
大学院に進むべきか否か、それが問題だ ? 120
ストーリー by reo
そこにいたいと思うところにいるのがよし 部門より
そこにいたいと思うところにいるのがよし 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
本家 /. の記事「Go For a Masters, Or Not?」より。
自分は現在コンピュータ・エンジニアリングを専攻する学部生である。大学生活はあと 1 年あるのだが、このまま大学院に進み修士号を取ろうかと考えている。教授陣の多くは修士に進むことを良い選択だと考えているようだが、実社会で働いている皆様のご意見を伺いたい。コンピュータ・エンジニアリングの修士課程の 2 年間は、企業での 2 年間の経験よりも良いものだろうか ?
タレコミ人が大学生だったのは大分昔のことだが、当時も同じように悩んでいた人たちがいたのを思い出した。/.J の皆様ならどうアドバイスするだろうか ? また同じように悩まれていた方は、当時の自分にアドバイスできるとしたらどちらの道を勧めるだろうか ?
就職の時には、修士号は有利だろう (スコア:5, 興味深い)
転職のときにも。
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ようするに、君の事を全然知らない人がいて、それ故にある種のラベリングで最初に大まかに人間を分類する必要があるときに、修士号は明らかに有利なラベルだ(今の所)。同じことは MIT 出身なのかニューヨーク州立ビンガムトン大学出身なのか、東大出身なのか滋賀大学出身なのか、などについてもいえる。もちろん、滋賀大学の修士号と東大の学卒とではどちらが有利か、など微妙な問題も出てくると思うが(一般には大学のラベルが優先する)。
たとえ君がどんなに優秀でも、ラベリングの段階で足きり、あるいは面接の優先度を下げられてしまったとしたら、自分の優秀さをアピールするチャンスすら与えられない。就職などで必要とするのは「ある一定以上の才能」であって、「候補者の中でもっとも優秀な人」ではない。故に能力で完全ソートされてから、上位10人が採用される、などと思わないことだ。
ソートのコストはO(n * log n )だが、一定のスコア以上の人間を10人採用するのに必要なコストは O(n)だ。ラベリングを使ったソートは O(n)ですむ。故に、ほぼ全ての企業の採用戦略は O(n) であり、あとは全体の中で不合格者のために高いコストをいかに払わないで済ませるか、がポイントになる。( この「故に」が判らないようなら、せっかくのチャンスは無駄に終わる。つまり勉強不足なので、もうあと2年間勉強したほうが良かろう )
まれに スーザン・ボイル [wiredvision.jp] さんのようなケースが出てくる。しかし、君は「隠れた才能」呼ばわりされたいのか、苦労せずに自分の能力をアピールするチャンスを得たいのか? ラベリングごときのために「雌伏」したいと思う奴はいないと思うが、そこらへんは趣味の問題もあるので。
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当たり前だが。自己アピールの優先権は「採用される」事を保証するものではない。たんに先に面接してもらえて、もし合格ならば「君以降の人間は面接すら受けさせてもらえない」と言うだけの話だ。だから当然、「修士号なんかなくても~」という人たちもいっぱいいる。ただし、そういう人たちの中には
「たまたま自分よりも前に面接を受けた人が馬鹿ばっかりだった」
というケースが存在する事を忘れないようにしよう。
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Joel on Software ( http://www.joelonsoftware.com/ [joelonsoftware.com] )
More Joel on Software
の採用に関する話も参考になると思う。
fjの教祖様
Re:就職の時には、修士号は有利だろう (スコア:2)
不利だとかいう説もありますけどね…
とくに日本においては。↓こういうのもあるし。本当かどうか知りませんけどね。
博士が100にんいるむら [geocities.jp]
clausemitz
Re:就職の時には、修士号は有利だろう (スコア:1)
今回の質問を若干変更してみるとこうなります。
「これから戦争に行くのですが、銃を持っていったほうが良いでしょうか?」
これに対する答は常に「銃を持っていったほうが良い」です。
一方、「博士が100にんいるむら」が示しているのは、
「銃を持っていればかならずその扱いに詳しいわけではない。つーかマシンガンを持っているのに、それを棍棒のように使っている奴がいかに多いか… orz」
という事実です。
後者をもってして前者に対する反論と考えている段階で、使えない奴といえましょう。
fjの教祖様
Re:就職の時には、修士号は有利だろう (スコア:1)
これは大間違いです。優秀さを調べる方法はありますし、優秀さを基準に人を採用するところは多い。
優秀な人間は、柔軟です。
最初に一定のテーマを与えて、自分が考えるところを述べさせた場合に、いきなり正解を述べる人はいません。そこで、その人の考え方に存在する大きな「抜け」を指摘します。
そこで「その抜けを考慮に入れたらどう結論が変化するか」を説明できれば優秀です。
『その「抜け」がいかに微細な問題であるか』を説明し始めたら、無能です。
別のテーマを話そうと、話をすり替えにかかったら、営業にまわったほうが良いです。
fjの教祖様
Re:就職の時には、修士号は有利だろう (スコア:1)
それはニーズが根本的にマッチしていない…マッチしていないことに気がついていない段階が「頭でっかち」ですがな。
水泳選手が必要な人達に、「私は1時間で原稿用紙30枚分の文章をつづれます」というのはアピールとして間違っているでしょう?募集要項をもっと丁寧に読んでから応募することをお勧めします。募集要項に書かれているニーズに合わせて自分を表現する方法を変えられないのでは「頭でっかち」と評されてもしょうがない。
fjの教祖様
最大公約数的見解 (スコア:4, 参考になる)
行きたくないと思うなら行かないのがいいが、迷うくらいなら修士は迷わず行ってよし。
修士の2年間の間に自分は大学以外に生きられる場所がないと確信できたら博士に行っても良し。迷うようならそこでフツーに就職。
あと就職は海外でもってヒトは行っても大丈夫かもしれない。
(もっともそんなヒトは大学や大学院から海外へ行くかもしれないが…。)
日本の現状では:
・経済的には修士進学はローリスク・ローリターン、博士進学はハイリスク・ローリターン
・修士までは行ってもそれほど就職に困らない、博士は結構困る
・修士はマジメにやってればフツー取れる、博士はフツーにマジメなだけでは取れないまま終わる可能性がある
・修士を取ったからと言って大して給料は上がらないだろうが、失うのは大卒からの2年分のヒラの給料くらいのもの
・今の日本では研究職(特に企業外)はワープアとはいわないまでも就職した場合の同年齢平均より3割くらい低収入が定番。
・今は昔と違って在職のまま博士課程に行けるので就職後博士が取りたくなるような展開になったらそれからでも遅くない。
・会社が補助してくれる場合もあるしね。
Re:最大公約数的見解 (スコア:1)
修士に進む理由がないってことね。
まぁリスクに比べればメリットの方は自明だと思って書かなかったけど、さすがに専門分野の勉強をしにいくわけなのでそのジャンルの勉強と発表とディスカッションの仕方がわかります。当座すぐプログラム職人としての腕が上がるかというとそうでもないですが、抽象化能力は上がりますし、視野は広がりますから長期的にはメリットがある筈です。もちろん博士もそういう側面はあるけどちょっとばかりリスクが大きいのでお勧めしかねるのですが、修士課程くらいならリスクは小さいのでお勧めできるってことです。
紆余曲折の過程で3つの大学で学生をやって4年生もそれなりの数横目で見てきたわけですが、4年生の研究室配属1年弱だけでは論文を読んで発表とディスカッションの練習するだけの時間にも足りないと思うので、そのジャンルでやっていくつもりがあるなら、せっかく大学まで来たことだし修士くらいまでは迷わず行った方がいいです。
Re:最大公約数的見解 (スコア:3, 興味深い)
同じく修士卒の端くれです。
修士で一番役に立ったのは、
3ヶ月に1度ペースで応募させられた学会発表でしたね。
・説得力がある文章の書き方
・プレゼンのやり方(NOTパワポの使い方)
・わかりやすい図の書き方
をきちんと学ぶことができる機会というのはあまりないので、
そのあたりをきちんとフォローしてくれる研究室であれば行く価値があるかと
#まあ、たいしたことない研究も、自信満々にプレゼンすることで
#なんかすごい研究に見せかけられるという経験が一番役に立ちましたが(笑)
Re:最大公約数的見解 (スコア:2, 参考になる)
>企業だと「わかりにくい。書き直せ」で終わるところ
さすがにそれは無いです。新人が書いた文書なんてめちゃくちゃチェック入ります。
書いた文書の種類数は企業の最初の2年間の方が圧倒的に多かったですね。
枚数はさすがに論文を何通か書いた修士の2年間の方が多かったかもしれません。
文書の宛先も部署内、社内、社外、相手も偉い人、それなりに偉い人など千差万別で
文書の書き方って言う面だと徹底的に鍛えられます。
#そんなに文書ばっか書いてて意味あんのかって言うのはありますが。
同じ単語を別の意味で使うとか、同じ意味なのに別の単語を使ってるとか、
未定義の単語を使うとかも論文と同じ以上にうるさいです。
ですから
>それが実務でどれぐらい役に立つのもはちょっと分かりませんが・・・。
結構役立つと思いますよ。
--うちの会社だけかなあ。
Re:最大公約数的見解 (スコア:1)
--うちの会社だけかなあ。
少なくとも、悪くない企業(業務内容や業態、業績じゃなく)におつとめであるというのは
間違い無いと思いますよ。私の周辺の場合、むしろ先輩や上司からの資料の方が..
・定義無しで初出の造語が飛び出す
・言い回し、文体が段落ごとに違う
・助詞の使い方がおかしい
・外観上の文体(フォントやサイズ、字幅など)もむちゃくちゃ
・レイアウトってなに?という資料全体の外観
細かい所に突っ込むと、逆に「学者さんの意見はいいんだよ。そんなことより中身だよ」ですよ。
それは中身がある資料を作った人が言う台詞!
というわけで、企業ってもいろいろなので、私の意見は「どのコースが星界かは終わってみなければ判らない」ですね。
人生の終わりに、その人自身が自分の歩んだ経路について何かしらの「よかったぁ」という感想が持てればそれで良し...と最近は感じてます。
#寂しいな
エンジニアとして (スコア:3, 興味深い)
体系的にエンジニアリングを見につけておくことは、非常に重要かと思います。
コンピュータエンジニアリングは経験やノウハウが重要であり、現場では理論は軽視されがちです。
だけど、それはコンピュータエンジニアリングがまだ未熟だからです。いずれ、この工学分野が成熟すれば、体系的なエンジニア教育を受けていないものは、創造的な仕事ができなくなると考えています。
多くの工学分野では、既にそうなっています。
もう一つ。修士エンジニアは海外では普通です。国内でもコンピュータ以外の工学分野では普通です。学士だとなにかと肩身の狭い思いをします。
Re:エンジニアとして (スコア:1)
それはですね、理系学部や研究科を出たまともな人材は、この業界になんて来ないからです。
むしろ、どの業界にも引っかからなかったダメな若者のセーフティネットになってます。だから文系も多いわけ。
仕事の中身も、エンジニア的創造性が必要な場面は少ないですし。
東京ミッドタウンは華々しい建設プロジェクトですが、そこらの道路工事もまた建設です。
「北米?」の「コンピュータエンジニアリング」 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:「北米?」の「コンピュータエンジニアリング」 (スコア:2, 興味深い)
アメリカ留学してシリコンバレーで就職。 [chikawatanabe.com]
おれが学生の頃はこれは浮ついた連中が語る夢物語と思っていたが、
日本のIT業界の筆舌に尽くしがたい惨状を目の当たりにして
この選択肢がいかに地に足の付いた物か初めて理解した。
情報系の学部を出た人で、日本のIT業界で自分の専門知識を活かす
ことができた人などいないと思う。それはとっても悲しいことだよ。
Re:「北米?」の「コンピュータエンジニアリング」 (スコア:2, おもしろおかしい)
情報系の学部を出た人で、日本のIT業界で自分の専門知識を活かす
一昨年に受けた某情報処理技術者試験の午前問題を解いている最中が、
ここ十数年で一番「学校で学んだ知識が役に立ってる」と実感できた時間でした。
Re:「北米?」の「コンピュータエンジニアリング」 (スコア:1)
#オレのあの苦労は一体なんだったのかと。。。
それを実感できたという成果が。
何事も前向きに。
Re:「北米?」の「コンピュータエンジニアリング」 (スコア:2, 参考になる)
雇用のミスマッチを防ぐためにも、IT業界は学生に対して、もっと本当のことを伝えるべき
だと思います。IT業界は技術者に専門知識など求めていないのだと。そういう事実を
知れば、学生は自らIT業界を目指さなくなり、雇用のミスマッチも自ずと解消されるものと思います。
そういう意味では、業界の重鎮たちは実に良い仕事をしてくれたと思います。
http://d.hatena.ne.jp/itoyosuke/20071101/1193932945 [hatena.ne.jp]
なお外資系に限定するならば「情報系学部卒以上必須」とか、「情報系修士卒以上が好ましい」の
ような求人も珍しくありません。Googleヘッドクオーターが原則として博士以外はとってないのは
有名ですね。だから外資系企業を目指すつもりであれば、修士くらい出ておいても損はないかと
思います。この辺りはキャリアクロス [careercross.com]なんかの転職サイトを
覗いてみると参考になるかもしれません。
国内工学系限定では (スコア:2, 興味深い)
「20年前の学部卒=今の修士了。だから修士までかないと大学行った価値がない。」
という教官のお言葉。
実際国立工学部系では7, 8割が修士に進学しているようなので、ある種「あたりまえ」
になっているようです。
企業側も技術職で採る場合は、それぐらいを期待されているのではないでしょうか?
経済的に難しいとかの理由がないなら行った方がいいと思います。
ボスとの相性が悪いなら別の大学院に行けば済む話なので。
ただし、その先の PhD コースはその世界に人生捧げるぐらいの覚悟がないならいくな。
少なくとも PhD の 3 年間を通じて進めるテーマに確固たる信念と愛がなければやめとけ。
生半可にモラトリアム気分で行くと冗談ではなく死ぬ。
(そんな現場を目の当たりにしてるのでAC)
Re:国内工学系限定では (スコア:2, 興味深い)
きちんと学生を指導してくれる,というかビシビシしごいてくれる民間企業・民間研究機関出身の先生の元で,良いテーマを扱って修士2年間を過ごすのは有意義なことです.(指導の緩い先生のところでダラダラ遊んでしまうのは良くありません)
ただし,残念ながら国内では良い先生のところでも博士後期課程へ進むのはその後の就職リスクが大きすぎます.
間違えた (スコア:2)
もし、自分のスキルに自信があるのなら、
相応の学歴を備えるべきだと思います。
残念ながら、日本は未だ学歴社会です。
私の場合、技術開発の職を希望しましたが、
学部卒のため、実績を見て判断すると言われ、
今は配列もまともに扱えない人たちに混ざって仕事をしています。
時期がきてもこんな景気だと、いつ異動できるのかわかったもんじゃありません。
もし自分のスキルを活かしたいのであれば、進学は近道です。
興味はあったけど悩みませんでした。 (スコア:1, 興味深い)
収入の無い期間が、いつまで続くかさえ分らなかったから。
入院した奴の半分は、就職できないので仕方なく、だった時代です。
一番優秀だった学友は博士課程に進んだものの、結局無関係な業種に要領よく脱出しています。
結局あの世界は、簡単には生き残れないことがわかりました。
ちなみに文系です。
結論はまだ出ません。 (スコア:1)
死に際くらいまでには結論を出したいと思うのですが、
まだ答えは分かりません。
専門職 (スコア:1)
自身の最終ゴールが就職の場合を前提にしますが、大学推薦を活用するか、それと同じぐらい専門知識が求められる職場に就職したいなら、院に進めばよいと思います。そうでないなら、4年で就職した方が良いと思います。
(結局のところ、文系の大学院が墓場扱いされるのは、専門職が相当限られるからです。理学も似てますが……)
教授陣が、学生が院に進学するのを歓迎するのは、多少語弊がありますが本人の将来(就職)のためではないですよね。
いろいろ (スコア:1, 参考になる)
答えはもちろんいろいろな条件によるわけだ。
学力
旧帝大以上レベルだったら、修士は行くのが普通。
地方国立レベルだと、2年後の就職と今の就職とどちらがいいと思われるかによって変わってくる。極端な話、バブル崩壊の直前に同じ選択をしたなら、修士にいったほうがずっと損だったわけだ。修士に行くなら旧帝大レベルをめざすこと。
それ以下だと、どうかな。就職活動してみて、まあまあよさそうなところから内定もらえたら、就職しといた方が無難だろう。ただし修士に行くにしても、できるだけ上の大学をめざそう。
自分の求めるもの
勉強の好きな人は修士くらい行ってもいいだろう。
会社勤めは楽じゃないから、修士に行くことにはそれを2年延ばすことができるというメリットもある。働くのが嫌いな人にはお勧め。しかし大学院も先生によって楽じゃないこともある。ひとりひとりに監視の目が及ばない大規模私立大学がいいかも。
博士に行きたいと思ったら、いくら勉強が好きでも、よく考えたほうがいい。大抵の場合、生涯年収では損になる。また就職できなくてホームレスになるリスクや、就職できてもド田舎の潰れそうな私大に勤めなきゃならないとかになる可能性もある。
理系B4の視点から(オフトピ) (スコア:1)
修士での就職活動の予行演習のつもりで就職活動をしました。
いろいろ企業を見て回りました。
絶対に受かりそうにないけど、もし受かったら入社してもいいかな?
っていう人気インフラ企業を受けました。
結局落ちましたけど、就職活動を通してちょっと視野が広くなったように思います。
世の中にはいろんな仕事があるんだなってのを実感しました。
10万円くらいかかったけど、それ以上に得たものは大きいんじゃないかなと思ってます。
面接ノウハウも身につきましたし。
大学院は次の遊び場 (スコア:1)
入る敷居に対して出る敷居は低いですし
今から入って卒業した後に今より失業率が悪化しているとは考えにくいですし
大学院なら中退しても大卒ですし
#適当な事ばかり言っているけど非AC
修士って使えねーと思うよ (スコア:1, おもしろおかしい)
修士=>ごく一部の例外を除き、単価(給与)とプライドは高いが能力はそれに見合っていない。
柔軟性に欠けるのでコンバートもできず、割り付けられたら災難
学士=>即戦力とはほど遠く常識もない奴が多いが鍛えれば使い物になる、柔軟性は一番
専門校卒=>即戦力だがのびしろが無く30超えると力量は頭打ちの使い捨て要員
大学中退=>私の頃にはこれが一番の戦力!知識、吸収力、なによりやる気がみなぎっている(いた?)
研究室の仲間は一生ものだよ (スコア:1)
同じ目的を共にしていても、やはりそこには下らない競争や足の引っ張りあいがあります。
泣きそうになりながら必死に論文を書き上げたり、
理想論を語りながら自分の中での美学を見出したり、
社会性の欠ける教授陣に何とか教えをこいたり、
歯車の再開発とわかりながらも自分なりの最高の歯車を作ったり、
もしそうした経験を大学時代に経験できていないならば、
それらを経験できる研究室で生活することをお勧めします。
二年をかけることの損得についてはわからないけれど、
そこで得られたものは私自身にはすごく大きいものでした。
文系の人はいないんですかね? (スコア:1)
まあ、/.の利用者層からいけば、比率として少ないのは当然といえば
当然ですが。
とある文系分野の修士を持ってますが、就職という点では悲惨ですよ。
自分のように役人やるか、学校の教員でもやるしかないです。「雇われ
て働く」という選択をするのであれば。それでも修士ならまだなんとか
リカバリーも不可能ではないけれど、ドクターまで行ってしまった日に
は・・。
大学教員を目指すor法曹のように院を出てないと就けないような特殊
な専門職を目指すのであればまた別ですが、文系では一般的には学部卒で
就職した方がずっと待遇の良い職にありつけるので、よほどその分野が好
きで人生と引き替えにしてもいい人じゃなければとてもお勧めできません。
Re:文系の人はいないんですかね? (スコア:1)
いや、それも今だけさ。
いずれは米国のように、マネジメント層は修士以上ってのが普通になるでしょう。すでに大学全入時代です。学部卒なんてのは、いまの高卒と同じ扱いになるわけです。
20年後には、「ああ、あの人は学部卒だから…」なんて言われることでしょう。
Re:文系の人はいないんですかね? (スコア:1)
この国は何十年たっても年功序列だと思いますよ。その点は変わらないかと思います。
ただ、何十年か前は高卒でも一流企業に入社できたわけですが、いまは無理。
同様に何十年か後には大学院を出ていないと入社できなくなるんじゃないかと。
蛇足ですが、私はMBAプログラムには非常に懐疑的です。そもそも経営の方法論てのは投資理論と同等の価値しかないと思います。
立居振る舞いというか、ハッタリはかませるようになるかもしれませんが。
そんなものを勉強するよりは、経済学の基本でもかじっておく方がよっぽど役に立つでしょうね。
大学と企業は違う (スコア:0)
以前、大学は、酒とタバコとマージャンを覚えるところだと聞いた事があるのですが、、、まあ色々な意味で良い人生経験は積めたと思いますよ。
大学院、大学もそうですが、自分で何かをしたいと言うか意欲がなければ何もできない、意欲があればかなり色々な事ができます。なんとなく大学院に進んで授業料を無駄にするぐらいなら、大学院などに進まず、上からの指示で仕事ができるような職場を選ぶと言うのもありかと思います。
Re:大学と企業は違う (スコア:2, おもしろおかしい)
大学(というか、学生の時)はいかに物事を吸収するかが重要で
だと思っていたら、社会人になってからも
「いかに物事を吸収するか」
が相変わらず必要で、加えて
「いかに**効率良く**物事を吸収するか」
にグレードアップまでしちゃったりして、
いつまで勉強しつづけりゃいいんだよ!と
叫びたくなるときがたまにあるかも知れないことは、
まだ伏せて置いた方がいいですか?
自分がどんな学習方法かによる (スコア:0)
基礎から積みあげてきっちり土台をつくってから
応用に進むタイプなら進学しても卒業できるだろう。
実践から入って必要な関連知識を(基礎にむけて)遡る
タイプなら、指導教官がそれを許すタイプかどうかによる。
課目毎に成績のバラツキが激しいなら、悪いことは言わない、
実社会でマトモなメンターの下で、得意分野の実務経験を
積むことだ。
#修士課程中退なのでAC
Re:自分がどんな学習方法かによる (スコア:1)
いや、これは正しい。
学習効果にムラがあるのは、正しい(戦略的な)学習方法を習得していない証拠だ。この状態で修士まで行っても、ろくな研究にならない(効率が悪すぎる)。
大学や大学院でこれらを教わる可能性は低い(先輩が後輩を指導するタイプの研究室で、なおかつ先輩がこの手の指導が優秀であれば別だが)ので、企業に行った方がまだチャンスはある。
ただし、メンター制度がしっかりしていて、なおかつ「メンターが優秀である」ような企業は、最初から優秀な人を選別する人事システムができているので、そういうところに就職できる可能性が低い、と言う点が問題だ。
fjの教祖様
社会人の2年間で得られるものは (スコア:0)
2年間分の収入と忍耐力。
経験は大学院を出てからの2年間でも得られる。
2年間分の収入は就職先によっては後からリカバーできるかもしれない。
比較ではなく大学院で何が得られるかだけが問題では?
やりたいことを見つけろ! (スコア:0)
自分が職業としていいものを見つけろ!
そしてその業種で修士が有利になるか考えろ!
有利になると判断したなら修士課程行け!
と言ってる。異論はあるだろう。
少なくとも、自分が今いる会社、前いた会社では
"修士"は入社後わずかな期間の飾り(ネタ)にしかならない
ので学部卒でも行動力、実績上げられる方が重宝されてました。
研究職みたいな学問が生かされるような会社じゃないし。
#えぇ、兵隊ですとも
Re:やりたいことを見つけろ! (スコア:3, すばらしい洞察)
その業種で修士が有利になるか考えろ!
企業などで働いたことが無い人が、
考えただけでこの答えを出せるなら、
そもそもこの疑問は発生しないと思うのです。
もしくは勘違いしたままどっちかに突き進むと思うのです。
Re:やりたいことを見つけろ! (スコア:2)
普通誰もが死ぬわけで、死なないのは最初から死んでるアンデッドか
イモータルレベルでプレイしてる奴くらいだよな。
Re:やりたいことを見つけろ! (スコア:1, すばらしい洞察)
> そしてその業種で修士が有利になるか考えろ!
> 有利になると判断したなら修士課程行け!
エコノミストでさえ業界の将来予測なんて頼りないのに、大学出のひよっこの予測や判断なんてなんぼのもんですか。
> 学部卒でも行動力、実績上げられる方が重宝されてました。
どこの会社でも基本はそう。ただ修士を持ってると初期値がより「行動力、実績上げられる方」とみなされているだけですね。とういうか「行動力ダメ実績もあがらない、でも院卒がイイ」という会社っていまどきありますか?なんでそいつを採ったの?ってことになると思います。
たとえば研究職で学部卒10年勤務と院卒8年勤務となるとほぼ同程度の仕事をしているはずでしょう。というか、まだこの時期になっても学部卒では・・・というなら、それは学部卒の奴の入社後の勉強、仕事ぶりに問題があるだけだと思います。
分野が違いますが (スコア:0)
http://www.jsap.or.jp/activities/gender/2009/2009spring_career.html [jsap.or.jp]こんなのもあります。
関係者なんでAC
Re:だから部門で結論を出すなとw (スコア:2, 興味深い)
部門名の通りですが、「行きたい」じゃなくて「居たい」が重要なんだよなーと僕個人は思っています。理詰めではなく直感レベルでの「居たい」という感覚が。
学部四年生で配属されて、そのまま修士も同じ研究室に進もうとして迷っている人は、「その研究室の居心地が良いかどうか」で決めるのがいいかもしれません。単に研究室の人間関係が、というだけでなく、例えば親に学費を出してもらうのが精神的にとても心苦しくてたまらないという人もいますし、奨学金で毎月借金が増えるのが精神的苦痛だという人もいるでしょう。そういうのを全部混ぜ合わせて、それでもその研究室に居ることが心地よいと思えそうなら、行くのが良し。
あと教員も、できる限りその学生の適正を見てあげて欲しいものです。人一人の人生を預かってるんだという自覚があまりに足りない教員は少なくありません。大学院の進学が適していない学生にはきっぱり言ってあげる事も大事で、巨大予算が当たって論文執筆要員が必要だからってどんどん大学院に進学させるような事は (まあその場合は大抵博士後期課程の方ですが) 自重して欲しいものです。
まあでも今振り返ってみれば一番大事な事って、散々悩んだり担当教官と議論したり親と喧嘩したりすることじゃないでしょうかねー。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
Re:前提条件 (スコア:1)
ただし、修論での研究を(直接)活かせる仕事があるとは思わない方がいい。
Re:PG,SEを目指すなら (スコア:1)
Re:PG,SEを目指すなら (スコア:1)
Re:金金金 (スコア:1)
私はロースクールどころか、ハイスクールに行きました。
だからだめじゃないですよね、ね。
Re:最終的に何がしたいか (スコア:1)
まったくもっておっしゃるとおりで(特に#以降)。
大学院自体が、「学校に行き続ける」ことであることも含め、最低4年間の学費に加えて、
改めてその時点で大学に入り直す費用と継続する費用がかかることも考える必要がありますよね。
#年間の学費は、その時点の相場になりますから上がりますよ
「研究を続けたい」ってのは聞いた感じはカッコイイですが、現実は「親に頼んで研究なるもの
を続けさせてもらう」というケースが大半であることも認識した上で「どっちにしようか」と考
えないといけません。
#自分で学費を稼いでいる人は別。
親に感謝w (スコア:1)
学費を出してくれた親に感謝しろというような論調はよく見かけるけど、そんな大げさなもんかね。子供の学費を出すことは親の当然の義務だろ。
むしろ我が国の高等教育の学費程度を出さないって方が問題だ。大した金額じゃないんだから。
肉親たるものが金銭の恩を売るなんてのは、実にあさましい。いやな気分になるね。
私だけかな。それとも私の育ちが良すぎるのかなw
Re:親に感謝w (スコア:2, おもしろおかしい)
まともな教育を受け、まともな育ち (別に育ちがいいというほどでもない) であれば、子の方が自発的に高等教育を受ける機会を与えてくれた親に感謝するでしょう。
親としての当然の義務と言えるのは中学まででしかなく、高校以上は基本的に「より学びたい」という子の意思を尊重して行かせるものです。
# 見栄や体面のために大学に行かせる親だったらアレですが。
そういうのは、普通育ちがいいとは言わず親のすねかじりと言います。
Re:親に感謝w (スコア:1)
より学びたいと思って高校や大学に進む人は少数じゃないかと思います。文系の修士以上か理系の博士なら学びたいと思って進んだ人が大多数でしょうが。
我が国の現代社会では大学を卒業していないことは大きなハンディキャップになりますからね。