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アメリカ合衆国

支持率低下の「理由のas」 76

ストーリー by nabeshin
「やばい」の英語は何? 部門より

ngk 曰く

接続詞「as」を(特に文頭において)理由として用いる頻度は、英国では普通だが、米国では大変低くなっている(朝日ウィークリー08/11/02号)。大妻女子大学のTimothy Wright教授曰く、

"As it was raining, I brought my umbrella" is grammatically correct, it is a bit stiff and out of date!

と、文法的には正しいけど、少し堅苦しくて時代遅れだねと語っている。
英語と米語、アジア圏での英語などでの使われ方の違いや面白い特徴、リリース文書やChangeLogなどの書き方で気がついた点などありますか?
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • ChangeLogなら (スコア:4, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2008年11月05日 15時59分 (#1449996)
    fix, addを覚えておけばOK。あとは適当
  • by wd-nara (25864) on 2008年11月05日 17時40分 (#1450088) 日記
    学術論文では、理由の前置詞には since を使い、as は避けるよう、その手の作文教育を受けた人はたいてい指導を受けているはずです。理由は、リンク先にもある、as の用法の多様性です。

    As it was raining, I brought my umbrella.
    の例だと、

    Since it was raining, I brought my umbrella.
    とも

    When it was raining, I brought my umbrella.
    とも解釈できます。

    というか、もともと、as ってのは、どっちに解釈されても本質的に変わらないようなときに使うものだといったほうがいいかな。

    • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 22時53分 (#1450322)
      > 学術論文では、理由の前置詞には since を使い

      日本人に学術論文を書かせると、ところ構わず(becauseを使うべき場面でも)
      sinceを使う傾向があるので、ちょっと注意したいですね。

      日本語ではどちらも「~から」になりますが、ちょっと意味合いが違いますので。
      親コメント
      • 数学の論文ではbecauseを使う機会が少なくsince一辺倒になりがちなので、他分野の論文を書くときでもそれに引きずられるというのもあるんでしょうね。 数学で「○○なので□□」と日本語で書く場合、○○はたいていは既知の根拠であって、(読者にとって)未知の原因であることは、まず、ありませんので。

        前コメントで「接続詞as」を「前置詞as」と書き間違えていました。失礼。

        親コメント
  • by CowardDuck (25674) on 2008年11月05日 23時32分 (#1450344)
    が原因じゃない?

    文脈や状況から意味を推察する必要がある as はネイティブ同士の
    会話じゃないと誤解をまねきやすいんじゃないかな。

    アメリカみたいに英語が非母語である人を対象に含めて説明書や
    ニュース原稿、ドラマ/映画の科白を作ろうとすると意味がはっきり
    している単語を使ったほうがいいってことになる。それが通常の
    会話での文体にも影響を与えてるんでしょう。
    • by Anonymous Coward on 2008年11月06日 12時42分 (#1450600)
      映画のせりふを考える時に、観客が非ネイティブであることを考慮して文体を変えることはまずありません。
      (例外は、登場人物が別の非ネイティブな登場人物に向かってわかりやすく喋っているという設定である場合)

      逆なんです。登場人物が置かれた日常環境における「通常の会話で使うであろう文体」をせりふにするんです。
      良い脚本家はあらゆる階層の人々の会話に耳を傾けています。

      (ただし、これは特有の喋り方に対するポジティブフィードバックを産むことはあります。限られた集団における
      喋り方を映画が採り入れる→その映画を見て登場人物に共通点を見出した人々が喋り方を真似る→結果として
      登場人物が描いている階層全体にその喋り方が広まり、その階層特有の喋り方として定着する)

      ニュースや説明ビデオなどでは多くの場合、微妙なニュアンスで伝えるよりもわかりやすさを優先するでしょうから、
      観客の非ネイティブ率も影響を与えると思いますが。
      TVドラマは微妙。リアリティ重視のドラマはたぶん映画に近いけれど、soap operaなどは観客層をある程度意識
      するかもしれません。
      親コメント
  • > 接続詞「as」を(特に文頭において)理由として用いる頻度は、英国では普通だが、米国では大変低くなっている


    軽く、 "it was raining, so I brought my umbrella" とか言いそうだ。
    "I brought my umbrella 'cause it was raining" とかも多そうだ。

  • by toworu (27387) on 2008年11月05日 16時59分 (#1450061)
    『古臭くて堅苦しい』ニュアンスも含めて和訳すると、どんな感じでしょうか
    「雨が降っていたゆゑ、傘を持って出た」とかでしょうか。
    • by Anonymous Coward
      「っ」→「つ」とするともっとよい。

  • 「雨が降っていたので、傘を持ってきた」
    という文章自体、あまり言わない気がする。

    「もちろん、傘は持ってきたさ。」"Of course I brought my Umbrella."

    しか言わない。

    「傘を持ってこなかったのか?」に対する答として「もちろん、傘は持ってきたさ」といいたい場合、『出かけるときから雨は降っていたかどうか』は関係ない情報。
    「傘を持ってきた」のに「ぐしょぬれ」なら『どうして傘を持ってくる気になったか』も文脈上意味の無い情報。

    そういう「枝葉」の情報を切り捨てる傾向が強まっているから接続詞の「as」を使う機会が減ってるんじゃないかなぁ。

    .

    一方で、「理由の方が大事」な場合…たとえば、

    「うわー、雨降ってるよ。どうしよう」
    「ん?傘使う?」
    「ありがとう。でもなんでもってるの?」
    だって、家を出たときにはもう降ってたもん

    みたいな場合は、"Because" ("Cause" も含めて) か "For" ではじめることが多い。やっぱり "AS" では始めない。
    この場合は「傘を持ってきた」などと「文脈上自明なことは繰り返さない」。
    --
    fjの教祖様
  • このイギリス人俳優 [wikipedia.org] なんか、そんなイギリス英語がたまらなく魅力らしいぞ。

    #TV で小耳にはさんだだけだが
  • by sunnydaysundey (32697) on 2008年11月06日 13時21分 (#1450637)
    教科書から消えつつある「筆記体」 [livedoor.com]というのもありますね。

  • by taro-nishino (32033) on 2008年11月06日 14時19分 (#1450676)
    タレコミで引用されている、その米国人教授を疑うわけではないけれども、本当にそうなんですか?
    今ちょうど、GNU makeのマニュアルを読んでいる最中なんですが、「理由のas」が頻繁に出現してますよ。
    例えば、以下のような文章です。

    You may split a long line by inserting a backslash followed by a newline, but this is not
    required, as make places no limit on the length of a line in a makefile.

    このマニュアル自体のバージョンは0.70で、2006年4月度のものです。これが古いということになるんですかね?

  • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 17時03分 (#1450064)
    YouTubeなんかのコメントを見ていると
    「やばい」の英語は「awesome」のように思えますな

    オンライン和英辞典だとchancyが多いようで

    #部門名の「やばい」は「瀕死でやばい」ってことだろうから
    #awesomeともchancyとも違うが

  • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 17時05分 (#1450065)
    現在の大多数の日本人が「映画」を「えーが」と発音する現状で、
    「正しい日本語」を習った外国人が「えいが」と発音してるのを聞くと
    ちょっと違和感あるようなものだな。

    • Re:えーが (スコア:4, 興味深い)

      by toworu (27387) on 2008年11月05日 17時44分 (#1450093)
      そういえば、英語の先生(デンマーク人)から聞かれたことがあるのですが、

      「日本人って、”イチロー選手”みたいなのを”イチローせんし”って発音するけど、そういうもの?」

      と。「そんなこと無いよ」とそのときは答えたのですが、
      実際に言ってみると”しゅ”の”ゅ”はほとんど発音してないですね。
      親コメント
      • Re:えーが (スコア:2, 参考になる)

        by wd-nara (25864) on 2008年11月05日 19時13分 (#1450173) 日記

        それはおそらく、母音の無声化と呼ばれるものです。

        NHKのアナウンサーがニュースを読むときに注意して聞いてみてください。高い頻度で「○○です」の最後の u は消えています。

        もともとは、関東の方言のようですね。

        親コメント
        • >NHKのアナウンサーがニュースを読むときに注意して聞いてみてください。高い頻度で「○○です」の最後の u は消えています。

          語尾は弱く、消すように発音にしなさいと教わったことがあります。
          語尾の音が強いとキツイ言い方になるからだと言われたような……。

          あと「○○が、××した」の「が」は鼻に掛から抜けるように弱く発音しろとか。

          教わってから約30年、未だに意図しないと出来ない発音ですが、
          元は方言ということは無意識に出来る人もいるんですよね。
          --
          ☆大きい羊は美しい☆
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      • by Anonymous Coward
        お気づきの通り「弱い音」と「発音してない」は別物だけどね。
        それから「慣れてないと聞こえにくい音」というのと「言ってない」も別。
        ヒアリング力が付けば、その先生も聞こえるようになると思うよ。
    • Re:えーが (スコア:3, 興味深い)

      by ken2 (27347) on 2008年11月05日 19時19分 (#1450178)
      「現代日本語では発音どおりに表記する」というある種の嘘のせいかもしれません。
      「ん」+マ行の音で"n"ではなく、"m"の音になるような例外は多数あります。
      「さんま」は"sanma"ではなく"samma"のように発音するとか。
      関西圏では「えいが」と発音し、長音にはしないですね。
      逆に「目」なんかが「めー」と長音になりますが。
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    • by Gockie (33276) on 2008年11月05日 21時45分 (#1450278)
      そういやダーリンは外国人という漫画で
      大岡越前の「おおお」をみんな「お」x2くらいか、
      せいぜい「お」x2.5くらいしか発音してないよね、
      というツッコミがあったっけな。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 18時03分 (#1450111)
    AS-IS
  • by Anonymous Coward on 2008年11月05日 18時17分 (#1450124)
    と読めてしまって…
    #当分携帯サイトの仕事は請けたくないAC
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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