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DRM付きコンテンツを購入する際、利用者は何に対して対価を払っているのか、あまり深く考えてない人が多くて驚く。現状の多くは「特定のサービス」が提供する「特定の形式のデータ」を「特定の環境(ハードウェア/ソフトウェア)」で使用する権利を購入しているだけ。DRMはサービス終了後にもコンテンツを使用する権利は守ってくれない、それどころか阻害する。DRMはコンテンツを多種なデバイスで再生することを阻害する。DRMは優秀なソフトウェア上でのコンテンツ利用を阻害する。
最近閉鎖した電子書籍サービスがあることをご存じだろうか。 http://ebook.rakuten.co.jp/event/rab [rakuten.co.jp]
同意。
売り手と買い手で認識が違うんですよね。同様のストーリーの中でもこの視点が出てこないこともあったり、何かとおざなりにされやすい部分ですが、個人的には議論の根本だと思います。
双方の立場については、大雑把に言ってこんな感じじゃないでしょうか?
<買い手>買い手は無体物と有体物を区別せず、受けられる効用の大小で購入を判断する。どちらかと言えば「コンテンツを買っている」という意識を持ちやすい。一般的に、買って手元に置けるものは可能な範囲で自由に利用ないし処分するが、これは著作物うんぬん以前で消費者にとっては前提となる話。事情を知るなどして意識をしなければメディア毎で切り分ける発想を持たない。
<売り手>メディア別にコンテンツを売っていて、媒体が異なれば別商品。法制度上も、利用が許可される場面が個々に分けられているうえ、商機(利益)につながるので都合が良い。
従来型メディアが併存している状況で、制限された内容のサービス(制限される内容の価値を適切に評価していないと購入欲が湧かない価格になる)を敢えて選択する人は少ないでしょう。現実には難しいでしょうが、DRMが「1つのコンテンツを買えばどのメディアでもサービスを享受できる」様になれば、利点はそれなりにあるのではと思います。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
何を購入しているのかを理解しているのか (スコア:4, 参考になる)
DRM付きコンテンツを購入する際、利用者は何に対して対価を払っているのか、あまり深く考えてない人が多くて驚く。
現状の多くは「特定のサービス」が提供する「特定の形式のデータ」を「特定の環境(ハードウェア/ソフトウェア)」で使用する権利を購入しているだけ。
DRMはサービス終了後にもコンテンツを使用する権利は守ってくれない、それどころか阻害する。
DRMはコンテンツを多種なデバイスで再生することを阻害する。
DRMは優秀なソフトウェア上でのコンテンツ利用を阻害する。
最近閉鎖した電子書籍サービスがあることをご存じだろうか。
http://ebook.rakuten.co.jp/event/rab [rakuten.co.jp]
Re:何を購入しているのかを理解しているのか (スコア:0)
同意。
売り手と買い手で認識が違うんですよね。
同様のストーリーの中でもこの視点が出てこないこともあったり、
何かとおざなりにされやすい部分ですが、個人的には議論の根本だと思います。
双方の立場については、大雑把に言ってこんな感じじゃないでしょうか?
<買い手>
買い手は無体物と有体物を区別せず、受けられる効用の大小で購入を判断する。
どちらかと言えば「コンテンツを買っている」という意識を持ちやすい。
一般的に、買って手元に置けるものは可能な範囲で自由に利用ないし処分するが、
これは著作物うんぬん以前で消費者にとっては前提となる話。事情を知るなどして
意識をしなければメディア毎で切り分ける発想を持たない。
<売り手>
メディア別にコンテンツを売っていて、媒体が異なれば別商品。
法制度上も、利用が許可される場面が個々に分けられているうえ、
商機(利益)につながるので都合が良い。
従来型メディアが併存している状況で、制限された内容のサービス(制限される内容の
価値を適切に評価していないと購入欲が湧かない価格になる)を敢えて選択する
人は少ないでしょう。現実には難しいでしょうが、DRMが「1つのコンテンツを
買えばどのメディアでもサービスを享受できる」様になれば、利点はそれなりにあるのでは
と思います。