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まず、デジタル化された現代の物よりも、既に廃れてしまったアナログの文物の方が、見た目いろいろ動く分だけ子供の興味を惹きやすく、また原理を視覚的に把握しやすい、と言う長所を挙げることが出来ます。例:レコードとCD、タイプライターとワープロ(ワープロソフトなら尚更)
そしてそれらの要素技術や原理は廃れてしまったわけではなく、たとえば前者なら、音波の波形を記録し再現すれば良いという原理は共通です。後者でもワープロには使われていませんが、カムやギヤと言った機械要素でみると、今でも自動車のエンジンなどに使われていますし、100年後でも何かに使われているでしょう。それならエンジンを見れば良いといわれそうですが、自動車のエンジン内部の動いている様子を観察できる環境にある家庭など、ごく一部でしょう。
ご指摘の通り、現代の子供は忙しいのかも知れませんが、それなら尚更効率よく学習させる必要があります。しかし、この効率とは充分に子供の興味を惹き積極的な学習を誘引させた結果でなければならず、単に短い時間にカリキュラムを詰め込んで教師が喋っただけの自己満足に過ぎない、子供置いてけぼりの効率であってはなりません。そして、私は前述のように、子供の学習意欲を誘発し、結果としてより効率よく子供に学ばせるために、過去の様々なモノは有用であると考えます。
また、子供に学ばせるべき内容が多すぎて時間が足りないのであれば、教育期間の延長を考えるべきです。すくなくとも、現在の学校教育の時間を前提にして学習指導要領の内容を選び、その内容だけ教えておけばOKというスタンスでは、我が国の将来に悪影響を及ぼすのは間違いないでしょう。幸いなことに、我が国には65歳どころか70歳になっても働きたいと望むほど元気な年寄りが多く、若者は国公立大や有名私大を卒業してなお、その多くが低賃金な派遣労働に従事せざるを得ないほど雇用が少ない状況です。すなわち労働力が余っているのですから、より高度な教育を施し有能な人材を育成することが、我が国に発展をもたらすと同時に国際社会にも貢献できる最善の策と言えましょう。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
過去の技術など教える必要はない (スコア:2)
自分にとって大切なものは子どもにとっても大切だと勘違いしたり、
知らないより知っている方がいいといったいい加減な理由だ。
子どもは忙しい。
学校も忙しい。
何を子どもに教えるべきかは学習指導要領で決まっている。
大人と違って子どもの時間は既に飽和しているし、子供のうちに詰め込まないと大人になってからではダメなのも多い。
何かを新しく教えるためには、何かを教えることを諦めなければならない。
そういったトレードオフの関係にあることを理解すべきだ。
で、本題だが今の何かを捨てて、過去の技術を教える意味などあるのか。
Re:過去の技術など教える必要はない (スコア:1)
まず、デジタル化された現代の物よりも、既に廃れてしまったアナログの文物の方が、
見た目いろいろ動く分だけ子供の興味を惹きやすく、また原理を視覚的に把握しやすい、と言う長所を挙げることが出来ます。
例:レコードとCD、タイプライターとワープロ(ワープロソフトなら尚更)
そしてそれらの要素技術や原理は廃れてしまったわけではなく、たとえば前者なら、音波の波形を記録し再現すれば良いという原理は共通です。
後者でもワープロには使われていませんが、カムやギヤと言った機械要素でみると、今でも自動車のエンジンなどに使われていますし、
100年後でも何かに使われているでしょう。
それならエンジンを見れば良いといわれそうですが、自動車のエンジン内部の動いている様子を観察できる環境にある家庭など、ごく一部でしょう。
ご指摘の通り、現代の子供は忙しいのかも知れませんが、それなら尚更効率よく学習させる必要があります。
しかし、この効率とは充分に子供の興味を惹き積極的な学習を誘引させた結果でなければならず、
単に短い時間にカリキュラムを詰め込んで教師が喋っただけの自己満足に過ぎない、子供置いてけぼりの効率であってはなりません。
そして、私は前述のように、子供の学習意欲を誘発し、結果としてより効率よく子供に学ばせるために、過去の様々なモノは有用であると考えます。
また、子供に学ばせるべき内容が多すぎて時間が足りないのであれば、教育期間の延長を考えるべきです。
すくなくとも、現在の学校教育の時間を前提にして学習指導要領の内容を選び、その内容だけ教えておけばOKというスタンスでは、
我が国の将来に悪影響を及ぼすのは間違いないでしょう。
幸いなことに、我が国には65歳どころか70歳になっても働きたいと望むほど元気な年寄りが多く、
若者は国公立大や有名私大を卒業してなお、その多くが低賃金な派遣労働に従事せざるを得ないほど雇用が少ない状況です。
すなわち労働力が余っているのですから、より高度な教育を施し有能な人材を育成することが、我が国に発展をもたらすと同時に
国際社会にも貢献できる最善の策と言えましょう。