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「軍事と関わりのない技術」って存在するの?」記事へのコメント

  • 「由来」と「関連」って言葉を混同したら議論にならないような気がする。
    だって軍隊には人間がいるわけだし、人間がいれば衣食住は必要なわけで、軍隊には人間に「関連」した技術が常に必要になるわけですから。
    全ての技術は軍事に関連しますって強弁も出来ちゃいます。

    逆に、純粋に軍事「由来」のものって、無いんじゃないですかね。
    刃物や銃器、爆弾などの武器も、陸海空の移動手段も、何らかの形で軍用に応用されたり、特化して発展したものや、軍用に改良を加える中での性能向上はあっても、最初から軍事技術に由来するものって(あまり)ないですよね?
    それこそ、核分裂反応や原子炉だって原子爆弾の派生技術ではないでしょう?

    そういう意味では、「軍事に由来したものは違法にしろ」というのは、(痛い系のネタではありますけど)まぁ、文脈としてはわかる話(上にも挙げたように違法になるものは無いんじゃないでしょうかね)。
    それを「軍事に関連するもの」というように話を広げまくったタレコミにしてしまったのは、ちょっと問題ありなんじゃないかって思いますねぇ…。

    • Re: (スコア:4, 興味深い)

      by Anonymous Coward

      地球物理の授業ではよく出る話なんだけど、講座によってはないかもしれない。ついでにお話風にまとめてみる

      天気予報の話です。
      皆さん、毎朝、あるいは晩に、天気予報を見ると思います。
      今日、傘を持っていくべきか。明日のデートは屋外の動物園がいいか、屋内の水族館がいいか。
      あなたはTVやケータイ、ネットで天気予報をチェックします。

      はい、軍事由来の技術が違法だと、これだけであなたは逮捕されます。

      天気予報が重要だと国家が気づいたのは、戦争の場面でした。
      19世紀、フランス・イギリスとロシアが黒海で雌雄を決したクリミア戦争において、暴風雨が吹き荒れたことが戦況に影響しました。
      戦後、フランスはこの暴風雨について研究を学徒に命じました。
      その結果、気象学が進展し、現在の気象状況と力学法則に基づけば、天気の予測ができることが指摘されました。

      20世紀、かのフォン・ノイマンは気象予測と原子技術のためにコンピュータを開発しました。

      はい、天気予報は彼女の論点からすると、あまりにもギルティですね。

長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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