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ニカラグア手話 [wikipedia.org]参照。
時の独裁政権が良いことしようと聴覚障害者の子供をたくさん集めて識字教育しようとしたけれど、教育方法がまったくできていなくて頓挫。しかし、集められた子供たちは大人との意思疎通隔絶のなかで、子供同士のコミュニケーションのために、手話のようなものが自然発生。(第一段階、ピジン言語)その自然発生した手話を、幼い子供が母語として習得。(第二段階、言語として定着)
第二段階まで達したニカラグア手話は、非常に効率的で複雑で、表現も多様な1つの言語になってるそうです。
手話に関する似たような話は他にもありますね。日本の手話も、実は「日本語対応手話」という、通常の日本語と文法が同じになる昭和期に作られた手話がある一方、「日本手話」という、日本語とは文法構造が全く異なる、聴覚障害者の間で明治期に自然発生した手話があります。
おそらく人間には、DNAレベルで言語能力が刻まれてますね。それがどういう文法表現になるか、という点では、本当に多様性が大きいようですけれど。
※文字に関しては完全に文化だね。
> ※文字に関しては完全に文化だね。
欧米ではほとんど音素文字しか発想できないのに対して中国周辺の国で発明されたのがことごとく漢字もどきなことを考えると、人間、文字に関しては自分が見たこともないようなものまでなかなか想像が及ばないようだね。
じゃあその言語習得DNAを大人になってから発現させる方法を誰か発明して欲しいなあ
「言語習得DNA」ではなく、「意思を言語化(記号化)して表現するDNA」ではないかなぁ、とか。犬や猫でも吠えたり鳴いたりボディランゲージなどで意思/感情を表現することを考えると、そうした意思表示DNAの発生っていつ頃だったんでしょうね。
威嚇の唸り声や求愛のダンスが起源なら、恐竜はやってそうだなあ。
それは昆虫(蜂とか)も魚もやってる
文字よりも簡便な口や身振りがあるからそれらで言語が誕生する、と考えれば、文字や絵でしかコミュニケーションが取れない環境に置かれた人間同士では文字が発生するような気がします。まぁ身振りを伝達できないが行動結果や表情は伝達できるって環境に言語を知らない人間を投入しなきゃ再現できないんで当分お目にかかることはなさそうですけど。MMORPGみたいなインタフェイスの中で手書き画像によるチャットが可能な環境を作れば再現できるとしても、そこに言語を知らない人間を投入するという人体実験はなかなか許可されないでしょうし。
新人類向けの全く新しい言語でよければ、自然発生的な手法の他に脳の言語野の研究を突き詰める方法もあるけど、既存の人類が共通語を持つような目的であれば、多数の既存の言語から共通項を抜き出した言語の方が学習効率良いだろう。目的による気がする。
ラテン文字表記継承は受け入れても、大文字・小文字の区別(平仮名・片仮名も)は不要。強調はアンダーライン等で充分。
面白いですね。
ただ、自然な語順ってSOVが基本らしいのですが、殆どの言語がSVOだということを考えると、あまり子どもの習得速度とは結びつかないような気もしますが。http://blog.livedoor.jp/green_idea/archives/1391017.html [livedoor.jp]
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
それでもやっぱり (スコア:1)
アルファベット表記なんですよね
以前にTVで見ましたが
子供が母語を習得するスピードが速すぎる。
文法的に間違いやすい言い回しは、他の言語で使われている。
等を根拠にして、教わらなくても自然発生的に形成される基本言語があるのではないか
って説があるようですね
それでも、単語の発音等は後天的ですよね^^;
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re:それでもやっぱり (スコア:3, 興味深い)
ニカラグア手話 [wikipedia.org]参照。
時の独裁政権が良いことしようと聴覚障害者の子供をたくさん集めて識字教育しようとしたけれど、教育方法がまったくできていなくて頓挫。
しかし、集められた子供たちは大人との意思疎通隔絶のなかで、子供同士のコミュニケーションのために、手話のようなものが自然発生。(第一段階、ピジン言語)
その自然発生した手話を、幼い子供が母語として習得。(第二段階、言語として定着)
第二段階まで達したニカラグア手話は、非常に効率的で複雑で、表現も多様な1つの言語になってるそうです。
手話に関する似たような話は他にもありますね。
日本の手話も、実は「日本語対応手話」という、通常の日本語と文法が同じになる昭和期に作られた手話がある一方、「日本手話」という、日本語とは文法構造が全く異なる、聴覚障害者の間で明治期に自然発生した手話があります。
おそらく人間には、DNAレベルで言語能力が刻まれてますね。
それがどういう文法表現になるか、という点では、本当に多様性が大きいようですけれど。
※文字に関しては完全に文化だね。
Re: (スコア:0)
> ※文字に関しては完全に文化だね。
欧米ではほとんど音素文字しか発想できないのに対して中国周辺の国で発明されたのがことごとく漢字もどきなことを考えると、人間、文字に関しては自分が見たこともないようなものまでなかなか想像が及ばないようだね。
Re: (スコア:0)
じゃあその言語習得DNAを大人になってから発現させる方法を誰か発明して欲しいなあ
Re:それでもやっぱり (スコア:2)
「言語習得DNA」ではなく、「意思を言語化(記号化)して表現するDNA」ではないかなぁ、とか。
犬や猫でも吠えたり鳴いたりボディランゲージなどで意思/感情を表現することを考えると、そうした意思表示DNAの発生っていつ頃だったんでしょうね。
Re: (スコア:0)
威嚇の唸り声や求愛のダンスが起源なら、
恐竜はやってそうだなあ。
Re: (スコア:0)
それは昆虫(蜂とか)も魚もやってる
Re: (スコア:0)
文字よりも簡便な口や身振りがあるからそれらで言語が誕生する、と考えれば、文字や絵でしかコミュニケーションが取れない環境に置かれた人間同士では文字が発生するような気がします。
まぁ身振りを伝達できないが行動結果や表情は伝達できるって環境に言語を知らない人間を投入しなきゃ再現できないんで当分お目にかかることはなさそうですけど。
MMORPGみたいなインタフェイスの中で手書き画像によるチャットが可能な環境を作れば再現できるとしても、
そこに言語を知らない人間を投入するという人体実験はなかなか許可されないでしょうし。
Re:それでもやっぱり (スコア:1)
新人類向けの全く新しい言語でよければ、自然発生的な手法の他に脳の言語野の研究を突き詰める方法もあるけど、
既存の人類が共通語を持つような目的であれば、多数の既存の言語から共通項を抜き出した言語の方が学習効率良いだろう。
目的による気がする。
Re: (スコア:0)
ラテン文字表記継承は受け入れても、大文字・小文字の区別(平仮名・片仮名も)は不要。
強調はアンダーライン等で充分。
Re: (スコア:0)
面白いですね。
ただ、自然な語順ってSOVが基本らしいのですが、殆どの言語がSVOだということを考えると、
あまり子どもの習得速度とは結びつかないような気もしますが。
http://blog.livedoor.jp/green_idea/archives/1391017.html [livedoor.jp]