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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
位置づけ (スコア:5, 参考になる)
電話の NGN への置き換えはほぼ必然ですし、一方でインターネット(のアクセス回線)が NGN になるというのは全く必然ではありません(個人的には正直懐疑的)。
ただし、電話の NGN 化がうまくいった暁にはインターネットアクセスなどにも NGN の 回線(のベストエフォート部分?)が利用されるようになる可能性はそれなりにあると思います。 その辺りはそれこそ "市場が決める" ことになるのではないかと。
Re:位置づけ (スコア:1, 参考になる)
ただ、世間一般で見聞きするNGNって恐らく「NGNによって出来るようになる新しいこと」なんですよね。NTTグループも対外的には「交換機網を刷新しました!」なんて外部に言っても誰も嬉しくないので(せいぜいが「じゃあ電話料金下げられるね」と言われるだけだし)、「NGNでこんな新しい未来が実現します」と言うしかないという広告戦略的・株主説明的な理由もあるわけです。
しかし現実に「NGNで出来る新しいこと」を眺めてみると、現時点ではせいぜいがクローズドなネットワーク内でのQoSくらいしかないんですよ。最近だとNTTPlalaが映像配信系をまとめたと言うのが目立つくらいで、どう考えても最重要事項であるはずのFMC、固定電話と携帯電話の融合施策がドコモの反発でいまいち進んでいない。まぁドコモにはたいしたメリットないし。
もう一方の主要施策である映像配信にしても地デジ再配送経路が最終的にどうなるか、まだ微妙なところですね。
NTT-NGNの実装自体も、他事業者や他国と比べて「クローズドなネットワーク」を選んでしまった時点でまたしても国際競争力を持たなかったり独自実装が必要になったりと、いわゆるガラパゴス的な進路を切ってしまっているので、外のプレイヤーが参入するにもなんとなく微妙な状態なわけです。SaaSに100億投資とかやってますけど、インターネットと比較して明確なメリットを打ち出しきれていないNTT-NGN、この先どうなりますかね。