
子供用のコンピュータ入門書でおすすめは? 161
ストーリー by yoosee
将来のエンジニアの種をまきたい 部門より
将来のエンジニアの種をまきたい 部門より
Anonymous Coward曰く、
我が子の成長を見守る今日この頃なのですが、最近パソコンに興味を持っているようです。 質問されたことには答えたり、Webでの検索方法などを教えています。ただ、基礎的な知識が不足しているらしく、うまく知識を広げることができていない様子です。 そこで、パソコンの入門書を用意しようと思うのですが、皆様のお薦めを教えてください。対象は小学生です。
ちなみに、私の入門書は「MSDOS ってなんドスか? 」でした。
私の場合。 (スコア:5, おもしろおかしい)
ちょっと早いかな。「はじめてのC」
Re:私の場合。 (スコア:1, すばらしい洞察)
でも、本格的にいじろうと思ったときの入門書は「はじめてのC」でした。(当時、小学生)
まぁ、入門書なら「たのしいUNIX」とかがわかりやすくていいんだけど。
さすがにUNIXってのがまずいか。
小学生くらいなら、コンピュータの入門書を与えるより、外で3Dの友人と遊ばせたほうが人生の肥やしになって良いと思うけどね。
道具はどうしても必要になりさえすれば、何も与えずとも勝手に使えるようになるものです。
Re:私の場合。 (スコア:1)
パソコン以外の知識を。 (スコア:5, すばらしい洞察)
> 広げることができていない様子です。
であれば、「パソコンの」入門書ではなく、他方面から
攻めてみてはいかがでしょう。
文章や語句で詰まるのなら下記を紹介してあげるとか。
「辞書の流し読みの楽しさ」
「百科事典をぺらぺらめくる喜び」
そうではなく、ネットワーク越しの人との交流に難があるのなら
「パソコンは一日一時間。外で3次元の友達と遊ぶ楽しさと難しさ」とか。
調べていくうちに難解で専門的なところに行き着いて
どうしようもなくなるというのなら
「スルー力」とか?
このストーリの趣旨とはまったく異なってしまって申し訳ないのだけど、
何か一方面の知識を増やそうと言うときには、他方面から回るほうがよいよ、
と言って上げる事も重要ではないかかと思います。
っ「急がば回れ」
-supercalifragilisticexpialidocious-
英才教育として (スコア:4, 興味深い)
プログラミングの入門ではなくて、コンピュータの操作一般の入門書でしたっけ?
大人が子供に本を買い与えるものいいけど (スコア:4, すばらしい洞察)
もちろんコンピュータに限らずね.
本屋を探検するだけでも楽しめるものですよ.
Re:大人が子供に本を買い与えるものいいけど (スコア:3, おもしろおかしい)
「好きなの選んでいいぞ」
「でもお父さん、なんで漫画と人形しか売ってないの?」
「あっ……」
書籍ではないのですが (スコア:3, 参考になる)
http://www.kids.soumu.go.jp/index.html [soumu.go.jp]
The Internetを中心とした知識を学ぶのには手頃なんじゃないでしょうか。
情報関連のリテラシーの低い大人にもオススメ。
Re:ここにつなげておこう (スコア:3, 参考になる)
「スーパーメディアキッズ」
http://www.ntt-east.co.jp/kids/kids.html [ntt-east.co.jp]
「てれこむWhat's up?」
http://www.ntt-east.co.jp/whats_up/index.html [ntt-east.co.jp]
# 関係者が知人なのでAC
やめとけ (スコア:3, すばらしい洞察)
道具の使い方は勝手に後からついてきます。
逆でしょう (スコア:3, すばらしい洞察)
抽象的に「頭の使い方」などといっても、具体的には結局は何らかの道具を使うのですから。
自分の時は、自分で勝手に選んだので (スコア:3, 興味深い)
技術者の父親からは「分からなくなったらマニュアルに立ち返れ」とだけ教わりました。
図書館に連れて行け (スコア:3, すばらしい洞察)
そして読めそうな本を最低3冊、できればあるだけ全部読ませる。
ウソや勘違いが書いてあっても、複数読めばある程度補完できるし、
何が要点で何が枝葉かも自ずと見えてくる。
そういう練習をコンピュータに限らず積ませてあげてほしい。
図書館の本となると古いものも多いけれど、
実はコンピュータの世界って変化が激しいように見えて、
根源的な原理や原則は大して変わっていないので、入門には何ら支障はない。
アンチョコ的な画面キャプチャの羅列を求めるのでもない限り。
#一応自分の薦めるこの一冊 [amazon.co.jp]も書いておくけど、どんな良書も鵜呑みは良くない
私の入門書 (スコア:2, 興味深い)
私の入門書は『ゲームセンターあらし』の「こんにちはマイコン」でした・・・。
Re:私の入門書 (スコア:5, おもしろおかしい)
「スイッチングまちこ先生」とか。
Re:私の入門書 (スコア:1)
車輪の再発明 (スコア:2, 興味深い)
ごく小さい頃に読んだだけだったんですが、
既存ライブラリのドキュメント読むのがめんどくさいし、目次を見た限りでは使わなさそうな機能が多いし・・・
↓
プリミティブな必要最小限だけのライブラリ自作しよっと
↓
あ、この機能もいるな、あ、あの機能もいるな・・・
↓
あれ? これってさっきのライブラリそのもの?
↓
やっぱり、あの機能は全部必要だったんだ!
みたいなことをやってるときに、この絵本の存在を思い出して、実家に帰ったときに家捜しして確保してきました。今でもデスクサイドに置いてあるバイブルです(言い過ぎ)。
パソコン付属の説明書 (スコア:2, すばらしい洞察)
私は、National CF-2000付属の緑マニュアルをチュートリアルとして
青マニュアルをリファレンスとして使ってました。
(当時はそんな言葉知らなかったけど使い分けが出来るくらいしっかりしてた)
MSXなので電源入れて直ぐに出来るのがBASICのスクリーンエディタを
触る作業なのでそんな解説書だったんでしょうね。
でもやはり一番根本から理解出来たと感じたのは、
アスキーから出ていたたぐっちゃんが表紙になってた茶色のマシン語の本ですね。
本の名前は覚えていないですけど、パソコンが動いている原理を
細かすぎない粒度で教えてくれました。
これで根っこを押さえれたので、その後は分からないことがあっても
裏側を想像して理解にたどり着くことができましたから。
でもね。・・・子供にはお勧めできない。
自分でやりたいと思わなかったら鬱陶しい本だろうから。
そういう意味で入り口を作ってくれたのは
「子供の科学」です。これがMSXを紹介する記事を載せてたので
MSXをねだるきっかけになりましたから。
たれ込み主の子は興味は持っているから、図書館を教えてあげれば
自分で何とかするんじゃないかなぁ。
取説マニアでした (スコア:1)
取説に対する思い入れの吐露はそのくらいにするとしても、実際よくできたマニュアルがあればあとは自然に必要な知識や技能が身についていくんじゃないですかね。
あとは、機械式計算機とか論理回路なんかを見せてあげるといいかも。私は「計算機がどうやって数字や演算の概念を理解しているのか」で10年間くらい悩んで、答えが「理解なんてしていない」だと知ったとき愕然としました。
# ちなみに計算機は嫌いな機械でした。時計やカメラと違ってバラしてもどこで何をやってるのかわからかなったから。
子供は「複雑だけれど正しい説明」はそのうちちゃんと理解するので「とっつきやすいけれど語弊や誤謬のある説明」を与えて混乱させないように注意するのがよいと思います。
# チラ裏だけどIDで。
yp
MS-DOSってなんどすか (スコア:1)
何を書いていたかは忘れましたが、パイプとリダイレクトの概念を
これで身につけたのは覚えています。
その前に (スコア:1)
Re:その前に (スコア:2, 参考になる)
確かに独特な操作体系は子供に柔軟な思考を与えるかもしれませんが…
Re:その前に (スコア:1)
Re:その前に (スコア:1)
はじめての○○○○○ (スコア:1)
書籍検索サイト (スコア:1, 参考になる)
「本をさがす」でキーワード検索すれば子供向け書籍の検索ができます。
ま、少しデータが最新ではありませんが、大体のところは掴めます。
ひとくちにコンピュータ入門書といっても (スコア:1, 興味深い)
・OS
・プログラミング
・各アプリケーション
・インターネット
くらいには大別できると思うのですが、お子さんが興味を持っているのはどの分野なんでしょう。
自分自身の経験で言えば、PCにできることを (お金がかからない範囲で) 広く浅く網羅しているという意味で、Linuxの入門書が有用でしたが、小学生が自力で読むのはちょっと難しいかな?
習うより慣れろ (スコア:1)
その時にさりげなく、耳学問手学問させましょう。
簡単な用語やキー入力ならすぐに覚えるようです。
Re:習うより慣れろ (スコア:3, 参考になる)
デジタルドラゼミ [d-dorazemi.com]はどうでしょう。
なんとあのタブレットPC(UMPC)の
在庫処分優待販売があるので、PC本体と教材と一緒に購入可能ですしw
マジレスとしても、UMPCとそのOSにおもちゃとしての耐久性があれば、本なんて読まず
ともそれなりにいじくり回している内に理想のダイナブックに近づく第一歩になるかも、と
思ったりしますが、現状はインタフェースと安定性に多々問題あり、ですかね。
UMPCにエポック社のスーパーテレビパソコン [epoch.gr.jp]のOSを載せるとか。
meme-meme
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kenny @ meme design
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やはり子供向けなら児童書から (スコア:1)
#「チャットしましょ(佐倉そーいち)」とか「コンパイラシリーズ(麻宮騎亜)」とかも考えたがどう考えてもネタなのでID
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
考え方が書いてある本として (スコア:1)
入手しにくい旧版「わが友 石頭計算機」の方が評判はいいようですが。
著者 (スコア:1)
ただ、C言語・C++・Visual Studio・Java・Linux等など内容が多岐にわたっていて、林氏はいったい何が専門なのかな?と思いました。書くのが専門なのでしょうが。
さらに話が飛躍して、「林晴比古なる人物はいないのではないか?(=ペンネーム。例:藤子不二雄)」という話が出ました。関係者に聞いたら、実在する人物なんだそうです。
結城浩さんの書籍も好きです。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
まずは学ぶ気にさせよう! (スコア:1)
確か,女の子(小学校高学年か中学くらい?)が「UNIX なら解るのに!」って言ってた.しかもなんだかんだで Mac を使って生き延びたしな.
子供に,
1. UNIX を知っていれば Mac でもどうにかなる
2. Mac が使えれば恐竜から逃げられる
3. 助かる!
って,コンピュータを学ぼうって気を起こさせれば,入門書は自分で読み易いものを探すでしょう.
#オフトピだな……
kero
fsn (さらにオフトピ) (Re:まずは学ぶ気にさせよう!) (スコア:1)
あのシーンで画面に出ていたのは、SGIのfsn [urban.ne.jp]で、あれを見てなぜにUNIXだとすぐさま判ったのか、未だに納得いきません。
#公開当時はX-WindowのAthena Widgetについて勉強をしていた。挫折したけど。
Re:fsn (さらにオフトピ) (Re:まずは学ぶ気にさせよう!) (スコア:1)
台詞もマシンも間違って覚えてましたっ.
家にも SGI のマシンがあれば判るかも知れないけど…
一般家庭にアレはないよねぇ.
あのころは Indy が売り出されたころだった気がするけど,
それだったか?
kero
もち、「わが友 石頭計算機」 (スコア:1, 興味深い)
残念ながら絶版だけど。
ちなみに「石頭コンピュータ」は個人的には非推奨。
Re:もち、「わが友 石頭計算機」 (スコア:2, 興味深い)
手段と目的 (スコア:1)
「Webの見方」な本ではなくて「〜するときはWebをこう使え」みたいな。
一通り覚えたら山形先生の本とかで突っ込んで学ぶのがいいでしょう。
パソコンに興味を持つ とは? (スコア:1, すばらしい洞察)
このへん(すらどにほん)で回答している人(特にパソコンの仕組みやプログラミングの本を薦めている年代)にとっては
パソコンに興味を持つというのは「パソコン自体に興味を持つこと」であったり
「パソコンで何かをする ためにはプログラミングをする」ひとであったりして
それを当然だと考えているふしがあるのですが
生まれたときにはもう Windows95 があったとか 家庭でインターネット接続ができたとかという世代にとっては
パソコンというのは単なるお絵かきの道具だったり単なるコミュニケーションの道具だったりするので
本当に「パソコン自体に興味」を持っているのか
それとも「パソコンで実現されるなにか」に興味を持っているのか
見極めてやることが大切だと 最近とみに身にしみています
--
…というか あえてすらどにほんにたずねるということは 女子小学生ハッカー を増産する方法を暗に聞いているのだろうか
こんな時代には (スコア:1)
部門名 (スコア:1, おもしろおかしい)
#撒いた覚えがなかったり、家に帰れなかったりだと家庭内LANのヨカーン。
私の入門書は… (スコア:1)
岩波ジュニア新書のコンピュータ版みたいな感じで、馴染みやすい作りでしたね。
知識がその一冊に完結できる部分が要素技術(やジャーゴン)を方々要求する事が多い現在に無い部分でしょうか
現在だと部分を学ぶのに方々の知識を要求する傾向がありますからねえ
将来のことを考えて (スコア:1)
基礎からわかる情報リテラシー (スコア:1)
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/literacy// [mie-u.ac.jp]
# 著者の影響で人生がアレな方向に行ってしまったのでID。
Re:国際子ども図書館 (スコア:1, すばらしい洞察)
もしかして(言迷)?
Re:プログラマの秘密 (スコア:1)
続編の「プログラマの憂鬱」というのもありましたね。
Re:お話から攻めてみる (スコア:1)
たしか、ソーシャルハッキングの事も
確か簡単に説明がされてような気がします。
(ただし、その詳細な手法はライトノベルちっくにアレゲでしたが)
あとは、書物じゃありませんが
「電光超人グリッドマン 」とかどうでしょう。
ケーブルの中をモンスタープログラムが侵入していって
セキュリティーの見えない壁を「パリーン」とぶち破ったりするシーンは感動です!!
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投稿処理前プレビュー確認後書込処理検証処理前反映可否確認処理後……
Re:お話から攻めてみる (スコア:1)
「現代魔法=コンピュータ上のプログラム実行を呪文のようにして発動させる魔法」なので道具としてのコンピュータがよく出てきます。
ただし、パンツはいてない [google.co.jp]に目覚めないようにご注意下さい。
Re:子には冥府魔道の道は歩ませぬ。 (スコア:2, すばらしい洞察)
>(中略)
>#Linux+apacheをいじって遊んでいる我が小学生の子を見て。
結婚して子供までいる者が冥府魔道など歩んでいるわけないじゃないですか。
そこは人として、生物として真っ当なる王道です。胸を張ってお進みください。
#今や冥府魔道はヲタ、非モテ、キモメンその他魑魅魍魎で大渋滞中です。
#こちらに来たければ“お独りで”どうぞ~。
絵本: はじめて出会うコンピュータ科学 (スコア:3, 参考になる)
小学生の頃これに出会えたのは全く幸せなことでした.(図書担当の先生に感謝!)
Ripple-carry adder, RPN計算やマージソートを興奮しながら紙に書いて追っていたのを思い出します.
これを推す声が少ないのが驚きです.
同年代の友人との雑談では何度か挙がったことのある本なのですが...
市場に出回っていた期間が短かったのだろうか?
シリーズのネタ概要
1巻: 2進法,(組み合わせ)論理回路,ripple-carry adder
2巻: 構文論における再帰,論理学,パラドックス
3巻: プッシュダウン・オートマトン,再帰的データ構造
4巻: RPN,スタックを使った相互変換
5巻: だまし絵,フラクタル,グラフ理論(一筆書き)
6巻: ソートや最大/最小選択のアルゴリズム
7巻: ネットワークトポロジ,プロトコル(半二重通信の衝突検出,ackやfin)
8巻: デッドロック,連続したメモリの配置,forkとロールバックによるバックトラック
詳しくは著者による案内ページ [titech.ac.jp]を.
これらの概念を把握している人は大人でも多くはないと思います.
それを子供向け絵本の形式に落とすことに成功しているのは驚くべきことです.
大人が読んでも「おぉ,こんな話までするのか... コレって一般化するとまさにアレだよなぁ」とニヤニヤできるでしょう.
復刊が望まれますが,図書館を探せばなんとか見つかると思います.