HIMARSが意外と活躍しているらしい

あるAnonymous Coward 曰く、

アメリカからウクライナに供与された装輪式自走多連装ロケット砲HIMARS（ハイマース）が意外と活躍しているらしい。
ウクライナとロシアの火砲差は１０倍以上といわれ、射程でも劣る兵器が多く、ウクライナが圧倒的に劣勢とされる。
そんな中、ウクライナ待望のHIMARSがアメリカから供与されはしたが、たったの8基でしかない。
それでも機動力があり比較的長い射程を持ち、正確な射撃が可能なGPS誘導弾を装備していることから、ピンポイントにロシア軍の弾薬庫、司令部、輸送拠点、石油貯蔵所を狙い撃ちすることで、大きな戦果を挙げているようだ。
おそらくこれらのロシアの拠点の情報はウクライナ自前の偵察だけでなく、NATOからの情報が活用されていると思われる。
ロシア側も弾薬庫を分散するなどの対策を取るだろうが、一日5万発の砲弾を消費しているロシア軍への補給を分散すれば、その分、補給能力に影響を与え、前線で消費できる砲弾数を減らす効果がありそうだ。

一方、横浜市は姉妹都市であるウクライナ南部のオデーサ市に移動式浄水装置33台を提供する。
ロシアの攻撃で水道施設を破壊されるリスクが高まっており、オデーサ市の要請に横浜市が応えた。
1日当たり10万人分（1人3リットル計算）の飲料水を地下水などを浄化して作ることができる。
地元企業のJFEエンジニアリングから11台寄付を受け、追加で22台を長野県の企業から購入したとのこと。

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