Dvorak配列ってどうよ 150
ストーリー by hylom
オフィスで使えば確実に変態認定、 部門より
オフィスで使えば確実に変態認定、 部門より
insiderman 曰く、
「効率的なタイピングができる」と言われているキーボード配列の1つに、「Dvorak配列」があります。ところが、本家/.には「自分にはDvorakが効率的なんて信じられない!」と言う人がおりまして、「これについて議論しようぜ」とストーリーが立てられてしまいました。
本家では、
- タイピング速度を追求するならChorded Keyboardを使うべきだ(#26509765)
- Dvorakは手首の手根管症候群(タイピングによる負荷で痛みを発症する)を防ぐために使っている(#26509767)
- DvorakではなくEmacsかviを使えばテキスト編集速度は簡単に倍増するよ(#26510241)
- QWERTY配列はタイピング速度を遅くするための配列と言われているのは真実じゃない。タイプライターの紙詰まりを防ぐことで高速なタイピングを可能にするためのものだ(#26510229)
- Dvorakは英語以外の言語では(パフォーマンスが)悪化するよ(#26509813)
など、興味深いコメントが色々と付いています。
残念ながら自分はDvorak配列のキーボードを実際に見たことはないのですが、日本でのDvorak配列の評判というのはどのような感じなのでしょうか? また、タイピングを速くするコツなどありましたらぜひ教えて欲しいところ。
ずっとDvorak (スコア:5, 参考になる)
もう20年近くDvorak配列を使ってます。
最初はMacのリソースを編集して自作してました。
かなり以前から、システム標準でDvorakを選べるので楽をしています。
Dvorakは日本語のローマ字入力にこそ適しています。
左手の中段に左から「あおえうい」と並んでいるので、
ホームポジションからほとんど手を動かさなくて済むのが最大のメリットです。
Qwertyだと、母音を入力するのに、あっちこっち指が飛ぶのが不快でした。
カ行、ヤ行で左手に負担が掛かるのは良く指摘される所ですが、
私は左利きなのと、なによりも「慣れ」で、問題に思いません。
もちろん、それを解消するための対策も知っていますが、
システム標準から離れるデメリットの方が大きいように思っています。
昔、Dvorakを友達に奨めた事もありますが・・・みんな挫折してました。
まあ、ありきたりな結論になりますが、結局の所「慣れ」なんで。
ここまでQwertyで慣れてる人が、乗り換える必要も無いでしょう。
Qwertyを不便に思うか、Dvorakの習得を不便に思うか・・・
大抵の人は、わざわざアウトサイダーは目指さないようです。
Re:ずっとDvorak (スコア:1)
日本語入力の効率を求めてdvorakに変更するくらいならローマ字入力をやめてかな入力に切り替えてみては?
Re:ずっとDvorak (スコア:1)
かな入力にはしません。理由は、押さないといけないキーが増えるから。
数字のキーの所まで打つキーが広がると、それこそホームポジションから
手が移動する頻度が増えてしまいます。
それに。もうかなり以前から、かな刻印の無いUSキーを使ってます。
キートップはシンプルな方が綺麗ですよ。
私にとってQwertyのキーの刻印は、キーボードショートカットを確認
するための目印でしかありません。
Re:ずっとDvorak (スコア:2, 参考になる)
それはJISかなでの話ですよね。確かに、「ホームページのアップロード」は厳しいものがあります。17打鍵の内、14打鍵が小指だったと思います。でも、打鍵数の少なさは魅力的ですよ。
ついでに、子音と母音を意識しなくてもよいので、英単語をカタカナで打つときに、母音を補うとか、子音を入れ換えるとかの発想が不要で、元の英単語のスペルの記憶に影響せず、ローマ字綴り由来のスペルミスを防げます。
それに、日本語でパスワードを打てば、数字、記号交じりの意味のない文字列が容易に生成でき、一時的な簡易のパスワードとして十分機能します。
でも、仰る通り、打鍵範囲が広過ぎるんですよね。私は15年、JISかな打ちでしたが、花配列でのかな入力に移行し、今は月配列でのかな入力を使っています。花配列も良かったのですが、「パ行」の打鍵数があまりに多く、Debianに移行して使い始めたAnthyとの相性が悪かったので、月配列にしました。因みに、どちらも、「D」と「K」をシフトとして使う、中指シフトの配列です。
かな刻印がなくても、かな入力はできますよ。 刻印がないことに関しては、Dvorakと同じです。
Twiddler (スコア:3, 参考になる)
Chorded Keyboard を見て、ウチの押し入れにしまわれた Twiddler [google.co.jp]を思い出しました。
はっきり言って習熟は不可能です。
というか、日本語が全く扱えません。
個人的には、iPhone/iPod touchのテンキー入力を
何とか高速入力デバイスに変えられないかな、とは思います。
デバイスの反応速度がiPhone/iPod touchだと不満ですが
小さい動きで、色々な情報を指定できる可能性があるのがいいなぁと思ってます。
キー配列の話なら (スコア:3, 参考になる)
/.J でキー配列の話をするならこの本を紹介しておかないと。
キーボード配列QWERTYの謎 [nttpub.co.jp]
;;; 紹介だけなので AC
自然言語は打ちやすい (スコア:3, 興味深い)
以前すこしdvorak配列を練習したことがあります。そのときの実感として、英語の自然文を入力するのは、慣れたらqwertyよりも速くなるのでは、というのはわかってきました。それから、日本語ローマ字入力をする場合でも、母音がすべて左手のホームポジションに納められているので比較的効率的なんじゃないかと思います。
ただ、UNIXコマンドの入力(というか具体的にはls)がひどく打ちづらいのと、Emacsのキーバインドが変わってしまうのがどうしてもだめで、本格的にスイッチするのは諦めました。その辺のショートカットはもう指で覚えているので変わってしまうと大変。MacにはDvorak-Qwertyという「通常はDvorak配列だがcommandキーを押し下げているあいだはqwerty配列になる」という気持ちの悪いキー配列があり、これを使えばショートカットキーの変化には対応できるようになるかもしれませんが、それもそれでどうなのかなあ……
キ~配列とか入力形式とか・・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
私の理想は、
Aを入力しようとして、指(?)で押したら(?) 'A’が入力されていること。
かなぁ。
#指&押したらは現状の事ですぅ。
#頭で&思ったら なら便利ですね^^
そもそも、QWERTY配列か Dvorak配列かは関係ないです。
キ~の配列の問題ですから、他あっても問題はなく。
私自身はQWERTYかつロ~マ字入力ですが、理想は意図した事した事が意図した通りに
入力される事。
QWERTYとかDvorakとかの優劣は押しやすさだけであって、優劣判断は微妙かと。
日本語に限定されちゃうけど、カナ入力の人もいますし、親指の方もいます。
#そもそもASCIIが前提なDvorak・QWERTYに日本人として意味あるの?
##IMEも考慮なら投稿はもすこし突っ込まないと^^;
閑話休題
Re:キ~配列とか入力形式とか・・・ (スコア:5, おもしろおかしい)
> Aを入力しようとして、指(?)で押したら(?) 'A’が入力されていること。
ということは、shift+Aを押したら、(・∀・)ですか?
なるほど!そういうニーズを見落としていました!でも普段の文章を書くときは面倒そうですね。
こうですか、わかりません。 (スコア:1, おもしろおかしい)
>面倒そうですね。
('A`)マンドクセ
もう顔にしか見えない (スコア:1, おもしろおかしい)
自分のだけならいいけど (スコア:2, すばらしい洞察)
自分のじゃないキーボードをさわる機会が多いと、大きな改造はとても出来ない。
無料ユーザーサポートさせられてる人も多いのでは。
以前使ってみた、viも (スコア:2, 興味深い)
Dvorakに興味を持って、少し練習してみましたが
ある程度の期間使えば、QWERTYと併用しても特に問題ありませんでしたよ
Dvorakにすると脳の普段と違う回路を使ってる感じがして楽しい(超主観)
で、Dvorak論議になると必ず
「vi使えねーじゃん」
という話になりますが、特に問題なく使えました
hjklを「キーボード中央にある矢印キー」として使うのではなく
「たまたま近い位置にあった4つのコマンド」として使うのなら大丈夫
位置が離れても自然に扱えるようになります
jammingとは (スコア:2, 参考になる)
# QWERTY配列はタイピング速度を遅くするための配列と言われているのは真実じゃない。タイプライターの紙詰まりを防ぐことで高速なタイピングを可能にするためのものだ(#26510229)
とありますが、「~the typewriter jamming~」をプリンタなんかの紙詰まりのジャムだと思ったのなら訳が違います。
手動のタイプライターは、キーを押す力で金属製のアームが動き、先端に付いている活字をインクリボンと紙に叩き付けるのですが、
2つ以上のキーを同時に押してしまうと、2つのアームが同じ場所を叩こうとするわけです。
その時、押した2つのキーの位置が近いと、アームとアームが狭いところで重なり合って、動かなくなってしまうのです。
それがジャム。…若い人は本物のタイプライターを見たことが無いから分からないんだろうなあ。
周りを見てください (スコア:2, おもしろおかしい)
朝の電車待ちのホームで目にも止まらぬ速度でケータイのキーを押している
女子高生・OLを見てください。
あれだけのキー数で、我々がフルキーを使うより高速で
我々が書く報告書より長いメールを書いているのです。
しかも、その長さを読んで返信をするのに、1分を超えると
彼らの世界では仲間から外されてしまうのですよ!!
キーボードの配列だの、101/109キーだの、論争が
くだらなく思えてくるでしょう。
さぁ!!全てのキーをケータイのキーにしてしまうのです!!
でも、あれでソースコードは無理だなぁ。
記号が高速度で入力できれば、奴らに勝てそうな気もするけどなぁ。
#終電で頭の後ろでカチカチ邪魔だったのでAC
試してみたいけど... (スコア:1)
仕事なり勉学なりでPCを使っている以上,慣れ親しんでいるキー配列をキープしながら,
新しいキー配列を覚え込むということができるのでしょうか...という不安があるので,
いままで試したことがないです.
ちゃんと準備期間を設ければ移行(QWERTYと併用かは不明)はできるらしいですが.
あとは,環境ですねぇ...これが一番ネックな気がします.
そうじゃないだろう!
Re:試してみたいけど... (スコア:4, 興味深い)
その代わり QWERTY 端末では, キートップを見ながらの入力になってしまいました…
環境としては Windows 上で dvorak kr release2 ってソフトを使っています.
これだと ctrl を押しながら入力すると QWERTY 配列に戻るので, 身体に染みついた
キーバインドがそのまま生かせます. dvorakker 的にはどうかと思いますけど.
life is game. play it cool.
Re:試してみたいけど... (スコア:1)
>dvorakker 的にはどうかと思いますけど.
「ドヴォラカー的にはドウカー」という駄洒落ですね。
うじゃうじゃ
Re:試してみたいけど... (スコア:1, すばらしい洞察)
私もプログラマですが、この仕事ってそこまでタイピング速度
要求されないじゃないですか。そりゃタッチタイプできないと
思考が阻害されそうですけど。
もしも私が日本語を打つ職業だったら、T-Codeなり超絶技巧なりの
漢字直接入力を勉強したと思います。英文を打つ職業なら
QWERTYかDVOROKかを悩んでたかもしれないですが、大抵の日本人にとって
あまりメリットがあるように思えないのですが。
他人とキー配置が違うことによるデメリットの方が大きいような。
#自己満足は大きな要素だと思いますが
Re:試してみたいけど... (スコア:4, 参考になる)
dvorak配列の利点、効率等がまとめられています。
日本語の場合、打鍵が左に偏る問題がありますが、それを解決するためのDvorakJP配列が存在します。
私はwindowsで配列切り替えソフトを用いて利用していますが、慣れるとなかなか快適です。
DvorakJPでは、かい、こう、けい等の二重母音、かん、こん、けん、といった母音+んの音を
二打で入力するためのショートカットがキーボード上に割り当てられていますので、
習得すればかなりのタイプ速度向上が見込めます。
dvorakで残念なのはLinuxでの使用で、日本語109キーボードでsetxkbdmap dvorakを使い配列を切り替えると、
バックスラッシュキーなどを認識しなくなること、記号の配置がwindowsと変わってしまうことですね。
Nethack、viのキー割り当てがぐちゃぐちゃになるのも困ります
Re:試してみたいけど... (スコア:2, 参考になる)
この問題を避けるために、自前でキーマップを定義して使っています。
参考までに晒してみます [yoh2.ddo.jp]。
このキーマップを、 (X11共通ファイルパス※)/xkb/symbols/jp の末尾に追記して、xorg.confに以下の設定を書くと、日本語キーボードでDvorak配列が使えるようになるはずです。
※ /usr/X11/share とか。
なお、日本語キーボードにしかないキーについては自分好みの配置にしています。
この部分、人によって好みに差があるかも。
少なくとも、Windows用ソフト「窓使いの憂鬱」に付いてくる日本語キーボード用Dvorak配列とは異なっています。
ちなみに、同じ配列をコンソールでも使えるようにしています。(keymaps用定義ファイル [yoh2.ddo.jp])
巧妙に潜伏したバグは心霊現象と区別が付かない。
Re:試してみたいけど... (スコア:2, おもしろおかしい)
ゆとり的に言うならば
左利きを右利きに矯正すると脳に障害が起きるらしいので
そのような根性論でムリはしません;-P
#脳トレとか言い換えると受け入れられる不思議
Dvorak配列が効率よいというのは本当か? (スコア:1, 参考になる)
少なくともQwertyと比較しているときの理屈の多くは根拠が無いらしい。
#たとえばわざと打ちづらくしたなど
ただ、良い面もある。
たとえば私はDvorakを使えるが、最初の練習段階でキーボードの文字が無意味になったおかげでタッチメソッドを2週間くらいで完璧にマスターした。
結果、キー入力は大幅にスピードアップしたけどね。
私はQWERTY専門ですが・・・ (スコア:1)
今使ってるミネベアの101キーが逝かれたら、もう予備が一つしかない。
Dvorakよりも (スコア:1)
日本語配列を改造した方が格段に効率改善するのにな、と思う自作仮名配列使いでした。
あと、無変換Ctrlと変換Shift、SandSとかは低学習コストながら絶大な効果があると思うんだけどね。
タイピングを速くするコツ (スコア:1)
タイプしないこと。
打鍵せず、コピペまたは入力支援に頼りましょう。
入力支援マクロを作っておくと、タイプ量が劇的に減ります。
(私の場合、キー配列よりもタイプ量を減らす方が効果的でした。
手が遅いからマクロに頼る → 上達しない → 手が遅いから … )
# 秀丸やWZのような「有名」エディタなら客先でもインストール許可が取りやすいです。
notice : I ignore an anonymous contribution.
ついでだからネタ投入 (スコア:1)
Dvorakは話題になることがあっても、記号入力とかEmacs/viのショートカットとかが話題になることは少ないのはちょっと不思議です。特にEmacsのカーソルキー。あれほど腐っているのも珍しいと思います。
自分で こん [fiercewinds.net] なの [fiercewinds.net]作ったりしてますが、キー配列でもここまでの話は滅多にありませんね。
Unix系OSのキーカスタマイズが意外と貧弱だったりしますし、ハッカーはあまり気にしないんですかね。
そうやって思考停止するのもどうかしらん (スコア:1)
個人的には、カーソルで使用頻度の高そうな上と左に最も打ち辛いC-pとC-bを割り当てている時点で、真っ当に検討して作ったとは思えないんですけどね。
あと、矢印キーはホームポジションから離れているから効率的とは言えないと思います。
まあ、しょせんパワーユーザーでもそんなもんなのかもしれませんけどね。たとえ10%効率が改善するとしてもデファクトスタンダードが塗り替えられることはないんでしょうね。
Re:そうやって思考停止するのもどうかしらん (スコア:2)
それでは、あなたの考える"効率的な割り当て"を教えていただけますか?
本当に効率が良くなるなら、新しいデファクトスタンダードになりますよ。
タイプライタのハンマーが絡みにくいQWERTYでは? (スコア:1)
ストーリーに
>QWERTY配列はタイピング速度を遅くするための配列と言われているのは真実じゃない。タイプライターの紙詰まりを防ぐことで高速なタイピングを可能にするためのものだ(#26510229)
とありますが、タイプライターの個々の文字を司るハンマー群が絡まってしまわないようにするために、使用頻度の高い文字を遠くに配置するために編み出された配列です。
子供の頃、それを聞いて「なんだい絡まるじゃん」と言いながらタイプライターのキーをでたらめに押しまくってお店の人に怒られたのは秘密です。
_/-/ Zantei _/-/
Re:タイプライタのハンマーが絡みにくいQWERTYでは? (スコア:2, 参考になる)
安岡さんの/.Jの日記だとこの [srad.jp] あたり [srad.jp]ですね。ご参考まで。
本家と比べるのなら (スコア:1)
やっぱり何年経っても第一段はブラインドタッチできない
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DVORAKのやや困った問題 (スコア:1)
覚えたら、日本語も英語も相当早く打てる配列だけど、
ls
と打とうとすると小指がつりそうになるのが嫌だったな。
Re:若干オフトピ気味ながら、非qwertyもしくは非ローマ字入力 (スコア:2, 興味深い)
外注先の中国人スタッフは日本語入力にかな入力を使ってますね。
普及率、教育期間や入力効率を考えるとそういうことなるんでしょう。
Re:結局、どうなの? (スコア:4, 参考になる)
Dvorakに移行してよかったか? という問に対しては yes 。
ただし、マイノリティでいたがる性癖によるものが理由の大部分を占めてるかも。
真面目に話をすると、Dvorakに移行してからタイピングは速くなりましたが、Qwerty時代と比べると、練習への身の入れ方が明らかに違いましたから、これをもってDvorakが優れているとは言えないでしょう。
まあ、主観でいいなら、こんな特徴があると感じています。
長所:
短所:
まとめると、両手を使う限りQWERTYより楽 (くどいようですが主観です)、ただし片手で扱おうとするとグダグダ、といったところです。
巧妙に潜伏したバグは心霊現象と区別が付かない。
Re:結局、どうなの? (スコア:3, 参考になる)
>まずそれを書かずにいられないのではないかと思うのです…。でもそれがない。
あるわけないじゃん。一瞬で移行できるならそう書くだろうけど、こういうのは習得してからしか比較のしようが無いからね。
個人的にはQWERTYには戻りたくないがQWERTYを忌み嫌う程でもない。自宅ではDvorak(TYPEMATRIX2020 [typematrix.com]...あ、よさげな新型 [typematrix.com]出てる)、職場ではQWERTY。
# 切り替えのコツはキーボードごとDvorakのモノを使う事。
あと、ローマ字の日本語入力ならローマ字配列をACT [vecceed.ne.jp]にすると良い。AZIK [vector.co.jp]はベースのQWERTYのせいでACT程良くはないが有効ではあった。
Re:結局、どうなの? (スコア:2, 参考になる)
> 結局のところDvorakに移行した人はどう感じているのか、「移行して良かった、もうQWERTYには戻れない」と感じているのか、聞いてみたいです。
Dvorakへの完全移行に成功した人はおそらくとても少ないので、それについて答えられる人も少ないのでしょう。
Dvorakにする事が難しいのではなく、QWERTYを完全に捨てる事が難しいのです。
私も可能性はかなり感じましたが、結局はQWERTYと併用するしかないので
徐々にDvorakを使う割合は低下し、今に至ると。
Re:結局、どうなの? (スコア:2, 興味深い)
途中で挫折した人としてコメントすれば
導入に非常にコストがかかります。
初期の初期は、QWERTYとして出力されている物をフックして、
1. QWERTYマップからアルファベットに変換、 (右、上段の中指 -> i) (これはほぼ無意識的に変換できるので苦にならない)
2. それを DVORAK/QWERTY変換テーブルを元に、変換する (i -> g) (この作業が非常にすとれすふる)
3. それを QWERTYとして打鍵する (この際、バックグラウンドで DOVRAKとして打鍵出来るように学習しようとするため混乱が起きる)
ということをするため、入力に時間がかかります
そのうち、 1と2の行程が複合化したり、2と3の作業が複合化したりします。
また、間違いなく打てたときにはストレス解消になり、次の打鍵もうまくいきやすくなりますが
間違えたときにはストレスがたまり、さらに次の打鍵も…泥沼化していきます
しかし、その練習をしている間はなかなかおもしろいですよ。
(特にゆとり世代に多いと思うが、)自我が芽生えた時にはタッチタイピングできてた人には
「タイピングを練習する」という新しい体験ができて、経験値がたまると思います。
Re:結局、どうなの? (スコア:1, 参考になる)
中・高校生のころ、mikatypeの練習が趣味だった私は、
大学生の時に授業でDvorakを知って、移行しました。
すでに10年近くDrovakを使っています。(会社でも)
急にQWERTYなキーボードに触ってもある程度はタッチタイプできますし、
30分程触っているとほぼ以前通り?の感覚にはなるのですが、
やはりDvorakのほうが指の動きが楽な気がします。
QWERTYの方が指を派手に動かさないといけない感じ。
Re:結局、どうなの? (スコア:1)
私の場合は、Dvorakの利点を上の方に書かせてもらってますが、
読んで頂いてますでしょうか。パームレストに置いた手をほとんど
動かす事なく、指先のわずかな動きでローマ字入力できるのは
かなり快適ですよ。チャットしてた頃は、早打ちも自慢でした。
自分は今更Qwertyでの日本語入力はしたくありません。
(為ざるを得ない状況では、別に出来ますけどね。遅いけど)
ですが。
習得に労力がかかるのは確かなので、万人には奨められないです。
Re:結局、どうなの? (スコア:1, 興味深い)
もちろん「ホームポジションからほとんど手を動かさなくて済む」という点はチェックしていました。
ただ、Dvorakのメリットはそのように「手のうごき」といった視点で語られる事が多いですが、それによって結局「効率はどうなの?」「ストレスはどうなの?」と思った次第です。
QWERTYとDvorakを比べれば、Dvorakは確かに母音がホームポジションに集中しています。ただそれがどれだけ効果的なのか…が疑問なのです。
QWERTYも、教科書的には「一文字打ったらホームポジションに戻す」という事らしいけど、戻さない事も多いのではないかなと(僕はあまり戻してない)…。例えば「戻さない」の「MODO」でも、Mの次に打ったOの指はホームポジションに戻ることなくDの次に再度Oを打ってるなんて多いのではないかと思うのです。そんな感じで「MODOSANAI」を打つと、QWERTYとDvorakとでは指を移動させる回数は多少は減るけど激減するわけでもない。
ということでQWERTYに対してメリットがある事は理解できますが、それでも「いや、そのメリットがすごく効果的なんだ、努力する甲斐はあるからぜひDvorakをチャレンジしてみてくれ」というほどに絶賛する声って聞いた事ないんですよね。で、その程度のものなのかな、と。
>習得に労力がかかるのは確かなので、万人には奨められないです。
ちょっと嫌味ったらしい言い方で申し訳ないですが、「労力を惜しんでまで習得するほどのものではない」というものなのでしょうか…。
Re:結局、どうなの? (スコア:1, 参考になる)
個人的な意見としては職場では止めておいたほうがいいですね…。
私の場合ですと、
> Dvorak移行のメリット
* プログラム時にタイプが若干楽(vim+Cの場合)
* (他コメにもありましたが)マイノリティを気取れます。
* だれもタイプが分からないのでログイン画面でのセキュリティが向上します!
> Dvorak移行のデメリット
* 典型的なWindowsショートカットとの相性が悪すぎる(Ctrl+C,Z,X,S)
→ VisualStudio,Eclipse,Office操作など「右手マウス&左手ショートカット」を前提とした作業が最悪…。
* 自分しかタイプできないため自席で同じモニタを眺めながらの共同作業ができません。
* それほどタイプ速度は早くなりません。
* 共同のノートPCなどではとっさにQWERTYが思い出せず、タイプミスが多発します。
まあ、私の場合DvorakついでにiGesture [fingerworks.com]を導入したため、ショートカットの操作形については解決しています。
# 自分しかマウス操作もできなくなるためますます自席で共同作業ができなくなりましたが…。
またQWERTYとの切り替えに戸惑う件についてもDvorak配列を使うキーボードをkinesis [wikipedia.org]に限定することでクリアしました。普通のキーボードは普通の配列!という感じで指が覚えてくれてます。
自宅のキーボードもDvorak配列にしていた時期もあったのですが、そうすると完全にQWERTYを忘れちゃってひどい目にあいました。ネットを見る程度の自宅ではQWERTYを使うことで指が忘れないようにしています。
じゃあなんで職場でDvorak使い続けてるんだよって感じですが、それはやはりKinesisとDvorakを組み合わせたときの打鍵感がQWERTYより心地よいからだとおもいます。
Re:結局、どうなの? (スコア:1, 興味深い)
私はQWERTTキーボードの前に座ると、数秒間目を閉じて沈思黙考します。
「何してんの?」
「モードを切り替えています。邪魔するな。」
#普段はKinesis ContouredでDvorakです
Re:呪縛? (スコア:3, 参考になる)
Dvorak配列を日常的に使うVim使いです。
Dvorak配列では、基本の編集位置移動キーがバラけるからvi系エディタが使いづらくなる、と思われがちな気がします。
少くとも、私は試してみるまでそう思っていました。
しかし、試してみると、慣れるのにそれほど苦労しませんでした。
というのも、Dvorakでの移動キーの配置は下記の通りなので。
他のコマンドについては、大抵機能の頭文字なので、従来と配置が変わっても問題なし。
# でもNethackはQWERTYで遊ぶyoh2。斜め移動はバラけ過ぎ。
巧妙に潜伏したバグは心霊現象と区別が付かない。
Re:呪縛? (スコア:1, 興味深い)
同じくDvorak UserでかつVim Userの者です。
ので、慣れると QWERTY よりむしろ扱いやすい気がします。
# 1度に1マスしか動けないhjklだけど、やっぱり無いと困る
漢は黙って (スコア:1)
TRON [u-tokyo.ac.jp] キーボード [personal-media.co.jp]やタッチ16 [keio.ac.jp]もお忘れなく。
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:な〜に〜!やっちまったな! (スコア:1)
s/日本人/日本語入力/
Re:な〜に〜!やっちまったな! (スコア:1)
日本語入力のためのアイディアって、今でも出続けてるんですよね……親指シフトの改良を目論んでいるものをも含めて。
http://www4.atwiki.jp/japanese_keyboard_layout/ [atwiki.jp]
ちなみに、個人的には「月配列2-263版」あたりが取り組みやすいのではないかと感じています。
……で、私にとっての理想は↓。
http://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm5152804 [hatena.ne.jp]
ところが、私にとっての現実は……↓orz。
http://d.hatena.ne.jp/video/niconico/sm4248495 [hatena.ne.jp]
もともと遅かったのに、二十歳を過ぎてから、さらに酷いことになってきた……ので、こういう「とにかく総運指距離の少ない入力法」に乗り換えるしかありませんでした。
複雑な規則を覚えるチカラがあれば、スピードワープロとかを試してみたいところなのですが……。
#オフィスではQwertyローマ字使い。
KINESIS+DVORAK 便利です (スコア:3, 興味深い)
KINESIS+DVORAK使いです。ノートPCはDVORAKだけですが。
DVORAKにした理由は、腱鞘炎の防止。DVORAKを使うことで、ローマ字かな入力をすると、左右をバランスよく使うので、腱鞘炎が治りました。
か行問題については、Kの代わりにCを使うことで解決。や行は頻度が少ないのでそのままです。日本語入力に関しては、すこしカスタマイズするとだいぶ楽になります。
ついでに、キーボードもKINESISに。とても高かったので、最初は躊躇しましたが、使うととても楽です。シフト系のキーを親指で操作できるのが最大のメリットかな。もちろん、DVORAKのキートップに変更してあります。
DVORAKの移行は3ヶ月くらいかかりました。だいたい20~30分/日で、タイプの練習をしています。通しで30時間くらいの練習量でしょうか。一般的にタイプの練習時間としてかかっている時間と大差はないでしょう。
特にemacsは、やや使いづらくなったのが欠点かな。viは余り使わないのでよくわかりません。最近はnanoとかeeを使うので。
ノートPCのキーボードリマップは、窓使いの憂鬱を使っています。しかし、Vista以降は原則使えないので、困ったなあ、というところ。のどか、に期待するか、別のものに切り替えるかかな。Windows自身はDVORAKキーマップに切り替えられます。しかし、その機能を使うと、日本語が使えない(かな漢字変換が動かない)という致命的な欠点があるので、使えないです。Linux系については特に問題はありません。コンソールであれば、loadkeyで切り替えられますから。
Re:親指がもったいない。 (スコア:2)