げる様にしておきました。
「時間があったらまとめて‥」なんてこと考えてるようじゃ夏休みの宿題と同じ。
いくら時間が有っても最終日まで手をつけないのが目に見えてるじゃないですか。
少なくとも日記形式の管理記録くらい付けておけば後から何かと役には立ちます。
多少愚痴が入ったところで当時の生の記録ってのは結構有効です。
Re:時間が無い (スコア:5, すばらしい洞察)
> そんなものは言い訳にしか過ぎません。
管理業務自体にインセンティブが発生する場合に限り同意です。
ネットワーク管理者もフルタイムから片手間までいろいろあるわけで。ドキュメンテーションが無給、あるいは時間の無駄と言われるような組織なら、極端な話ドキュメンテーションしないのが最善です。ドキュメンテーションをすることで本業にかけるべき時間が(おそらく組織に無断で)削られているわけですから。逆に無給・合間で何かやるのを求めるのは、「本人のパフォーマンスと引き替えでもかまわないし、トラブルの責任は正式な仕事として割り当てなかった組織が負う」という組織の選択です。
以下雑談。
誰が何をどこまでやって誰が報告するのか、というのが明らかにならないと、きちんと動けるチームにはなりません。自主的に何かするのは素晴らしいことかもしれませんが、やるならきちんと宣言してもらわないと結局チーム全体としてはおかしなことになります。例えば、初代は勝手にドキュメンテーションして2代目に引き継ぐ→成功→他のメンバーは「引き継ぎ準備は明示的に仕事にしなくても問題ない」と安心、しかし2代目にとっては引き継ぎ準備は明示的な仕事でないのでやらない→引き継ぎ時に破綻、とか。
文面からの憶測に過ぎませんが、元コメ氏が上記の初代になるパターンをやりそうな気がします。
必要な文書 (スコア:3, 参考になる)
補足。
何を残せばいいのか分かり難いという人には、ここの記事(ネットワーク運用管理入門) [atmarkit.co.jp]が参考になるかな?
つまり管理には、構成管理、障害管理、性能管理、設備管理、セキュリティ管理、の5分野の情報が必要です。
昨日の自分は他人 (スコア:0)
ところで、この手の文書は引継ぎだけに有効な訳ではありません。
「昨日の自分は他人」。そんな言葉を体験した人も多いでしょう。
ネットワークの要素などが多くなるに従い、分からなくなってくる部分も多くなり、
かつ、「ネットワーク系の変更作業」という仕事が必要になった時に
この手の資料がきちんとできてないと調べ直してから作業に取り掛かるという
おおわらわな事態にも発展しかねません。
でもって、そんな時に限って仕事が忙しかったりする。(笑)
要は「楽したかったら普段が大事」というだけの話なんだよね。
#他人に説明する時に「これ、見ておいて」というパターンで済ませられることも多々。
#そんな日常の楽を実現する為の道具としての情報、は大事です。
Re: (スコア:0)
更新が必要な情報の見積りは最初にしておくとか、
文書の見直しをどの文書に何時行うか、をコンパクトにまとめておくとかは大事。
情報の鮮度を保つなら「更新を前提にしたドキュメントワーク」ってのは必須。
#なお、鮮度を保つ仕組みは、できるだけ自動化すると保ちやすい。
#この手の文書化で躓く最大の理由が更新を考えてないことだから。
ネットワーク管理に限らず作業/管理記録は有用 (スコア:1)
少なくとも日記形式の管理記録くらい付けておけば後から何かと役には立ちます。
ネットワーク管理に限らず、これをやる人が少ない。
いつなにをやったか、簡単でいいから作業した内容などを手書きでいいのでメモし続けることで、
かなり重要な情報源ができあがるのですが、面倒がる人が多いです。
で、後から「あれってどこのどれだっけ?」「どれになに入れたっけ?」。
やらない人は「手書きノートは検索出来ない」とか言いますが、有限時間内に探し出せる情報が
「ある」のと、「なにも無い」のでは断然前者が有利でしょうに。特に仮想環境が蔓延しつつある
開発環境などだと、仮想的な配置や内容物を簡単な図で書いておくだけで全然作業効率が違うの
ですが、それをやらずに、「このサーバーって仮想だっけ?」しらんて。
入ってきた新人たちにこのことを教えてあげたいのですが、直接の教育担当者がどっちかという
と「メモなど不要。出来るヤツは記憶するはず」派っぽいので残念なことになりそうです。
Re:ネットワーク管理に限らず作業/管理記録は有用 (スコア:1, すばらしい洞察)
>「メモなど不要。出来るヤツは記憶するはず」
教育担当者がいなくなったあとで、「いいか、人の記憶ほど当てにならないものはないぞ」
と言ってあげるのがよいかと思います。
#「本当に出来るヤツは影でノートにまとめてる」
Re: (スコア:0)
それは
・概要や手順等の必要な情報を記した説明用資料(当然、随時見返す事ができるように紙に印刷したもの)
・新人の作業時のサポート(やってみせ、いって聞かせて、させてみて、的なサポート)
・作業完了後のフォローアップ(質問への対応や、説明用資料のブラッシュアップ)
等を十分にしたうえでないと、成り立たない言い分なんだよなぁ。
何の準備もなく、いきなり口頭で説明を始めて、伝わってんだか伝わってないんだか分からんうちにいきなりコンソールの前に座ってあーしてこーして、みたないので伝わるわけないだろうにな。
そういう時こそコミュニケーション力が問われるのに、コミュニケーション力が無い奴は、それが分かってないから尚更手に負えない。
聞いてる側が、自分が分からない所を把握できる程度にまで理解させることができてないのに、質問なんて出てくる訳ないじゃん。
Re: (スコア:0)
マギシステムの中のように、裏コマンドのポストイットがいっぱい貼付けてあるんですね。わかりますw
冗談はともかく、まとめる時間がないなら、最悪はああいった形で残しておいてくれた方が、多少はありがたい。
Re: (スコア:0)
結局これだよね〜。
ネットワークに限らず、引き継ぎの予想される業務はみんな同じ。
トラブルが解決したらチョコチョコッとメモをしています。
ワードでも何でも良いので、書いたり画像はったり、リンクさせたり
色つけたり大文字にしたり。。
これが一年もすると結構な量になったりするのだけど、
引き継ぐ時にまとめるだけで済みます。
愚痴は結構重要。
意味不明な業務をどういう経緯(○○の思いつきで...とか)で
やる羽目になったのかも残しておくと、後任も納得してくれやすいです。(涙
Re: (スコア:0)
無駄だと思う。
結局は整理された資料が作られる事は無いので、後任は1から読むことになります。
そんな暇があるなら、今動いている脇で新しくて査定必要だと思われるものだけ作って、機能が足りないと言われようが切り替えた方が安くて早いて被害が少ないです。
根本的な設計思想や管理情報は、引き継ごうと思っても引き継げるほど定型化できないと思う。
# 自分の思考形態を文書化できますか?
Re: (スコア:0)
>結局は整理された資料が作られる事は無いので、後任は1から読むことになります。
不意の交通事故死による強制的引き継ぎの場合にはそんな物でもあるとないとではだいぶ違います
上司にいくら「ラベリングしろ」「時系列でいいからドキュメントかけ」
「あんたが急死したら引き継ぎさせらえて困るのは俺なんだ」といっても
「そんなの現物と設定情報見ればわかるだろ」といって書かない…
その機材に振られてるIPアドレスとログイン情報すらわからねえっつーの
上司の上司は上司に一任しててレビューすらしねえし
Re: (スコア:0)
それがシステム設計書であり、導入手順書であり、環境定義書であり、試験成績書だろ?
「資料」ってものに対して何か大きな勘違いしてないか?
Re: (スコア:0)
文書化出来ることと出来ないことの区別が曖昧になってるからそう思うだけ。
そして、単に「システム管理」についての知識が無い発言だと思われて終り。
#1576633 あたりのことを書いた書籍も売ってるから、
読めばその手の感覚は分かると思うよ。
20~30年以上前からその手の体系は有るが、システム管理をきちんと勉強してる人でないと
その手の知識って持ってない場合が多いからね。
Re: (スコア:0)
上司に遊んでいる暇があったらこっちの仕事を
しろと言われて以来、一切文書は作ってませんw
Re: (スコア:0)
「ある時一回上司にこう言われた」というだけの理由で当然やるべき
仕事を全部投げ出してしまう人って、いつも何かサボる理由を探して
る人なんですよね。
結局全部人のせいにしてやりたく無い仕事はやらず、後で責められて
「前にあの人がこう言ったから...」と言い訳しても誰も認めてくれず
におさらば。
変な理由をつけて「一切文書は作ってませんw」なんて言ってる人が
この先プラスに評価される可能性は髪の毛ほども無いでしょうね。
Re:時間が無い (スコア:1)
というか、そういう指摘をしちゃう上司が自分を正当に(プラスに)評価してくれるか激しく疑問かもしれず。
それ以前に「それは後回しでいいから」と云い放っちゃって後日フォローもしない上司は、ちと管理職として失格くさいですぜ…。
Re:時間が無い (スコア:2, おもしろおかしい)
大丈夫ですよ。ちゃんとフォローしてくれます。
「その続きは明日と明後日やればいいから」と金曜に言われるとか。
◆IZUMI162i6 [mailto]
引継ぎは考古学のようなもの (スコア:0)
昔引き継いだネットワークは、
前任者が「自分の痕跡を会社に残したくない」というアホだったんで、
ほとんど資料が残っていませんでした。
そこで、社内で古文書のようになった導入時の書類を探し出して解読し、
当時のことを知っている社員から「配線が通ってるからこの机は動かすなって聞いてるよ…」
というように口頭伝承を集め、
さらにOAフロアー発掘して、実際の配線を確認。
その結果を資料にまとめる…
…まさに考古学ですな。
今はきちんとした管理記録を作ってる暇がない位、忙しいときは、
日付入りの簡単なメモ程度なものでも残しています。
とにかく「いつ、どこで、何をしたか?」を残しておけば、
後の世の人が発掘調査するときの手がかりになりますから。