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2100年に人口の伸びは止まる。2018年は65歳以上の年齢層が5歳未満の数を上回る

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
国連の経済社会局(DESA)は17日、「世界人口予測(World Population Prospects)」を発表した。それによると、現在77億人の世界人口が2050年には97億人となる。ただし、2100年までに人口の増加速度は落ちていき、2100年の世界人口は110億人に達する見通しとなっている。今後、少数の国では平均寿命の伸びにより人口の増加が見込まれる一方で、世界全体の人口増加率は出生率の低下により鈍化する。

また、高齢化も進んでおり、今後、最も増えているのが65歳以上の年齢層であるという。2050年までにヨーロッパと北アメリカに住む4人に1人が65歳以上になるとしている。2018年は、65歳以上の人が5歳未満の子供たちの数を上回った初めての年となった。80歳以上の人口は、2019年の1億4300万人から2050年には4億2,600万人へと3倍に増えていくと予測されている。

世界の合計特殊出生率は、1990年は1人当たり3.2だったのが、2019年には2.5まで減少した。さらに2050年には2.2人にまで減少すると予測されている。人口移動がなかった場合、人口維持に必要な合計特殊出生率は最低でも2.1だといわれる。

なお、2050年までに増える世界人口の半分以上は、インド、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ民主共和国、エチオピア、タンザニア、インドネシア、エジプト、米国の9か国に集中する見通し。また、ベラルーシ、エストニア、ドイツ、ハンガリー、イタリア、日本、ロシア、セルビア、ウクライナでは死亡数が出生数を上回るとされる(USA TODAYAFPSlashdot)。
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