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ネットで「本」を読みますか? 142
ストーリー by Oliver
両方あると便利 部門より
両方あると便利 部門より
Anonymous Component曰く、"オンラインで無料で入手可能な「9.11委員会報告書」が7月22日午前11時30分の発売以来、7週連続でノンフィクション部門の1位になっているという記事がWIRED NEWSに掲載されています。
この報告書は「印刷された本」の形で購入すると1冊8ドルから10ドルだそうですが、そもそも「同時多発テロに関する国家調査委員会」のサイトから
PDF版で無料でダウンロード可能(PDF版:サイズ7.4MB)なものの、
そっくりそのまま印刷バージョンです。もちろんネット上にはこれに手を加えたHTML版、テキスト版、PDF版の改良バージョンなども無料で出回っています。(WIRED NEWSの記事)
500ページを超える文章を読むには「本の方が楽そうだ」というのは実感としてわかる気がするのですが、ネット上で最初に発表された無料のものが、後から「印刷された本」などの有料の形になるのもすでに珍しい事では無くなっています。私も
書籍化された「電車男」予約済みなんですが、この場合何にお金を払うことになるんだろう … やっぱり「記念」には形が必要だからでしょうか?"
紙媒体と電子媒体 (スコア:4, 興味深い)
Q「この先電子化に伴い、新聞ってどんどん無くなるじゃないの?」
A「新聞とネットとの大きな違いはそこに実物する重みだ。
ネットでニュースを見るためには
「ニュースサイトまで足を運ばないと」見れない。
なので、興味のない人は全く見ない。
しかし新聞紙は、テーブルにあると別に興味が無いとしても
テーブルの上とかに上がってれば何気なしに見たりするだろ?
まぁ、これから先はどんどん紙媒体は先細りするが、
無くなることはないだろう。情報の重みと新聞紙の重みが有る
うちはまだまだ新聞紙は現役だよ!」 と。
つまり、ネットでは「見ようとしない人」にはまったく目に触れる機会も無いと言うこと。
本その物に興味がある人しか見ないっていうのが大きなネックでしょうね。
ほら、まじめな本って部屋に飾っておくだけで価値があるような気もしますし。
#きっと、可能性っていうのはその辺に落ちているんだけど
#気がつかない物じゃないかなと思う。
反射原稿と発光原稿 (スコア:3, 参考になる)
もちろん、読むときは印刷します。
反射物と発光物では目のつかれ方が違いますからね。
電子データの寿命 (スコア:3, すばらしい洞察)
紙の場合だと、百年前に書かれた文書でも
「読みにくいゼ、コノヤロ」と思いながらも
何とか読めたりするわけです。
しかし、電子データの場合、
このファイルフォーマットは10*X年先に使えるんだろうか? とか
このキャラクタセットは10*X先にあるんだろうか? とか
今使っているソフト、10*X先どうなっているんだろう?
(ちゃんと下位互換性をとりつつ生きてるんだろうか?)
なんて考えると電子データ文書の保存、というのは結構ハードル高いんでない?
と時折思います。
紙の場合「物理的量」という圧倒的なハードルがあるのですが、
時折どうするのがベターな選択なんだろう?と思ったりします。
ネットというより (スコア:2, 興味深い)
一部では、CFとかに落せる販売機 [ayati.com]を置いてる駅とかもあった様ですが、大半はダウンロードで入手していると思われますしね。
LXやザウルスで、数年前から読んでたりするんで、今更といった感じはしますねぃ。(今所有のリナザウだと、40Mほど。原稿用紙500枚程度の長編一冊が、1M前後になるので、少なく見積もっても30冊にはなるのかな)
ま、ネットだと無料。書籍だと有料にあたるのは、スレイヴ [nifty.com]しか持ってないですね。
個人的に有料になるのは、国内だと人気が出て商売に走った所が大半だと思っていますけど。
Re:ネットというより (スコア:2, すばらしい洞察)
論文なども随分多くがpdfで公開されてたり、販売されてたりしますよね。
でも、実際のところ、私は印刷しないと読めません。印刷するのは無駄なきもするんですが、理解しようとしたら、ディスプレイでは読めないです。
ただし、それとコンパクトに携帯できるpdfなどのデータとしてのメリットというのは、紙の読みやすさと天秤にかけるものではないと思ってます。それは、それで非常に便利。
Re:ネットというより (スコア:1)
日本語が変でした。
ただし、コンパクトに携帯できるpdfなどのデータとしてのメリットというのは、紙の読みやすさと天秤にかけるものではないと思ってます。それは、それで非常に便利。
ごめんなさい。
Web上の文書を『読む』かな (スコア:2, すばらしい洞察)
"Jakob Nielsen博士のAlertbox [usability.gr.jp]に印刷物を擁護する [usability.gr.jp]という記事があります。
上記の記事の中には『ユーザは読まない』という言葉が出てきます。直接的に関連はないですが、私個人の経験を振り返ってみて、Web場の文書は『読む』というよりは、『見る』という感覚で接しているような気がします。動作的な意味合いではなく、『熟読』するか『拾い読み』するかという意味でですが。Web上の文書は殆どの場合、拾い読みしているような気がします。
小説や深い理解を必要とする文書であれば、Webページという媒体よりも紙媒体の方が現時点では優れていると思います。Web上に公開されている文書の紙版を購入するのであれば、印刷や製本といったサービスへの対価のような気がしますが。
--労使曰く、ひとごとを尽くして神頼み--
Re:Web上の文書を『読む』かな (スコア:1)
本当に熟読したけりゃ、ダウンロードするだろうし、それこそ、PDAにでも入れてしまえば、重量もサイズも文庫本並。あとは、ページをぱらぱらとめくることが出来ないだけで。(もっとも、あまり、紙の本でもぱらぱらとページをめくったりしないけど。あれやると、本の寿命に響くから。安っぽい装丁だと、すぐダメになる)
優劣の問題というより、用途次第という感じがする。紙だけが残ればいいってものでもないだろうに。
Re:Web上の文書を『読む』かな (スコア:1)
もちろん、電子文書には電子文書の利点があります。スペースをとらない他にも、用語検索などは非常に楽ですね。「慣れ」や「用途にもよる」というのは正しいと思います。
ただ、『読む』という行為を考えた場合、媒体的な優劣というか、平均的な性質として紙のほうが安定しているということかもしれません。
例えば、PCやPDAを介して読むにしても、実際の効率は出力装置に依存すると思います(輝度、照度にも影響されるんだろうけど。)。読みやすい環境の人もいれば、読みにくい環境の人もいる、かつ、紙媒体のそれよりも環境に依存する面が大きいと思います。現時点において、紙のほうがある程度誰でも読みやすいって事ではないかと。
もちろん、紙を全面肯定/否定するわけでもなければ、電子文書を全面肯定/否定するわけでもないですが。
--労使曰く、ひとごとを尽くして神頼み--
Re:Web上の文書を『読む』かな (スコア:1)
ただ、電子書籍ならではの利点を活用している人にとっては、時として紙のメリットはたいして重要ではない場合も多いのですよ。と書いているだけのことです。
常に紙だけが最大高約数ではないと思うだけで。
Re:Web上の文書を『読む』かな (スコア:1)
ただ、読みやすさの点で紙と同等に(もうすぐ、そうなりそうではあるが)なった時に、本当に読めないと主張している方々が乗り換えたりするんだろうか?と、疑いたい気持も無くはないですね。
慣れも有りますが、そんなに「読めない」というほど、現状の環境も悪いとは思えないんでね。電車や駅で、大量に携帯を見つめてる方々を目にする度に、そう思うんだよね。あんな劣悪な環境で作業ができるのなら、読むくらい問題ないんじゃないか?と。
Re:Web上の文書を『読む』かな (スコア:1)
大部分の人は乗り換えないんじゃないかなぁと思いますよ。ビューアにかけるコストを考えたら。
すでにPDAを持っていてそれを持ち歩くのが当たり前になっている人にとっては、ビューアのコストはゼロに近いものなのかもしれませんが、多くの人にとってはそうじゃないんじゃないかなと思いますよ。
ビューアが無料配布されたり、数千円程度で買えるようになり、ファイルで買える本の値段が「安いなぁ」と思えるものであったら、乗り換えが起こるんじゃないかと思うのですが……
携帯で読める人も多いでしょうけれど、読めない人も多いですよ。僕は読めますが、うちの母は字が小さくてメールの文字が読めないそうです。本なら読めるんですけれどね。
目に見える形で手元に置いておきたい (スコア:2, 興味深い)
どちらも同じ情報なんですけどね。
# 本になってると何かが違うんだよなぁ。
Re:目に見える形で手元に置いておきたい (スコア:2, 興味深い)
自分がこの業界で飯を食っていこうと社会人になって、
初めて書いたソース(500ステップ程度の関数ですが)は、
プリントアウトしてあって、多分実家にあります。
この前みたら黄ばんでました(笑)
当時の同僚や何にも知らなかった自分を思い出しますねぇ。
今日も頑張ろうかな
日本で普及させるには (スコア:2, 興味深い)
縦書きの文章を作ること自体はワープロソフトなどで簡単にできますが、
縦書きの文章を自然に読む方法がないと思うんですよ。
縦書き文章の読み方としては、右から左へスクロールしていくのが自然ですが、
コンピュータのスクロールとしてはかなり違和感があります。
それに、ウィンドウの幅や高さを変えたときのことを考えてもやっぱり
横書きの方がうまくできそうな気がします。
日本の電子本普及は、コンピュータが適切に縦書き文章を扱うか、
日本人が縦書き文化を捨てるかのどちらかしかないように思えます。
1を聞いて0を知れ!
Re:日本で普及させるには (スコア:1)
プレーンテキスト及び青空文庫フォーマットのファイルをPC上で読む場合、動作と表現の双方でもっとも自然である(本に近い)と感じます。
XGAだと20pxぐらいがお勧め>フォント
#とっととディスプレイ解像度144dpi超えが当たり前の世の中にならないかなー
Re:日本で普及させるには (スコア:1)
手が覚えている (スコア:2, 興味深い)
こんな感じの内容が書いてあったはず、という曖昧な記憶の場合
本を手にして何となく手が覚えている、
(無意識に目的の記述の在処に近い場所のページを開く)
という芸当はなかなか電子データでは難しい気がします。
検索キーが非常に曖昧ですから。
それから大部の本を読んでいる中で、
前のページの内容が気になるとき、
(てことは、前の方に書いてあったこの内容はこういう事を意味してるの?なんて時)
現在のページと前のページを何度も参照しながら読んで行く、というのは電子データでは難しいです。
相互にリンクを貼ったりすれば参照はある程度楽になりますが、
そのファイルは(多くの場合)ファイルの作成者が貼るわけで、
作者やファイル作成者の意図を超えることは出来ないわけで、
「読者の思いつき」にはなかなか対応できないでしょう。
紙に真似できない電子データの利便性も勿論認めます。
しかし、「紙」の重要性は低くなっても無くなることは決してない気がします。
パソコンで読みにくい理由は… (スコア:2, 興味深い)
ただ延々と文章が続く文庫本も、情報が沢山詰まってる雑誌も、
編集者やデザイナーがちゃんと読みやすい行間、フォント、
一行の文字数、文字の大きさ等、しっかり考えて作ってるからです。
パソコンやケータイなんかで読む場合、これが弱い。
PDFではレイアウトはデザイナーの意図通りになっても、
文字の大きさ等はモニターや表示環境によって変わるし、
ケータイのテキストではフォントも行間も自由が効かないし、
Webブラウザでは、文字も行間もなにもかもユーザーの好きに
出来る場合が多い。このへん解決できる方法がないと、
電子ビューアーの類いは視覚的な読みやすさにおいては
永遠に紙の書籍には勝てないのではないでしょうか?
#ここに書き込む時も、改行位置とかちゃんと考えてる?
横組みの場合30文字越えない程度で改行するほうが
目の移動が少なくて見やすくなります
Re:パソコンで読みにくい理由は… (スコア:2, すばらしい洞察)
そういう手間かけなきゃ読みやすいようにならんから、
紙には追いつけないという話でしょう。
そのままでは読みにくい (スコア:2)
なので、長文を読む場合は、コピー&ペーストしてテキストファイルに保存し、
窓の中の物語 [vector.co.jp]というソフトを使っています。
行間や縦書き、横書きの指定も出来るし、本を読むようにしてページをめくっていく事が出来るので、
とても便利ですよ。
ただ、制作者の方はサイトを閉めてしまったので、今から欲しいと思った場合は、
他の場所で公開しているのを探してダウンロードしなければなりませんけどね。
検索かければすぐに見つかるので、一度お試しあれ。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
本を持ってることがバレないのがありがたい場合も (スコア:2, おもしろおかしい)
まさか周囲の人たちも、わたしが背広のポケットの中にエ■小説を十二冊も隠し持ってるとは思うまい(苦笑
--- ほしみ
紙が勝る点、電子が勝る点 (スコア:2, 参考になる)
純粋にユーザとしての使い勝手を考えた場合、
紙の利点
電気がなくても使える
コントラスト比が高い(見やすい)
少ないデータ量なら携帯重量も小さい
破損のリスクが小さい(濡らしても破いても読めなくなるわけではない)
ページを繰るのが速い(ぺらぺらめくってザッピングしやすい)
直接書き込み可
電子の利点
検索しやすい(辞書や地図はこれが効く)
いくらでもコピーできる(できないこともあるけど、人に配ったりが簡単)
ということで私が思いつく限り、紙の利点はなかなか
電子媒体が越えることの難しいハードルだと思います。
もちろん双方にメリットがあるので両方の形態で存在し、
PDFのように画面上で見たりプリントアウトしたりと
両方で使いやすいように意図されたフォーマットが
重宝されるのもわかりますね。
じっさい「電気がなくても使える」には永遠に勝てないですね。
ほぼ無限に持つ電池ができれば気にならないかもしれませんが。
ネット上でただで手に入る情報を紙媒体で購入っていうのは
これからどんどん増えていきそうですね。
私が一番最初に認識したのはgnu Emacsのマニュアルかな?
Re:紙が勝る点、電子が勝る点 (スコア:2, 興味深い)
「電子媒体が不足している機能面」があるから、紙を選ぶ
という意見が多いようですが、「不便な機能のメリット」というのが
実は根本にあるような気がします。
■集中しやすい ⇔ハイパーテクスト
Webで読むか、活字が欲しいかの分かれ目は、量と集中力で決まる気がします。
ハイパーテクスト型の文書はドンドン辿れてしまうので、よっぽどのことが無いと
脱線してしまう。
知らない単語をgoogleで引きながら関連用語から周辺知識を系統的に習得する、
ってのは私もよくやるので、その点ではWebがいいと思うんですが。
一対一で作者のメッセージを受け止める、というオーソドックスな話の場合には
紙媒体がいい気がします。脱線しにくいから。
そういう意味では
・短いニュース系→Web
・作者が作る作品世界の消費→紙
に軍配が上がるという気がします。
■所有欲が満足される ⇔いつでも手軽にDL
なんとなく「モノを買う」という操作は、それだけで事態に参加している感じがする。
そういう参加感覚は手間がかかればかかるほど感覚は増大していく。
すなわち紙媒体のもう一つの「メリット」として「手間がかかる、面倒」
というのがあるんじゃないでしょうか。
飛行機や重要施設に持ち込むために (スコア:1)
蛇足ですが、最近のプリンタの性能は良くなっていて
「小冊子作成機能」などがあります。
これは週刊誌風の中綴じ(なかとじ)が造れるという機能です。
単純にA4の紙1枚の裏表に4p分の資料を印刷するだけでなく
たとえば16pの資料もバッファして4枚まとめて半分に折り製本できるようにソートして印刷するので便利。
マニュアル類を製本して、事務所におけるので、便利である。
(A4用紙でA5サイズとなる)
Re:飛行機や重要施設に持ち込むために (スコア:1)
紙でなければならないのなら、必要に応じて、プリントアウト。普段はファイルでいいんじゃないのかな。
ファイルだと税金対策的で絶版や廃刊といったこともいらないわけで、出版社にとっても作者にとっても、メリットの方が大きいかと?
常時、30冊分程度の容量は持ち歩いてますが、これが紙だと、とてもじゃないが持ち歩けませんね。本棚を担いでいるようなものですから。
#その気になれば、100冊でも運べなくは無いか。128MのSDに入れりゃいいんだから。
Re:飛行機や重要施設に持ち込むために (スコア:1, すばらしい洞察)
非常用のマニュアルとかは紙にしてほしい...
緊急事態にマニュアル確認できないってのが一番問題だから。
そういえば...
サーバーの設定なんかも印刷しておかないといいながら、
ファイルのままだったりするんですが.
読みません。 (スコア:1)
レッシング教授の本や政治がらみでは『帝国』とか、確かにネットから落としたけど、
読むのはやはり紙の本ですね。
モニターで読むと目が疲れる、付箋が張れない、線が引けない、などなど理由は
多々ありますが、表紙を開き、ページをめくるという儀式的な身振りがないのが
寂しいです。本読むときのワクワクする感じは、思いっきり大げさに表現すると、
新たに開かれる1ページごとに新たな世界が広がるという感覚と関係あると思う。
「人生の1ページ」とか日常表現まで深く入り込んでいるこの身振りへの(無意識の)
愛着あるいは拘泥は、技術的な側面とは別に、Eブックの普及などにとっても
意外にしぶとい障害ではないか、と思ったりしてます。
ウェブで読んだほうが便利だと思うのは辞典類かな。
ちなみに、PDFファイルはウェブ上で読むためのファイル形式というよりは、
プリントアウトしてから読むためのファイル形式なんだろうから、
<PDFで提供されている=ネットで読む>ではないんじゃないかな。
ケータイで本が読めればいいのに (スコア:1)
普段からPDAやモバイルパソコンを持ち歩いている人ならばいいのでしょうが、そうでないなら紙の本を読むことになるのではないかと思います。読むための道具を新たに用意するというのは現実的じゃないでしょう。
本専用ビューアを買うというのは、一般に浸透しないような気がします。携帯で当たり前に本が読めるようになり、本は携帯で読むというスタイルが定着した上で、より読みやすい形態としてのビューアというのは必要だと思いますが。(高齢者向けに文字を大きく表示できたりする機能を搭載してね)
Re:ケータイで本が読めればいいのに (スコア:2, 参考になる)
私はテキスト変換が面倒でやっていませんが。
マラソンで二位を抜いたら何位?
Re:ケータイで本が読めればいいのに (スコア:2, 参考になる)
シャープのmova端末 SH506iC [nttdocomo.co.jp]には電子ブックリーダが内蔵されていて、 SDカードの/book/に記録されたテキストファイルおよびXMDFファイルを 読むことができます。 (ボーダフォンの V801SH, V602SH, V601SH, V402SH, V401SH, J-SH53にも電子ブックリーダが 内蔵されているそうです。)
SH506iC内蔵の電子ブックリーダは良くできていて、ちゃんと禁則処理が行われますし、 縦読み横読みの切り替えや表示文字サイズの変更も当然のようにできます。 文字間隔を微妙に変えて改行が見苦しくないようにする機能もあります。
プレーンテキストファイルはこんな風に表示されます。 [zive.net] (文章はtakatakaさん作のToHeart二次創作"Meaning of Heart"(現在公開停止中)です。 元々<pre>に囲まれた半角80文字改行の文章だったので、自作rubyスクリプトにて整形しました。 ちなみに、"Meaning of Heart"は計700KByteに及ぶ大作で、PCで読むのはちょっときついです。)
ついでに、レス元の流れとは外れますが、PDAでの電子本の閲覧に文章を続けます。
実際には"Meaning of Heart"は手持ちのザウルス&ブンコビューア(TTV)で読みました。 この組み合わせだと こんな風に表示されます [zive.net]。ザウルスの機種はMI-L1です。MI-L1の反射型液晶とLCフォントと、 良くできたブンコビューアのおかげで快適に読むことができます。小さくて電池の保ちもよく、 出先で小説を読むのに便利で、電車の中とか病院の待ち時間とかに読んでいました。
MI-L1は、手持ちの機器の中ではプレーンテキストファイルの文章を紙の本に最も近い感覚で 読むことができる機器です。他の手持ち機器の場合、 HP200LXは画面の反射率がやや低いために視認性が悪く、 DOSモバは持ち歩くには大きすぎ、 MI-TR1はVGA液晶が強みなものの透過型ゆえに直射日光下ではまったく画面が見えないのと 消費電力が多いために2時間程度しか連続稼働できないのがきつく、 ノートパソコン(ThinkPad T22 AEJ)はとても気楽に持ち歩ける代物じゃありませんし、 デスクトップパソコンは持ち歩けません。ケータイのSH506iCは総合的にMI-L1に次ぐ読みやすさです。
WindowsCE系やPalmはちゃんと使ったことがないです。ザウルスだとテキストビューアは ブンコビューアで決まりですけど、 WindowsCEなら RubyReader [randmax.jp]、 Parmだと Pook [architump.com]なのかな?
ここまでは文章の閲覧に関して書いてきましたが、表示装置がVGAであれば漫画の閲覧も そこそこ実用になります。VGA液晶搭載のMI-TR1では、PCであらかじめ画像データを640x480の JPEGファイルに変換しておいて、画像ビューアで表示させれば台詞がそれなりにちゃんと読めます。 ちなみに、320x240では通常の大きさの台詞を読むことは不可能です。PCで試してみたところ、 800x600になると台詞の可読性がかなり増したのですが、800x600表示できるPDAは無いですね。
ただ、小説等の場合はプレーンテキストファイルとかXMDFとかのPDAで扱いやすい形式でデータが 配布されている場合が多いですけど、漫画の場合はPDFとかEBIとかのPDAで基本的に扱えない データ形式ばかりですね。 裏の世界では、ものすごい勢いで電子データ化されて、素のJPEGファイル形式で膨大な数が 流通していますが。
Re:ケータイで本が読めればいいのに (スコア:1)
text を mail で送って、携帯で受信すれば良いのでは?
そういう話ではない?
# 昔は電車で TRG Pro + CF で、読んでたな。
# フォントが汚なく苦労したような ...
#
# 電車に乗らなくなったから、やめちゃったけど、
# 今なら、京ぽんでやってみるかな。
Re:ケータイで本が読めればいいのに (スコア:1)
Re:ケータイで本が読めればいいのに (スコア:1)
自分もザウルスで読んでいるので、人のことは言えないが、あの解像度で読んでいるのは驚いた。
おそらく、BREWか何かのビューアー [sharp.co.jp]を使っていたんでしょうね、あれ。
Re:ケータイで本が読めればいいのに (スコア:1)
全角 20000 文字が受信できますので、
原稿用紙 50 枚分のページが一回で送付できますね。
一行全角 50 文字と考えて 400 行ずつ
head, tail で対象を抽出すれば十分でしょう。
念の為、下記の設定を見なおしてもらうと、受信拒否がなくて良いかと。
[メールキー]-[6]-[0]-[設定しているアカウント選択]-[受信行数制限設定]-[OFF]-[F1キー(登録)]
#!/bin/sh
# $1: document
# $2: title
# $3: mail address
last_line=`wc -l`;
show_line=400;
count=0;
while [0 -gt "$last_line"]; do
echo "send $count";
tail -{$last_line} $1 | head -{$show_line} | nkf -jS | mail -s "$2 $count" $3;
count=`echo $count | awk '{print $1+1}'`;
last_line=`echo $last_line $show_line $count | awk '{print $1 - $2 * $3}'`;
sleep 1;
done
読みます (スコア:1)
横に行間無しでびっしり並んでいるのは読みづらいですね。
行送り、字間をコントロールできるタグがあったら便利なんだろうけど。
Re:読みます (スコア:1)
たいていは、CSSでどうにかなりませんかね。
そういや、エキスパンドブックのボイジャーが、その手の専用ビューアを出していますね。
立ち読み感覚 (スコア:1)
手を出して(読んで)います。
性癖とゆーか理屈抜きな理由で恐縮ですが、本棚で古本をクンクン
し、係に叱られる程度の紙本フェチにとっては、紙の方が愛着が沸き
読書没頭には紙でなければ幸せにはなれません。
やっぱり気に入ったものは紙本で手元に…でしょう。
読みたいものなら読みます。 (スコア:1)
ネット上で公開されている小説を読み直すときに、HTMLをXHTMLに直して、XSLTでTeXにして、A4で590ページのPDFを生成してディスプレイで読んだ事もあります。
フォントを拡大して読んだのでそれほど目に苦でもなかったです。一気に読んだんじゃなくて1章ごとに生成していったんですが。
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
テキスト・ビュワー (スコア:2, 参考になる)
詳しい機能を調べてはいませんが、例えば、T-Time、azur、smoopy(これは縦専用)、O's Editor2といったところ(参考リソース [izu.co.jp])
#例示したのは、使用経験のあるもの。
製本とプリントアウトも違う (スコア:1)
プリントアウトしたのと、製本されて出版されたものも違いますよね。
用途に合わせた棲み分けがまだまだ続くんじゃないでしょうか。
シートフィードスキャナ (スコア:1, 参考になる)
最近はこういう人も増えていると思うのですが。
Re:シートフィードスキャナ (スコア:1)
私もしたいんですが、一冊どれくらいの手間かかります?
#私はヨワヨワで、出来上がった電子本か、テキストファイルしか扱ってないんですよね(^^;
Re:シートフィードスキャナ (スコア:1)
読破(了)感も重要なのでは? (スコア:1, おもしろおかしい)
「ドライアイで泣きながら一気にスクロールしました」。。。
そんなんヤダ~
Re:読破(了)感も重要なのでは? (スコア:1)
例えるなら「はてしない物語」を電子化なんて愚の骨頂だしね。以前にペーパーバック(当然白黒印刷)の「Never Ending Story」(確か米国版)を見かけたけど…あーゆー感性だから、あーゆー映画作っちゃうのかな~と思ったりして。
#個々の米国人を揶揄する意図はないけど(優れた方も多数知ってるし)、感性を育てる環境というか、そーゆーものを平気で出してしまう感覚というか…ね。
Re:読破(了)感も重要なのでは? (スコア:1)
作家が装丁を決めているとも思えないし、装丁の点では遥かに地味な「モモ」ですら充分に名作なわけで、装丁自体は後付の飾りにすぎないと思う。つか、装丁で評価するのは、エンデに失礼な気が。
不思議の国のアリスの様に、作家自らが装丁や挿絵までこなしたのは、むしろ稀な例で(確か、現物は大英博物館にありますが)、作家足るもの中身で勝負して欲しいななどと思うんですけどね。
もちろん、絵本とかは別ですが。
#絵本は確かに電子本には向かないな。元々、紙無くせなんて思ってないけど。
Re:読破(了)感も重要なのでは? (スコア:2, 参考になる)
出版物の在庫にも、税金などの費用がかかります。したがって、大量に売れない場合、文庫などの低コスト出版物への変換が進められ、それでもダメなら、待つのは裁断処分ということになっちゃうんですよね。
多くの出版物がそうして消えて行くわけですが、電子化ならいつまでも残しておいてもらえます。コストも比較にならない程、安いので、絶版も無くなるでしょうね。
復刊.comというサイトをご存知でしょうか?
実はかなりの人が絶版や廃刊本を欲しがっているのも、また現実なんです。
ちなみに、売れないだけじゃなく少数出版物もたいていは、裁断処分が待っています。それどころか、売れ筋以外は、取次さえ通らず、出版できないことも多かったりします。
「所有する喜び」以前に、それを「読む喜び」も忘れないで欲しいものです。これが分からない人なら、友人じゃなくても全然困りませんね。
文字以外の情報も重要では? (スコア:1)
#その分、新聞や雑誌といった情報収集が主体のものについては画面で十分だと思う。
Re:読む媒体の質の問題なのでは (スコア:2, 興味深い)
同じ装丁ということは、中身は紙の触感の電子インクの超高解像度ディスプレィが約250枚閉じ込んであるとか?
ま、それは言いすぎにしても、開いたら、白紙とはいえ、ただの電子インクのモニタでは、納得しないのでは?
と、いじわるを承知で言いたくもなります。
本という存在自体、羊皮紙から紙へと素材は退化し、質を捨て普及の道を選んだことは承知していると思いますけど、さらに退化することで、別の利点を手に入れようと試行錯誤の最中なんじゃないですかね?
そんなに紙が良けりゃ、紙を読み続ければ良いのだと思います。早い話が紙と電子ファイルの双方を同時に出してくれりゃ、それでいいわけで。
媒体の質や優劣は語るだけ無駄じゃないでしょうか?
紙だと困るという人もいますし、その逆もいるのなら、共存するしかないのですから。無理に混ぜて一つにする必要もないかと?