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コンピュータは汎用の問題を解くためのものであるから、汎用の問題に共通して必要な数学があるならともかく、基本的にコンピューターサイエンスと高等数学は無関係というのが本質なのではないでしょうか?
結局は、解こうとする問題に必要な学問は習得しておく必要があるだけのことで、学士号のテーマで解こうとする問題に必要な知識だけあれば十分かなと思います。
一方で、数学が必要になる部分は、解き方にあたるアルゴリズム的な場所だけではなく、問題を正しく解けているかを評価するフェーズでも必要になります。どちらかというと、後者の方が高度な数学を要求されることが多い気がします。
評価フェーズで必要になるのは、数値解析系の数学で、一般的には確率・統計で、ランダムウォーク、カオス、ソーシャルネットワークなどデータの特性によっては、より専門的な数学が必要になるのは言うまでもありません。
微積分を使う応用分野に関わらない限り、コンピュータサイエンスのコア科目そのものでは微分積分は要らなかった(せいぜい高校の微分積分で足りる)ような記憶が・・・。 電子工学だと微分積分はバリバリに必要ですけどね。
私もこれに近いです。行列とか微積分を使った(表記的に)簡単な式がベタで実装できるだけの能力があれば、「汚い」(ベタベタな書き方なので高速化があまりされてない)コードは書けるので。そこから高速化とか式の最適化とかをやるのは、数式を書けるかどうかとはあまり関係なくなって来るような気がしますね。その言語とか処理系との相性になるような。
個人的には元々ハード屋だったのもあって制御則とかの実装が多いと言うか頭が制御則的なので、論理学とかそちらのほうの実装がやりやすい感じがしますから果たして能力的にどうなのかはわからないですが。
> 基本的にコンピューターサイエンスと高等数学は無関係というのが本質なのではないでしょうか?
大学がコンピュータサイエンスを学ぶ者に数学を課しているにもかかわらずそれがコンピュータサイエンスと数学が無関係というはあんまりでしょう.
そもそも数学が無関係な科学(=サイエンス)なんてありえません.グラフ理論等の”便利な数学”を知らないだけでは?
うーん。言い方が少し極端だったかもしれませんが、大学が課すカリキュラムとしての数学と問題解決に必要な数学とが混ざっていませんか?
"コンピューターサイエンス"の対象をあらゆる問題と定義するなら、あらゆる数学が必要になります。あらゆる問題の中で自分が思いつくものをピックアップすれば、それぞれの人にとって”便利な数学”はあるでしょうが、それを言うと議論が発散してループするような気がします。
今あるものを学んで使うというだけで済むのなら、いちいち数学そのものを勉強せずに目の前の問題に直結する計算機科学の本を読めばいいというのも一理あるでしょう。数学を学ぶのはむしろ汎用力の養成のためというのは仰る通りなのでしょうし、まあだからカリキュラムの具体的な題材は手頃な主題なら何でもいいという意味では無関係と言えるのかもしれませんが、しかしそういったものに対して取り組む基礎体力を付けるのが大学が課すカリキュラムなのであって、そういう意味では無関係ではありえません。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
コンピューターサイエンスと高等数学は無関係 (スコア:0)
コンピュータは汎用の問題を解くためのものであるから、汎用の問題に共通して必要な数学があるならともかく、
基本的にコンピューターサイエンスと高等数学は無関係というのが本質なのではないでしょうか?
結局は、解こうとする問題に必要な学問は習得しておく必要があるだけのことで、
学士号のテーマで解こうとする問題に必要な知識だけあれば十分かなと思います。
一方で、数学が必要になる部分は、解き方にあたるアルゴリズム的な場所だけではなく、
問題を正しく解けているかを評価するフェーズでも必要になります。
どちらかというと、後者の方が高度な数学を要求されることが多い気がします。
評価フェーズで必要になるのは、数値解析系の数学で、一般的には確率・統計で、
ランダムウォーク、カオス、ソーシャルネットワークなどデータの特性によっては、
より専門的な数学が必要になるのは言うまでもありません。
Re:コンピューターサイエンスと高等数学は無関係 (スコア:2)
微積分を使う応用分野に関わらない限り、コンピュータサイエンスのコア科目そのものでは微分積分は要らなかった(せいぜい高校の微分積分で足りる)ような記憶が・・・。 電子工学だと微分積分はバリバリに必要ですけどね。
Re:コンピューターサイエンスと高等数学は無関係 (スコア:1)
私もこれに近いです。
行列とか微積分を使った(表記的に)簡単な式がベタで実装できるだけの能力があれば、「汚い」(ベタベタな書き方なので高速化があまりされてない)コードは書けるので。
そこから高速化とか式の最適化とかをやるのは、数式を書けるかどうかとはあまり関係なくなって来るような気がしますね。
その言語とか処理系との相性になるような。
個人的には元々ハード屋だったのもあって制御則とかの実装が多いと言うか頭が制御則的なので、論理学とかそちらのほうの実装がやりやすい感じがしますから果たして能力的にどうなのかはわからないですが。
Re: (スコア:0)
> 基本的にコンピューターサイエンスと高等数学は無関係というのが本質なのではないでしょうか?
大学がコンピュータサイエンスを学ぶ者に数学を課しているにもかかわらず
それがコンピュータサイエンスと数学が無関係というはあんまりでしょう.
そもそも数学が無関係な科学(=サイエンス)なんてありえません.
グラフ理論等の”便利な数学”を知らないだけでは?
Re: (スコア:0)
うーん。言い方が少し極端だったかもしれませんが、
大学が課すカリキュラムとしての数学と問題解決に必要な数学とが混ざっていませんか?
"コンピューターサイエンス"の対象をあらゆる問題と定義するなら、あらゆる数学が必要になります。
あらゆる問題の中で自分が思いつくものをピックアップすれば、
それぞれの人にとって”便利な数学”はあるでしょうが、それを言うと議論が発散してループするような気がします。
Re: (スコア:0)
今あるものを学んで使うというだけで済むのなら、いちいち数学そのものを勉強せずに目の前の問題に直結する計算機科学の本を読めばいいというのも一理あるでしょう。数学を学ぶのはむしろ汎用力の養成のためというのは仰る通りなのでしょうし、まあだからカリキュラムの具体的な題材は手頃な主題なら何でもいいという意味では無関係と言えるのかもしれませんが、しかしそういったものに対して取り組む基礎体力を付けるのが大学が課すカリキュラムなのであって、そういう意味では無関係ではありえません。
Re: (スコア:0)