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バルマーCEOによると、これまでソフトウェアによる革新は4回起こっており、1回目がパーソナル・コンピューターの誕生、2回目がMacintoshやWindowsによるGUIの誕生、3回目がインターネットの爆発的な普及、そして、現在進行形の4回目の革新がウェブ技術とXMLだという。
原文を見ていないから強くは言えないけど、この箇所だけ「技術革新」とは言わず「革新」としか言ってない。なぜなら、「爆発的な普及」は技術革新ではないからです。
MSはmooreの法則を前提に動いてるんですね。 mooreの法則があと10年持つって根拠はどこなんだろう。
最新の研究成果でしょう。ZDとかの半導体関係のニュースを見ているだけでも、あと十年ぐらいはまだmooreの法則を支えるネタには事欠かないようだな、と思える研究発表など
MPUの市場性から「高速」が抜け落ちて、価格や安定性や省エネ性が第一義に なっただけで、mooreの法則って成り立たないんじゃないかなと。
おっしゃりたいことは分かりますが、プロセスが微細化すれば基本的にチップあたりの価格や消費電力も下落するので、高性能なプロセッサのみが新しいプロセスを必要としているわけではないでしょう。ですからプロセスの進化は結局どんどん進むでしょう。となると、結果としてゆとりの出来た容量相応のトランジスタ数の増加が
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
技術革新 vs 革新 (スコア:3, すばらしい洞察)
原文を見ていないから強くは言えないけど、この箇所だけ「技術革新」とは言わず「革新」としか言ってない。なぜなら、「爆発的な普及」は技術革新ではないからです。
Re:技術革新 vs 革新 (スコア:1)
バルマーさんの意見、毎度参考になります(+1)
興味深い点は4つ。
まずひとつめ。
「4度の技術革新」について触れられてるけど、これは、XMLがいかに偉大かを
数字を効果的に使ってアピールしてるわけですね。プレゼンの教科書通り。
ふたつめ。
カネを生まない技術はビジネス的に無価値だってことだけなのでは。
オープンソースで成熟した技術は(なかなか)カネを生まないので。
(上の話とは別物の話として。)カネが技術を牽引するって意見は、ビジネス面では
正しいかと。
センセーショナルに、煽るような論調にかかれてますが、
Re:技術革新 vs 革新 (スコア:1)
最新の研究成果でしょう。ZDとかの半導体関係のニュースを見ているだけでも、あと十年ぐらいはまだmooreの法則を支えるネタには事欠かないようだな、と思える研究発表など
Re:技術革新 vs 革新 (スコア:2, 参考になる)
気になるのはここなんです。
以前、マイクロソフトとインテルが、mooreの法則に従ってアプリケーションが
高性能になり、さらに高スペックが求められる、というスパイラル型のモデルを
提唱していたと記憶しています。
ただ、ここには「需要」ってファクターが抜けてます。
「技術的に可能」ということなら、月への観光旅行だって不可能ではないですよね。
コストの問題で日の目を見ない技術は山のようにあります。
それは、湯水のようにカネをかけられた時代の
Re:技術革新 vs 革新 (スコア:1)
おっしゃりたいことは分かりますが、プロセスが微細化すれば基本的にチップあたりの価格や消費電力も下落するので、高性能なプロセッサのみが新しいプロセスを必要としているわけではないでしょう。ですからプロセスの進化は結局どんどん進むでしょう。となると、結果としてゆとりの出来た容量相応のトランジスタ数の増加が
Re:技術革新 vs 革新 (スコア:1)
>消費電力も下落するので、
だうと。
一般化しすぎるとホラになりますよ。
#よく勘違いされている人がいるみたいなんですが・・・。
何の工夫もせず、条件も限定せずに微細化したって価格も
消費電力も下がりません。
#裏を返せば、「価格が下がってきた」のは
#「下げる工夫を盛り込んでいる」から、って事。
下記の事柄をあわせて考えてみてください。
・露光時点、および加工部分で微細化すると、露光用機器の
全置き換えのための減価償却と高精度化による機器本体および
各設備の価格の上昇がある。
#最近は、微細化ルールが光での露光の限界を突破しかかって
#いるから、特に顕著になってる部分もあるけど。
#もちろん、1ウェハからとれるchip数や1chipに詰め込める
#トランジスタ数がウェハ口径数比で前よりも多くなるのは
#確かだが、それが他の価格上昇の分と釣り合ったり
#相殺可能である保証は全くない。
#・・・まぁ、相殺できているうちは微細化は進むでしょうけど。
・「消費電力が下がる」、ってのは、MOSトランジスタの構造から、
Vt(駆動の閾値電圧)が下がって低い電圧で駆動できるため、
同じ動作周波数ならより低消費電力になるって事。
#周波数を上げたら、当然MOS回路だと周波数に比例して
#消費電力は上がります。
#あと、動作するトランジスタ数も当然消費電力に影響します。
すくなくとも、同じ周波数の、同じトランジスタ数の別プロセスとの
比較でないと、消費電力の話を微細化に絡めて出すのは
技術のレベルではあんまり意味がないです。
商売的にどうか、は、わたしの関知するところではないので
ノーコメント。
#安易な一般化をして話をされると、実際にモノを作る方が
#イタい目に遭うので。
#商売を絡ませない技術の話なら、その辺りの条件限定は
#最低限必要だと思います。
ちなみに、chip縮小の利点にあまり触れなかったのは、
縮小しすぎると物理的な接続で問題が出るから。
小さすぎるとパッケージングと配線引き出しができなかったり、
非常に困難だったり高価になったりするんですよ。
#そういうこともあるんで多数の機能を1chipに
#まとめようとするんでしょうね・・・。
>単にこれは製造工程の進化スピードであってそれが高速であるか
>どうかとは関係ないのでは?
この点は同感。
#ただ、信号振幅が小さくなると、状態遷移(H←→L)に必要な時間が
#短くなって動作周波数を上げやすい、ってのはあるんですが、
#動作速度はトランジスタの作り方や回路の構成により大きく依存します。
#なので、過度の一般化は誤解を招くので危険ですね。
---- redbrick
Re:技術革新 vs 革新 (スコア:1)
>全置き換えのための減価償却と高精度化による機器本体および
>各設備の価格の上昇がある。
ムーアの第二法則って奴ですね。
プロセッサ開発の設備投資費用も加速度的に上昇しているので、そのうちに全世界の総生産量に追いついてしまうとか。
一体どこで限界が来て、その後はどうなるんでしょうかね。