サマータイム、実は好評? 157
ストーリー by mhatta
And the livin' is easy 部門より
And the livin' is easy 部門より
LightSpeed-J曰く、" asahi.comの記事によれば、北海道ではサマータイムの実験が好評な様子。
/.Jでも過去、何度か国内でのサマータイム実験が記事で取り上げられたことがあったが、概ね好評とは言いがたいかったと思われる。
記事中では、「今年は実験3年目で最後の年。参加人数は約3万人と、1年目の5倍に増えた。岩手県からも参加するなど広がりも見せ、主催する札幌商工会議所や周辺自治体などは本格導入への期待を高めている。」(リンク先より引用)であったり、北海道/東北のみならず、関西の自治体も興味を示すところが出てきている様子。
記事を読む限り、たれこみ子には「日照を有効に利用できるメリット」よりも「日本国内でありながら稼働時間が1時間ずれているというメリット」のために「この実験結果はサマータイムが有効である」と判断している人が多いようにも感じられる。とはいえ、徐々にではあるが賛同する自治体が増える中、10年後には「サマータイム採用」となるかも知れぬ。さて、皆さんはサマータイム導入に賛成か反対か、また、導入するならその方式について、意見をお伺いしたいところ。如何?"
アホカ (スコア:5, すばらしい洞察)
>「朝は向こうから電話が鳴りだす前に伝票処理できる。通勤車内も
>すいている」と利点の方が大きいと感じる。
不参加企業相手のメリットじゃ意味ねぇだろ。( ゚д゚)、ペッ
サマータイムが本格的に導入されたら、電車が混むに決まってるだろうが!
就業時間が延びるだけ (スコア:5, すばらしい洞察)
・就業開始時間が1時間早くなる。
・終了時間は結局残業するので変わらない。
ということで、トータルの就業時間は延びるだけに。
寝不足と個人の時間の縮小になる。
それが目的! (スコア:2, すばらしい洞察)
> ・就業開始時間が1時間早くなる。
> ・終了時間は結局残業するので変わらない。
> ということで、トータルの就業時間は延びるだけに。
IT業界に限定する必要はないのです。
全産業で残業時間を延ばすのが真の目的です。
サービス残業を拒否しがちな、子持ちの女性たちに
「まだ明るいから 子供を放っておいても大丈夫でしょ」という形での残業が強要できたり、
フレックスを利用しているような社員に、サマータイムだから朝早く来いと強要できたり、
会社側にはメリット一杯なんです。
残業手当なんて、今でもまともに払ってないんですから、残業時間が増えれば増えるほど企業は儲かります。
そのうえ、ホワイトカラーには残業手当を出さない改悪も狙われていますから、サマータイム万歳なんですよ。
サマータイムってのを推進している一派に経団連がいるんだから、狙いはソレダケです。
サマータイムより (スコア:5, すばらしい洞察)
せめて避暑地で仕事がしたい。
そもそもIT 産業はインターネットにつながっていれば、
どこでも仕事が出来るはずではなかったのだろうか。
なんで大都会向けの仕事にされてしまったのだろう。
枕草子 (スコア:5, すばらしい洞察)
夏の夜は暗くて涼しい方が過ごしやすいので、「余暇時間を活用」などとぬかす連中は、正反対のことを言っているように思える。夏はただでさえ日が長いのだからこれ以上長くするのは勘弁して欲しい。
その他、言いたいことは前回書いた [srad.jp]。
緯度経度 (スコア:4, すばらしい洞察)
#そもそも緯度の高い欧州でWW1時代に導入した生産性向上目的の制度を低緯度の日本で導入する意味がわかりません。
Re:緯度経度 (スコア:2, 興味深い)
日本で効率の良いサマータイムを実施するには、国内を2つくらいのタイムゾーンに分ける必要が出てきそう。
しかも、GMT+0830とGMT+0930の中途半端な時差。
でも、タイムゾーンを2つに分ければ、サマータイムの必要性も薄れるかも。
それとも、時差はGMT+0900のままで、日本低緯度地域と日本高緯度地域の二つに分けて、高緯度地域だけサマータイムを導入。
緯度の高いところはいいけど (スコア:4, すばらしい洞察)
経度についても明石より西の地域は標準時でもサマータイムのような効果があるので敢えて採用するメリットはない。
花火大会の開始時刻を見れば実感できますが、西へ行くほど開始時間が遅くなる傾向があります。
やりたいところはやってください、ということでしょうか。
実験のたびに (スコア:4, すばらしい洞察)
サマータイムの利点てなにがあるんでしょう?
「帰宅時は、まだまだ明るい」北海道では夏でも午後5時にすでに暗いのですか。それは大変ですね。それはサマータイムにもしたくなりますね。
「通勤車内もすいている」それはただのオフピーク通勤。サマータイムと関係ない。
「普段の外食はどうしてもあわただしくなる。」これもただのオフピーク効果。
「札幌証券取引所が東証より早く開けば、世界の目が札幌に向く」あきれてなにも言えない。
「サマータイムがあれば、ラッシュ緩和のきっかけになるかもしれない」だから何でよ。
Re:実験のたびに (スコア:1)
nobuo * Who's gonna die first? *
Re:実験のたびに (スコア:1)
に答えたつもりだったんですが…サマータイム導入により日照時間が変わることはないでしょう。ただし、太陽の昇っている間にプライベートタイムを多く設定することができるので(睡眠時間は別だけど)、プライベートタイムが充実しますよね?って話なんじゃないんですかね?
nobuo * Who's gonna die first? *
むしろ (スコア:4, すばらしい洞察)
北海道には熱帯夜ってどのくらいあるんだろう。
いっそのこと (スコア:3, すばらしい洞察)
じゃあニューデリー時間に合わせて (スコア:1, おもしろおかしい)
実質時給150円からの脱出 (スコア:5, おもしろおかしい)
昇給バンザイ!!
Re:いっそのこと (スコア:1)
Re:いっそのこと (スコア:1, おもしろおかしい)
日本でのサマータイムは絶対に反対 (スコア:3, 興味深い)
更に、元々日本には四季(梅雨も入れて五季?)そのものの変化を感じそれぞれを大切にするという土壌があり、それは日照時間と云うだけでなく、日の出日の入りの時刻が日々変化していくことも含むと考えます。
明治以前は「日の出日の入りが可変することに合わせて昼夜の時刻が伸び縮みしていた」というのはありますが、それはある日突然切り替わるのではなく、毎日少しずつ変化していくものでありそういう意味では自然でした。
対して、今のように一時間を一日を24分割して固定化している状況では、「今日から一時間早くなります(遅くなります)」という制度は不自然極まりなく、強行する価値はないと判断します。
既に意見も出ています [srad.jp]が、始業・終業の時刻をずらすと云うコトを個別の企業・組織が実行するのは全く問題ないと考えますが、国として時間をずらすという行為は単純に愚行です。
そもそも、市場・店舗などであれば24時間営業とか、勤める側であればフレックス勤務・在宅勤務・直行直退勤務など、企業・個人の裁量でもっと時間を自由に活用できる仕組みがあれば良いハナシで。
極端な例で云えば、Skypeなどを活用してリモート勤務できる職種なら、日本で夜型生活をしながら欧米の企業に昼勤で勤めるとかも出来てしまう現在、サマータイムという制度を全地球レベルで止めてしまうって方向の議論があったって良いと思う。
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
生活全体の話です (スコア:1, 興味深い)
Re:日本でのサマータイムは絶対に反対 (スコア:1)
ヨーロッパでは「貴重な日照時間」という概念があるのでしょうが、日本の夏は、日が沈んでからの時間のほうが貴重です。
#昔勤めていた職場は、外資系の親会社だけが本国時間で営業してましたが、そういうものだと思えばそういうものだったので。
これはサマータイムではない (スコア:3, 参考になる)
指摘があります。
「タイムシフトはなかなかいいね」と思っていたら、また 大金を
投入する事業が始まるということがおきえますね。
Re:これはサマータイムではない (スコア:4, 参考になる)
Re:これはサマータイムではない (スコア:1)
Re:これはサマータイムではない (スコア:1, すばらしい洞察)
日本標準時(JST)は変わりません。日本夏時間(JDT)が新設されるのです。
北海道の事情 (スコア:3, 興味深い)
真っ昼間からこういう状況では、「とっとと仕事終わらせて飲むぞー!!」なんて気持ちになったって、そりゃー仕方ないってもんです^^
(いや、実際お天道様の出ているうちに飲むビールって旨いんですよねー)
北海道人にとって、短い夏はとても貴重なものです。(地球温暖化のせいなのか?多少長くなっている気もしますが、お盆を過ぎれば秋の気配を感じるのが北海道です)
短い夏をいかに有効に楽しく過ごすか、これが北海道がサマータイムに積極的な理由の本音だと思います。
アレゲやないわ!! 興味津々なだけや!!!
健康被害の危険性があるため反対です (スコア:3, 参考になる)
「サマータイム制度に関する特別委員会・中間報告書」http://jssr.jp/oshirase/summertime_sleep.pdf [jssr.jp]を出しています。
ここでの結論は、見ていただければ解りますが、日本人の健康被害を危惧するものです。
ここまでの議論では、このような視点がなかったので、投稿させていただきました。
時間をずらさず (スコア:2, すばらしい洞察)
たとえば、普段9時出勤19時退社なのを夏季は8時出社18時退社にするとか。
時間ごとずらすってのはアレだなぁ。
Re:時間をずらさず (スコア:3, 参考になる)
以下、2006 北海道サマータイム月間実施要領 [sapporo-cci.or.jp]より引用。
2006年6月21日(水)~8月11日(金)までの52日間
※2005年は6月20日~7月31日(42日間)
道内全域
上記の期間、日本標準時より1時間早める。
1週間以上任意で参加日数を設定
※但し時計の針は動かさない
逆も言えます (スコア:2, 興味深い)
私は、制度として導入することに賛成です。
# 新聞記事の内容は「時差出勤」の効果を混同していて、確かにおかしいと思う。
現在、フレックスタイム制などを導入できているのは主に大企業、大組織だと思います。小さいなところほどやりにくく、その中で言い出すことも難しいでしょう。ましてや個人商店のようなところではどうにもなりません。新聞記事にもあるように、「商店街」で取り組んだからやってみることができたわけで、一商店ではタイムシフトもへったくれもありません。
日本のような社会だからこそ、みんなでやる必要があります。だから、やりたいところだけ、じゃなくて制度として導入する必要があります。
逆も言えますね。サマータイム制のもとで、遅い出勤にしたいところがすればよろしい、と。
Re:逆も言えます (スコア:1)
「サマータイムのメリット」はことごとくタイムシフトによるもので、サマータイム自体はデメリットしかないのに?
Re:逆も言えます (スコア:1)
メリットはもちろん日照の有効利用ですよ。
制度としての導入でない限り(つまりタイムシフトでは)、これを享受できない(意味をなさない)ところがある、ということを言っています。
Re:逆も言えます (スコア:3, 興味深い)
それはタイムシフトのメリットだってば。労働基準法をいじる方がよほどマシ。
# それだけでも十分迷惑だけど。
仮にサマータイムを制度として導入したとして、さっきの「導入しない」所のコストは誰が負担するの?時計を進めて運用を(その時計に対して)遅らせることの不毛さは想像できてる?それに導入する所にしたってコストをちゃんと評価してる(最低でも家中の時計をずらしてみるくらいの事はしてるよね)?そしてそれは日照の有効利用に見合ってる?
思考が「制度ありき」になってないかい?
Re:逆も言えます (スコア:3, すばらしい洞察)
サマータイムに伴うコストをまったく考慮していなことがよーくわかりましたよ。サマータイムにかかるコストの大部分はタイムシフトではかからないのがわかっていないのですから、サマータイム推進派なのも理解できます。
>他の方も書いていましたが、何も労働の問題だけではありません。社会、生活スタイルの問題です。
他に同じくらい強制力のある時刻って、どれだけあると?
Re:逆も言えます (スコア:2, 興味深い)
BIOSからクライアントアプリケーションまでの全てのアプリケーションの書き換え(バージョンアップ)
家庭用パソコンの、BIOS,OS,アプリケーションのアップデート
ルータ、NAS等の組み込みソフトウェアのファームウェアアップデート
全ての携帯電話のアップデート
交通機関、宿泊施設、娯楽施設などのウェブサイトの予約システム更新
鉄道、飛行機の管制システムの改修
株式市場の売買システムの改修
きり無いか。
k09氏の小学生の頃と今とで、時刻を扱う機器って増えていますでしょうか。
私はソフトウェア屋さんなのですが、2000年問題よりも厄介な対応が必要な気がしてならないのですが、どうなんでしょう?
自動化が進んだ現在では、海外のシステムも対応しなければならないので、日本だけの問題でもすまないのではないでしょうか。
Re:時間をずらさず (スコア:1)
じゃぁ、ダイヤを一時間ずらせばいいという話なんですが、みなさん、そうそう脳内時刻表をスイッチできますかね?ということじゃないのかなぁと。
鉄道会社におけるダイヤもそうですが、業務日程を全てサマータイム時に書き換えるよりは、どうせ一斉にやるなら時刻をなんとかするほうが簡単な気もします。
利点 (スコア:2, 参考になる)
これだけで消費エネルギーが数%単位(日本全体では膨大な量のエネルギー)で節約できるなら、手間に見合うだけの効果はあると思います。
サマータイムのある国々で暮らしたことありますけど、切り替えの際も特に違和感は感じなかったです。電波時計やPCは勝手に時刻修正するし。そもそも普段の生活リズムの崩れ方からすれば、一時間ぐらいどうってこたぁない。
エネルギーを売る側の方々は嫌がるかも知れませんけど…。
Re:利点 (スコア:2, 興味深い)
なりにあるわけで... これから、色々な製品で DSTに対応するとなる
と、対応する側の人間は大変なのです。
特に悩ましいのが DSTが終了する時かと思います。
例えば、顧客情報を管理するDBサーバーがあり、それを監視するアプ
リケーションがあったとします。日本では10月の最終日曜日午前 2時
に時刻を差し戻すという考えのようですが、この日は午前 1時が 2回
訪れるので、 DST未対応のまま時刻を差し戻すと、監視した情報が 1
時間分失われる可能性もあります。 (実際はそうならないよう運用側
で調整すると思いますが。)
# 「すべてが Fになる」 [amazon.co.jp]みたいに犯罪に利用しようとする輩も出てき
# たりして :-P
# ここんところ企業の情報漏洩事件が頻発してるしなぁ...
あとは、時系列で表示するグラフなどの場合も、重複する 1時間の見
せ方を工夫する必要がありそうですね。
そう考えると、私としては対応の手間が増える分、あまりありがたく
ないというのが本音です。
# When humans are connected, small voices will become larger.
Re:利点 (スコア:1)
特に、/.はそういった手間をかける側の人が多いはずですが。
北海道式サマータイムを広めよう! (スコア:2, 興味深い)
サマータイムの導入を阻む戦略として、北海道のサマータイム(実質は時差通勤のタイムシフト)を普及すべきと私は考えます。これは本当のサマータイムじゃない、なんて無粋指摘は控えるとします。
北海道式サマータイムが一旦普及してしまえば、本来の時計をずらすサマータイムが普及される必要がなくなります。うるさいサマータイム導入提案も無くなるでしょう。
こんな案はいかが?
動機が不純 (スコア:2, すばらしい洞察)
現場がどうなるかは考えたくない。
時間を使うソフトウエア (スコア:2, 参考になる)
北米で簡単なログ用マクロ書いたとき、サマータイムを考慮してなくて、ちょっと混乱しました。
日本がサマータイムを導入する、少ない利点の一つとしては、
他の先進諸国との時差が常に一定になることが考えられますが、
多くの国でサマータイムの導入時期は同じなのでしょうかね。
# もちろん、ミーティングにも1時間遅刻しました。
# でもアメリカン人も何人か「忘れてた」といって遅刻していましたが。
# その日夜シフトだった人は1時間得しました。
電波時計は? (スコア:1)
色々考えると、弊害のほうが多いような気がするな。
Re:電波時計は? (スコア:1)
全国で施行されたとき (スコア:1)
Re:全国で施行されたとき (スコア:1)
日本における時差のシナリオに関してご意見をお聞かせください [exconn.net]
のようにMSでも意見を求めているようです。
サマータイムの制度に賛成・反対の意見は別にして、技術的に対応しなければならないという場面を
考えて意見を寄せてみるのも面白いかもしれません。
Re:全国で施行されたとき (スコア:1)
去年はぽしゃったけれど (スコア:1)
した覚えがあります。
# 仕事上、大手企業から DST対応を迫られていたもので...
今年は法案が提出されたという話は聞かれませんが、秋に首相が交
代するので、出ていたとしてもまた立ち消えるかも?
# 結局、成り行きをなま暖かく見守るしかないのでしょうけどね。
# When humans are connected, small voices will become larger.
Re:去年はぽしゃったけれど (スコア:2, 興味深い)
サマータイム推進派って (スコア:1)
なので単なる時差通勤だろうと名前が「サマータイム」でありさえすればよい。
そんな気がする。
# そんなツマランモノにつき合いたくはないよ。
全世界統一時刻といえば(オフトピ) (スコア:2, 参考になる)
一時期Newtonに時計アプリ [dinoware.com]を入れて遊んでましたが、
1BEAT=86.4秒、日本時間に合わせると非常にキリが悪いし、
1日24時間に慣れてると感覚的にすり合わせできませんでした。
# まぁそれ以前にBEAT自体の知名度が低くて、私の周りでは誰も使って無かったけど。
『それも私がやれと?』