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最初は、『海の向こうでも同じ悩みがあるんだな』と思った。だが違った。
>一つはこのまま当面技術屋でい続ける道、もう一方はマネージネントの道に進むというもの。これは良くある悩み。
>給料的にはどちらもほぼ同じでとみていい。「そ、そんな馬鹿な!!」と叫んだのはオレだけではないと思う。
>技術屋でいるには常に自己改革を心がけ、最新の技術についていかないと仕事をこなせない。「自己改革を心がけ、最新の技術についていける限り」は、仕事があるんだ。。。。へー。なんて羨ましい。
羨ましすぎる。
オレもあっちで生まれたかった。orz
>同じ岐路に立ったことのある先輩方、今後のためにもアドバイスをお聞かせください。少なくとも日本だと全然状況が違うと思う。
>>給料的にはどちらもほぼ同じでとみていい。>「そ、そんな馬鹿な!!」と叫んだのはオレだけではないと思う。
技術者というばあい、開発者とコンサルタントにわけて考えないといけないと思います。
仕事の関係で複数社でアメリカでのpay tableの一端を見る機会があるのですが、開発者であるかぎり同じと言うことはありません。マネージャーの方は青天井(昇進すれば昇進するだけ指数関数的に給料はあがるし、いろいろとおまけがたくさんつく(stock optionとかRSUとか))ですが、開発者のほうはそうではありません(bill joyならば別だが)。そのへんのマネージャーの給料の仕組みは昇進するまでわからないことが多いので下の立場から見ると同じにみえるのですが、実際はおおきく異なります。
開発者ではなくて、コンサルタントならまた別ですね。向こうは技術者の個人差が非常に大きいので、それをわかってる客は優秀な技術者であれば高い単価を払います。コンサルタントはbillableな仕事をどれくらいやったか、総計でいくら払ってもらったかで給料がきまるので、それにおうじて給料がもらえる可能性があります。その分、客もシビアです。
ただし、マネージャーでオチこぼれたら、あるいはコンサルタントが客から声が掛からなくなったら速攻で肩たたきです。開発者も同様です。
アメリカの場合、manager とindividual contributorでそもそもpay tableもなにもかも分離されているのでいろいろとつらい部分があります。あんまりうらやましがるのはいかがなもんでしょう。
アメリカの会社、日本の会社双方で経験ありますがどちらも一長一短あります。やたらと他人をうらやましがる必要は無いとおもいます。どうしても、というなら転職すれば良いのですから。
>ただし、マネージャーでオチこぼれたら、あるいはコンサルタントが客から声が掛からなくなったら>速攻で肩たたきです。開発者も同様です。
とても羨ましいです。
管理できない管理職の元でいつまでも苦労させられたり、再帰呼び出しの使い方も知らない『熟練』プログラマーと一緒に仕事をしなくてすむのだから。
自分のクビが飛ぶリスクはあるけれど、これは自分の努力次第で下げることが出来る。プログラマー30歳定年説や無能な上司は、自分の努力や才能ではいかんともしがたい。
>マネージャーの方は青天井(昇進すれば昇進するだけ指数関数的に給料はあがるし、そりゃあ有能な人が昇進して青天井なら別に問題ないのでは?あくまで『昇進できれば』という仮定の話だし。
一方技術者の方は青天井ではない。というのが問題だという指摘なのでは?
>アメリカの会社、日本の会社双方で経験ありますがどちらも一長一短あります。やたらと他人をうらやましがる必要は無いとおもいます。
日本の会社長所:管理職に上がれば楽短所:技術者は使い捨て
>どうしても、というなら転職すれば良いのですから。
「どうしてもというなら米国に行けばいい」ただし英語がペラペラな人に限る。
自分も「贅沢な悩みだなぁ」と思うのですが、そう思わせるのはただ1点
>またマネージメントの仕事も面白いと感じており、
この部分だけです。
管理職がイヤで前職から逃げ出した自分にとって、そういう面白さには今後も気付きそうにありません。選択肢があるだけ、ステキなことなんじゃないかな、と。
贅沢とは思わないけれど、技術屋としてちゃんとしていながらマネージメントも面白いと思っている人は、ぜひマネージメントに行って欲しい。そして、僕の上司になってくれ!
技術をわかっていないマネージャーや、技術屋としては優秀なんだけれど他にやれる人が居なくて嫌々マネージメントしている人の下で働くのと比べて、そういう人の下だと明らかに快適なんだわ。
アメリカだと50がらみのオジサンプログラマーとか普通にいるって、じっちゃんが言ってた。
それはそれで、オレの息子は上司だぜワッハッハみたいな世界になっていそうで嫌だ。
>オレの息子は上司だぜワッハッハみたいな世界になっていそうで嫌だ。それは普通に「自慢の息子なんだぜ。オレに似なくて頭が良くってよ、ガッハッハ」でいいんじゃ。
一番嫌なのはこういうパターンかな。「オレの上司は昔の部下だぜ。昔のあいつはHelloWorldも満足に書けなくってさ。」「そんでプログラミングが全然わからないから、管理職になったってさ。しかも今でもプログラミングのことが全然分かってないで管理するから、プロジェクトがトラブル続きで、現場の連中からは恨まれてるよ。」
>アメリカだと50がらみのオジサンプログラマーとか普通にいるって、じっちゃんが言ってた。たしかデビット・カトラーはかなり最近までWindowsのカーネルのコアの部分を自分で書いてましたよね。「こんな楽しいことを他の奴にやらせられるか!」とか言って。WindowsAzureのリード開発者と言うことなので今でもがりがりコードを書いてるんじゃないでしょうか。
研究者≠技術者。国立大学の例。
研究者(助手・助教・准教授・教授):65歳停年制。55歳で5年任期付(1回に限り再任可)ポストに移行するパターンもあるが教授会での再任拒否はほぼ無し。停年後は特任研究員など給与付きポストで残ったり、民間や他法人へ移る者も少なくない。教授に昇任すると部局長などの役職に就いて管理職となる道を選ぶこともできる。
技術職員:60歳停年制。65歳まで(予定)再雇用。給料は半分以下、1年ごとの有期雇用のため常勤職員のような各種手当がほとんどつかない。任期満了後に同種の職場へ移る道は無く、隠居するのみ。時々雀の涙のような謝金で面倒な仕事(古い機械のメンテとか)を突然やらされることもある。いくら年を取っても所詮は教員の下で働くため、停年まで現場仕事。さらに管理職ではないのに後輩のマネージメントまでやらされる偽装管理職。
#書いてて涙出てきたgesaku
>日本ではノーベル賞とっても定年は絶対で研究の場を失ってしまうそうですから.
とも限らなかったりする。ネームバリューのために雇い続けてもらえるところもそれなりに。全部じゃない、というかごく少数ではあるけれども。#企業/私大とも。
その辺になるとほとんどの人は自分で研究するってよりはやっぱり研究のマネージメントになってるけど、研究で続ける場が無いわけではないのです。#後は物理の某先生のようにフリーランス研究者(企業等からの委託研究で稼いで研究)とかもあり。#学会なんかだと「所属:自宅」となっていて、一見あっち系の人々と同じなのが愉快。
うちの会社だと、技術職系の職階を選ぼうとしても、相当の間マネジメント職をやらされた後になる(そこで分岐)なのですが…よそは違うのか…
#っていうかその分岐自体ができたのがつい最近ですが
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond
贅沢過ぎる悩み (スコア:4, 興味深い)
最初は、『海の向こうでも同じ悩みがあるんだな』と思った。
だが違った。
>一つはこのまま当面技術屋でい続ける道、もう一方はマネージネントの道に進むというもの。
これは良くある悩み。
>給料的にはどちらもほぼ同じでとみていい。
「そ、そんな馬鹿な!!」と叫んだのはオレだけではないと思う。
>技術屋でいるには常に自己改革を心がけ、最新の技術についていかないと仕事をこなせない。
「自己改革を心がけ、最新の技術についていける限り」は、仕事があるんだ。。。。へー。
なんて羨ましい。
羨ましすぎる。
オレもあっちで生まれたかった。orz
>同じ岐路に立ったことのある先輩方、今後のためにもアドバイスをお聞かせください。
少なくとも日本だと全然状況が違うと思う。
Re:贅沢過ぎる悩み (スコア:5, 参考になる)
>>給料的にはどちらもほぼ同じでとみていい。
>「そ、そんな馬鹿な!!」と叫んだのはオレだけではないと思う。
技術者というばあい、開発者とコンサルタントにわけて考えないといけないと思います。
仕事の関係で複数社でアメリカでのpay tableの一端を見る機会があるのですが、開発者であるかぎり同じと言うことはありません。マネージャーの方は青天井(昇進すれば昇進するだけ指数関数的に給料はあがるし、いろいろとおまけがたくさんつく(stock optionとかRSUとか))ですが、開発者のほうはそうではありません(bill joyならば別だが)。そのへんのマネージャーの給料の仕組みは昇進するまでわからないことが多いので下の立場から見ると同じにみえるのですが、実際はおおきく異なります。
開発者ではなくて、コンサルタントならまた別ですね。向こうは技術者の個人差が非常に大きいので、それをわかってる客は優秀な技術者であれば高い単価を払います。コンサルタントはbillableな仕事をどれくらいやったか、総計でいくら払ってもらったかで給料がきまるので、それにおうじて給料がもらえる可能性があります。その分、客もシビアです。
ただし、マネージャーでオチこぼれたら、あるいはコンサルタントが客から声が掛からなくなったら速攻で肩たたきです。開発者も同様です。
アメリカの場合、manager とindividual contributorでそもそもpay tableもなにもかも分離されているのでいろいろとつらい部分があります。あんまりうらやましがるのはいかがなもんでしょう。
アメリカの会社、日本の会社双方で経験ありますがどちらも一長一短あります。やたらと他人をうらやましがる必要は無いとおもいます。どうしても、というなら転職すれば良いのですから。
life is too short to hate each other.
Re:贅沢過ぎる悩み (スコア:2)
>ただし、マネージャーでオチこぼれたら、あるいはコンサルタントが客から声が掛からなくなったら
>速攻で肩たたきです。開発者も同様です。
とても羨ましいです。
管理できない管理職の元でいつまでも苦労させられたり、再帰呼び出しの使い方も
知らない『熟練』プログラマーと一緒に仕事をしなくてすむのだから。
自分のクビが飛ぶリスクはあるけれど、これは自分の努力次第で下げることが出来る。
プログラマー30歳定年説や無能な上司は、自分の努力や才能ではいかんともしがたい。
>マネージャーの方は青天井(昇進すれば昇進するだけ指数関数的に給料はあがるし、
そりゃあ有能な人が昇進して青天井なら別に問題ないのでは?
あくまで『昇進できれば』という仮定の話だし。
Re: (スコア:0)
一方技術者の方は青天井ではない。というのが問題だという指摘なのでは?
Re: (スコア:0)
>アメリカの会社、日本の会社双方で経験ありますがどちらも一長一短あります。やたらと他人をうらやましがる必要は無いとおもいます。
日本の会社
長所:管理職に上がれば楽
短所:技術者は使い捨て
>どうしても、というなら転職すれば良いのですから。
「どうしてもというなら米国に行けばいい」
ただし英語がペラペラな人に限る。
Re:贅沢過ぎる悩み (スコア:2, 興味深い)
自分も「贅沢な悩みだなぁ」と思うのですが、そう思わせるのはただ1点
>またマネージメントの仕事も面白いと感じており、
この部分だけです。
管理職がイヤで前職から逃げ出した自分にとって、そういう面白さには今後も気付きそうにありません。選択肢があるだけ、ステキなことなんじゃないかな、と。
Re:贅沢過ぎる悩み (スコア:1, すばらしい洞察)
贅沢とは思わないけれど、技術屋としてちゃんとしていながら
マネージメントも面白いと思っている人は、ぜひマネージメントに行って欲しい。
そして、僕の上司になってくれ!
技術をわかっていないマネージャーや、技術屋としては優秀なんだけれど
他にやれる人が居なくて嫌々マネージメントしている人の下で働くのと比べて、
そういう人の下だと明らかに快適なんだわ。
Re:贅沢過ぎる悩み (スコア:1, すばらしい洞察)
アメリカだと50がらみのオジサンプログラマーとか普通にいるって、じっちゃんが言ってた。
それはそれで、オレの息子は上司だぜワッハッハみたいな世界になっていそうで嫌だ。
Re:贅沢過ぎる悩み (スコア:2, おもしろおかしい)
>オレの息子は上司だぜワッハッハみたいな世界になっていそうで嫌だ。
それは普通に「自慢の息子なんだぜ。オレに似なくて頭が良くってよ、ガッハッハ」でいいんじゃ。
一番嫌なのはこういうパターンかな。
「オレの上司は昔の部下だぜ。昔のあいつはHelloWorldも満足に書けなくってさ。」
「そんでプログラミングが全然わからないから、管理職になったってさ。
しかも今でもプログラミングのことが全然分かってないで管理するから、
プロジェクトがトラブル続きで、現場の連中からは恨まれてるよ。」
Re:贅沢過ぎる悩み (スコア:1, 参考になる)
>アメリカだと50がらみのオジサンプログラマーとか普通にいるって、じっちゃんが言ってた。
たしかデビット・カトラーはかなり最近までWindowsのカーネルのコアの部分を自分で書いてましたよね。
「こんな楽しいことを他の奴にやらせられるか!」とか言って。
WindowsAzureのリード開発者と言うことなので今でもがりがりコードを書いてるんじゃないでしょうか。
Re: (スコア:0)
研究職でも同じことで,ある程度の年齢になればマネージャー業をメインするか,企業の研究所であれば生産事業部の管理職になるか,大学の先生になるかを選ばなければならない.
何かの雑誌記事で読んだのですが,日本ではノーベル賞とっても定年は絶対で研究の場を失ってしまうそうですから.
Re:贅沢過ぎる悩み (スコア:3, 興味深い)
研究者≠技術者。国立大学の例。
研究者(助手・助教・准教授・教授):
65歳停年制。55歳で5年任期付(1回に限り再任可)ポストに移行するパターンもあるが
教授会での再任拒否はほぼ無し。停年後は特任研究員など給与付きポストで残ったり、
民間や他法人へ移る者も少なくない。
教授に昇任すると部局長などの役職に就いて管理職となる道を選ぶこともできる。
技術職員:
60歳停年制。65歳まで(予定)再雇用。給料は半分以下、1年ごとの有期雇用のため常勤職員の
ような各種手当がほとんどつかない。
任期満了後に同種の職場へ移る道は無く、隠居するのみ。
時々雀の涙のような謝金で面倒な仕事(古い機械のメンテとか)を突然やらされることもある。
いくら年を取っても所詮は教員の下で働くため、停年まで現場仕事。さらに管理職ではないのに
後輩のマネージメントまでやらされる偽装管理職。
#書いてて涙出てきたgesaku
Re:贅沢過ぎる悩み (スコア:1, 興味深い)
>日本ではノーベル賞とっても定年は絶対で研究の場を失ってしまうそうですから.
とも限らなかったりする。ネームバリューのために雇い続けてもらえるところもそれなりに。全部じゃない、というかごく少数ではあるけれども。
#企業/私大とも。
その辺になるとほとんどの人は自分で研究するってよりはやっぱり研究のマネージメントになってるけど、研究で続ける場が無いわけではないのです。
#後は物理の某先生のようにフリーランス研究者(企業等からの委託研究で稼いで研究)とかもあり。
#学会なんかだと「所属:自宅」となっていて、一見あっち系の人々と同じなのが愉快。
Re: (スコア:0)
うちの会社だと、技術職系の職階を選ぼうとしても、相当の間マネジメント職をやらされた後になる(そこで分岐)なのですが…
よそは違うのか…
#っていうかその分岐自体ができたのがつい最近ですが