Wikimedia Foundationは17日、デスクトップ版Wikipediaで他の記事へのリンク上をホバーするとプレビューが表示される「
ページプレビュー」機能が英語版でも利用可能になったことを発表した(
Wikimedia Blogの記事、
VentureBeatの記事)。
ページプレビューは記事の冒頭部分や写真をポップアップ表示することで、大体の内容を把握できるようにするというものだ。これにより、記事を読んでいてわからない語句が出てきたときにリンク先へ移動して冒頭の数文を読み、元の記事に戻るといった動作をする必要がなくなる。ログインユーザーだけが利用できる
ナビゲーション・ポップアップとは異なり、ログイン不要で文字が大きく読みやすいといった特徴がある。
ページプレビューは日本語版を含むほとんどの言語版で昨年8月までに導入済み。先週ドイツ語版にも導入され、最後に英語版が残っていた。ページプレビュー機能はポップアップ下部の歯車アイコンをクリックすると無効化できる。再び有効にするには、ページフッターの「プレビューを有効にする」をクリックすればいい。
個人的にはページをスクロールしたときにリンクをポイントしてしまうことがあるので邪魔だと思っていたものの、特に設定を確認することもなく放置していた。今回の発表を見て早速オフにしたが、スラドの皆さんはこの機能をどう思われるだろうか。