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任天堂が遂に提訴、真意や如何に 29

ストーリー by kazekiri
仁義なきゲーム業界 部門より
Anonymous Coward 曰く、" 既にゲーム系の掲示板では話題になっている事であるが、任天堂とインテリジェントシステムズはティルナノーグとエンターブレインを提訴したそうだ。その内容は、ティルナノーグ開発の「ティアリングサーガ」が「ファイアーエムブレム」と非常に酷似していて、不正競争防止法および著作権法違反だというものだ。 任天堂が裁判に堅いのは周知の事実であるが、 ゲームキューブ発売まで2ヶ月とないこの時期に提訴することへの影響などはあったりするのだろうか。 スラッシュドットの皆さんの意見をきいてみたい。"
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  • by kuchiki (287) on 2001年07月26日 13時15分 (#9622) ホームページ

    といった感はありますね。ここは権利関係の処理が本当に下手で、訴訟を起こされるまで放置を続けるのが、ある種伝統になっている感があります。「ダービースタリオン」の騎手名に関するトラブルとか(あれはまだアスキー本体のころですが)。

    インテリジェントシステムに残って、もうちょっと加賀さんが踏ん張っていれば、ゲームキューブでファイヤーエムブレムを作る機会もあったんじゃないのかなあ。内部の事情は見えませんからなんともいえませんが、N64と64DDに失望して新会社を設立し、PSへソフトを出そうということだったんでしょうかねえ。GCが見えてきた昨今では、なんだか切ないです。

    それにしても、こういうトラブルをなくすのもゲームパブリッシャーとしての役割の一つだろうに、体質の変わっていないアスキーET事業本部、じゃなくてエンターブレインというところにはつくづく失望させられました。

  • by jayk (2070) on 2001年07月26日 13時37分 (#9631)
    FFTはスクウェアがオウガバトル作ったメンバーを
    ごっそり引き抜いて作ったはずです。
    オウガ自体の版権はQUESTが持っていたのですが、
    ほかの会社に権利を売ってしまったはずです。
    (商標は現在もクエストが持っているもよう)

    FFTは見た目タクティクスと一緒ですが、キャラクター
    などはFFものを使っているし、システム上一緒でも
    あまり問題にされなかったのではないでしょうか。

    今回の事件は、いかにもPSでFEが出るというように
    誤解させて且つそれなりに売れてしまっている。
    任天堂としては、本来得られるはずのビジネスの機会
    と利益を失ったので訴えを起こした・・・という感じ
    でしょうか。
  • by Average (3404) on 2001年07月26日 13時44分 (#9633) 日記
    今現在の話でいうと、むしろ重厚長大ゲームではなく、単純な使用時間からいうと、携帯の方が怖いのでは。
    そもそも、今はやる事いっぱいあって、ゲームに何時間も費やす習慣がある人間はどんどんいなくなっている、と調査で出ている、という報告を見た事が。
    みなさんはどうでしょうか。
    --
    -----------------
    #そんなワタシはOS/2ユーザー:-)
  • by kaminari (3331) on 2001年07月26日 15時43分 (#9651)
    いかにもスクウェアが悪玉、みたいな説がまかりとおっているんですが実際は少々違うようです。もともとQUESTを退社する意向だったオウガシリーズのプロデューサー松野泰己さんがスクウェアへ移籍、その後松野さんが古巣のチームに声をかけたというのが真相だそうで「そういう意味では私が引き抜いたということになりますね」とご本人が雑誌でのインタビューで語っておられました。

    開発スタッフが似通っていればFFTがタクティクスオウガとシステムが似かよってくるのは当然ですが、FFTをオウガの続編と思い込む人はいませんよね。今回はそのあたりが問題かと。テイルズとスターオーシャンが続編だとも思いませんしね。
  • by kuchiki (287) on 2001年07月27日 17時45分 (#9897) ホームページ

    今回の件に関してはdf maniaxの特設ページが一番良くまとまっているようです。ご参考までに。

  • ファイアーエムブレムの制作者の方(指揮していた人)が独立して
    会社を起こし、製作されたのがティアリングサーガだったと思いました。

    内容が酷似していると言われれば当たり前か!?

    --
    -- nokun
  • タクテクスオーガとFFTもかなりそっくりに見えるんですが、
    こっちは訴えられたとかいうのを聞いたことありませんが、
    任天堂的にはどうなんでしょう?

    個人的には、ティアリング・サーガ買いましたけど、
    ずっと、PS版FEだと思ってました。
    スタッフもFEを作ったスタッフがそのままやってるんだとばっかり思っていたのですが。
    そういう誤解をして買ってしまった人はかなり多いと思うので、
    ある意味ユーザに誤解を与えるゲームではあるということなんでしょうか。
  •  既に任天堂の許可は得て、というか任天堂の協力を得て作ったものとばかり思っていました(恥)

     まあ、そういう印象を与えるあたりが紛らわしくてイカンのんでしょうが、しかしまあ…世の中こういうそっくりさんソフトはいっぱいありますね。業界の事情には詳しくない(笑)ので詳細は省きますが。

  • by Suketta (4120) on 2001年07月26日 13時02分 (#9620)
    ゲームの歴史は模倣と着想の繰り返しですよね?今更……
    どちらも面白いモノであれば、この系統のゲーム(ファンタジーSLG?)のユーザ層を広げ市場規模を拡大する事になるだろうし、しいては双方の企業にとっても将来的な利益に繋がるのでは。

    それより、訴えた会社も訴えられた会社も、イメージを悪くするだけだと思うのですけどネ。
    子供に夢を!
  • by Anonymous Coward on 2001年07月26日 13時17分 (#9625)
    任天はポケモン同人でもえげつない晒し上げを行いましたし、個人的にはもっとも夢から遠いベンダーだと思っています。

    アルファシステムの芝村氏も任天の企画体制を嫌っていました。身体に障害をもつこどもに配慮すると怒られるとか。
  • いえ、そういう勘違いをしてしまっても不思議はありません。現に発売前に載ったファミ通の加賀氏インタビューでは、ファイヤーエムブレム制作時の話もフィーチャーされていたと記憶しています。明確に「任天堂とは話をつけてある」とまで書いてあったかは記憶してませんが、あれをチラッと見る限りでは、「ああ、話はついてるのね」と思ってしまうのは不思議でもなんでもないでしょう。

  • たしかに、任天堂はかなり厳しいソフトの品質管理を行う会社です。それは内部だけにとどまらず、外向きも同様。米国では違法コピー訴訟のために弁護士が全米を走り回って勝訴を勝ち取りまくりました。その後その弁護士は現地法人であるNOAの社長だか副社長に就任したんだったかな。

    感情的な面からいうと「うわ、えげつな」なんですが、その行動には一理あるかな、とは思っています。ただ、ポケモン同人誌の件はやりすぎかな。でもディズニーと比較すればまだまだあまっちょろいほうでしょう。

  • ポケモン同人誌の話といえば、「親子で読めるビジネス書」こと「ポケモン・ストーリー」
    でも黙殺されてましたね。
    あの本、TV シリーズのてんかん事件の話はちゃんとフォローしてるんだが。
  • GAMESPOTによれば訴えられたティアリングサーガというゲームは
    "エンブレムサーガ"という名前だったみたいです。
    そりゃ任天堂に目もつけられますわな、という気もします(苦笑)。

    さすがに名前は変えたみたいだけど、あからさまに便乗を
    狙ってるんだし、両者間の交渉も決裂してるみたいだし、
    そりゃ裁判なんかないほうがいいに決まってるけど、この場合は
    さすがに任天堂も訴えざるをえないでしょう。
    --
    ごにい(ろぐいんするのなんかげつぶりだろう)
  • 確かに、多くのゲームクリエイターの方も危惧されていますね。特に若年層は時間だけでなくお金も携帯電話につっこんでしまって、ゲームまではとてもとても、という。

    ゲームボーイとゲームボーイアドバンスは、特に携帯電話と一騎打ちで対決している印象があります。もしかするとゲームボーイは、メル友と頻繁にメールのやり取りをしない、ゲームジジイが電車の中でプレイするものなのかもしれません :^P

    # そしてボクもその一人

  • by Rosh (170) on 2001年07月26日 18時42分 (#9691)
    お約束の突っ込み。エ「ム」ブレムサーガです。
    閑話休題。
    問題は、何でまた今更訴えることにしたのか、といったことでは?ファミ通で張られていたキャンペーン中にでも警告を出して、もっと話し合う機会はあったと思います。

    まぁeb!が強引に見切り発車したということも十分考えられますが。 A game is a game is a game.
    --
    勝つて言はず、敗れて語らず、
    謙譲を崇ぶ者は君子也、怨怒を起す者は小人也。
  • もともと、「エムブレムサーガ」で発売前に
    いきなり「ティアリングサーガ」とタイトルの名前を
    変えましたからね。
    しかも、その主人公リュナンの髪の色が青→茶色に
    変わっていました。

    最初は「エムブレムサーガ」が「ゼノサーガ」とまぎらわらしいから変えたのかなと思っていました。

    #実際、ゲームショップの人に同時期「ゼノサーガの
    #予約をしたいと言ったら「エムブレムサーガ」だと
    #間違われた事がある。

    本当の所はこのままだと任天堂に訴えられそうだから、
    タイトルだけでも変えておこう、としたのではないの
    かな?と思いました。

    いずれにしても、実際にやってみるとわかりますが
    ファイアーエムブレムシリーズをやっている人には
    にやりとさせられる名前がたくさん出てきます。
    マルス、ガーゼル、ロジャー、トムスとか。
  • これは恥ずかしいミスを(汗)。

    こちらによると、任天堂側は十分対処したものと思います。

    この時期に提訴したのは... もしかして十分に売上を
    上げてからのほうが余計損害賠償ふんだくれたりとか、
    そういう事情があるんですかね、やっぱ(汗)。
    --
    ごにい(ろぐいんするのなんかげつぶりだろう)
  • by Mc.N (3705) on 2001年07月26日 21時13分 (#9717) 日記
    昔は自分達だってパチもん作ってたのにね。
    もうチョット大目に見てやって良い気もするのですが。
    --
    Mc.N
  • by Rosh (170) on 2001年07月26日 21時25分 (#9724)
    なるほど。記事のポインタありがとうございます。
    まぁ発売後に実物をじっくりと検証した上で、勝てるという見込みを得るのに時間をかけたという見方もできますけど、それにしても市場に出てから2ヶ月も経ってますからねぇ。

    しかし、こういう事件が起こるたびに思うのは、ユーザは常に蚊帳の外なんだなぁ……ということです。当たり前と言われればそうなんですが、ちょっと寂しいですね。

    -A game is a game is a game-
    --
    勝つて言はず、敗れて語らず、
    謙譲を崇ぶ者は君子也、怨怒を起す者は小人也。
  • ですか。確かに池上と任天堂の間で訴訟はありましたが、真相は藪の中なんですよ、これの話は。このような見解もあって、機会があったら調べてみようと思っています。少なくとも「ドンキーコングは池上の作ったもので、宮本茂はかかわってない」と言い切ることは難しいんですよ。

    # もちろん、当事者は知ってるんでしょうが。

  • by Anonymous Coward on 2001年07月26日 13時35分 (#9628)
    あれはチームごと買収したのでは
  • by Anonymous Coward on 2001年07月26日 21時39分 (#9730)

    またやってんの?
    いいかげんにしたらどう?

  • by Anonymous Coward on 2001年07月27日 0時44分 (#9772)
    それどころか、ドンキーコングのオリジナルは任天堂ではないはず。
  • by Anonymous Coward on 2001年07月27日 1時00分 (#9773)
    >身体に障害をもつこどもに配慮すると怒られるとか。

    具体的にどんな話だったのでしょうか?
  • by Anonymous Coward on 2001年07月27日 5時46分 (#9806)
    BBSで答えていた内容なのでポインタがありませんが、
    色盲の子どもがプレイするのを考慮して、
    色で判別する要素を無くす設計をしたいと企画したところ
    (アルファシステムはゲームの外注を請け負う会社です) 、
    そんな所に力を入れるなと却下されたらしいです。
    お金にならないから。
  • by Anonymous Coward on 2001年07月27日 16時01分 (#9868)
    今回の訴訟の要点はいわゆる「パクリ」に重点が
    有るわけではなく焦点は「作品の続編をにおわせるような広告宣伝」にあるようです。
    ですから、重点は著作権侵害ではなく不正競売法の方でしょう。

    逆にこの裁判で任天堂側が敗訴となれば
    他社からクリエイターを(一人でも良いので)引き抜き
    他社のブランドに便乗してゲームを売る、という事が可能になってしまいます。
    これが通ると業界そのものが崩壊しかねません。
    (例えばドラクエで有名な堀井氏を引き抜いて
    勝手に「ドラクエサーガ」という作品を作り売ってしまうという状況を想像されると分かりやすいと思われます)

    また、発売後に訴えたのは、逆に発売されないと(現物が無いと)訴訟にはなりませんし、被害も
    算出できないものと思われます。
    また証拠固めなどにも時間がかかったのでしょう。

    この問題については、任天堂が訴えをおこすのは当然の行為であると個人的には考えてます。
  • by Anonymous Coward on 2001年07月29日 23時46分 (#10188)
    でも、やっぱり任天堂の販売するソフトは普通に面白と思うよ。 夢に近いベンダーも思い付かないなあ。 まあ、そんなにゲームとか詳しい訳じゃないけど。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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