「パソコンがない時代、どうやって仕事してたの?」 190
ストーリー by hylom
そりゃもちろんパンチカードで 部門より
そりゃもちろんパンチカードで 部門より
はてな匿名ダイアリーでの「パソコンが無い時代ってどうやって仕事してたの?」という投稿がJ-CASTニュースなどに取り上げられている(Togetterまとめ)。
アレゲな皆様はパソコンがない時代、どうやって仕事をしていただろうか。
はてな匿名ダイアリーでの「パソコンが無い時代ってどうやって仕事してたの?」という投稿がJ-CASTニュースなどに取り上げられている(Togetterまとめ)。
アレゲな皆様はパソコンがない時代、どうやって仕事をしていただろうか。
未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
化学系 (スコア:4, 参考になる)
卒論を(ワープロではなく)パソコンで作った第一世代なので、一部は先輩の体験談ですが。
化学構造式はロットリングで描く。
卒論の絵は、他所で作成した絵をノリで貼り付けた。
口頭発表は、ポスターを一枚づつ剥がす方式 -> スライドフィルム -> コピー機を用いた白黒OHP(半分手書き)
-> プリンターを使ったカラーOHP(作画ソフトが使われ始めた) -> PPT方式 こんな感じで進化
論文検索は、先ずCASを読んで、その後図書館で一日中コピー作業。学内に無い場合は東工大へGO!
スペクトルのピーク検出は、半値を徐々に詰めて行く方法(なんて言うんだろう?)で決める。
ガスクロチャートを厚紙に貼り付けて、厚紙ごと切り出したのち、重さを測って面積に換算する。
検量線の直線フィットは、定規を用いたカンピューター方式(最小二乗なんてやってられん)。
電子天秤なんて無いので天秤ばかり。
減圧は水流アスピレーターで行う。当然圧力コントローラーなど無いので、よく逆流させる。
手洗いはベンゼンで(パソコン関係なくなってきたな)。
思い出しただけでも、こんな感じですかね。
パソコンがない時代でも (スコア:2)
中国人は万里の長城を作ったし
インド人はタージマハルを作った
Re:パソコンがない時代でも (スコア:2)
乾隆帝のやらせた四庫全書。
手書き文字が、ほぼ『フォント」。
Re:パソコンがない時代でも (スコア:2)
先日、定家本が一編発見されましたね。
Re:パソコンがない時代でも (スコア:2)
Re:パソコンがない時代でも (スコア:1)
ピラミッドづくりのプロジェクト管理苦悩日記見たことない?
テレビなどでも何回か取り上げられていた
https://ameblo.jp/otona26/entry-11310030360.html [ameblo.jp]
そう言えば…… (スコア:2)
90年代に地銀に就職した知人は、算盤を習いに行かされてた
Re:そう言えば…… (スコア:2)
世田谷の通信ケーブル火災の時。
どっかの銀行の電算センタが通信不能になったけど、当時はまだ伝票会計のスキルを持った行員が多く残っていたので、手計算で乗り切った…という話をどこかで読みました。
手書きといえば、レンタルビデオ店で働いていたとき、受電設備の障害で全館停電になったことがありました。古いドットプリンタ用の帳票が残っていたので、それに手書きをして対応しました。
暗闇に響き渡るUPSのアラームとお客さまのざわめき。顧客対応に追われ、店舗設置のWindowsサーバのシャットダウンまで手が回りませんでした。
// POSレジ一台ごとにUPS一台。なかなかいい響きでした(滅)
死して屍 拾う者なし
Re:そう言えば…… (スコア:1)
> 医は仁術でなく算術だ
これ時々言われるけど、実際のところどっちでもなく医術。
Re:そう言えば…… (スコア:2)
新橋の立ち食いそばをdisってる。
ワープロシェア (スコア:2)
当時そんな言葉は無かったが、PC導入直前は事務所に1台あったワープロを皆でシェアしていた。
第1優先:課長の手書きを女子事務員が高速タイピング(短時間)
第2優先:係長が指2本で打つ(長時間)
第3優先:我々一般社員の奪い合い(残りの時間 or 残業)
# 当時手計算で何日もかかっていた工程表が マルチプラン [wikipedia.org]で数分で出来る事を課長に見せたら即PCを2台買ってもらえた
Re:ワープロシェア (スコア:3)
ウチでは当時、事務のベテランがマルチプランの結果をソロバンで検算していた。
それが 電卓 になったんだから、進化 でいいんじゃないか?
電卓で検算するのは (スコア:1)
Excelに限らず表計算ソフトでは、意図せずセルの値を書き換えてしまったり、計算式が外れていたりすることがあるし、そういう事故を防ぐ手段も無いから。
職場で引き継いだExcelのワークブックを見ると、まれに計算式が外れているとか、計算式ではなくて値が入力されてるの見つけることあるな。
私は本当に大量のデータに同じ計算を行う「表」を作るときは、accessのクエリで計算して、それをExcelに持っていって見栄えを整えますね。クエリならレコードに同じ処理を行っていることが確実だし、検算も確実にできるので。
AccessからExcelにデータを持っていくのは、単純な表ならコピペ、ちょっと複雑な構造ならVBAで・・・。
で、Excelには、VBAとかの痕跡は残してはいけない。そういうミスを防ぐための自動化手段をずるいとか言い出す奴が跋扈してるので。
FX-502P(プログラム電卓) (スコア:2)
パソコンがやってくる直前はこんな状況だった
・活字がほしい → ワープロ専用機
・計算がしたい → プログラム電卓
国産のプログラム電卓が無い時代はHPやテキサスの10万円もする物を指をくわえて見ていたが、
1979年にカシオが FX-502P [wikipedia.org] を出した時には即購入した。
(定価 \24,800- 実売 2万円前後)
当時HPやテキサスを無理して買って自慢してた連中が、地団太踏んで悔しがったものだ。
サザエでございます (スコア:2)
今でもパソコンはないぞ。
紙と鉛筆と電卓だ (スコア:1)
算盤は、さすがに実戦では使ったことないな。
学校では習ったけど。
Re:紙と鉛筆と電卓だ (スコア:2)
最近の計算尺は回転型が多い。
高校生に対数を教えるときに便利な道具なので、まっすぐのも欲しい。(あっちの方が直感的だと思う)
#小学校の時、なぜ答えが出るのか不思議だった。中学の時、壊しちゃったけど。
Re:紙と鉛筆と電卓だ (スコア:1)
新入社員当時、ご卒業間近の先輩に計算尺でデシベル計算をして見せてもらいました。
(教えてもらったわけではない)
中学生のころから、科学計算といえば計算尺という思い込みがあって、
ポケコン、関数電卓、パソコンと時代とともに使用するツールは変わりつつ、
いつかは計算尺にたどり着くと漠然と思っていたのですが、見せてもらって
憧れがきれいさっぱりなくなりました。
計算尺って概算だったのね。。。。
Re:紙と鉛筆と電卓だ (スコア:2)
計算尺って概算だったのね。。。。
「簡単な計算を、いろいろな職業の人に聞いてみたら」というジョークを思い出した。
こんなジョークだったと思うけど、計算尺と会計士のところ以外はうろ覚え。
全文を掲載しているURL、ご存じの方、いませんか?
Re:紙と鉛筆と電卓だ (スコア:1)
Wikipediaの記事 [wikipedia.org]
いろいろバリエーションはありそうですね。
Re:紙と鉛筆と電卓だ (スコア:1)
世の中の日常計算は、概算で十分。
必要以上に細かい計算は疲れるだけです。
Re:紙と鉛筆と電卓だ (スコア:1)
> えっ、計算尺を使ったことのある人は、ここにはいないのですか?
実用はしませんでしたが、小学校の頃おじさんが計算尺を持っていました。
何のためだったのだろう?掛け算・割り算が出来るのはわかったのだけど、その他いっぱい機能がるようでした。後日対数というのが分かって理解しました。
昔のSF、EEスミスとかの作品、では計算尺で航路を計算したとかいう記述がありますね。
maruken
Re:紙と鉛筆と電卓だ (スコア:1)
>これがだいたい2000年代前半。それまではプレゼンといえばOHPは外せなかった。
プレゼン用に実験の写真をジアゾで焼いたりしてたっけ。
あれなんて言うんだっけ、ポジフィルムを2・3cmの枠にはめてカッシャンカッシャン投射するやつ。
スライド投影?
#だいぶん記憶が薄い
Re:紙と鉛筆と電卓だ (スコア:1)
Re:紙と鉛筆と電卓だ (スコア:1)
> 関数電卓は、いまも現役だな。
それはそうですね。昔中学生の頃(70年代後半)兄がHPの電卓を買って、cosとか計算できると勝手に興奮していました。アキュムレーターは表示兼用なので、データの出し入れが直接見えて面白かったです。
今も、後継のTIの電卓が現役です。
maruken
Re:紙と鉛筆と電卓だ (スコア:1)
Re:紙と鉛筆と電卓だ (スコア:2)
切り貼りといえば、「昭和64」の上に「平成元」を貼った人も多いのでは
ダム端 (スコア:1)
ダム端をパソコンと呼ぶかどうかというのはあるけど、俺が入社したときはまだ一人一台PCが支給されるなんてことはなくて、
・フローチャート定規を使って机上で大まかなフローチャート作成
・コーディングシートに手書きコーディング
・机上でデバッグしてから、共有のダム端つかってコード入力
・コンパイルしてエラー印刷
・それをまた机上でデバッグして…
ってな感じでプログラミングしてました。
全社的に一人一台PCが支給され始めたのは、メールがビジネスツールになってきた94年後半あたりからかな。
Re:ダム端 (スコア:1)
間にあるものを把握できていないんだから、バグなんぞ、いくらでも発生するわな。
#直接ハード叩けりゃハードにバグあってもコードで回避できるが、今や間のBIOS/OSにバグがある。もはや回避不能。
XYZ (スコア:1)
タレコミではこれに続いて将来はスマホがない時代うんたらと続いていた(hylomがカットしたようだ)が、もうすでに「スマホがない時代、どうやって待ち合わせしてたの?」とか言われていたような
Re:XYZ (スコア:2)
携帯電話があればスマホじゃなくても待ち合わせには苦労しないっしょ
単純な電話だと地図が無いから苦労するとかそんな話かな
たぶんいまでも (スコア:1)
雇用保険のシステムが何らかでダウンすると、手計算して受給資格者証に手記入。
後刻、システム復旧次第入力。
私が最後に給付窓口にいた時(リーマン直後)の話。
振込明細から作るとなるとかなりの労力が割かれただろう。
昔はそれを手でやっていたんだよな。
Re:パソコンなければ (スコア:1)
個人PC普及する直前はワープロ使っていたようだけどどう使っていたかは知らないなあ。
コーディングした翌日に届く大量のページプリント結果と格闘していた部署があったっけ。
ところでコーディングシートって知ってるよね?
Re:パソコンなければ (スコア:1)
// そもそも計算機屋
Re:パソコンなければ (スコア:1)
90年代会議中PCで議事録書き込んで、終わったら出席者に内容確認してもらって保存。
ある日他所から来た部長に「会議中にパソコンで遊ぶな!」と怒鳴られて議事録作成も終了。
今は会議でもプレゼンでも誰かがPC叩いてますね。
Re:パソコンなければ (スコア:1)
Win95がオフィスに普及した頃、お昼休みになると一斉にそれらの画面が出てたっけ。
Re:パソコンの前は (スコア:1)
紙テープどころかコンピュータよりパンチカードの方が早くからあるので、初期はこちらで無いかと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/... [wikipedia.org]
Re:昔の映像だと (スコア:2)
映画ありますね。
新たに導入するIBMで解雇されそうになる計算手の女の子達が……ってやつ
https://ja.wikipedia.org/wiki/... [wikipedia.org]
Re:昔の映像だと (スコア:1)
リンク先見てもらうとわかるけど、導入されたのはIBM 7090なんです。
あと、計算手も日本語訳であって、英語ではそのままcomputerといってます。
computerがFortranエンジニアに転身って
Re:昔の映像だと (スコア:5, 興味深い)
高校時代が端境期で、教師が試験問題を作るのに
・NEC PC-9801/EPSON互換機
・ワープロ専用機
・和文タイプ
・問題集切り貼り(+数字とかを手書きで修正)
・完全手書き
と、いろいろな流派が混在してた。
当時新聞部にいたけど、原稿は手書きで印刷屋に渡してた。書き終わってから修正となると、全文書き直したりとか、場合によっては頑張って切り貼り。1文字削除するのに、1行目と2行目の間で切り離して入れ替え(1行目を最下行に)とか。
でも、情報科/普通科併設の高校で、大型計算機(ACOS)とミニコン(N5200)が自由に使える環境で、クラブの部誌とかワープロで作ることも可能だった。
で、自分はそれなりにキータイプが速かったもので、女子からワープロ打ちを頼まれたことがあったんだけど、
その原稿が日向小次郎と若島津健のラブコメ小説だったりして、当時はBLなんてものも知らず、
頭が???となりながらタイプしたのも遠い思い出。
Re:昔の映像だと (スコア:3)
高校生の時に
教師がデータベース的な作業をやってた。
何て言う道具か分からないが、
・20cmくらいの正方形のカード
・4辺に等間隔の小さい穴が並ぶ(トラクターフィードの穴みたいなやつ)
・該当する事項の穴を専用のパンチで切ってo→U に開ける
・カードの束にいくつか串を刺して、ゆするとパンチで切ったやつが落ちる。
・いろいろな論理条件で抽出する
単位別教科の受講割りをやるのになんかやってた
Re:昔の映像だと (スコア:2)
んー、それはなんか違う気がする。
大学時代(平成になりたてのころ)、保健管理センターにそういう機械がありました。学生の管理カード用。
元コメの説明のように、あくまで「4辺に等間隔の小さい穴が並ぶ」「該当する事項の穴を専用のパンチで切ってo→U に開ける」というもので、カード本体は学生の健康情報を手書きで記入する用紙。
そのほけかんでは、うろ覚えですが、キーはたしか姓の先頭一字、末尾一字、名の先頭一字の3文字を穴に対応させていて、
機械を動作させるとがしゃがしゃと条件にあわないカードが振り落とされて、条件にあうカードだけ出てくる。
あとは、そこから目視で該当学生のカードを探して抜き出す、という流れだったかな。
機能としては「ハッシュによるカードの高速検索装置」みたいな感じですね。
統計機能なんかはありませんでした。
Re:昔の映像だと (スコア:2)
それです
初めて名前を知りました。
#ありがとうございます
#ケルンがKOELNではなく、CAIRNになるのが良くわからないけど
キーワード「へり孔」でみつけた
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201602020786000511&rel=0 [jst.go.jp]
対象とする資料が5,000~10,000程度のものであって,しかも限られたカテゴリー範囲に属するものである時へり孔カードによる処理システムでも十分な検索が可能
まさにコンピュータ無しの情報処理
Re:無しは、想像を絶するだろう (スコア:1)
回路図を修正(改版)するときは、コピーを取って消して追記して…というのを繰り返ししていたとか。
修正を繰り返していると点がにじんで消えてしまうから、接続点をクロスさせないとかのその当時由来のルールが残ってたり。
Re:無しは、想像を絶するだろう (スコア:1)
父親が機械製図の人でした。
数字やアルファベットはテンプレートで書いたかのように、全く同じ形と大きさで書けてたのがすごかった。
ある頃会社にCADが導入されて、それまで会社に大量にあったドラフターがお払い箱に。
近くの工業高校に寄付したそうですが、そちらでもわりとすぐに廃却されてたらしい。
Re:手書き至上主義 (スコア:1)
いたよねー。手書きでないと心が伝わらないとか。
あんたは、芥川龍之介とか宮沢賢治とかの手書き原稿を読んだことがあるのかと言いたかったけど、言いません。
まさに師匠と仰ぐべき面も持っていた偉大な先輩でしたし。
Re:むしろ使い始めた時期の話の方が貴重かも (スコア:1)
「パソコンが一課に一台で共有利用」ぐらいが、「パソコンが一般企業に広く普及し始めた」段階じゃないですかね。
一人一台は、普及し終わって「パソコンで仕事するのが当たり前」になった段階。
Re:PCもだけど、レジにバーコード無しでバイトしてた頃 (スコア:1)
「誰でも出来る簡単な職種」ってよく目にするけど
誰でも出来るけど誰がやっても同じではないぞ。
単純作業ほど熟練度によって圧倒的に差が出る。
スポーツとかと同じ。
Re:サザエさん (スコア:1)
ハイスクール奇面組では、中学3年生から高校3年生まで順調に時間が進んだあと、
作者がタイムマシンで過去に行き「高3な1年間の別エピソードを描く」という形で、
高校三年生を繰り返してましたね。でもなぜか新キャラが登場する不思議。
Re:タイプライター (スコア:1)
ウィリアム・ギブソンが、
『ニューロマンサー』を
タイプライターで執筆した、みたいな...
まぁ、そう言う時代ですよね.