政府が小中学生の成績や健康情報などをデータ化、マイナンバーで管理する方針
政府が小中学生の学習履歴歴(スタディ・ログ)やテストの成績をデータ化し、マイナンバーカードに紐付けして、オンラインで管理する仕組みを作る方針を決めたそうだ。早ければ2023年にも試験的な運用がされると報じられている(教育再生実行会議 合同ワーキング・グループ(第1回)配布資料、日経新聞、FNNプライムオンライン)。
日経新聞によれば、教員が児童生徒の学習履歴や成績をクラウド上のシステムに入力。生徒個人の学習意欲の変化や理解度を把握して、次の授業で改善するのだという。また海外に比べ遅れているICT(情報通信技術)化や教育分野のデータ活用などを進めるとしている。
なお、教育再生実行会議などの提出資料などでは、健康情報と学習情報を関連づけた指導ができるよう情報管理の方式を国が標準化すべきだともしている。ただし、個人情報保護条例などの製薬で導入が難しいといった指摘も出ている模様(教育再生実行会議 デジタル化タスクフォース―これまでの主な意見(概要)-[PDF]、誰一人取り残すことのないポストコロナ時代の新たな学びの実現)。