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カエルの幹細胞から作られた「生体ロボット」が開発される

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
カエルの胚の細胞から再構成された生きたロボットが開発されたそうだ。この「Xenobot(ゼノボット)」は、自律的に歩行して物質を運搬することが可能で、人体内の患部に薬剤を輸送したり、血管内に蓄積された老廃物を除去して動脈硬化を防いだりすることができると期待されている。

研究グループはバーモント大学内にあるスーパーコンピューターを使用して、独自の「進化アルゴリズム」に基づいたシミュレーションを実施。生きた「皮膚細胞」と「心筋細胞」をどのような形状や構造で組み立てれば効率的な運動が可能なのかを、数千種類のデザイン候補の中から選び出した。次に、アフリカツメガエルの生きた胚から幹細胞を採取して培養、極小サイズのピンセットと電極を使用して細胞を成形してロボットを製造したとのこと。

ロボットの長さは1mm未満で500〜1,000の皮膚および心臓細胞から生成されている。心臓細胞は自発的に収縮するため、エネルギーの蓄えが尽きるまでロボットを駆動する小型エンジンのように振る舞うという。ロボットの寿命は1週間から10日間ほどで、活動が終われば生分解されるとしている(The guardianGIGAZINESlashdot)。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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