「ISO9000」、活かされていますか? 115
ストーリー by Oliver
実装間違えばUSO800 部門より
実装間違えばUSO800 部門より
rurotami 曰く、 "slashdot諸氏はISO9000という規格をご存じだろうか。ISO9000は「品質マネジメントシステム」という規格である。もともとは製品の品質を維持・向上していく「しくみ」を組織に実装するのが目的であったが、最近では「品質」を「顧客満足」に読み替えて、製造業以外のサービス業などにも適用できるようになった。このISO9000が組織に正しく実装されていることを証明する「ISO9000認証」が入札の条件となっていることもあるため、多くの企業がISO9000認証を取得していることと思う。
しかし、入札の条件であるからといった理由で「仕方なく」取得した組織では、規格の本質を理解しないまま無理に実装しようとするため、単に現場が審査機関に見せるドキュメントを作成するだけという、現場にとっては迷惑な規格になってしまっているのではないだろうか?
最近では洲本市のように地方自治体などがサービス向上のために取得するケースもあったりするが、slashdot諸氏の属する組織では、ISO9000は活かされているだろうか。?
同様の規格であるISO14000(環境マネジメントシステム)、ISO17799(情報セキュリティマネジメントシステム)などについても、現場でどのように取り組まれているか、またこれらのマネジメントシステムそのものについての不満などもご意見頂きたい。"
メリットはありました (スコア:3, 興味深い)
メリットもかなりあります。
ISO9001でもISO14001でも正式な業務フローを定義してます
ので、仕事は原則としてすべて統一されたフォーマットで記録が
残るようになり、トラブル時など後からフォローするのが楽に
なりました。
まあ、これは今までの体制がなってなかったとも言えますが、
副次的なメリットとして、社内からの迷惑な、あるいは理不尽な
依頼に対しても「わかりました、じゃあ具体的な内容を○○の
フォーマットに記入して教えてもらえますか」と応答すれば、
さすがに書面で責任者の印鑑まで取って無理難題を言って
来る人はほとんどいなくなりました。
Re:メリットはありました (スコア:1, すばらしい洞察)
やり方は違え、よくやりません?例えば、「本当にやってほしかったら、あなたの上司経由で依頼をだいてくれ」、とかいうのはよく言うけどね。
本当にちゃんとしたエスカレーションパスを通す要求であれば、実際必要な要求なのでしょう。大して高いバーでもないので、「じゃ、いいや」って言うんであれば、本当は必要な仕事じゃないんですよ。
Re:メリットはありました (スコア:2, すばらしい洞察)
時の業務フロー定義に参画してないんではないでしょうか。
もしそうなら「あんなフロー現実的じゃない」とか「こんな フォー
マット使えるかよ」とはならないのではないかと思うのですが。
ISO取得後の運用が失敗する典型例として、コンサルタントが
真っ先に挙げていたのが、特定の部署あるいは人だけが関わる
形で取得してしまうというパターンです。
で、結局現場には根付かずに定期審査前に慌てるという。
「上から下まで話が綺麗に「繋がる」ようになってないと駄目」、
そう、これこそまさにISOの要求しているところなんです。
だから、そうなるようにフローなりフォーマットを定義するのが
各部署の仕事ではないでしょうか。
あ、ここにコメントつけましたけど、G7さん個人に対しての意見
というわけじゃないです。すみません。
活かしてます (スコア:3, すばらしい洞察)
担当者毎・顧客毎に微妙に違っていた仕事の進め方を標準化し、顧客要求や顧客へのアウトプットやその審査の内容と結果、不適合・苦情が発生した場合の対応や是正処置、そのフォローアップ、内部監査、品質向上のために継続的に要領・手順や諸々の書類様式の問題点・業務の実態に即していない部分・顧客の要望を抽出し改訂…もちろん改訂にも審査や協議や承認や登録や周知やらの手続きがあり…云々。
記録に残さなければいけない事柄は飛躍的に増えたが、品質を維持・向上する仕組みと意識はしっかりと職場に根付いたと思える。本当に品質管理をやろうと思えばISO9000の規定する仕組みはとても真っ当であり分かりやすい。
逆に、今までこれをやらずに仕事してたんだなあと今さらながら呆れるやら恐ろしいやら。ていうかもうあの頃には戻りたくない。
業務の実態に合わせた品質管理のやりかたを最初にきちんと考えて構築する、ということが重要なのだと思います。あと、きちんとISO9000を活用できる品質管理のスキームを構築させた実績のあるコンサルタントに助言してもらうこと。
まあ多少なりともISO9000が規定する仕組みに合わせる必要があるわけですが、それはISO9000自体が「こういう風にやっとけば品質管理はばっちりですよ」という規格なのだから当然と言えば当然。
でも、ISO9001の認証取ってないと取引しない、という風潮はなんか間違っていると思う。本来、品質管理は売り込む側の企業がウリにするポイントのはず。顧客としてはそれで品質管理が行われているという安心を得たいのだろうが、顧客の側にも品質管理が行われているかどうか見極める(監査に入るとか)くらいの意気込みがないと、実際にきちんと品質管理されてるかどうかは分からない。それは他のみなさんのコメントからも明らか。
逆に、ISO9000の仕組みを使わなくても、他の規格でも独自のスキームでも、きちんと品質管理できているところは胸張って仕事してよいし顧客も見るとこ見てきちんと評価すべし。
Re:活かしてます (スコア:1)
企業もありますね。
要は、品質管理をする仕組みがちゃんと確立されています、と胸を張れる状態であれば必ずしも必要なものじゃないし、
「規格取ってます」と対外的に言える状態にあるべし、と考えるかどうかは経営者の判断だと思う。
ウチは5年以上前からやっています。(確か)
いろいろなコメントが書かれていますが、一言二言三言...
・監査前に残業して書類作っている → 普段からドキュメント類が整っていればそんな事はならないはず。
・ただの面倒な作業 → 製品が出荷されたが設計図や仕様書が無かった、なんて事態は起きなくなるメリットはありました。
・無駄な書類が増えただけ → 必ずしも紙書類が必要な訳ではなく、例えば「当社は電子的にドキュメントを社内登録する
仕組みがあります」というのであれば、箱ファイルは不要です。
...という一方で、ウチの会社もハードウェア開発についてはISO化できているものの、
ソフトウェア開発部門については ISOをやっていません。
ISO900xシリーズって、結局の所、アジア圏の近年 "のしてきた" 企業や工場について、
それらが変な会社じゃなくて ちゃんとしているんだよ、って言えるためのルールを
与えてあげるための規格、みたいな面があるように思う。
でもね「定期監査」は監査者が厳しくチェックするか甘いチェックをするかによって合格/不合格が決まる、その監査者は
日本企業に対しては日本人、中国企業に対しては中国人、だったりするので、
企業側がいい加減 & 監査者も甘いチェック、の場合は「合格」になってしまうので、
ISO900xを取ってるからと言って必ずしも「信頼できる企業である」とは言えない。
で、採算は? (スコア:1)
おカネをかければいくらだって品質向上はできてあたりまえ。問題はそれをちゃんと収益につなげられて、はじめて「企業として」一人前、ということですよね。ISO9000も結局企業としての採算にあわなければ、あえて企業を潰してまで行うものではないからね。
製品の品質がいくら良くてもつぶれた企業は多々あるわけで。
で、数字でちゃんとここのところ、少しのごまかしも見落としもなく、チェックされましたか?その数字が出たとして、ちゃんとチェックできる能力のある人が複数で答えをだしましたか?
なにげに効果あったかも (スコア:3, 興味深い)
上司の無根拠な言っただろ?決めただろ?発言が減りました。
それでかえってキレられている気もしますが、
仕事の中身の問題については
効果があるような気がしなくもないです。
IDだと個人攻撃にとられかねないのでAC
不良が発生したときには有効ですよ (スコア:3, 参考になる)
ちゃんと書面で残るようにシステム化することは、良いことだ
と思います。うちも部品買うときには、相手がISO9000シリーズ
とってるところかどうかが重要な判定点になります。
不良が発生しても、記録をたどっていって、どこが悪かったの
か調べられます。原因がわかれば、どのように改善すべきか
検討し、その結論をまたマニュアル化…
ちゃんと機能してれば、絶対に良い方に回るはずです。
面倒っていえば、面倒なんですけど。
管理責任者からひとこと (スコア:3, 参考になる)
「ISO9000」って規格は「品質マネジメントシステム - 基本及び用語」。
「ISO9001」が「品質マネジメントシステム - 要求事項」。
記事に書くならせめて「ISO9000ファミリー(2000年版)」か、
「ISO9000シリーズ(1994年版)」って言ってくれないと。
ちなみに環境マネジメントシステムは1996年版が最新で、
「ISO14000シリーズ」って総称するのがお約束です。
それと、
> 最近では「品質」を「顧客満足」に読み替えて、
> 製造業以外のサービス業などにも適用できるようになった。
って微妙に違います。
一点目は、「顧客満足」は1994年版の頃からありました。
ただ、2000年版のように独立した要求事項としてあげられていないだけです。
二点目は、1994年版では「品質保証」に重点が置かれていたのが、
2000年版では「品質マネジメント」となり、
規格が要求する範囲が大きくなったんです。
また、規格の改訂に伴い、1994年版が製造業向けの表現で書かれていたのを、
より一般的な表現に置換えたので、サービス業などでも適用しやすくなりました。
(JIS Q 9001の和訳にはツッコミどころが多いけど)
決して「「品質」を「顧客満足」に読み替え」たわけじゃないし、
1994年版だってサービス業への適用は可能でしたよ。
たとえば医療機関でも人間ドックの検査内容の企画をするって意味で、
設計を含めたフルスペックで認証取得してるくらいでしたし。
品質にしても環境にしても、
マネジメントシステムを構築し、効果的な運用を行うためには、
事前に規格要求事項の本質を捉え、
自分の所属する組織のワークフローを分析し、
現状で規格要求事項を満たせるものと、
現状では足りない部分を明らかにしないと、
無駄な部分がたくさん出てきてしまいます。
マネジメントシステム(仕事のやり方・ルール)を変えるなんて、
そうそうめったにできないことなんですから(うざいでしょ?)、
抜本的に業務の改善を行う気持ちで、
最初の認証取得活動を行って欲しいですね。
不幸にも中途半端なシステムで走り出しちゃったところは、
もう一度規格要求事項を読込んで、
現在のシステムの問題点を洗い出し、
継続的改善に取り組んでいく必要があると思います。
認証取得より、その後の運用・維持の方がはるかに大変ですから、
認証取得時に充分な自社分析をせずに楽した分、
これから努力する必要があると思います。
ま、考えようによっちゃそういう組織って延びしろが大きいですから、
継続的改善のネタには困らないと思うんで、
ゆっくり着実にスパイラルアップしていくのがよいと思います。
長文でハズカシイのでAC
ISOの略 (スコア:2, すばらしい洞察)
S = 仕事が
O = 多くなる
Re:ISOの略 (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:ISOの略 (スコア:1)
[ 国際標準化機構 ] の大辞林(国語辞典)からの前方一致検索結果 [infoseek.co.jp]
#でも俺はアイエスオーの方が好き
1を聞いて0を知れ!
Re:ISOの略 (スコア:2, おもしろおかしい)
講師を招いたネットワーク関連の講習があって参加させられた。
で、「ISOと言えば?」
と聞いてくるんで9000の事を言いたいとは判りつつも
捻くれ者の私は
「ネジ」
と答えたら。
「ネジ?ネジはISOとは関係ないだろ?」
と堂々と答える講師。
あきれて反論する気も起きなかったが。
Re:ISOの略 (スコア:1)
iMac = イソマック
imode = イソモード
鏡に写せばiMacもimodeも光学異性体なんだよ、と大学同期の飲み会で訳わからん会話してました。
And now for something completely different...
インチキ宗教と同じ (スコア:2, 興味深い)
書類さえ整えておけばどんなデタラメやってたって審査官は見抜けやしないさ。だって、その分野のシロウトが、書類審査するだけなんだぜ。見抜ける訳が無いさ。だから書類さえ調えておけば、絶対に大丈夫さ。ISO9000 は取れるよ。業務や品質という点では無駄そのものだが。
あまりに弊害がヒドく、誰の目にも矛盾が見えてきたので最近は教義を少し変えて(2000年版とか)きて、むしろ昔の日本の QC 活動に似てきたようだが。 (昔流行って、今は下火の QC 活動にさえ負けているような品質改善運動なわけだ)
ISO9000 って、ヤクザのみかじめ料みたいな物さ。マスコミはこんな物を担いでいないで、はやく実態を理解してほしいね。
意味なし (スコア:1, 興味深い)
Re:意味なし (スコア:2, 興味深い)
以前, 入札の書類みたいなのを見たことがありますが、
ISO9000 を取得している企業に受注が限られていたりして、
後で"なんでこんな会社を選んだ"と言われないようにする
ためじゃないかと思いました.
"ISO9000を取得してるから信頼した"で言い訳できそうだし。
Re:意味なし (スコア:2, 参考になる)
キングファイル一冊(10cm)のドキュメントがついてきました。
しっかり、ドキュメント作成費なんてのも盛り込んでありました。
中身といえば、裏紙を束ねただけのような、屑ドキュメント。
プリントミスも平気で束ねてあって、
作成者も発注者も中を読まないことを前提としているような。
ISO9000 無視していいから、ドキュメント作成よりも
納品ソースの品質に注力してほしいですね。
納品ソースも、定型コメント(作者とか日時とか)だけしか
かいてなくて、動作に関係するコメントはゼロ。
コイツの書いたソースは棄てみたいな役にしか立たないコメントでした。
今の会社に来るまでは、こんなソフト開発は「戦うSE」みたいな
本の笑い話の中だけだと思っていた。
発注する側もする側、それで発注側の上の方は満足してました。
とんでもない、会社だと思いました。
常にちゃんと書類整備しておけば (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:常にちゃんと書類整備しておこうとすると (スコア:1, 興味深い)
#嘘をつく訓練でしかなかったAC
Re:常にちゃんと書類整備しておけば (スコア:1)
もしくは、納期&金額が5-6割アップに・・・
Re:常にちゃんと書類整備しておけば (スコア:1)
…が、「まず認証取得ありき」で整備されたフォーマット群(使いづらいことこの上なし)が整備されててもいかんのよね。
書類が持つ「意味」を理解せずに「ほれフォーマット作ったぞ」じゃ仕事の妨げにしかならない。
#先日のサーベイランスで認証取り消しになるよう祈っているのでIDで。
Re:常にちゃんと書類整備しておけば (スコア:1)
あぁ…、そっちは随分前に取得済みです。
#今更どうしようもないのでID。
Re:常にちゃんと書類整備しておけば (スコア:1)
「監査前に」慌てないのも重要(?)なんでしょうけど、
問題は、その手順がそのまま、「仕事中に」慌てずに済むための道具として役立ってくれてるかどうか?でしょうね。
もし、本筋の仕事に微塵も役立ってないのだとすれば、
マジメ(?)に事前準備してる組織は単に準備のコストをドブに捨ててるだけってことになるし、
不真面目に一夜漬け準備する組織はゴクローサンってことになるだけ。
役に立たない中身レスのドキュメントを書かせるのはいい加減やめて欲しいのでG7。こちらは多分ISOとは無関係ですが…
ソフトについて言えば、
結局はプログラマの「思考の過程」が(ソース以上に!)見えるものでないと
ドキュメントとして残す意味が無いと思うんだが、そういうものも
「誰が書いても同じ」になるように体裁を整えられるものなんだろうか?
むしろその人間のオリジナリティの有りかたが伺えることが重要じゃないかとすら思う。
かつ、「何書いてるか他人にはわけわからん」じゃ困るのも確かなので、
書かれたものは他人も読む。判らなければ判るようにする(直してもらうなりなんなり…)。
規格に従ってるかどうかとかじゃなく、周囲の人間が読んで判るかどうかで、その価値を判断する。
…ということをやっとけば、「生きた」ドキュメントになると思うのだが。
#つーことは、ペアプロならぬペア・ドキュメント書きをやればいいのかも。
Re:意味なし (スコア:1)
ISO14000の時もそうかも知れない。あの程度で認証されるんだから、際しょっから怪しいと思っても良いかも知れない。
思うに、認証料を先払い制にして、常に抜き打ち検査にすれば信頼できる規格なのかなと思うのだが...どうなんだろ。
Re:意味なし (スコア:1, おもしろおかしい)
かわいそうなので、私がUSO800を認定してあげます。
Re:意味なし (スコア:1)
>過労死やらISOの実態やらこれが日本企業の風潮なのね。
「一切の」情報持ち出しを禁止してる会社ってのは、やっぱり「内部告発」も禁止なんだろうか?と
ふと思ってみるテスト。
「当事者に禁止される」っていう概念がそもそも無意味であるのが、告発って奴だと思うのだが、
そういう場合に我々(?)としては、どう振舞ったらいいんでしょうね?
Re:意味なし (スコア:1)
>認証取得後に始めた品質管理とを二重化してやってるから?
以前も以後もどっちも、実際には役立たない建前だけの「管理」でしかないから
だったりして…
「管理」よりも「コトが旨く動くようにする」ことのほうが遥かに重要だと思うのでG7
あと「検査」は要るだろうね。ぜんぶまとめて「管理」なんて呼ぶと、アホ上司が
愚にもつかない手法を「管理」と名づけて安心しはじめるのがオチ。却って危ない。
ちなみにXPにはテストが有るわけだが。しかも究極(?)の早期テストが。
一時期… (スコア:1)
環境方針とか何とか、殆ど定型。
内容まで考えてくれ、って企業が多くて(苦笑)、
そんなんでいいのか、と疑問ではありましたが。
手間少なくて儲かったわい。(笑)
苦労しましたよ (スコア:1)
商品の設計や構成を変更したりとか(対応の為に)
現在でも同じ苦労はあるのでしょうか?
最初の頃 (スコア:1, 興味深い)
その工場の別ラインでは日本の某大メーカーのオーディ用小物を製造していましたが、MADE IN JAPANと刻印してありました。
台湾だからというんじゃなくて、ISO9000のありがたみもその程度ということですね。
その通り!!! (スコア:1, 興味深い)
以前の取引先から、ソフトの受注開発に関して大量のドキュメント作成も
追加された。サンプルを渡されて、
「内容はウソでもいいからこの形式で書いてください」
だと。
ISO導入を進める部門はソフト開発の事は何にもわからないので
ウソを書いてもわからないが、ドキュメントが形式通りでないと
激しいクレームをつけてくるとかで。
ならば必ず (スコア:1)
ある理由から仕方なく取得した ⇒ 規格を理解しない ∧ 規格を無理に実装する ⇒ 資格の維持のみに使用する
という根拠ない考えをしている。
JABEE (offtopic -1) (スコア:1, すばらしい洞察)
要するに (スコア:1)
「国産和牛」とか「遺伝子組換えでない」とかといっしょ。
ちゃんとしている会社もあるけど、していないところがかなり多く、
そういうところでは現場も上の人も偽装のオンパレードで
審査する側もそうと分かっているけど放置している
こんなかんじですかね?
1を聞いて0を知れ!
知ってる人に聞きたいのですが (スコア:1)
ISOで増えた事務処理の大半は同社のソフトウエア使いますよね?
で、気になったわけですけど。
# いや、釣りじゃなくてホントに聞きたいのでID。
Re:9000と14000と火災訓練と(オフトピ-1) (スコア:1)
Re:9000と14000と火災訓練と(オフトピ-1) (スコア:1, 参考になる)
体力使い果たしてその後仕事にならないです・・・。
Re:9000と14000と火災訓練と(オフトピ-1) (スコア:1)
Re:9000と14000と火災訓練と(オフトピ-1) (スコア:1)
>いざというときに他人を殺さないためにね。
それは、その避難訓練が「きちんと訓練になってる内容である」場合に限られる話っすね。
かたちばかりだったり、検証(ほんとに覚えたかどうか?を後でテストするとか(^^;)が無かったりすると、
避難訓練しましたというポーズでしかなくなっちゃう。
むしろポーズだけで(その組織が)自己満足しちゃって危険、かも知れない。
#ポーズだけのプロジェクト管理をされてるらしいのでG7。明らかに役に立たないドキュメントとか書くのにばかり時間取るし(T_T)
Re:9000と14000と火災訓練と(オフトピ-1) (スコア:1, 参考になる)
みんな仮病だって分かっているけど、ISOをまるで
勉強していないことも知っているので、誰も突っ込まず。。。
言い訳しとくと、うちは、ソフトウェア会社なんですが、
ISOのために古典的なウォーターフォール型の開発プロセスを
作られて困っています。上の方はもうISOを取得すること
しか考えてなくて開発効率なんて二の次なんですよね。
ドキュメントは作成するけど、開発手法は自己流で
やらせてもらってます。ISOのプロセス守ったところで
品質も効率も上がるとは思えん。
Re:9000と14000と火災訓練と(オフトピ-1) (スコア:1, すばらしい洞察)
業務の手順の明文化、実行した各段階の成果の明文化で、
あとから過程のトレースができるようにすることが
真意だったと思う。
アメリカなど頻繁に転職しまくりの社会で、人がどんどん
入れ替わって言ってもプロジェクトが頓挫したりしないよう
にと言う需要から生まれてきたのじゃなかったっけ?
だから当然余計な仕事は増えて効率は悪くなる。
べつに品質が良くなるわけでもない。ただ、ぽっと新たな人が
プロジェクトに入ってきたときに、あるいは担当者が
辞めてしまったときに、追いついたり、フォローがしやすくなる。
それだけ。
Re:9000と14000と火災訓練と(オフトピ-1) (スコア:1)
誰が作業しても一定の品質を維持できるようにすることが目的ですね。もともと、工場におけるプロダクト生産を前提にしたものです。生産ラインが並んでいる工場用の規格として読み直してみると、非常によく理解できると思いますよ。
> アメリカなど頻繁に転職しまくりの社会で、
ISO9000は、ヨーロッパ(イギリス)発ですね。米国企業は、ISO9000にはあまり関心を払ってないですね。
Re:9000と14000と火災訓練と(オフトピ-1) (スコア:1)
「誰が作業しても一定」は、目的としては同意できるんだけど、
それを実現する手段として工場生産を前提とした考え方を使っているのだとすれば、
「ウォーターフォールモデルというのは、実は誤用なのだそうです」 [nagaokaut.ac.jp]
という話(とそこからのリンク各種)を読めば十分に寒くなれます。
ソフトは生産じゃなく設計を見本(ってのか)にすべきものらしいので。
#こないだも使ったネタなんでG7。(これがもし本当なら)俺はかなりショック受けたので。
#みんなはショック受けないか?ペンタゴンが恨めしく思えてこないか?(笑)
考えてみたら、ソフトウェアを「大量」生産することなんて、無いですもんね。
我々が書くのはあくまでソースという名の設計図。
設計図なんて大量生産するものじゃないでしょう。設計図にしては大量に作ってるのかも知れないけど(笑)、
納入物を量産することに比べれば微々たる数です。
それを真の意味で「量産」するのは、たしかに、上記ページの下のほうにある「ソフトウェア設計とは何か?」で主張されてるように、
CPU様なんですよね。つまり完全自動化された(恐らく)完璧な工場が、既に常に(自分の机の上に)有る。
設計図を書いたり直したりする工程において、「誰が作業しても一定」になるような枠組みでないと駄目、ってことでしょうね。
#そういうの、有るんでしょうか?
>ISO9000は、ヨーロッパ(イギリス)発ですね。米国企業は、ISO9000にはあまり関心を払ってないですね。
イギリスね。階級社会ですか、と言ってみるテスト。
階級といえば、そういや昨夜だったかのNHKで、ドイツの教育制度の問題の話をやってました。
階級(生まれながらに決まる?)とはちょっと違うけど、悪い意味での能力別教育の問題の話だったようです。
10歳(小4?)くらいで、その後の進路の大枠を決めてしまう(労働者/技術者/管理者それぞれ向けの教育コースがはっきり分かれる)
ためなのか、特に労働者コースの子供らが無気力に陥ってるらしい。
それじゃ不味いってんで、教育のスタイルを選別じゃなく才能開発のほうにシフトしようか?とか考えてるところらしい。
Re:9000と14000と火災訓練と(オフトピ-1) (スコア:1, 興味深い)
表面的には、プロセスを作った側の問題だと思いますが、
統一的な開発プロセスを作らなきゃいけない(しかも大概急いで)
となったときにモダンなソフトウェア開発手法なんていうものを
知るはずもない会社のISO部門が陥りやすい罠ではないかと思います。
これは、今の急速なISO取得ラッシュの弊害と言ってもいいような気がします。
Re:9000と14000と火災訓練と(オフトピ-1) (スコア:1, おもしろおかしい)
#嘘をつくのが下手なだけなんですが・・・。
Re:9000と14000と火災訓練と(オフトピ-1) (スコア:1)
だとすればまあ確かに、組織外に通用する(=その存在が認知され得る)「仕事」ではありませんが。
Re:プライバシーマーク (スコア:2, 参考になる)
調査していると、「最初の取得だけなら金払うだけで、ほとんど取れる」みたいに聞くことも多いし、
でも、どうやら継続審査を乗り切るのは難しいらしく、そのため、最初の審査から色々とツッコミどころを
残しておき、そこを次回以降改善し、継続していく、などという話も聞きます。
なんか、こんな話を聞いたりしてると、ホントにこんな認証に意味なんてあるのか!?
とつねづね感じてしまいます。
・・・うーん、なんか、見知らぬどこかが儲けるための仕組みかとも勘繰ってしまいそうです。
Re:申請料 (スコア:1, 参考になる)
審査人一人頭、一日50万~100万ベースで2日~3日かかります。
その他経費は別途です。
そんなに安くは無いですが
一企業のイメージアップで考えるとお買い得です。
ちなみに、ISO認定業者も他国の認定業者とは違う振る舞いをします
っというのが、認定して何ぼの世界ですので
お金さえ出せば、認定してもらえます。
(そんな状態ですので、審査でおちる企業はよっぽどです)
Re:そもそも (スコア:1)
>取引対象からはずす、もしくは見下す判定をしています。
情報処理2種みたいなもんですか。
持っている奴ほど使えないという。
#正確には「資格を持っている事をアピールする奴」が使えないのであって、
#多くの取得者はそれなりの水準に・・・あるはず。<なんだその間は