任天堂が遂に提訴、真意や如何に 29
ストーリー by kazekiri
仁義なきゲーム業界 部門より
仁義なきゲーム業界 部門より
Anonymous Coward 曰く、"
既にゲーム系の掲示板では話題になっている事であるが、任天堂とインテリジェントシステムズはティルナノーグとエンターブレインを提訴したそうだ。その内容は、ティルナノーグ開発の「ティアリングサーガ」が「ファイアーエムブレム」と非常に酷似していて、不正競争防止法および著作権法違反だというものだ。
任天堂が裁判に堅いのは周知の事実であるが、
ゲームキューブ発売まで2ヶ月とないこの時期に提訴することへの影響などはあったりするのだろうか。
スラッシュドットの皆さんの意見をきいてみたい。"
またエンブレか (スコア:3, 興味深い)
といった感はありますね。ここは権利関係の処理が本当に下手で、訴訟を起こされるまで放置を続けるのが、ある種伝統になっている感があります。「ダービースタリオン」の騎手名に関するトラブルとか(あれはまだアスキー本体のころですが)。
インテリジェントシステムに残って、もうちょっと加賀さんが踏ん張っていれば、ゲームキューブでファイヤーエムブレムを作る機会もあったんじゃないのかなあ。内部の事情は見えませんからなんともいえませんが、N64と64DDに失望して新会社を設立し、PSへソフトを出そうということだったんでしょうかねえ。GCが見えてきた昨今では、なんだか切ないです。
それにしても、こういうトラブルをなくすのもゲームパブリッシャーとしての役割の一つだろうに、体質の変わっていないアスキーET事業本部、じゃなくてエンターブレインというところにはつくづく失望させられました。
Re:タクテクスオーガとFFTは? (スコア:2, 参考になる)
ごっそり引き抜いて作ったはずです。
オウガ自体の版権はQUESTが持っていたのですが、
ほかの会社に権利を売ってしまったはずです。
(商標は現在もクエストが持っているもよう)
FFTは見た目タクティクスと一緒ですが、キャラクター
などはFFものを使っているし、システム上一緒でも
あまり問題にされなかったのではないでしょうか。
今回の事件は、いかにもPSでFEが出るというように
誤解させて且つそれなりに売れてしまっている。
任天堂としては、本来得られるはずのビジネスの機会
と利益を失ったので訴えを起こした・・・という感じ
でしょうか。
Re:ユーザの視点 (スコア:2, 興味深い)
そもそも、今はやる事いっぱいあって、ゲームに何時間も費やす習慣がある人間はどんどんいなくなっている、と調査で出ている、という報告を見た事が。
みなさんはどうでしょうか。
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#そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
引き抜きの実情は…… (スコア:2, 参考になる)
開発スタッフが似通っていればFFTがタクティクスオウガとシステムが似かよってくるのは当然ですが、FFTをオウガの続編と思い込む人はいませんよね。今回はそのあたりが問題かと。テイルズとスターオーシャンが続編だとも思いませんしね。
よくまとまった情報源 (スコア:2, 参考になる)
今回の件に関してはdf maniaxの特設ページが一番良くまとまっているようです。ご参考までに。
たしか開発者が… (スコア:1)
会社を起こし、製作されたのがティアリングサーガだったと思いました。
内容が酷似していると言われれば当たり前か!?
-- nokun
タクテクスオーガとFFTは? (スコア:1)
こっちは訴えられたとかいうのを聞いたことありませんが、
任天堂的にはどうなんでしょう?
個人的には、ティアリング・サーガ買いましたけど、
ずっと、PS版FEだと思ってました。
スタッフもFEを作ったスタッフがそのままやってるんだとばっかり思っていたのですが。
そういう誤解をして買ってしまった人はかなり多いと思うので、
ある意味ユーザに誤解を与えるゲームではあるということなんでしょうか。
てっきり私は… (スコア:1)
まあ、そういう印象を与えるあたりが紛らわしくてイカンのんでしょうが、しかしまあ…世の中こういうそっくりさんソフトはいっぱいありますね。業界の事情には詳しくない(笑)ので詳細は省きますが。
ユーザの視点 (スコア:1)
どちらも面白いモノであれば、この系統のゲーム(ファンタジーSLG?)のユーザ層を広げ市場規模を拡大する事になるだろうし、しいては双方の企業にとっても将来的な利益に繋がるのでは。
それより、訴えた会社も訴えられた会社も、イメージを悪くするだけだと思うのですけどネ。
子供に夢を!
Re:ユーザの視点 (スコア:1)
アルファシステムの芝村氏も任天の企画体制を嫌っていました。身体に障害をもつこどもに配慮すると怒られるとか。
Re:てっきり私は… (スコア:1)
いえ、そういう勘違いをしてしまっても不思議はありません。現に発売前に載ったファミ通の加賀氏インタビューでは、ファイヤーエムブレム制作時の話もフィーチャーされていたと記憶しています。明確に「任天堂とは話をつけてある」とまで書いてあったかは記憶してませんが、あれをチラッと見る限りでは、「ああ、話はついてるのね」と思ってしまうのは不思議でもなんでもないでしょう。
Re:ユーザの視点 (スコア:1)
感情的な面からいうと「うわ、えげつな」なんですが、その行動には一理あるかな、とは思っています。ただ、ポケモン同人誌の件はやりすぎかな。でもディズニーと比較すればまだまだあまっちょろいほうでしょう。
Re:ユーザの視点 (スコア:1)
でも黙殺されてましたね。
あの本、TV シリーズのてんかん事件の話はちゃんとフォローしてるんだが。
Re:ユーザの視点 (スコア:1)
"エンブレムサーガ"という名前だったみたいです。
そりゃ任天堂に目もつけられますわな、という気もします(苦笑)。
さすがに名前は変えたみたいだけど、あからさまに便乗を
狙ってるんだし、両者間の交渉も決裂してるみたいだし、
そりゃ裁判なんかないほうがいいに決まってるけど、この場合は
さすがに任天堂も訴えざるをえないでしょう。
ごにい(ろぐいんするのなんかげつぶりだろう)
Re:ユーザの視点 (スコア:1)
確かに、多くのゲームクリエイターの方も危惧されていますね。特に若年層は時間だけでなくお金も携帯電話につっこんでしまって、ゲームまではとてもとても、という。
ゲームボーイとゲームボーイアドバンスは、特に携帯電話と一騎打ちで対決している印象があります。もしかするとゲームボーイは、メル友と頻繁にメールのやり取りをしない、ゲームジジイが電車の中でプレイするものなのかもしれません :^P
# そしてボクもその一人
Re:ユーザの視点 (スコア:1)
閑話休題。
問題は、何でまた今更訴えることにしたのか、といったことでは?ファミ通で張られていたキャンペーン中にでも警告を出して、もっと話し合う機会はあったと思います。
まぁeb!が強引に見切り発車したということも十分考えられますが。 A game is a game is a game.
勝つて言はず、敗れて語らず、
謙譲を崇ぶ者は君子也、怨怒を起す者は小人也。
Re:ユーザの視点 (スコア:1)
いきなり「ティアリングサーガ」とタイトルの名前を
変えましたからね。
しかも、その主人公リュナンの髪の色が青→茶色に
変わっていました。
最初は「エムブレムサーガ」が「ゼノサーガ」とまぎらわらしいから変えたのかなと思っていました。
#実際、ゲームショップの人に同時期「ゼノサーガの
#予約をしたいと言ったら「エムブレムサーガ」だと
#間違われた事がある。
本当の所はこのままだと任天堂に訴えられそうだから、
タイトルだけでも変えておこう、としたのではないの
かな?と思いました。
いずれにしても、実際にやってみるとわかりますが
ファイアーエムブレムシリーズをやっている人には
にやりとさせられる名前がたくさん出てきます。
マルス、ガーゼル、ロジャー、トムスとか。
Re:ユーザの視点 (スコア:1)
こちらによると、任天堂側は十分対処したものと思います。
この時期に提訴したのは... もしかして十分に売上を
上げてからのほうが余計損害賠償ふんだくれたりとか、
そういう事情があるんですかね、やっぱ(汗)。
ごにい(ろぐいんするのなんかげつぶりだろう)
任天堂のインベーダー (スコア:1)
もうチョット大目に見てやって良い気もするのですが。
Mc.N
Re:ユーザの視点 (スコア:1)
まぁ発売後に実物をじっくりと検証した上で、勝てるという見込みを得るのに時間をかけたという見方もできますけど、それにしても市場に出てから2ヶ月も経ってますからねぇ。
しかし、こういう事件が起こるたびに思うのは、ユーザは常に蚊帳の外なんだなぁ……ということです。当たり前と言われればそうなんですが、ちょっと寂しいですね。
-A game is a game is a game-
勝つて言はず、敗れて語らず、
謙譲を崇ぶ者は君子也、怨怒を起す者は小人也。
ドンキーコング池上通信機問題 (スコア:1)
ですか。確かに池上と任天堂の間で訴訟はありましたが、真相は藪の中なんですよ、これの話は。このような見解もあって、機会があったら調べてみようと思っています。少なくとも「ドンキーコングは池上の作ったもので、宮本茂はかかわってない」と言い切ることは難しいんですよ。
# もちろん、当事者は知ってるんでしょうが。
新しいFEを出さないほうが悪い (スコア:1)
Re:タクテクスオーガとFFTは? (スコア:0)
ま (スコア:0)
またやってんの?
いいかげんにしたらどう?
Re:任天堂のインベーダー (スコア:0)
Re:ユーザの視点 (スコア:0)
具体的にどんな話だったのでしょうか?
Re:ユーザの視点 (スコア:0)
色盲の子どもがプレイするのを考慮して、
色で判別する要素を無くす設計をしたいと企画したところ
(アルファシステムはゲームの外注を請け負う会社です) 、
そんな所に力を入れるなと却下されたらしいです。
お金にならないから。
Re:ユーザの視点 (スコア:0)
有るわけではなく焦点は「作品の続編をにおわせるような広告宣伝」にあるようです。
ですから、重点は著作権侵害ではなく不正競売法の方でしょう。
逆にこの裁判で任天堂側が敗訴となれば
他社からクリエイターを(一人でも良いので)引き抜き
他社のブランドに便乗してゲームを売る、という事が可能になってしまいます。
これが通ると業界そのものが崩壊しかねません。
(例えばドラクエで有名な堀井氏を引き抜いて
勝手に「ドラクエサーガ」という作品を作り売ってしまうという状況を想像されると分かりやすいと思われます)
また、発売後に訴えたのは、逆に発売されないと(現物が無いと)訴訟にはなりませんし、被害も
算出できないものと思われます。
また証拠固めなどにも時間がかかったのでしょう。
この問題については、任天堂が訴えをおこすのは当然の行為であると個人的には考えてます。
Re:ユーザの視点 (スコア:0)