車におけるプライバシーポリシーのあり方

あるAnonymous Coward 曰く、

テレビメーカーがユーザーに無断で番組・コンテンツの視聴データを収集していたとして非難されている。だがテレビがダメなら自動車もダメではないか、という意見もあるようだ。現在、車の中の情報システムをめぐってさまざまな企業が競争を繰り広げている。この競争にはApple CarPlayやGoogle Android Auto、Amazon Alexa、もちろん自動車メーカーも参加している。しかし、現在提唱されているプライバシーポリシーのほとんどは、ユーザーにプライバシーの一部を放棄させるものだ。

こうした技術は運転技術の違いなどのデータを自動車保険会社や広告主、法執行機関の職員や離婚弁護士まで共有することになってしまうことになるかもしれない。運転のうまい下手をデータ化され、保険料率が変わってしまうこともありうる。フロントガラスを飲食店案内の広告スペースに変えるアイデアも実際に出ているとされている（Autoblog、Slashdot）。