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スポーツ

ハイテク機器でスポーツの誤審をなくそう 172

ストーリー by yoosee
テクノロジーとスポーツの良い関係を 部門より

Anonymous Coward 曰く "yomiuri onlineの記事によると、マイクロチップを内蔵したサッカーボールと ゴールラインやサイドライン上に張り巡らされたセンサーによって、 ライン割れやゴール判定を行うシステムをアディダス社が開発し、 16日からペルーで開催中のU-17世界選手権で試験導入されているらしい。 FIFAは、今回の試験導入が成功すれば、来年のWカップでの導入も示唆しているようだ。

既にハイテク機器を仕様した判定は数々の競技で導入されているので目新しいことでは無いが、FIFAのプラッター会長はハイテクシステムの導入には肯定的であるものの、 「科学的になりすぎると、ゲームの魅力が失われる」ともコメントしている。 「『誤審』という人間臭いところもサッカーには必要だよね」ということらしい。

サッカーに限らず、誤審が引き金になった乱闘騒ぎや大逆転劇も含め、 微妙な判定に一喜一憂するのもスポーツの魅力の一つともいえるので、 この意見には賛成だ。 これからもハイテク機器を使用した判定で、誤審を無くす方向に進んでいくと思うが、 /.Jのみなさんはどう考えますか。"

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  •  そうすれば誤審が数字として残るわけで、特定のチームに肩入れするような審判がデータとして残ることに。結果、買収審判等の審判の不正行為が非常にやりにくくなる。

     けど、人間の審判をなくすのはまだ無理かと。例えばサッカーでも、プレイ態度がスポーツマンシップに著しく反するとかの判断も下さないといけないわけで、今の技術ではそこまでの判断はできないでしょう。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • 審判のメタモデ、ですか

      結構、良いアイディアかも
      親コメント
      • ジャッジングのモデレーション [j-league.or.jp]ですがJFAではJリーグ開幕当初から行っています。(リンク先は改訂版のニュースですね。)リンク先を見ればわかると思いますが、試合が終わるごとに、委員会がその試合のジャッジングを評価し、必要ならば指導をするというものです。国際審判になるには各国の推薦が必要ですし、審判の技術を高く保つために一定の役割を果たしていると思います。ただ、この内容が公開されることは無いようですし、これは問題だと思います。

        明らかに誤審があった場合でも、JFAが誤審であったと公式に発表することはありませんし、もし、プラッター会長の発言「サッカーは審判員の目のもとに成り立つもので、誤りも受け入れなければならない」のように、一定の誤審を許容する方針であれば、誤審は事後でも積極的に発表すべきです。確かに試合中の審判の発言は絶対ですが、それが試合後にもおよび、誤審はなかったという態度を決め込むのは、最終的にはサポーターの信頼を失います。

        JFAは「誤審は勝敗への信頼をなくす」ということから「審判は絶対であり、誤審は起こらない」という結論を導きたいようで、これをまずなんとかしてほしい。
        親コメント
      • 日本では、審判のメタモデが導入されて久しいですが、一度も有効に働くことを確認されたことがありません。
        最高裁判官の話ですが。

        #高度に政治的な判断ってなんだよ…
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2005年09月21日 10時25分 (#802295)
    陸上の短距離で使うスターティングブロックには、センサーが
    組み込まれている場合があります。それでフライングの判定を
    行うわけですが、これの導入当初、フライングの多発でスター
    トやり直しがたくさん出ました。(もちろん、それによる失格
    も多発)
    走る人は真剣そのものですが、見ている側は笑うしかない状況。
    スタートライン越えていなくても、スタブロの加重が離れたら
    「フライング」なのですから。
    ハイテク機器も良し悪しです。

    あ、陸上はそのあと若干改善されたはずです。
    • by tsukachan (26170) on 2005年09月21日 13時07分 (#802385)
      走り幅跳びや砲丸投げでは20年ほど前からレーザー測距儀が使われています。(まあ人(審判)が望遠鏡(?)を覗いて測定するんですが) 走り幅跳びの踏切板にもセンサーがありますね。(昔は粘土を塗っておいて跡が付いたらファウルでした)
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2005年09月21日 11時55分 (#802334)
      > スタートライン越えていなくても、スタブロの加重が離れたら
      > 「フライング」なのですから。

      用意の声が掛かったらスタートの合図まで完全に静止してなくてはいけないのだから、
      スタートラインを越える・越えないは関係ありません。
      親コメント
  • by gesaku (7381) on 2005年09月21日 10時26分 (#802297)
    W杯とかは、国家の威信だけでなく、プレイヤー個人の
    生活や命までかかってる国もあったりするので、
    誤審は絶対に無くさなければならないでしょう。

    日本国内に目を向けてみても、高校サッカーでの誤審 [archive.org]によって
    その後の人生を大きく狂わされてしまうかも
    しれないことも起こっています。

    誤審を許容するような発言をFIFAの会長が行うことは、
    誤審の裏に隠れた不正行為を見逃すと言っているようなものでは?
    もちろん、W杯というのはシナリオがあるショービジネスだと
    いうのであればその発言は納得できますが。

    #誰もシュートしてくれない、愛のゴールキーパーgesaku
    • > 誤審を許容するような発言をFIFAの会長が行うことは、
      > 誤審の裏に隠れた不正行為を見逃すと言っているようなものでは?

      「誤審を許容する」ではなくて「誤審を撲滅するためにスポーツまで撲滅する」ことに
      反対しているのでは?
      サッカーで言えばラインを超えたかどうかのような厳密に測定できる部分は電子機器で
      判定の補助ができますが、それ以外ではオフサイドでさえも選手個々の意図が問題にな
      ってくるので機械的に判断する事は不可能です。
      いちいち全てビデオでチェックして判定が出るまで試合を止めていては本当にスポーツ
      そのものを殺してしまうでしょう。
      NFLのようにすぐにプレーが止まるスポーツですらビデオ判定に制限がありますよね。

      今でも事後的に悪質な反則が処罰されたり誤審が認められて再試合になったりします。
      これらはルールを尊重しつつスポーツを殺さない試みです。
      スポーツに限らず人間の社会では「ルールを守る事」は決して目的ではなく手段に過ぎ
      ないということをお忘れなきよう。
      --
      kaho
      親コメント
      • >「誤審を許容する」ではなくて「誤審を撲滅するためにスポーツまで撲滅する」ことに
        >反対しているのでは?

        元記事 [yomiuri.co.jp]から。
        >サッカーは審判員の目のもとに成り立つもので、誤りも受け入れなければならない」

        この発言は、受け取りようによっては「審判は何をやっても
        許される」とも解釈できます。つまりゲームを作るのは選手ではなく
        審判だということです。

        実際、国際試合では一方の国に有利なジャッジを下すような
        事例は多々あります。試合を有利に進めるために審判に対して
        なんらかの働きかけがあることは誰しもが疑っているでしょう。
        そうでなくても有利なジャッジを得るためにわざと大げさに
        転んでみたりなんて日常茶飯事です。
        そういった、ルールを悪用した試合が行われていることについても、
        FIFAの会長は「受け入れろ」と言っているのです。
        これはスポーツではなくてショービジネスと言うべきでしょう。

        ちなみにオフサイド [jfa.or.jp]の中で唯一審判の主観的判断が入ると思われるのは、
        相手競技者に干渉する場合で、これ以外は客観的かつ
        デジタル的に判断することが可能と思われます。
        スポーツの世界では客観的なジャッジメントのためにルールを
        変更することがありますから、オフサイドの定義が永久に変わらない
        とは言い切れないでしょう。

        >事後的に悪質な反則が処罰されたり誤審が認められて再試合になったりします。
        >これらはルールを尊重しつつスポーツを殺さない試みです。

        事後に行われる(た)のは、スポーツではなく政治的な関係からです。
        CASのように(一応)第三者が行うならともかく、統括団体(FIFA)が
        行うのは自分で自分の首をしめているのと同じことです。
        そもそも「審判は絶対である」という原則を曲げてしまっている
        わけですから、ルールに対する絶対的信頼を失わせるとともに、
        スポーツとしてのその競技(サッカー)を殺してしまったと
        いえるでしょう。

        審判のジャッジメントで一喜一憂するのではなく、
        皆がジャッジに納得した上で選手のプレイに一喜一憂するのが
        本当のスポーツだと思うのですが。

        #とうの昔にサッカーを辞めたgesaku
        親コメント
        • > この発言は、受け取りようによっては「審判は何をやっても
          > 許される」とも解釈できます。つまりゲームを作るのは選手ではなく
          > 審判だということです。

          ご自分で仰っているように「受け取りよう」に依存するのでそれをもって誤審全てを認めて
          いるというのは言い過ぎでしょう。
          プレイヤー、審判、観客、そこに参加する全ての人がゲームをつくるのが理想的なスポーツ
          なのではないかと。

          > ちなみにオフサイドの中で唯一審判の主観的判断が入ると思われるのは、
          > 相手競技者に干渉する場合で、これ以外は客観的かつ
          > デジタル的に判断することが可能と思われます。

          それ以外にもオフサイドポジションにいてもプレーに関与していなければオフサイドには
          なりませんよね。最近またいろいろと変更があるようですが。
          たとえデジタル的に判断する事ができるとしてもそれが非現実的であるのはこのトピックで
          審判経験者の方が説明している通りだと思います。

          > そもそも「審判は絶対である」という原則を曲げてしまっている
          > わけですから、ルールに対する絶対的信頼を失わせるとともに、
          > スポーツとしてのその競技(サッカー)を殺してしまったと
          > いえるでしょう。

          誰も「審判は絶対である」とは言っていませんし、そのような原則もないと思います。
          もちろん意図的に誤った判断をする審判が許されるわけはないですが、決して絶対者でない
          一人の人間だとほとんどの人は理解していると思います。

          スポーツが殺されうるとしたらそれは誰もスポーツに興味を抱かなくなるときのことで、
          スポーツ外の事象(買収や薬物汚染など)でフェアネスが失われ、誰もが嫌気をさした時な
          のではと思っています。
          意図的でない誤審はスポーツ内の起こりうる事象であり、それを徹底的に排除するのは犯罪
          を憎むあまり全体主義国家を希求するようなものではないでしょうか。

          > 審判のジャッジメントで一喜一憂するのではなく、
          > 皆がジャッジに納得した上で選手のプレイに一喜一憂するのが
          > 本当のスポーツだと思うのですが。

          それに反論する気はありませんが、そのような「本当のスポーツ」は「よき審判」を得る事で
          十分可能だし、逆に電子的にジャッジされたとしても皆が納得するとは限らないかと。
          機械が判断したのだから正しいはずだ、と全て信頼してしまうような状況の方が反スポーツ的
          かもしれませんよ。
          --
          kaho
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    • by Livingdead (18685) on 2005年09月21日 10時57分 (#802315) ホームページ 日記
      まだJリーグで副審 [j-league.or.jp]やってたんだ・・・
      --
      屍体メモ [windy.cx]
      親コメント
  • 記事を読む限りではまだ無理っぽいみたいですね。
    フィールド上の各選手に発信機を付ければ技術的には可能?

    #やりすぎるとなんだか違う競技になってしまう気もします。

    • by Anonymous Coward on 2005年09月21日 12時06分 (#802343)

      4級審判員です。
      競技規則第11条の決定事項 [jfa.or.jp] にあるように、 競技者の頭、体、足のどの部分でも、後方から二人目の相手競技者より相手ゴールラインに近ければ、オフサイドポジションにいることになります。
      通常副審は、タッチライン沿いの守備側最終ラインの選手と同じ高さに位置をとり、守備側選手の背中から、攻撃側選手の手以外の体のパーツが"見えているか"で判断しています。
      これと同じことを発信器を選手につけて実現するのは難しそうです(身体中発信器だらけにする?)

      また、競技規則11条や JFAの図解 [jfa.or.jp]にあるように、 オフサイドポジションにいても、 オフサイドの反則にならない場合があります。
      仮に技術的な問題をクリアして、 オフサイドポジションにいれば審判にシグナルが送られるシステムが実現したとしても、かなりの割合のシグナルが反則では無いシーンでのシグナルになりそうです。
      審判からは嫌がられそうな気がします。

      親コメント
  • by Ryo.F (3896) on 2005年09月21日 10時33分 (#802304) 日記
    ずいぶん前から電器審判機が導入されていますね。
    参考 [okayama.jp]。
  • 野球も (スコア:2, 参考になる)

    by apt (28270) on 2005年09月21日 10時34分 (#802305) 日記
    ホームランかファールかの判定くらいは機械で処理できそうなものですが、
    VTRの導入すら避けているような世界なので、難しそうですね。

    あとはストライクかボールかの判定も。審判によってばらついたり、
    下手をすると一試合の中で判定がばらつくのはいかがな物かと。

    # ジャンパイアが嫌いな阪神ファンなのでID
    # ま、別にジャイアンツは嫌いじゃないですが。

  • by ncube2 (2864) on 2005年09月21日 11時46分 (#802331)
    「この手のを輸出すること罷りならぬ」ということで、使いたくても使えない国ってあるのかな?
  • 棲み分け (スコア:2, すばらしい洞察)

    by e2718 (23583) on 2005年09月21日 11時57分 (#802337) 日記
    ラインを割ったor割らないなど、比較的簡単な判定は、器械に任せて
    審判は、もっと人間くさい判定が必要とされる場面に、集中すれば
    誤審も少なくなると思いますが

    極端な話、線審を廃止して、余った審判は、
    選手の動きや態度を、集中して観察・判定

    これでも、人間くささは失われないと思う
  • 水泳では (スコア:2, 興味深い)

    by onoyan (135) on 2005年09月21日 12時13分 (#802349) ホームページ 日記
    私が現役の時から、タッチ板のセンサーで測ってましたね。
    ただ、強めに叩かないと反応しないのでトラブルも結構起きてました。
    まあ、従来どおり審判もストップウォッチでタイムとってますから平気なんですが、
    センサーと人間のタイムが違ったらどう調整してるんでしょうね。

    今はもっと使いやすくなったのかな?
    --

    --- (´-`)。oO(平和な日常は私を鈍くする) ---
  • by nekopon (1483) on 2005年09月21日 12時24分 (#802357) 日記

    細かい話ですが、JFAの競技規則第1条 [jfa.or.jp]には、長いほうのラインは「タッチライン」と書いてあります。

    # でもサッカーの人に聞くと必ず「サイドライン」と訂正されてしまうのだな。なんでだろー

  • by watanabe_aki (10227) on 2005年09月21日 15時51分 (#802451)
    審判の曖昧さを利用した試合の心理戦というものがあります。例えば「この選手はファールをしない」という審判の心理を付いて、ピンチの場面で強めにディフェンスをしたり(バスケ、サッカー等)、「このピッチャーはコントロールがいい」という審判の心理を付いて外のボール球をストライクに取らせるような野球での投球技術です(かつての広島の北別府投手等)。

    人間味があった方が面白いスポーツと、正確さが魅力のスポーツ、両方あると思います。

    • by fortunateorange (21435) on 2005年09月22日 12時50分 (#802894)
      外角ぎりぎりでまずストライク
      そこからボール半個はずしてこれもストライク
      最後にボール一個はずしてストライク

      こうしてゾーンからボール一個はすしたボール球をストライク
      にした、とかいう伝説があるそうです。(西鉄の稲尾とか)

      惑わされる機械つくるってやっぱ大変なんでしょうか。
      ストライクって何度も書くと、これって本当にストライクと
      読むのだっけ?と不安になるのはなぜなんでしょうか。
      おしえて偉い人。
      親コメント
  • by Jadawin (2174) on 2005年09月21日 10時06分 (#802285) 日記
    「神の左手」とかなくなるんだろうか?

    #ファウルの判定も、きっちりやって欲しいもんだが。
  • by marimo company (26471) on 2005年09月21日 10時11分 (#802289)
    効果、有効、技あり、一本。
    これらの区別もはっきりと線引きできないかな~。

    審判によって、判定が異なってくるんだよね。
    オリンピックの金メダルも逃してしまうしね。。。
    • by Ryo.F (3896) on 2005年09月21日 10時28分 (#802299) 日記
      > 審判によって、判定が異なってくるんだよね。

      審判によって判定が異なるのは、大きな問題ではない。
      一試合の中で審判が交代する可能性があるのなら問題だけど。
      主審によって判定が大きく異なることがないように、副審も置いているわけだし。

      > オリンピックの金メダルも逃してしまうしね。。。

      篠原がオリンピックで優勝できなかったのは、
      内股すかしを取ってもらえなかったから。
      これは、その技が一本か技有か、という問題じゃない。
      むしろ、それ以前の問題だ。
      親コメント
      • by marimo company (26471) on 2005年09月21日 14時08分 (#802419)
        > 主審によって判定が大きく異なることがないように、副審も置いているわけだし。

        主審って副審のこと見てくれてるんすかね?
        たまに無視していないでしょうか?

        > 篠原がオリンピックで優勝できなかったのは、
        > 内股すかしを取ってもらえなかったから。
        > これは、その技が一本か技有か、という問題じゃない。
        > むしろ、それ以前の問題だ。

        そこで、ハイテク審判の導入ですよ。
        ロボット主審1体とその死角を補うため、
        ロボット副審が2体。
        わざわざロボットにする必要はありませんが、
        雰囲気的にいた方がしっくりくるんで。。
        親コメント
  • 例えば、相撲(日本相撲協会)やアメリカンフットボール(アメリカのプロリーグ)では、既にビデオによる判定が行われています。
    また、テニスの大きな大会でも、サーブのフォルトを判定する機械はかなり前から導入されていますね。
    今回のサッカーを含めて、「あるプレー内で得点(敗戦・ボールの生き死に)が完結する」タイプの競技では機械による導入はしやすいと思いますし、すべきだと思います。

    でも、よく誤審が話題になる野球では導入難しそうですね。ある場所でアウトになったかセーフになったかですぐに次のプレーに影響してしまうので。
    (例えば、フライを捕球出来たか出来なかったかで塁上のランナーの移動できる塁が変る、など)
    こういうところでは今後も人間の判断が必要になってくるでしょうね。

    まあ、ホームラン性の当たりがフェアかファールかを判定するマシンはあった方がいいかも。こうすれば今後の天覧試合(あるかなー)でもめないだろうし。
    • NFLでのビデオリプレイは、導入したり、廃止したりを繰り返してきました。導入した結果を見て、やはり導入すべきではなかったと思う人が少なからずいたわけです。まあ、試合時間が計算できなくなって、TV放送に支障をきたすのが最大の問題だったわけですが、それ以外にもプレイの流れが止まりがちになり、ノーハドルオフェンスのような戦術が使いにくくなるような、試合のプランに影響するような問題もあったわけです。

      サッカーでも、微妙なプレイはリプレイで確認ということになれば、プレイを中断させてチームを落ち着かせたいという側は、これを積極的に利用することになるでしょう。そして、勢いに乗って攻めまくるのが得意な側は、試合後にリプレイの功罪を問いかけることになるのです。

      親コメント
      • NFLのチャレンジはなんでもかんでも止める、リプレイするよりは良い方法になっていると思います。
        回数制限とタイムアウト消失のリスクにより乱発できないようになっているので、どういった局面で使用するかというのもヘッドコーチの手腕の一つかと思います。
        見ているほうとしても勝敗を左右するような局面で赤い旗が飛ぶと盛り上がりますしね。

        ただ、「チーム側が時計を止めることの出来ない」サッカーでは難しいのではないかと思います。
        親コメント
        • by giggs (8330) on 2005年09月21日 23時15分 (#802606) 日記
          NFLのチャレンジはすばらしいルールだと思いますよ。誤審自体がルールに組み込まれ、さらに戦術の一部になっている。誤審に対するファンの不満も、それをうまく利用できなかった選手や監督に向かうだろうし。なんでもフェアネスを追求するあたり、非常にアメリカっぽいんじゃないでしょうか。

          確かにサッカーでは難しいですが、回数制限を与えるとか、いろいろ導入方法はあると思います。

          なんかアメリカでサッカーが人気がないのが、このあたりの不透明さにあるような気がしてきた。
          親コメント
    • 天覧試合で揉めたことってありましたっけ?
      1978年の日本シリーズで、ヤクルト・大杉勝男の打球の行方をめぐって
      阪急・上田監督が猛抗議し、79分間中断したのは知ってますが。
      親コメント
  • 競馬の写真判定や相撲の物言い(これは人間がやってるけど)みたいに。
    ジャッジはあくまで人間主導、「ちょっと待てやゴルァ」となったら機械に照合。
     
    そういう意味で、判定結果を直接審判に送信するのは遣り過ぎと感じます。
     
    目的は何なんでしょうね?
typodupeerror

一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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