銀塩からデジカメへ/技術進歩による世代交代 147
デジタルは銀塩の夢を見るか 部門より
ginjin 曰く、 "個人的にかなり前からデジカメも銀塩カメラを使ってきていますがこちら(zdnet.co.jp)にもあるように一眼レフデジカメがかなり安価(でもまだ高いが)で続々登場してきました。その評価も銀塩カメラに匹敵する力を付けて来た様に見受けられます。
果して一眼レフカメラの舞台はデジタルに移行するのか?、銀塩はまだまだ10年は戦えるのか?
コンパクトカメラとしてのデジカメ(レンズ一体型)の今後も含めて議論してみたいと考えております。
皆さんのご意見をお聞きしたいです。"
デジカメを使って試し撮りとか、プロカメラマンのセカンドカメラがデジカメとか、結構いろんな話を聞く。ただ,銀塩でないとダメという意見も多そうだ。実際使っててどうなんだろうか。
試し撮りには最適 (スコア:3, 参考になる)
カメラ自体初心者なんで、同じ場所で必ず2、3枚撮ってたら、
結局二日+αで180枚ほどに。
そのうちの12枚ほどをピックアップしてWEBで公開しましたが、
銀塩ではこういう使い方が「贅沢」になっちゃうんですよね。
画質ではまだ銀塩に及ばないと思うけど、試し撮りや入門用には
お勧めしてもいいのでは。
Re:試し撮りには最適 (スコア:1)
曰く、「1枚1枚に集中する精神がおろそかになり、シャッターチャンスを逃さんとする姿勢は薄れ、作品全体の質も低下する」。
言いたいコトは十分解るのですが、それを「だからデジカメは写真界にとって悪である」と飛躍されちゃうのもどうかなァ。
#8mm映画がビデオカムの登場で立場を危うくした当時、
#同じような論調を聞いた記憶がある。
デジカメに世代交代すると (スコア:3, おもしろおかしい)
「このメモリにコップ一杯の水とお線香を一本あげてください」
あるいは
「このモニタにコップ一杯の・・・」
などと宜保愛○子にアドバイスされてしまうのでしょうか。どっちにしてもマシンのためにはよくありません。
デジカメの場合、心霊写真は撮れにくいけれど作りやすいので、心霊業界には人気が出そうです。そんな業界、ヤですが。
銀鉛は限られたケースで残るだろう (スコア:2, 参考になる)
不満なトコロは、
・バッテリーの持ち
・シャッターボタン押下から実際の撮影までのタイオラグ
くらいでしょうか。
スナップ写真レベルと割り切れば、画質的にも問題なし。
個人ユースという意味では、銀鉛のマーケットは極めて縮小していくのは間違いないと思います。
私はデジカメ画像はわざわざプリントしないタチなので、プリンター云々という方面は明るくないのですが、サービスプリントのコストと戦える程度にプリント環境が用意出来るのであれば(個々にプリンターを持つのか、ラボのサービスを利用する形態かはさておき)、ほとんどデジタルにシフトしちゃうのではないかと。
PC保有が更に一般的になり、デジタルならではのメリットが活かせるようになれば、尚更でしょう。
個人的に銀鉛が捨てられないケースを考えると、
・ダイナミックレンジの広さを有効的に使いたい場合
・天体写真等、バルブを使う場合
といった感じかな。
冷却CCDもいいんですけどね、交換レンズ使えるデジカメすら買えないワシの経済レベルでは、ちょっと手が出ない‥‥。
画素数はデジタルでももう十分って感じもしますが、たまにブローニーの作品なんかを見ると「おお、まだまだコレにゃ敵わんな」と思います。
銀鉛ならではの「味」はデジタルでは出せないでしょうし、芸術分野や趣味の世界としてまだまだ残っていくのも、また確実かと。
Re:銀鉛は限られたケースで残るだろう (スコア:1)
s/銀鉛/銀塩/g
Re:銀鉛は限られたケースで残るだろう (スコア:1)
マジでずーっと「鉛」だと思ってたぞ(核爆
ご指摘ありがとうでございます~。
Re:銀鉛は限られたケースで残るだろう (スコア:1)
とりあえず、そこらのお店でも、プリントサービスは増えてますね。
あと、駅前などに見られる、証明写真機がデジカメにリプレースされており、その際に、メディアを刺すだけでプリント出来る機能が付与されてるものもあります。
(中身は市販品の組合せなんだろうなぁ。現像時間無くて良いけど、プリントはちょっと遅い)
私はデジカメは持ち歩いていませんが、PDAを持ち歩いてますので、ネットで見つけた画像をコンパクトフラッシュに記憶→印刷に使わせて頂いております。
一枚50円程度かかる物が多いので割高ですが、たまにしか使わないのにPCやプリンタ買うの馬鹿馬鹿しいですから。
ミニラボもデジタル化 (スコア:1)
デジタル機は「ネガからのプリント」「デジタルメディアからのプリント」「ネガのデジタルメディアへの取り込み」ができるというので普及しているようです.
最近出てきた同時プリントと同時に598円でCD-Rに取り込んでくれるサービスとかもデジタル機のおかげですね.
その一方でデジタル機に対する違和感もあるようです.アナログミニラボ機を守れ [dyndns.org]とかを参照.
撮影機材だけじゃなくて,ラボでもアナログ→デジタルの置き換えは起きているようですね.
Re:銀鉛は限られたケースで残るだろう (スコア:1)
これをデジカメにすると、コスト面でどうしても不利ですし。さらにネガに相当するものをどうやって手元に残すかという問題もありますからね。
世の中を見れば、パソコンが日用品になるには時間がかかりそうですし。
Re:銀鉛は限られたケースで残るだろう (スコア:1)
メモリカードに直接レンズとCCDつけただけ (^^; の
「写るんですデジタル」
が発売される…だろうなあ
みんつ
1眼レフデジカメ (スコア:2, 参考になる)
今のところはポラ代わりに使ってる程度ですが。
銀塩と比較すると
1.初期導入コストはデジカメの方が高いが、ランニングコストは銀塩の方が高い。
2.同じ焦点距離でも画角が異なるため、換算が必要。超広角が普通の広角になるため、広角が好きな人にはデジカメは不便。逆に望遠好きにはデジカメは便利。
3.コントラスト特性がCCDと銀塩フィルムではかなり異なるため、デジカメで撮影した画像はレタッチソフトで色々といじってやる必要がある。
4.露出のアンダー、オーバーに対しては銀塩の方が許容量が大きく、CCDはほとんど許容できないため、デジカメは露出が非常にシビアに決めなければならない。
5.その場で結果が確認できるのはデジカメの最大の強みではあるが、背面の液晶画面の表示とPCへ落として表示した画面の表示とではかなり差がある。
6.画質優先で保存しようとすると、メモリカードではとても容量が足りないため、圧縮保存するしかないが、そうすると画質的に銀塩に対して明らかに劣ってしまう。逆に画質をそれ程問わなければ、枚数が36枚撮りフィルム数本分を1枚のメモリカードに入れられるので、フィルム交換のインターバルにシャッターチャンスを逃すということはなくなる。
というところですね。
伸ばしてプリントしたときにどうなるかは、まだ比較してないのですが、銀塩でもデジタルプリントと通常のプリントでは、通常のプリントの方が解像力が高くシャープなので、大伸ばしはあまり期待していません。
銀塩写真はデジタルに対抗しえる数少ないアナログ技術 (スコア:2, すばらしい洞察)
でも最後は (スコア:2)
まだまだデカイ (スコア:1)
お子様の運動会で主婦が使うには、デカくて重い。
今一番の売れ筋は、小さくてそこそこの機能で安い機種。
何年か前は Eos Kiss [canon-sales.co.jp]だけで一眼レフの売り上げ台数の半分以上あった時もあったそうなんだから。