2010年、IntelのCPUは32コアに 107
ストーリー by kazekiri
どこまでも続く 部門より
どこまでも続く 部門より
KuRo-CaT曰く、"T G Dailyによると、Intelが2010年には32コアのCPUを出すとのこと。開発コードネームは「Keifer」とのことです。単純にクロック上げてコア増やせば良かろうという訳でも無いのでしょうが、それ以前に廃熱や消費電力が気になります。また、リンク先の文の文頭に" Five years ago, Intel envisioned processors running at 20 GHz by the end of this decade."と有るのも気になります。タレコミ子は、英語が得意というわけでもないのですが、訳したところ「5年前、インテルはこの10年の終わりにはプロセッサが20GHzで動作すると予測した」となりました。(間違っていたらごめんなさい。)
飛躍的な進化を続ける半導体の世界は今後どうなっていくのかと思いました。"
ミスリードしないでください. (スコア:5, 参考になる)
オリジナルの記事の内容は,
5年前,intelは2010年にはプロセッサは20GHzで動作するだろうと予測していた.
↓
でも,20GHzのプロセッサが現実的な解でないことが次第に明らかになってきた.
↓
そこで,クロックをあげることよりもコア数を増やす方向にintelは作戦を変えた.
って話です.
Re:ミスリードしないでください. (スコア:1, おもしろおかしい)
INTELが言う事は、製品が出てくるまでは… (スコア:4, 参考になる)
2001年2月 - 2003年、インテルプロセッサーは5GHzに
ttp://ascii24.com/news/i/topi/article/2001/02/27/623627-000.html
2002年2月 - 「2003年には,すべてに妥協しないPCを」とIntel。4GHz動作のデモも披露
ttp://www.itmedia.co.jp/news/0202/28/idf_desktop.html
2002年2月 - IDF:2003年後半には10GHz動作CPU 「Prescott」登場へ
ttp://bizns.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/search/wcs-bun.cgi?ID=171994&FORM=biztechnews
2003年2月 - Prescott/Tejasは5GHz台、65nmのNehalemは10GHz以上に
ttp://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0227/kaigai01.htm
2003年11月 - 米インテル社長:「来年中には、Prescottで4GHz」
ttp://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20062144,00.htm
2004年7月 - インテル、今度は4GHz版Pentium 4のリリースを延期
ttp://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20070140,00.htm
2004年10月 - インテル、4GHz Pentiumの開発を断念
ttp://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20075171,00.htm
Re:INTELが言う事は、製品が出てくるまでは… (スコア:2, すばらしい洞察)
結局はNetBurstこけちゃいました、ごめんね。
ってだけのことでしょ?
Re:INTELが言う事は、製品が出てくるまでは… (スコア:3, おもしろおかしい)
が正しいと思う。
Re:INTELが言う事は、製品が出てくるまでは… (スコア:1, すばらしい洞察)
#それともクセかしら(笑)
Re:INTELが言う事は、製品が出てくるまでは… (スコア:2, おもしろおかしい)
# 個人サイトでもないのに妄言してみる
クロック至上主義の次は (スコア:1)
Core2Duoのニコイチでクアッドコア!なんて
話もあるようですし。
P4のクロックを上げる為だけともいえる設計もそうでしたが、
目に見える宣伝指標を見つけると、実用効率にはわき目も振らず
突っ走る様は流石パラノイアと言うべきでしょうか。
ま、お手並み拝見としましょう。
#現時点ではクアッドさえもてあますと言われているのに、
10年で32コアなんてそんな短期間にコア増やしても
ソフトウェアどころかOSがついていけるのか甚だ疑問。
こんなこと言っちゃうと (スコア:3, すばらしい洞察)
とはいえ、インテルが本気になったらあっという間にコア集積数でもサンは負けちゃうのかなぁ。
Re:こんなこと言っちゃうと (スコア:1)
20GHzは10年後を予想したのに対し、今回は5年後なので当たるかもしれませんが。
鬼が笑う (スコア:3, 興味深い)
「すばらしい技術がもたらす革新的な未来に乾杯」とでも返しておけばいいんです。
例:インテルはS.E.C.カートリッジ・デザインを、今後10年間の高性能プロセッサへのソリューションと位置づけています。(参考URI [archive.org])
20GHzの話も、効率考えずにNetBurstアーキテクチャでぶん回せば不可能じゃないと思ってたんでしょう。
今回の32コアの話は4年後の話だけあって、ちょっと現実味がありますね。
# 自称パラノイア企業だけあって、突っ走ろうとする馬力は凄いです。
# 走る方向が正しいかどうかはともかく・・・
# いざとなったら急ブレーキ踏んであっさり方向転換するのもインテルの魅力。
意訳 (スコア:2, 参考になる)
ようになる』と予測していた」って感じでしょうか。
#「5日前」ってのはtypoですよね?
クロックスピードを上げるのを断念して、コアの数で勝負する
ってことですね。
飲めば飲むほど弱くなる〜
なので最近禁酒中〜 :P
Re:意訳 (スコア:2, 参考になる)
単に日本語で普段これに対応する言い回しを使うことがないだけ。
2001年のend of this decadeは2010年頃を指し、
2006年もend of this decadeは2010年頃を指します。
100年単位の「世紀」と同じようなものだと思えばいいです。
「今世紀の終わりには…」なら日本語でもよく使いますからわかりやすいでしょう。
Re:意訳 (スコア:1)
“by the end of this decade”ですから、より精確には「10年後までには」くらいでどうでしょうか。
# “by”と“until”の違いって受験英語でやったなあ。
# なにもかもみな懐かしい(違
2.5 GHz * 8 (スコア:2, おもしろおかしい)
というのは、もちろん嘘っぱちです。
Re:2.5 GHz * 8 (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:2.5 GHz * 8 (スコア:1)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20051207/225827/ [nikkeibp.co.jp]
ええっと、 (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:ええっと、 (スコア:1)
Re:ええっと、 (スコア:1)
Re:ええっと、 (スコア:1)
私自身伝え聞いているだけ実物を知りませんが、ここのリストのCM-1/2 [keio.ac.jp]が1bit1コアで32コアを1チップにしてます。
Thinking Machines [think.com]のものだそうで、20年前に実現済みです。
まず落ち着いて (スコア:1)
Re:まず落ち着いて (スコア:1, おもしろおかしい)
ちょっと可愛いと思いました。まる。
セクションが (スコア:1)
うちらは何を答えればいいの?
# 32コアもあったら何に使います? ↓↓
まぐろたべたい
Re:セクションが (スコア:2, 参考になる)
マルチコアというか一般的なSMPの話ですけど, 経験的には, 特にマルチコアを意識していないアプリケーションを動かすのであれば2コアで十分. たまにマルチスレッドで引っ張りたいことがあるぐらいなら4コアあたりがバランス的にはいいライン. 日常的にマルチスレッドの重い処理をやっている場合とか, 贅沢に余裕を取る場合とかでも8コアあれば十分でしょう.
というか, これ以上の16コアとかそれ以上になると, たとえマルチスレッド対応アプリであっても, I/O競合とかデータの整合性なんかが問題になってきて, なかなか性能を出すことが難しくなるんですよね. もちろん特定の用途では有効ですし, システム設計をきちんとすれば性能を生かすことも可能なんですが, 一般的なデスクトップとかSOHOクラスのサーバでは, 32コアなんてカタログスペック以上の意味は無いと思います.
Re:セクションが (スコア:1, おもしろおかしい)
1プロセス1コアで動かせばいいんじゃないでしょうか?
#1個はSystem Idle Processが常に100%占有ね
Re:セクションが (スコア:1)
だから、沢山ひつようになるんですよきっと。
Re:セクションが (スコア:1)
あ、目指すはヘテロだから足し算していいモノができるのか。
Re:セクションが (スコア:1, おもしろおかしい)
おまけ
FIT2006イベント企画「これからが面白いプロセッサアーキテクチャ」
■ 企画の開催日時:9月7日(木)13:00-16:00
■ 企画の開催会場:福岡大学 第3イベント会場(A棟1F A101 200名収容)
□ 招待講演 司会:中村宏(東京大学)
13:00-13:15 「これからが面白いプロセッサアーキテクチャ」
吉瀬謙二(東京工業大学)
13:15-13:30 「余ってるんなら無駄遣いしましょう」
佐藤寿倫(九州大学)
13:30-13:45 「マルチスレッドで次を占うと」
大津金光(宇都宮大学)
13:45-14:00 「128コア、面白いけど作れるの?使えるの?売れるの?」
井上弘士(九州大学)
14:00-14:15 「ソフトウェアもおもしろいこれからのプロセッサアーキテクチャ」
木村啓二(早稲田大学)
14:15-14:30 「メディア処理で128コアを使い倒そう」
京 昭倫(NEC)
14:30-14:45 「コアの数なんてどうでもいい」
五島正裕(東京大学)
Re:ソフトがどこまで対応するかですね (スコア:2, 興味深い)
ただ、3年前と比較して重くなったのはPCを監視するプロセスばっかりのような気がします。
アンチウイルスソフト、ファイアウォール、HDD暗号化、等々、本来の仕事と関係ないことばかり・・・。
今後はセキュリティのためにCPU性能が向上するんじゃないかと思うくらいです。
#攻撃側のCPU性能も向上するのでいたちごっこのような気がしないでもない・・・。
余ったCPUパワーは (スコア:2, 興味深い)
・質感や
・厳密な物理モデルに基づいた揺れや
そう言う方面の計算に使われるのですよ。もちろん。
Re:セクションが (スコア:1)
Re:セクションが (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:32コアもあったら何に使います? (スコア:1)
コア従量のライセンス体系 に変更するかあ.
ホモみたいですね (スコア:1)
それにしてもこれ当然一つのダイに載せるわけですよね?いくら32nmルールを採用するとはいえ結構なサイズになるんじゃないかなぁ。とりあえず、何ボルトで駆動できるのかも気になります。シリコンだし、もう駆動電圧はそんなに下げられないと思うけど、がんばって少しでも消費電力は下げたいですよね。むしろリーク電流の低減の方が大きいのか。
屍体メモ [windy.cx]
そんな沢山のコア、何に使うかって? (スコア:1, すばらしい洞察)
#でも、、足りないのはネットワークの帯域で、個々の CPUパワーじゃあ無いんじゃないかなぁ?
Re:そんな沢山のコア、何に使うかって? (スコア:2, 参考になる)
その計算が一瞬で終わるとしたら、魅力的じゃありません?
H.264とかのソフトウェアエンコードが鬼のように早くなりそうですね (スコア:1)
#通常背後で動作しているプロセス数を物理コア数が超える日も遠くなさそな勢いですね
Re:とりあえずお約束で(フレームのもと) (スコア:1)
いくらなんでもちょっとねぇ。。。
Re:とりあえずお約束で(フレームのもと) (スコア:1)
>これもゆとり教育の弊害か…
既にネタとしか思えない・・・
こうなると、32コアの話も怪しいぞ・・・
とみんなリンク先をチェックに行くのでそれはそれでいいところもあるかも
# 32coresは書いてましたね
Re:とりあえずお約束で(フレームのもと) (スコア:1)
5年前だろうが俺・・・・・・
なんでこんなうっかりミスをしたのかと自分を小一時間問いつめたい。
Re:とりあえずお約束で(フレームのもと) (スコア:1)
#なんとなくID
Re:誤訳? (スコア:1, おもしろおかしい)
訳したところ「タレコミ前、タレコミ子はこの訳に間違いがあると予測した」となりました。
#間違いは誰にでもあるさ、と一応慰めておく。
Re:斜陽産業 (スコア:1)
思ったより少ないような気がしますね。
PCはそれでなくてもシングルユーザー前提な設計ですから。
1台のPCにいろんな家電がつながって集中管理するようなシステムでもない限り、遊んでるコアが増えるだけのような気がします。
# 複数の入出力つないでマルチユーザーできればねぇ。
# それはそれで使いにくそうな気もするんですが。
Re:頭打ち (スコア:2, 興味深い)
>>しまったら、ソフトウェア側でなんとかする時代の再来があるかもしれません。
多分、その頃にはパフォーマンスが必要な用途には量子コンピュータなど、
今までとは動作原理が全く異なるマシーンが使われるようになってるのではないかと。
今の半導体ベースのマシーンにしても、
メニーコアなのか、動作高速化なのか判りませんが、
行き着くところまで行ってしまうと、
結局は、既存のソフトウエア開発手法では性能を活かしきれくなる事は容易に予想できます。
よって、われらの将来は、
マイコン少年の夢再び!な未来ではなく、
新たな開発手法の習得に四苦八苦する、
現状の延長線上でしかない未来が妥当なところなのではないかと。
Re:五年後 (スコア:1, おもしろおかしい)
条件分岐が成立した時としない時をありあまるコア(資本力)を使って同時実行しておき、結果が確定した時点でハズしたほう(ItaniumとかNetBurstとか)の結果を捨てれば良いのです。
Re:五年後 (スコア:1, おもしろおかしい)
外れたときのペナルティがでかすぎます。
# Core2は素直にすごいと思うのでAC
だからエンジニアは困る (スコア:1, おもしろおかしい)
90年代は1991年~2000年です
0から数えちゃいけません! 1から数えましょう!
Re:だからエンジニアは困る (スコア:1)
#あれはどうかと思った。
#経済的理由で騒ぎたかったのではないかと邪推している。
----- 傷の治療は傷より痛い -----
Re:みんな!Intelにだまされるな! (スコア:2, 参考になる)
当時は1億トランジスタの使い道がわからなかったわけ。
OoO+大容量キャッシュでここまでシングルスレッド性能が上がるとは誰も思ってなかったのよ。
インテルの15年以上前の未来図には386ISAプロセッサ*4に加えてベクトルユニットを集積してたんだけど、実際にその通りになりつつあるよね。
何年か回り道したけど。
あと、最近マルチコアが流行ってるのは、メモリバンド幅の算段がようやくついたからというのもあるよ。